JPS63314276A - 有機液体のレオロジー特性の改良 - Google Patents

有機液体のレオロジー特性の改良

Info

Publication number
JPS63314276A
JPS63314276A JP63072155A JP7215588A JPS63314276A JP S63314276 A JPS63314276 A JP S63314276A JP 63072155 A JP63072155 A JP 63072155A JP 7215588 A JP7215588 A JP 7215588A JP S63314276 A JPS63314276 A JP S63314276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silica
composition
enhancer
particles
thixotropy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63072155A
Other languages
English (en)
Inventor
レオン・クチク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WR Grace and Co
Original Assignee
WR Grace and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WR Grace and Co filed Critical WR Grace and Co
Publication of JPS63314276A publication Critical patent/JPS63314276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、非水系(有機液体)のレオロジー特性を改質
する際の改良に関する。
発明の詳細な説明 シリカが、小量の有機チキソトロピー増進剤Qhixo
tropic enhancer)、例えば水素化され
たひまし油及びヒドロキシステアラミドの混合物ととも
に粉砕される。このように処理されたシリカは、そのチ
キソトロピーの性質を改良するために従来利用できるあ
らゆる有機液体(代表的には樹脂溶液)、例えばスチレ
ンポリエステルゲルコート中に分散させることができる
。シリカ及びチキソトロピー増進剤を添加するこのやり
方は、同じ量を別々に有機液体に添加するよりも優れた
結果を与える。
発明の背景 細かく分割された(即ち、4ミクロンより小さく粉砕さ
れた)シリカは、液体有機材料中に完全に分散させると
、チキソトロピー剤(増粘剤)として作用することは知
られている。例えば、小量のシリカを炭化水素油(例え
ば鉱油)と混合すると、この油は増粘されてグリースに
なるであろう。
類似の粘度の増加は、シリカを液体有機被筒材料中に分
散させることによって達成される。後者の場合には、こ
の効果は塗布された被覆剤を安定化するために、即ち、
流れ、したたり、及び垂れを最小にするために重要であ
る。
処理される液体にチキソトロピー増進剤として作用する
ある種の材料をも添加することによってシリカの効果を
増加することができることもまた知られている。本発明
においては、チキソトロピー増進剤は、シリカパーティ
クル上の被覆として添加される。従来はこの二つの材料
はいつでも別々に添加されていた。他の事が等しいなら
ば、二つの材料(シリカ及びチキソトロピー増進剤)の
本発明の添加法は、処理された有機液体の改良されたチ
キソトロピーをもたらす。
先行文献 米国特許第3210273号は、オルガノ−シリカエア
ロゲル及び有機液体を増粘する際のそれらの使用を開示
している。このエアロゲルは、Siに化学的に結合した
炭素を有する化学的な化合物である」 米国特許第3346507号は、米国特許第32102
73号のものに類似したオルガノシリカエアロゲルの製
造(及び使用)を開示している。
米国特許第3417028号においては、シリカヒドロ
ゲルが有機物(例えば溶融されたカーポワックス)とと
もに撹拌される。混合物は焼かれてを機動は飛ばされ、
そして炭素のない非常にポーラスなシリカが残る。
米国特許第3474135号においては、シリカは流動
エネルギーミル(fluid energy m1ll
)を通されて、その際そのチキソトロピーな性質が改良
される。
米国特許第3895956号は、石細工(mas。
nry)を被覆するための、シリカ及び粘度改良剤(例
えばポリアクリレート)のスラリ混合物を開示している
