JPH0760960A - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
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- JPH0760960A JPH0760960A JP20797293A JP20797293A JPH0760960A JP H0760960 A JPH0760960 A JP H0760960A JP 20797293 A JP20797293 A JP 20797293A JP 20797293 A JP20797293 A JP 20797293A JP H0760960 A JPH0760960 A JP H0760960A
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- JP
- Japan
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- pressure chamber
- piezoelectric element
- ink
- electrode
- forming member
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2/14201—Structure of print heads with piezoelectric elements
- B41J2/14233—Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm
- B41J2002/1425—Embedded thin film piezoelectric element
Abstract
無い均一な文字や図形を安定的に形成でき、高密度で低
電圧駆動が可能なインクジェットヘッドを提供するこ
と。 【構成】 圧電素子1と、凸状電極20と、セラミック
ス材料からなる振動板3と、同じくセラミックス材料か
らなる圧力室形成部材4とが上記の順番で積層され一体
に焼成された構成であり、凸状電極20を印刷する際に
中央部の肉厚を周辺部よりも厚く印刷しておくことによ
って、焼成後において圧電素子1が圧力室5側にたわみ
込んでいために、圧電素子1の収縮力が圧力室形成部材
4の側壁に作用しない構成となっている。
Description
ク滴を噴射し、記録媒体上に文字や図形をドットにより
形成するオンデマンド型インクジェットヘッドに関す
る。
せ、圧力室内のインク圧力を高めることによってインク
滴を噴射させるインクジェットヘッドは数多く提案され
ているが、中でも一体焼成型のインクジェットヘッドが
近年提案されて来ている。図8は従来の一体焼成型のイ
ンクジェットヘッドの圧力室のインク流れ方向に直角な
断面を示した図である。
シートを所定の厚みに圧延した振動板3と、同じくセラ
ミックス材料であるグリーンシートにパンチングやレー
ザー加工によってあらかじめ圧力室5を形成した圧力室
形成部材4を用いて焼成するものであり、圧電素子1、
電極2、振動板3、圧力室形成部材4とを上記の順番で
積層し、一体に焼成するものである。
ドでは、圧電素子を所定の大きさに加工形成してその各
々を接着剤によって張り付ける必要がなく、印刷技術に
よってペースト状の圧電素子を塗布し焼成するだけで済
むため、組立工程が極めて簡単になる。また、焼成によ
って一体に構成されているため、接合不良に起因するイ
ンク漏れを確実に防止することができる。
ような一体焼成型インクジェットにおいて、つぎに述べ
るような問題が生ずることが判明した。すなわち、従来
の一体焼成型インクジェットヘッドの圧力室のインク流
れ方向に直角な断面である図8に示すように、圧電素子
1の焼成による収縮率が電極2の収縮率よりも大きく、
さらに、圧電素子1の外側の収縮が電極2側の収縮より
も大きいために、焼成後の形状において、圧電素子1の
一部1aが、振動板3の圧電素子側の境界面3aを越え
て圧力室5側にたわみ込んでしまう。このことによっ
て、圧電素子に電圧が印加されて収縮する場合に、矢印
Aのような収縮力が振動板3自体を作用面として発生
