JP6466660B2 - 塗料組成物、塗膜、及び、塗膜の製造方法 - Google Patents
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Description
また本発明は、本発明の塗膜用改質剤を含む塗料組成物であって、上記塗料組成物は、(メタ)アクリル系ポリマー(B)及び無機充填材を更に含み、上記(メタ)アクリル系ポリマー(B)の重量平均分子量は、上記(メタ)アクリル系ポリマー(A)の重量平均分子量よりも大きい塗料組成物でもある。
更に本発明は、本発明の塗料組成物を用いて得られる塗膜でもある。
そして本発明は、塗膜を製造する方法であって、上記製造方法は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)と、該ポリマー(A)の重量平均分子量よりも大きい重量平均分子量を有する(メタ)アクリル系ポリマー(B)と、無機充填材とを塗膜化する工程を含み、上記(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、水系溶媒中のエマルションであり、重量平均分子量が5000〜50000である塗膜の製造方法でもある。
なお、以下において記載される本発明の個々の好ましい形態を2つ以上組み合わせた形態もまた、本発明の好ましい形態である。
本発明の塗膜用改質剤は、水系溶媒中のエマルションである(メタ)アクリル系ポリマー(A)を含み、該(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、重量平均分子量が5000〜50000である。該重量平均分子量は、7000以上が好ましく、9000以上がより好ましく、11000以上が更に好ましい。また、該重量平均分子量は、塗膜形成時に塗膜のエッジ部変形をより充分に抑制し、より平滑な塗膜が得られることから、40000以下が好ましく、30000以下がより好ましく、20000以下が更に好ましく、17000以下が特に好ましい。
上記重量平均分子量は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)により後述する条件で測定することができる。
上記(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、1種であってもよく、2種以上であってもよい。また、本発明の塗膜用改質剤は、上記(メタ)アクリル系ポリマー(A)を含む限り、(メタ)アクリル系ポリマー(A)に該当しないエマルション、後述する無機充填材等の成分を含んでいてもよい。
なお、本明細書中、(メタ)アクリル系単量体とは、アクリロイル基若しくはメタクリロイル基、又は、これらの基における水素原子が他の原子若しくは原子団に置き換わった基を有する単量体、又は、そのような単量体の誘導体を意味する。(メタ)アクリル系単量体は、酸基(−COOH基)、又は、−COOH基がエステルとなったもの若しくは塩となったものを有する。
該SP値は、Fedors(Polymer Eng.Sci.,14,NO.2,147,1974)及びTortorelloら(J.Coat.Technol.,55,696,99,1983)が以下の式(Smallの式)を用いて算出したのと同様に求めることが好ましい。
なお、単量体成分の蒸発エネルギー、及び、単量体成分の分子容は、通常用いられる計算値を用いることができる。
このように、構成する単量体の種類及びその構成比を調整することによって、ポリマーのSP値を調整することができる。
なお、ポリマーのガラス転移温度(Tg)測定方法は、レオメーター(RSAIII、TAinstruments社製、又は、ARES、TAinstruments社製)を使用した動的粘弾性測定により、−50℃〜100℃のtanδ曲線を求める方法を用いて行うことができる。
上記測定は、表面が平滑なテフロン(登録商標)板上に乾燥後膜厚が0.2mmとなるようにエマルションを塗布し、25℃で12時間乾燥後、150℃で30分間乾燥し、長さ25mm×幅5mmのサイズに切り出したサンプルから引っ張りモードで行うことができる。又は、上記測定は、表面が平滑なテフロン板上に乾燥後膜厚が0.5mmとなるようにエマルションを塗布し、25℃で12時間乾燥後、150℃で30分間乾燥し、直径25mmのサイズに切り出したサンプルからずりモードで行うことができる。
ポリマーのTgの測定は、上記のtanδ曲線のピーク温度を計測することにより行うことができる。なお、tanδ曲線のピークトップにおけるtanδの数値(tanδピークトップ値)は、本発明の塗料組成物を制振材用途に用いる場合、その制振性能の尺度を示すものであるから、数値が高いほど制振性能が優れていることを示す。
なお、酸基を有する単量体は、酸無水物であってもよく、言い換えれば、酸基は2つのカルボキシル基が脱水縮合したものであってもよい。
エチレン系不飽和カルボン酸系単量体としては、例えば(メタ)アクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸、モノメチルフマレート、モノエチルフマレート、モノメチルマレイエート、モノエチルマレイエート等の不飽和カルボン酸類又はその誘導体等の1種又は2種以上が挙げられる。これらの中でも、(メタ)アクリル酸系単量体が好ましい。