発明の詳細な説明 出発成分(即ち、l]チキソトロピーを持つように処理
されるべき液体、2]シリカ、及び3]チキソトロピー
増進剤まI;はシリカ改質剤)は、当該技術においては
個々には古いものである。本発明は、シリカ及びチキソ
トロピー増進剤を一緒に粉砕すると、一緒に粉砕しない
で別々に添加するよりも一層効果的であるという発見に
拠っている。
本発明は新規な生成物及び方法を含む。
A)一緒に粉砕されたシリカ/チキソトロピー増進剤生
成物は新規であると信じられるし、B)液体プラス一緒
に粉砕された生成物もそうである。
また、C)シリカ及びチキソトロピー増進剤を一緒に粉
砕する方法は新規であると考えられるし、D)一緒に粉
砕された生成物を有機液体に添加する方法もまたそうで
ある。
“液体有機”、“シリカ″、及び゛チキソトロピー増進
剤′″ (またはシリカ改質剤)という術語は、先行技
術において使用される一般的な種類の材料のことを述べ
ていて、そして本明細書中におけるのと同じ目的のため
によく知られている。
“非水系″及び“非水液体”は、“液体有機″(または
有機液体)と同義に使用される。
以下の実施例は本発明を説明するものであり、本発明を
限定するものではない。
シリカゲル(ナトリウムシリケートと硫酸の反応から生
成する)のフィルターケーキを硫酸ナトリウムが実質的
になくなるまで洗浄し、次に広げて180°Fで3時間
エージングし、次にチキソトロピー増進剤、即ち水素化
されたひまし油とヒドロキシステアラミドの混合物(N
、L、インダストリーからチクサトロール(T hix
atrol) S Tとして商業的に入手できる)と一
緒に粉砕した。
表I及び■中の実施例に示すように、種々の量のチキソ
トロピー増進剤をシリカと一緒に粉砕した。
使用されたミルは、アルシェド(A 1jet)社から
アルシェドフラッシュドライア−として商業的に入手で
きる、フラッシュドライア−と高エネルギージェットミ
ルの組み合わせであった。それは、600°Fの入り口
温度及び250°Fの出口温度で運転された。実際には
、シリカを粉砕するために通常使用されるどの型のミル
でも使用することができ、他の高エネルギーミル、ハン
マーミル、ボールミルなどを含む。
粉砕によってシリカは3.5ないし1.5ミクロンの平
均の大きさに小さくなった。チキソトロピー増進剤は粉
砕操作には何等の認知できる効果も持たなかった。生成
するシリカ−チキソトロピー増進剤生成物(この明細書
中では゛コートされたシリカ”、“改質されたシリカ”
などと呼ぶ)をスチレンポリエステルゲル中に分散させ
ると、特に表■、実施例2−5、実施例12及び13、
並びに表■、実施例14−27に示すように優れた結果
が得られた。3.5重量部の改質されたシリカ対96.
5部のゲルコートの比率を使用した。
スチレンポリエステルゲルはタック(Cook)社から
商業的に入手できる材料であり、30%のスチレンを含
んでいた。分散は高ぜん断力分散機中で3000 rp
mで10分間実施しt;。この分散機はカラレス(C□
wles)社から商業的に入手できる。分散は(後で議
論するように)約85ないし120°F1好ましくは約
90−110°Fの温度で適切に実施される。
表1は実施例1で述べられた一般的な方法を使用して実
施された種々の実験を示す。フィルターケーキの種々の
エージング時間、及びチキソトロピー増進剤の種々のパ
ーセント(1,6,3・15・5.13.7.16、及
びO)が与えられている。
エージングは気孔容積を増加させる;しかしながら、増
加した気孔容積(またはエージング)が本発明のコート
されたシリカ生成物を作る際の良好な結果のために必要
であるかは明瞭ではない。
エージングなしでそのままコンベアーベルトから取られ
た新鮮なシリカゲルもまた良好な結果を与える。
表において、粘度の読み取りはブルックフィールド粘度
計、モデルRVF、スピンドル#4で実施された。
表■及び■において、“T、1.”はチキソトロピー係
数を意味する。この術語(ち当該技術において、より高
いせん断力での粘度と比較した低いせん断力の条件下で
の粘度を示すために使用されていて、ペンキ、接着剤、
コーキングなどにおいて塗布中に望まれることである。
かくして、この係数は、このレオロジー挙動の定量的な
測定値である。良好な広がり特性、しかし最小の落下ま
たは筋のためには、被覆剤は、代表的には2.5ないし
4.5の範囲のT、1.を持つであろう。
本発明の生成物は容易にこの範囲のT、1.を与える。
表I及び■は、本発明が、シリカの種々のエージング時
間及びチキソトロピー増進剤の種々の添加の方法にたい
して、スチレンポリエステル中に分散されると、優れた