し、振動板3を介して圧力室形成部材4の壁4a、4b
を矢印C1、C2の方向に引き寄せてしまい、そのため
に、各圧力室間において振動による影響を及ぼしあう、
いわゆるクロストーク現象を引き起こしてしまう。さら
に、矢印Aに示す収縮力が発生する分、振動板3の変位
量B1が減少してしまう。
のであり、その目的とするところは、各圧力室間の振動
の干渉であるクロストークを低減させ、圧電素子あるい
は振動板の変位量を十分確保することによって、インク
滴のスピードと重量を安定させ、記録媒体上にむらの無
い均一な文字や図形を形成することにある。
ヘッドは、印加信号によって伸縮する圧電素子と、振動
板、圧力室、インク供給流路、インクリザーバ、および
ノズルで構成され、圧電素子の変形によって振動板を変
位させ、圧電素子に対応した圧力室内のインク圧力を高
めることによってノズルからインク滴を噴射させるイン
クジェットヘッドにおいて、圧電素子と、圧電素子に対
応した電極と、セラミックス材料からなる振動板と、複
数の圧力室を形成するセラミックス材料からなる圧力室
形成部材とが上記の順番で積層され一体に焼成されてお
り、圧力室のインク流れ方向に直角な断面における電極
の肉厚に関して、圧力室の中央部に対応する部分の肉厚
が周辺部の肉厚よりも1.2倍以上厚いことを特徴とす
るものである。
で、なおかつ振動板の反接合面を境界面として、圧電素
子が、前記圧力室の外側にあることを特徴とするもので
ある。
断面における電極と振動板との間に、圧力室の中央部に
対応する部分の肉厚の方が周辺部の肉厚よりも1.2倍
以上厚い形状の部材を設けてあることを特徴とするもの
である。
な断面を示す図9を用いて説明する。凸状電極20は圧
力室5の中央部に対応する部分を肉厚にしてあるため、
圧電素子1が、振動板3の圧電素子側の境界面を越え
て、圧力室5側にたわみ込まない構成なっており、この
ことによって、圧電素子1の収縮力Aが圧力室形成部材
4の壁4a、4bに作用することがない。また、圧電素
子1によって発生する力は大部分が振動板3を変形させ
ることに働き、振動板3の変位量B2は図8における振
動板3の変位量B1よりも大きな値となる。
ロストークを低減させることができるとともに、なおか
つ、振動板の変位量を増加させ、インクの排除効率を高
めることができる。
明する。
ける主要部分を示す図であり、圧力室のインク流れ方向
に直角な面で切断した断面において凸状電極20の形状
を示すものある。図2は本発明のインクジェットヘッド
の全体を示す外観斜視図であり、16ノズルを縦2列に
構成にした圧力発生ユニット50を3ユニットと流路ユ
ニット70を用いたインクジェットヘッド100である
が、ノズルの数、列数、およびユニットの構成はどのよ
うな組合せでも限定されるものではない。
解斜視図であって、複数の圧電素子1、凸状電極20、
振動板3、圧電素子1に対応する複数の圧力室5を有す
る圧力室形成部材4および圧力室形成蓋部材6とによっ
て構成された圧力発生ユニット50と、複数のインク供
給孔11aを有するインク供給部形成部材11、インク
リザーバ室12aを有するインクリザーバ室形成部材1
2、複数のノズル13aを有するノズル形成部材13と
によって構成された流路ユニット70があり、両ユニッ
トが接着剤により接合されている。
によってペースト状接着剤を塗布し、加熱硬化させる。
また、フィルム状接着剤をプレス加工等によって形成し
たものを用いることも可能である。この場合、接着方法
としては、プレス加工されたフィルム状接着剤を図示し
ない案内孔を使って位置出しをしながら積層した後、加
熱圧着を行う。
成されるが、まず一般的な工程を図4の(a)から
(c)に示す。図4の(a)において振動板3と、パン
チングによって圧力室5となる部分を形成した圧力室形
成部材4と、圧力室形成蓋部材6をアルミナ、ジルコニ
ア等のセラミックス材料であるグリーンシートの状態で
加圧し、800℃から1500℃の温度で一体に焼成す
る。セラミックス材料は一般的には酸化アルミニウム、
酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、窒化アルミニウ