上記(メタ)アクリル酸系単量体とは、アクリロイル基若しくはメタクリロイル基、又は、これらの基における水素原子が他の原子若しくは原子団に置き換わった基を有し、かつ、酸基を有し、該酸基がエステル若しくは塩とはなっていない単量体を意味する。また、(メタ)アクリル酸は、アクリル酸及び/又はメタクリル酸を意味する。
すなわち、上記(メタ)アクリル系ポリマー(A)が、(メタ)アクリル酸系単量体を含む単量体成分から得られたアクリル酸系重合体によって形成されるアクリル酸系エマルションであることが好ましい。
平均粒子径がこの範囲にある(メタ)アクリル系ポリマー(A)の粒子(エマルション粒子)を用いると、塗料組成物を加熱乾燥性、塗工性等の基本性能に優れたものとすることができる。上記下限は、100nmであることがより好ましく、150nmであることが更に好ましい。また、上記上限は、450nmであることがより好ましく、400nmであることが更に好ましい。エマルション粒子の平均粒子径がこのような範囲であると、これらの作用効果がより効果的に発揮されることになる。
平均粒子径(体積平均粒子径)は、例えば、エマルションを蒸留水で希釈し充分に撹拌混合した後、ガラスセルに約10ml採取し、これを動的光散法による粒度分布測定器(Particle Sizing Systems社製「NICOMP Model 380」)で測定することにより求めることができる。
上記(メタ)アクリル系ポリマー(A)の固形分は、得られた水系溶媒中のエマルション約1gを秤量し、熱風乾燥機で110℃×1時間乾燥後、乾燥残量を不揮発分として秤量し、乾燥前質量に対する比率として求めることができる。
本明細書中、pHは、pHメーターにより測定することができる。pHメーター(堀場製作所社製「F−23」)を用いて25℃での値を測定することが好ましい。
なお、粘度は、B型回転粘度計を用いて、25℃、20rpmの条件下で測定することができる。
本発明の塗膜用改質剤が、その他のエマルションを含む場合、上記(メタ)アクリル系ポリマー(A)とその他のエマルションとの質量比(上記(メタ)アクリル系ポリマー(A)/その他のエマルション)は、100〜50/0〜50であることが好ましい。
このような乳化剤を用いて、上記(メタ)アクリル系ポリマー(A)を好適に製造することができる。
すなわち、上記(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、単量体成分を乳化重合する際にノニオン系界面活性剤及び/又は硫酸エステル型アニオン系界面活性剤を乳化剤として用いて得られたものであることが好ましい。
上記硫酸エステル型アニオン系界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩(例えば、花王社製「レベノールWZ」等)、ポリオキシアルキレン(モノ、ジ、トリ)スチリルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレン(モノ、ジ、トリ)ベンジルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンカルボン酸エステル硫酸エステル塩等が挙げられる。上記塩は、例えばナトリウム塩が好適である。
上記乳化剤は、1種を用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
上記重合開始剤の使用量としては、重合開始剤の種類等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、全単量体成分100質量部に対して、0.05〜2質量部であることが好ましく、より好ましくは、0.1〜1.0質量部である。
上記還元剤を使用する場合、該還元剤の使用量としては、例えば、全単量体成分100質量部に対して、0.05〜1質量部であることが好ましい。
また単量体成分や重合開始剤等の添加方法としては、例えば、一括添加法、連続添加法、多段添加法等の方法を適用することができる。また、これらの添加方法を適宜組み合わせてもよい。
本発明は、本発明の塗膜用改質剤を含む塗料組成物であって、上記塗料組成物は、(メタ)アクリル系ポリマー(B)及び無機充填材を更に含み、上記(メタ)アクリル系ポリマー(B)の重量平均分子量は、上記(メタ)アクリル系ポリマー(A)の重量平均分子量よりも大きい塗料組成物でもある。本発明の塗料組成物は、エマルションに添加する塗膜改質剤の選択による作用効果と、組成物の主剤となるポリマーの選択により上記作用効果をより顕著に発揮するという相乗的な作用により、極めて優れた効果を発現することができる。なお、本発明の塗料組成物に含まれる塗膜用改質剤の好ましい形態は、上述した本発明の塗膜用改質剤の好ましい形態と同様である。
塗料組成物における上記(メタ)アクリル系ポリマー(A)、(メタ)アクリル系ポリマー(B)それぞれの重量平均分子量は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)により後述する条件で測定することができる。