チキソトロピーの性質を与えることを示している。少し
異なった型のシリカを使用したのである程度の変化を導
入した。かくして、実施例9はTX8300という優れ
た商業的なシリカを使用し、そしてこのシリカ及びチク
サトロール(T hixatrol)は一緒に粉砕せず
に、ポリエステル中に別々の材料として分散させた。結
果は良好であった。一緒に粉砕されたシリカ及びチクサ
トロールのTX8300シリカでの厳密に比較できるデ
ータはない:しかしながら、アルジェット7ラツシユド
ライアー中で“ALPH064”シリカをチクサトロー
ルと一緒に粉砕した、非常に良く似た実験(実施例13
)では、2rpmでの粘度でさえより高かった。
上に与えられた一般的な方法は、粉砕中におけるチキソ
トロピー増進剤のシリカへの添加を述べている。それは
また粉砕の前に添加することもできる。唯一の要件は、
それが粉砕中に存在することである。
表Iに示すように、2rpmでは粘度はチキソトロピー
増進剤の添加の増加につれて増加する。
+ l       Wl  の 寸1表I及びHに示
すように、チキソトロピー材料(例えば、シリカプラス
チキソトロピー増進剤)の量は増粘されるべき液体の量
を基にしている。
実施例においてこれはレジド(resid) 、即ちポ
リスチレンゲルコートである。スチレンは反応性溶媒で
ある(即ち、それは重合する)ので、゛固体′°という
術語がこの樹脂に当てられてよい。これに関して、″“
固体″という術語の使用は技術的な用法に従うが、いく
らか誤った名称かもしれない。ともあれ、本明細書中で
は、処理すべき不揮発性液体または樹脂固体の量だけを
、その中に分散させるべきチキソトロピー材料の量を計
算する時に、考慮する。顔料及びフィラー、例えばチタ
ニア、酸化亜鉛、クロミア、胡粉(whiting) 
ftどの固体は、もし存在しても、含まれず、単純な希
釈剤、例えばキシレン、トルエンなども含マれない。こ
の点では、増粘されるべき鉱油は100%“固体″であ
ろう。
本発明の処理されたシリカが有機液体中に分散される温
度は粘度に影響する。もし分散が始められる時に有機液
体が大体室温であれば、分散の機械的方法が液体の温度
を約90−100°Fに上昇せしめ、そして粘度もまた
実質的に上昇するであろう。この点で液体を約110’
Fに加熱しながら分散を続けることが好ましい。これは
、その後も実質的に変わらずに留どまる水準までの、一
層の粘度の増加をもたらす。比較のために、通常の商業
的なシリカチキソトロピー添加物をスチレンポリエステ
ル中に分散させる間スチレンポリエステルを加熱するこ
とはほとんどまたは全く効果がない:即ち、109−1
10°Fでなされた分散の粘度は、72−74°Fでな
された分散の粘度と実質的に同じである(表■、実施例
28−34)。
従って、本発明の好ましい具体例では、約85−120
°F1そしてさらに好ましくは約90−110°Fの温
度で本発明による処理されたシリカを有機液体中に分散
させることを実施する。
分散混合物は分散中に暖まる傾向があるので、72−8
6°Fの範囲の温度での実験を検討するためには、冷却
のウォーターバスを使用することが必要であった。約9
0°F以上の実験では、系は加熱された。
これらの実験は表■に示されている。
表■ 分散温度の粘度増加への効果1/ 142/    72−74   4.300   6
.750  9.15015    79−80   
5.400   7.100  9.90016   
 85−86   7.750   9.000  1
1.10017    89−90  10.150 
 10.800  11.70018    95−9
6  14.400  12,600  12.800
19    101−102  16.800   −
   16.85020    109−110  2
0,200   −   19.900213/   
 72−74   6.000   8.000  9
,25022    79−80   7.000  
 8.500  9.75023    85−86 
  8.400   9.000  9,80024 
   89−90  15.250  11,700 
 11.70025    95−96  11.80
0  14.800  13.50026     1
01−102  17.850     −   14
.60027    109−110  17.000
    −   16,800284/    72−
74   7.500   7.400  7.300
29     79−80   7.500   7.