ム、窒化珪素のうち何れかの1種以上を主成分とする材
料である。次に図4の(b)において電極2の材料を印
刷によって圧力室5に対応する部分に形成し、焼成す
る。電極2の材料は白金、パラジウム、銀―パラジウ
ム、銀―白金、白金―パラジウムからなる合金のうち少
なくとも1種以上を主成分とする材料である。最後に図
4の(c)において圧電素子1の材料を同じく印刷によ
って形成し、焼成して仕上げる。圧電素子1の材料とし
ては、ジルコン酸チタン酸鉛、マグネシウムニオブ酸
鉛、ニッケルニオブ酸鉛、亜鉛ニオブ酸鉛、マンガンニ
オブ酸鉛、アンチモンスズ酸鉛、チタン酸鉛を主成分と
する材料である。
ると図8のように、圧電素子1の一部1aが、振動板3
の圧電素子側面3aを境界として、圧力室5側にたわみ
込んでしまう。これは、圧電素子1の焼成による収縮率
が電極2の収縮率よりも大きく、さらに、圧電素子1の
外側の収縮が電極2側の収縮よりも大きいために必然的
に発生してしまうものである。
するような不具合を引き起こすため、本発明において
は、以下に述べるような方法によって解決している。つ
まり、図5の(b)に示すように凸状電極20を印刷す
る際に中央部の肉厚を周辺部よりも厚く印刷しておいて
焼成し、最後に図5の(c)において圧電素子1の材料
を同じく印刷によって形成し、焼成して仕上げる。これ
によって、焼成後において圧電素子1が圧力室5側にた
わみ込まない圧力発生ユニットを得ることができるもの
である。凸状電極20を図のように塗布するには、いっ
たん通常の厚みに電極材料を塗布した後、中央部にのみ
もう一度電極材料を塗布することによって可能である。
電極の厚みばらつきは20%以下であるため、中央部の
肉厚を周辺部の肉厚よりも少なくとも1.2倍以上にす
ることによって、圧電素子1のたわみの傾向を緩和する
ことが可能である。
インク流れ方向に平行な面での断面図である図6に示す
ように、複数のインク供給孔11aを有するインク供給
部形成部材11、インクリザーバ室12aを有するイン
クリザーバ室形成部材12、複数のノズル13aを有す
るノズル形成部材13とによって構成されており、イン
ク供給孔11aはインクリザーバ室12aと圧力室5を
連通させる位置にある。圧力室5とノズル13aを結ぶ
流路は、圧力室形成蓋部材6、インク供給部形成部材1
1、インクリザーバ室形成部材12の各々に連通孔を設
けて形成してある。また、インクリザーバ室12aはイ
ンク導入部14(図3)とインク供給孔11aを連通す
る形状にしてある。インク供給部形成部材11、ノズル
形成部材13はプレス加工、あるいはエッチング加工に
よりステンレス板を加工したものであるが、他の金属、
セラミックス、ガラス、シリコン、プラスチックから選
択される少なくとも一つの材料で構成することも可能で
あり、それぞれの部材の加工方法としては、プレス、エ
ッチング、電鋳、レーザー加工等がある。いずれにして
もインク供給部形成部材11とノズル形成部材13は比
較的ヤング率の高い材料である。これに対してインクリ
ザーバ室形成部材12は上記の金属、セラミックス、ガ
ラス、シリコンでも構成可能であるが、他にポリイミ
ド、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のプ
ラスチックやフィルム状接着剤あるいはペースト状接着
剤でも構成可能である。形成法としては、プラスチック
あるいはフィルム状接着剤の場合には射出成形やプレス
加工によって形成し、ペースト状接着剤の場合にはスク
リーン印刷法、転写法によって形成する。流路ユニット
としての接合の方法は、インクリザーバ室形成部材12
が接着性の部材でない場合には、他にフィルム状接着剤
あるいはペースト状接着剤を用いて図示しない位置出し
治具により、インク供給部形成部材11、接着剤、イン
クリザーバ室形成部材12、接着剤、ノズル形成部材1
3の順番で積層し、加熱圧着あるいは圧着のみによって
接合する。インクリザーバ室形成部材12が接着性の部
材の場合にはインク供給部形成部材11、インクリザー
バ室形成部材12、ノズル形成部材13の順番で積層