Z−平均分子量は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)により測定できる。
上記SP値は、上述したFedors(Polymer Eng.Sci.,14,NO.2,147,1974)及びTortorelloら(J.Coat.Technol.,55,696,99,1983)が用いた式により求めることができる。
上記ガラス転移温度は、上述した動的粘弾性測定装置によって測定したtanδカーブのピーク温度である。
上述したコア部とシェル部とを有するエマルションの中でも、粒子の形態であることが好ましく、安定なエマルションを作製するためには、コア・シェル複合構造が好ましい。
なお、上記コア・シェル複合構造においては、コア部の表面がシェル部によって被覆された形態であることが好ましい。この場合、コア部の表面は、シェル部によって完全に被覆されていることが好適であるが、完全に被覆されていなくてもよく、例えば、網目状に被覆されている形態や、所々においてコア部が露出している形態であってもよい。
また、コア・シェル複合構造を有する重合体は、例えば、ガラス転移温度やSP値(溶解度係数)、使用される単量体の種類、単量体の使用割合等の各種物性のうちいずれかにおいてコア部−シェル部間で異なるものであればよい。
なお、本明細書中、本発明の塗料組成物中のポリマーエマルションの固形分とは、(メタ)アクリル系ポリマー(A)、(メタ)アクリル系ポリマー(B)、及び、その他のポリマーエマルションの固形分の合計量を意味する。
多価金属化合物の形態としては、例えば、粉体、水分散体や乳化分散体等であってよい。中でも、塗料組成物中への分散性が向上することから、水分散体又は乳化分散体の形態で使用することが好ましく、より好ましくは乳化分散体の形態で使用することである。また、多価金属化合物の使用量は、本発明の塗料組成物中のポリマーエマルションの固形分100質量部に対して、0.05〜5.0質量部とすることが好ましい。より好ましくは0.05〜3.5質量部である。
なお、ここで固形分濃度とは、塗料組成物が含む溶媒以外の成分を意味する。該固形分濃度は、上述した(メタ)アクリル系ポリマー(A)の固形分の測定方法と同様の方法により測定することができる。
本発明は更に、本発明の塗料組成物を用いて得られる塗膜でもある。本発明の塗膜は、本発明に係る(メタ)アクリル系ポリマー(A)、(メタ)アクリル系ポリマー(B)、及び、無機充填材を含んでなる塗料組成物から得られるものであればよい。本発明の塗膜を得るのに用いる塗料組成物の好ましい形態は、上述した本発明の塗料組成物の好ましい形態と同様である。
塗膜の膜厚は、ノギスにより測定することができる。
加熱乾燥においては、本発明の塗料組成物を基材上に塗布して形成した塗膜を40℃以上にすることが好ましく、60℃以上にすることがより好ましく、90℃以上にすることが更に好ましく、100℃以上にすることが更に好ましい。このような加熱乾燥温度にすることで、塗膜の乾燥と塗膜中の中和剤の揮発とを同時に行うことが好ましい。また、該加熱乾燥の上限値は、好ましくは200℃であり、より好ましくは150℃であり、更に好ましくは130℃である。
また、塗膜を上記温度にする時間は、1〜300分であることが好ましい。より好ましくは、2〜250分であり、特に好ましくは、10〜150分である。
本発明は、塗膜を製造する方法であって、上記製造方法は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)と、該ポリマー(A)の重量平均分子量よりも大きい重量平均分子量を有する(メタ)アクリル系ポリマー(B)と、無機充填材とを塗膜化する工程を含み、上記(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、水系溶媒中のエマルションであり、重量平均分子量が5000〜50000である塗膜の製造方法でもある。
本発明の塗膜の製造方法における塗膜の好ましい形態は、上述した本発明の塗膜の好ましい形態と同様である。
以下の測定条件下で、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)により測定した。
測定機器:HLC−8120GPC(商品名、東ソー社製)
分子量カラム:TSK−GEL GMHXL−Lと、TSK−GELG5000HXL(いずれも東ソー社製)とを直列に接続して使用
溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
検量線用標準物質:ポリスチレン(東ソー社製)PStQuick Kit−M
流量 1.0ml/min
測定方法:測定対象物を固形分が約0.2質量%となるようにTHFに溶解し、フィルター(0.45μm)にてろ過した物を測定サンプルとして分子量を測定した。
各エマルションを形成する各ポリマーのSP値は、Fedors(Polymer Eng.Sci.,14,NO.2,147,1974)及びTortorelloら(J.Coat.Technol.,55,696,99,1983)が以下の式(Smallの式)を用いて算出したのと同様に求めた。