550  7.35030     85−86   
7.300   7.200  7.05031   
  89−90   7.400   7.000  
 6,90032     95−96   7.30
0   7,750   7.30033    10
1−102  7.250         7.05
034    109−110   7.500   
 −    7.5001/スヘでの実施例において、
ポリスチレンエステルゲルコート中の3.5重量%のシ
リカ生成物を使用した。粘度はセンチポイズである。
実施例14−27においては、シリカはチキソトロピー
増進剤(チクサトロールST)と一緒に粉砕した。
2/ 実施例14−20においては、シリカの重量を基
にして8.0重量%のチクサトロールSTと一緒に粉砕
したシリカゲル、実験番号ALPJ−152を使用した
3/ 実施例21−27においては、シリカの重量を基
にして7.7重量のチクサトロールSTと一緒に粉砕し
たシリカゲル、実験番号ALPK−043を使用した。
失/ 実施例28−34においては、商業的なシリカベ
ースのチキソトロピー添加物を、増進剤なしで使用した
。実施例7で使用したのと同じ生成物。
処理されるべきシリカ ミル中に入るシリカは、先行技術においてチキソトロピ
ー助剤として使用されている実質的にいかなる種類のも
のでもよい。本明細書の実施例のほとんどではシリカゲ
ルを使用している。しかしながら、フユームドシリカ(
SiCI2.の加水分解から@)、天然のシリカ(ケイ
藻土なと)、並びに沈澱シシリカ及び無定形シリカも働
くであろう。
一般の場合には、ミル中に入るシリカは出てくるものよ
りもずっと大きなパーティクルサイズを有するであろう
。しかしながら、既に粉砕されたシリカを取り、次にチ
キソトロピー増進剤とともに再びそれを粉砕することも
可能である。増進剤カバーティクルを被覆し、そして本
発明のコートされたシリカが形成されるであろう。
本発明は数個の利点を提供する。全体のチキソトロピー
添加物を、従来のように別々の成分(即ち、シリカ及び
チキソトロピー増進剤)としてではなく、一つの組成物
として有機液体に添加することができる。この外に、シ
リカの処理は、シリカがいずれにせよ普通は通らなけれ
ばならない処理工程(即ち、粉砕)の間に実施されるの
で、追加の処理費用がない。また、他にも記されている
ように、二つの成分のより小さな総量が、有機液体に別
々に添加された二つと同じチキソトロピーの結果を達成
する。かくして、本発明は工程的な節約だけでなく組成
における節約も提供する。
シリカ−アルミナ これまでの結果はシリカで得られた;しかしながら、本
研究は、チキソトロピー増進剤と一緒に粉砕されたシリ
カ−アルミナも、コートされたシリカでの本発明と同様
に働くコートされたシリカ−アルミナを生ずるであろう
ことを示している。
従って、シリカ−アルミナはシリカの同等物と考えられ
、そして本発明の範囲内にある。
チキソトロピー増進剤 既に記したように、チキソトロピー増進剤は、有機液体
中のチキソトロピーまたは粘度を増加させるために先行
技術の方法においてシリカと混合される先行技術のチキ
ソトロピー増進剤である。
このような材料はよく知られていて、そして(実施例及
び表中に与えられたもの以外に)ひまし油誘導体、ポリ
エチレンオキサイド、ポリアクリル酸誘導体、セルロー
ス誘導体、スチレンマレイン酸コポリマー、及びその他
を含む。ポリアクリル酸誘導体は、適切には、ポリアク
リル酸のアルカリ金属、アンモニウムまたはアミン塩で
ある。セルl:l−ス誘導体ハ、メチルセルロース、カ
ルホキジメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
スなどであることができる。
実施例1の増進剤は混合物(水素化されたひまし油とヒ
ドロキシステアラミドの)であることに着目してよい。
もし望むなら、個々の成分を単独で使用することもでき
る。また、他の公知の増進剤の混合物を使用することも
できる。
処理されたシリカ シリカ及びチキソトロピー増進剤を一緒に粉砕すると、
シリカパーティクルは少なくとも部分的にはこの改質剤
でコートされる。代表的な場合には、個々のシリカパー
ティクルはシリカ表面とコートされた表面の両方を有す
る。結果として、このようにして改質されたシリカを増
粘されるべき液体中に分散させると、各々のこのような
シリカパーティクルは自動的にそれとともに増進剤を保