し、同様に加熱圧着あるいは圧着のみによって接合す
る。
電素子1の上層には共通電極80があり、下層には駆動
信号を伝達するための複数の凸状電極20がある。ま
た、電極82を共通電極80と信号線85を結ぶために
形成してある。図11は図10のG−G線における断面
図であり、絶縁層81を形成した後共通電極80を形成
してある。共通電極80は同時焼成の他にスパッタある
いは蒸着によっても形成できる。
における断面図であり、凸状電極20を共通電極とし、
電極83を個別の電極とした例である。この場合にも電
極83は焼成あるいはスパッタ、蒸着によって形成する
ことができる。
ートリッジから導かれたインクは図3におけるインク導
入部14、インクリザーバ室12aを通過し、インク供
給孔11aから圧力室5に到達する。初期的にはノズル
からの吸引等による補助的な手段を用いることもある
が、いったん充填された後は流路自体の毛細管力によっ
て随時補給される。印字動作が行なわれる場合は、図示
しない駆動回路から信号線85を介して、入力信号に応
じた15〜50Vの電圧が圧電素子1に印加される。図
7は圧力室の周辺部を一部透視した斜視図である。圧電
素子1は湾曲線5aのように変位し、変形可能な振動板
3をたわませることにより圧力室5内のインクを加圧す
る。圧力室5内のインクはこれに応じてノズル13aお
よびインク供給孔11aの方向に瞬間的に移動するが、
ノズル13aからは外部に向けてインク滴が噴射する。
圧電素子1が湾曲線5aと反対の方向に変位する際には
圧力室5内にインクが流入し、つぎの噴射のための態勢
を整える。以上の動作を繰り返すことにより継続した記
録が可能となる。
ヘッドについて説明する。まず図8は従来の一体焼成型
インクジェットヘッドの圧力室のインク流れ方向に直角
な断面を示した図である。圧電素子1と電極2は焼成に
よる収縮率が異なるために、圧電素子1の一部1aが、
振動板3の圧電素子側面3aを境界として、圧力室5側
に存在してしまうために、圧電素子に電圧が印加されて
収縮する場合に、矢印Aのような収縮力が振動板3自体
を作用面として発生し、振動板3を介して圧力室形成部
材4の壁4a、4bを矢印C1、C2の方向に引き寄せ
てしまう。そのために、各圧力室間において振動による
影響を及ぼしあい、いわゆるクロストーク現象を引き起
こしてしまう。実際のヘッドにおける具体的な現象とし
ては、単独の圧電素子が駆動される場合と隣会う複数の
圧電素子が駆動される場合とでは、インクスピードある
いは、噴射されるインク量において、1.5倍程度の差
が発生する。また、振動板3の変位量においても2倍に
近い差が生ずる。
ッドは、圧力室のインク流れ方向に直角な断面を示した
図9に示すように、凸状電極20を印刷時に中央部を厚
く塗布しておいて焼成することによって、圧電素子1の
収縮力Aが圧力室形成部材4の壁4a、4に作用しない
構成であるため、圧電素子1、凸状電極20、振動板3
の組合せによって発生する変位量は十分大きなものとな
る。例えば、電極として必要な厚み5μmに対して、本
実施例では電極の中央部の厚みを15μmから30μm
の厚みにしておくことによって、目的が達成できる。ま
た、本実施例においては振動板の変位効率を上げるため
に、圧力室の幅Wpに対する電極の幅Weの比、We/
Wpを0.8以上、できれば0.9前後にしてある。通
常は圧力室の幅に対して、電極の幅ではなく圧電素子の
幅を最適化するが、本実施例の場合には圧電素子の幅と
して機能する幅は電極の幅であるため、上記のように圧
力室の幅に対する電極の幅の比として設定してある。よ
って、圧電素子の幅は少なくとも電極の幅よりも広くな
くてはならないが、凸状電極20とそれに対応する共通
電極80(第2の実施例の場合には電極83)との電気
的なショートを防止する目的においても、圧電素子1に
おけるオーバーハング部1bを有している。本実施例の
具体的なディメンジョンとしては、圧電素子1の厚さを
30μm、凸状電極20の中央部の厚さを15μm、周
辺部の厚さを5μm、振動板3の厚さを10μmとして
構成してあるが、変位量として、対策前の0.1μmに
対し対策後は0.2μmを実現できた。また、クロスト