持するであろう。これは、もちろん、分散を容易にする
シリカ及びチキソトロピー増進剤は、適切には、生成す
るパーティクルが、先行技術の粉砕されたシリカと大体
同じ平均のパーティクルサイズ、例えば約3.5ないし
1.5ミクロンを有するところまで、一緒に粉砕される
。増進剤の存在はパーティクルのサイズを増加させない
ように見える。
裸眼で観察すると、実施例1の一緒に粉砕された生成物
は、増進剤なしで粉砕されたシリカとほとんど違わない
ように見えた。
全体としては、シリカは、粉砕の操作に添加された増進
剤の実質的に全部を被服として保持しているのであろう
。かくして、もしシリカの重量を基にして5%の増進剤
が添加されれば、シリカパーティクル上の改質剤の平均
分布は5%であろう。
本発明では、改質剤はシリカの1ないし12重量%であ
ることが好ましいが、■ないし20%のより広い範囲で
も有効である。
いままで測定できたかぎりでは、増進剤とシリカの化学
反応はない。結合は単純な物理的接着であるように見え
る。
ミルに入る並びに出てくるシリカの表面積はほぼ同じで
ある: 250−600M”/g。
有機液体 本発明のコートされたシリカで処理することができる有
機液体は、先行技術で、細かく分割されたシリカ及び有
機改質剤の単純な混合物を使用して、処理されるものと
同じである。このような有機液体は、ポリマー溶液、例
えばポリエステル、アルキド、塩素化ゴム、炭化水素油
、スチレン−ブタジェン、アクリル、ビニル、エポキシ
などでよい。
本発明の新規なコートされたシリカを含む液体ポリマー
溶液は、代表的には、接着剤、フィルム、ラッカー、ペ
ンキなどとして有用であり、そして、例えばアルキド、
ポリエステル、ニトロセルロース、セルロースアセテー
ト、塩素化ゴム、ポリビニルアセテート、ポリビニルク
ロライド、ポリアクリルエステル、セルロースブチレー
トなどの、有機溶媒または液体例えばアセトン、エタノ
ール、酢酸エチル、酢酸アミル、フタル酸ジオクチル、
キシレン、トルエン、鉱油スピリットなどに溶けるかま
たは細かいパーティクルとして懸濁する、高分子量有機
フィルム形成体の溶液または懸濁液から成る。
このような液体組成物は、有機溶媒または液体中に溶解
または懸濁された約40ないし70重量%のフィルム形
成体を含んでよく、そしてしばしば、放置すると沈澱し
がちな、顔料またはフィラーから成る分散相を有してよ
い。本発明のコートされたシリカの液体中への混入はこ
のような沈澱を防ぐのを助ける。
改質された(即ち、コートされた)シリカで処理するこ
とができるその他の種類の液体は、ハロゲン化ビニルま
たはビニリデン樹脂から成るプラスチゾル組成物;u、
v、硬化系を含む重合可能な有機液体組成物、及び強化
プラスチック、ゲルコート及び成形組成物中に使用され
るスチレンポリエステル樹脂組成物である。
何機液体に添加されるべきコートされたシリカの量は決
定的ではなく、そして実際、所望のチキソトロピーの程
度に依存して、かなりの範囲にわたって変えることがで
きる。普通の増粘の目的のためには、有機液体の重量を
基にして1ないし3゜5%のコートされたシリカが適当
であることが見いだされるであろう。この範囲は、例え
ばペンキ中の顔料の沈澱を禁止するが、塗布のためには
良好なチキソトロピーの性質を与えるであろう。広い使
用できる範囲は、約0.5−6重量%のコートされたシ
リカである。
チキソトロピー 一般の場合には、本発明の新規な改質されたシリカで処
理された有機液体は、それによってチキソトロピーに、
またはますますチキソトロピーになる。本明細書中で使
用される“チキソトロピー”という術語は、放置される
と増粘しそして急速に液体から垂直な表面上で重力によ
るゆがみに耐えるのに十分な接着力を有するゲル状の固
体のかたまりまたは物体に変化するような液体の性質を
表す。このゲルはまた、機械的な動揺を加えることによ
って、例えば振ること、撹拌すること、振動させること
などによって流動化できる性質のものである。かくして
、本明細書中で理解されるチキソトロピーな性質は、可
逆的なのゲル状構造によって特徴づけられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも部分的にはチキソトロピー増進剤(th
    ixotropic enhancer)でコートされ
    たシリカ、シリカ−アルミナ、及びそれらの混合物から
    成る群から選ばれたパーティクルから本質的に成る組成
    物。 2、パーティクルがシリカである特許請求の範囲第1項
    記載の組成物。 3、シリカがシリカゲルである特許請求の範囲第2項記
    載の組成物。 4、パーティクルが約3.5ないし1.5ミクロンの平
    均の大きさを有し、そして増進剤コーティングがパーテ
    ィクルの約1ないし20重量%である特許請求の範囲第
    3項記載の組成物。 5、チキソトロピー増進剤が、ひまし油誘導体、ヒドロ
    キシステアラミド、ポリエチレンオキサイド、ポリアク
    リル酸、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
    ルセルロース、スチレンマレイン酸コポリマー、及びこ
    れらの混合物から成る群から選ばれた構成要素である特
    許請求の範囲第2項記載の組成物。 6、チキソトロピー増進剤が、水素化されたひまし油及
    びヒドロキシステアラミドから成る群の少なくとも一つ
    の構成要素を含む特許請求の範囲第5項記載の組成物。 7、シリカ、シリカ−アルミナ、及びそれらの混合物か
    ら成る群から選ばれたパーティクルのチキソトロピー性
    を改良するための方法であって、該パーティクルをチキ
    ソトロピー増進剤でコートすることから成る方法。 8、パーティクルがシリカであり、そしてコーティング
    がシリカ及びチキソトロピー増進剤を一緒に粉砕するこ
    と(co−milling)によってなされる特許請求
    の範囲第7項記載の方法。 9、該粉砕が約3.5ないし1.5ミクロンの平均の大
    きさのシリカパーティクルを与え、そして増進剤コーテ
    ィングがシリカの約1ないし20重量%である特許請求
    の範囲第8項記載の方法。 10、シリカがシリカゲルである特許請求の範囲第8項
    記載の方法。 11、チキソトロピー増進剤が、ひまし油誘導体、ヒド
    ロキシステアラミド、ポリエチレンオキサイド、ポリア
    クリル酸、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
    チルセルロース、スチレンマレイン酸コポリマー、及び
    これらの混合物から成る群から選ばれた構成要素である
    特許請求の範囲第7項記載の方法。 12、チキソトロピー増進剤が、水素化されたひまし油
    及びヒドロキシステアラミドから成る群の少なくとも一
    つの構成要素を含む特許請求の範囲第11項記載の方法
    。 13、有機液体、並びに該液体のチキソトロピーを増加
    させるのに十分な量の、シリカ、シリカ−アルミナ、及
    びそれらの混合物から成る群から選ばれたパーティクル
    から成る組成物であつて、該パーティクルが少なくとも
    部分的にはチキソトロピー増進剤でコートされている組
    成物。 14、パーティクルがシリカである特許請求の範囲第1
    3項記載の組成物。 15、シリカがシリカゲルである特許請求の範囲第14
    項記載の組成物。 16、パーティクルが約3.5ないし1.5ミクロンの
    平均の大きさを有し、そして増進剤コーティングがパー
    ティクルの約1ないし20重量%である特許請求の範囲
    第15項記載の組成物。 17、チキソトロピー増進剤が、ひまし油誘導体、ヒド
    ロキシステアラミド、ポリエチレンオキサイド、ポリア
    クリル酸、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
    チルセルロース、スチレンマレイン酸コポリマー、及び
    これらの混合物から成る群から選ばれた構成要素である
    特許請求の範囲第15項記載の組成物。 18、チキソトロピー増進剤が、水素化されたひまし油
    及びヒドロキシステアラミドから成る群の少なくとも一
    つの構成要素を含む特許請求の範囲第17項記載の組成
    物。 19、有機液体が、スチレンポリエステル、油性の液体
    、潤滑油、ニトロセルロース、セルロースアセテート、
    塩素化ゴム、ポリビニルアセテート、ポリビニルクロラ
    イド、ポリアクリルエステル、セルロースブチレート、
    セルロースプロピオネート、ハロゲン化ビニル樹脂から
    成るプラスチゾル組成物、ハロゲン化ビニリデン樹脂か
    ら成るプラスチゾル組成物、重合可能な無溶媒ワニス、