ークの影響としては10%以下となり、対策なしの場合
の30%〜60%に比べて大幅に改良された。
極2と振動板3との間に中央部の肉厚が周辺部よりも厚
い形状の部材30を設けたものである。
焼成の工程を図14の(a)から(d)に示す。まず、
図14の(a)において、振動板3と、パンチングによ
って圧力室5となる部分を形成した圧力室形成部材4
と、圧力室形成蓋部材6をアルミナ、ジルコニア等のセ
ラミックス材料であるグリーンシートの状態で加圧し、
800℃から1500℃の温度で一体に焼成する。つぎ
に、第3の実施例の特徴である図4の(b)において、
中央部の肉厚が周辺部よりも厚い形状の部材30を印刷
によって圧力室5に対応する部分に形成し、焼成する。
部材30は焼成によって振動板3と電極2に対して接着
力を発生できるものであればどのような材質でもかまわ
ない。さらに、図14の(c)において電極2の材料を
印刷によって圧力室5に対応する部分に形成し、焼成
し、最後に図14の(d)において圧電素子1の材料を
同じく印刷によって形成し、焼成して仕上げる。
周辺部よりも厚くすることによって、圧電素子の収縮力
が圧力室形成部材の側壁に作用しない構成にできるた
め、各圧力室間の振動の干渉であるクロストークを低減
させることができ、インク噴射の安定性を増加させるこ
とができる。
限にできるため、より高密化が可能となるものである。
駆動電圧を最小限にすることができるインクジェットヘ
ッドを実現できるものである。
方向に直角な面における断面図である。
造工程を示す図である。
ある。
における断面図である
図である。
力室のインク流れ方向に直角な面における断面図であ
る。
方向に直角な面における作用を示す断面図である。
図で、図10のG―G線における断面図である。
図で、図10のG―G線における断面図である。
れ方向に直角な面における断面図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 印加信号によって伸縮する圧電素子と、
振動板、圧力室、インク供給流路、インクリザーバ、お
よびノズルで構成され、前記圧電素子の変形によって前
記振動板を変位させ、前記圧電素子に対応した前記圧力
室内のインク圧力を高めることによって前記ノズルから
インク滴を噴射させるインクジェットヘッドにおいて、 前記圧電素子と、前記圧電素子に対応した電極と、セラ
ミックス材料からなる前記振動板と、複数の前記圧力室
を形成するセラミックス材料からなる圧力室形成部材と
が上記の順番で積層され一体に焼成されており、 前記圧力室のインク流れ方向に直角な断面における前記
電極の肉厚に関して、前記圧力室の中央部に対応する部
分の肉厚が周辺部の肉厚よりも1.2倍以上厚いことを
特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項2】 前記振動板と前記圧力室形成部材の接合
部で、なおかつ前記振動板の反接合面を境界面として、 前記圧電素子が、前記圧力室の外側にあることを特徴と
する請求項1記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項3】 印加信号によって伸縮する圧電素子と、
振動板、圧力室、インク供給流路、インクリザーバ、お
よびノズルで構成され、前記圧電素子の変形によって前
記振動板を変位させ、前記圧電素子に対応した前記圧力
室内のインク圧力を高めることによって前記ノズルから
インク滴を噴射させるインクジェットヘッドにおいて、 前記圧電素子と、前記圧電素子に対応した電極と、セラ
ミックス材料からなる前記振動板と、複数の前記圧力室
を形成するセラミックス材料からなる圧力室形成部材と
が上記の順番で積層され一体に焼成されており、 前記圧力室のインク流れ方向に直角な断面における前記
電極と前記振動板との間に、前記圧力室の中央部に対応
する部分の肉厚の方が周辺部の肉厚よりも1.2倍以上
厚い形状の部材を設けてあることを特徴とするインクジ
ェットヘッド。
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