    ポリエステル樹脂組成物、及びアルキド樹脂から成る群
    から選ばれた構成要素である特許請求の範囲第13項記
    載の組成物。 20、有機液体が、スチレンポリエステルである特許請
    求の範囲第15項記載の組成物。 21、パーティクルが、有機液体中の約0.5ないし6
    %の固体である特許請求の範囲第13項記載の組成物。 22、パーティクルがシリカである特許請求の範囲第2
    1項記載の組成物。 23、シリカ、シリカ−アルミナ、及びそれらの混合物
    から成る群から選ばれたパーティクルから本質的に成る
    組成物であって、少なくとも部分的にはチキソトロピー
    増進剤でコートされている組成物を有機液体に添加する
    ことによって、有機液体のチキソトロピー性を増進する
    方法。 24、パーティクルがシリカである特許請求の範囲第2
    3項記載の方法。 25、シリカが、一緒に粉砕することによってチキソト
    ロピー増進剤でコートされる特許請求の範囲第24項記
    載の方法。 26、シリカパーティクルが約1.5ないし3.5ミク
    ロンの平均の大きさを有し、そして増進剤コーティング
    がシリカの約1ないし20重量%である特許請求の範囲
    第25項記載の方法。 27、シリカがシリカゲルである特許請求の範囲第24
    項記載の方法。 28、チキソトロピー増進剤が、ひまし油誘導体、ヒド
    ロキシステアラミド、ポリエチレンオキサイド、ポリア
    クリル酸、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
    チルセルロース、スチレンマレイン酸コポリマー、及び
    これらの混合物から成る群から選ばれた構成要素である
    特許請求の範囲第23項記載の方法。 29、チキソトロピー増進剤が、水素化されたひまし油
    及びヒドロキシステアラミドから成る群の少なくとも一
    つの構成要素を含む特許請求の範囲第27項記載の方法
    。 30、分散が約90−110°Fの範囲の温度で実施さ
    れる特許請求の範囲第23項記載の方法。 31、有機液体が、スチレンポリエステル、油性の液体
    、潤滑油、ニトロセルロース、セルロースアセテート、
    塩素化ゴム、ポリビニルアセテート、ポリビニルクロラ
    イド、ポリアクリルエステル、セルロースブチレート、
    セルロースプロピオネート、ハロゲン化ビニル樹脂から
    成るプラスチゾル組成物、ハロゲン化ビニリデン樹脂か
    ら成るプラスチゾル組成物、重合可能な無溶媒ワニス、
    ポリエステル樹脂組成物、及びアルキド樹脂から成る群
    から選ばれた構成要素である特許請求の範囲第23項記
    載の方法。 32、有機液体が、スチレンポリエステルである特許請
    求の範囲第24項記載の方法。 33、コートされたシリカが、有機液体の約0.5ない
    し6重量%の固体ベースである特許請求の範囲第24項
    記載の方法。 34、a)シリカとチキソトロピー増進剤を一緒に粉砕
    すること、及び b)該粉砕されたシリカを、生成する組成物にチキソト
    ロピーを与えるのに十分な量だけ液体中に分散させるこ
    と の工程から成る、チキソトロピーなまたは濃くされた組
    成物を製造するための方法。
JP63072155A 1987-04-01 1988-03-28 有機液体のレオロジー特性の改良 Pending JPS63314276A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US3266387A 1987-04-01 1987-04-01
US032663 1987-04-01

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63314276A true JPS63314276A (ja) 1988-12-22

Family

ID=21866136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63072155A Pending JPS63314276A (ja) 1987-04-01 1988-03-28 有機液体のレオロジー特性の改良

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63314276A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04370188A (ja) * 1991-06-18 1992-12-22 Ube Ind Ltd 揺変性付与剤
JPH09310027A (ja) * 1996-05-24 1997-12-02 Nippon Aerojiru Kk ポリエーテル系重合体の増粘剤
WO1999007771A1 (en) * 1997-08-04 1999-02-18 Barry Crommelin Nominees Pty. Ltd. Self-curing composition
US20210395515A1 (en) * 2018-10-04 2021-12-23 Aleksandra FARDANOV Polyvinyl Chloride-Free Lipophilic Polymer Based Aromatized Plastisol

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04370188A (ja) * 1991-06-18 1992-12-22 Ube Ind Ltd 揺変性付与剤
JPH09310027A (ja) * 1996-05-24 1997-12-02 Nippon Aerojiru Kk ポリエーテル系重合体の増粘剤
WO1999007771A1 (en) * 1997-08-04 1999-02-18 Barry Crommelin Nominees Pty. Ltd. Self-curing composition
US20210395515A1 (en) * 2018-10-04 2021-12-23 Aleksandra FARDANOV Polyvinyl Chloride-Free Lipophilic Polymer Based Aromatized Plastisol

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5952404A (en) Gloss emulsion paints
JP5030780B2 (ja) 制振材用エマルション
US5112400A (en) Clay thickener for use in water-based systems and joint compounds containing such compositions
KR20100016008A (ko) 제진재용 에멀션
JP2001064537A (ja) ポリマー顔料複合体
US20110060066A1 (en) Emulsion composition for vibration damping material
JP5172458B2 (ja) 制振材用エマルション組成物
JP6466660B2 (ja) 塗料組成物、塗膜、及び、塗膜の製造方法
JP6708332B1 (ja) 揺変剤
JPS63277284A (ja) 水性着色アクリルヒドロゾルコーティング組成物
JPS63314276A (ja) 有機液体のレオロジー特性の改良
JP2017524763A (ja) 硬化性液体組成物
JP2974493B2 (ja) 非水系塗料用流動調整剤
JP2950495B2 (ja) 水性塗料用二酸化チタン顔料、水性塗料用二酸化チタン顔料の製造方法および水性塗料組成物
US3985568A (en) Pigment suspending agents in paint systems
JP5770432B2 (ja) 加熱乾燥用エマルション組成物、その製造方法及び制振材組成物
JP2774065B2 (ja) 塗料用タレ防止剤組成物及び塗料組成物
JP4282145B2 (ja) 樹脂粒子の分散安定化方法
WO2020032022A1 (ja) 制振材用樹脂組成物
JPS646235B2 (ja)
US2393731A (en) Nonleafing aluminum paste and method of making same
DE970871C (de) Verfahren zum Verbessern von Anstrichmitteln, insbesondere Lacken
JPS5934740B2 (ja) 水分散型熱硬化性被覆組成物
JPS59179548A (ja) 高固形分型非水分散樹脂組成物
JPS58213061A (ja) 霧化可能なエナメル懸濁液