なお、単量体成分の蒸発エネルギー、及び、単量体成分の分子容は、通常用いられる計算値を用いた。
ポリマーのガラス転移温度(Tg)測定方法は、レオメーター(RSAIII、TAinstruments社製、又は、ARES、TAinstruments社製)を使用した動的粘弾性測定により、−50℃〜100℃のtanδ曲線を求める方法を用いて行った。
上記測定は、後述する製造例1〜3、18、19で得られたエマルションの場合、表面が平滑なテフロン板上に乾燥後膜厚が0.2mmとなるようにエマルションを塗布し、25℃で12時間乾燥後、150℃で30分間乾燥し、長さ25mm×幅5mmのサイズに切り出したサンプルから引っ張りモードで行った(測定条件:3℃/分、周波数1Hz、歪0.1%)。また上記測定は、後述する製造例4〜17、20で得られたエマルションの場合、表面が平滑なテフロン板上に乾燥後膜厚が0.5mmとなるようにエマルションを塗布し、25℃で12時間乾燥後、150℃で30分間乾燥し、直径25mmのサイズに切り出したサンプルからずりモードで行った(測定条件:3℃/分、周波数1Hz、歪0.1%)。
なお、Tgが低いエマルションは、粘着性があるために、フィルムとして試験体が作製できず、引っ張りモードでの測定が難しい。よって、Tgが低いエマルションは上記のようにずりモードで測定した。
ポリマーのTgの測定は、上記のtanδ曲線のピーク温度を計測することにより行った。また、tanδ曲線のピークトップにおけるtanδの数値(tanδピークトップ値)を計測した。
得られた水性樹脂分散体約1gを秤量、熱風乾燥機で110℃×1時間後、乾燥残量を不揮発分として、乾燥前質量に対する比率を質量%で表示した。
<pH>
pHは、pHメーター(堀場製作所社製「F−23」)により25℃での値を測定した。
<粘度>
粘度は、B型回転粘度計を用いて、25℃、20rpmの条件下で測定した。
平均粒子径(体積平均粒子径)は、エマルションを蒸留水で希釈し充分に撹拌混合した後、ガラスセルに約10ml採取し、これを動的光散乱法による粒度分布測定器(Particle Sizing Systems社製「NICOMP Model 380」)で測定することにより求めた。
(製造例1)
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)67.1部、ブチルアクリレート(BA)19.9部、2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)12.0部、アクリル酸(AA)1.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)0.2部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ(商品名、花王製、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル硫酸ナトリウム、以下同様。)10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部、及び、ジイソノニルフタレート(DINP)13部(不揮発分に対する含有量13%)を添加し、重量平均分子量(Mw)150000、不揮発分55.0%、不揮発分に対するDINP含有量13%、ガラス転移温度31℃、tanδピークトップ値2.1、SP値9.85、pH7.8、粘度350mPa・s、平均粒子径330nmのエマルションB1を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)55.7部、ブチルアクリレート(BA)33.2部、2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)12.0部、アクリル酸(AA)1.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)0.2部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)120000、不揮発分55.0%、ガラス転移温度31℃、tanδピークトップ値1.9、SP値9.85、pH7.9、粘度180mPa・s、平均粒子径320nmのエマルションB2を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)67.1部、ブチルアクリレート(BA)19.9部、2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)12.0部、アクリル酸(AA)1.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)5.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部、及び、DINP13部(不揮発分に対する含有量13%)を添加し、重量平均分子量(Mw)17000、不揮発分54.8%、不揮発分に対するDINP含有量13%、ガラス転移温度31℃、tanδピークトップ値2.1、SP値9.85、pH7.7、粘度100mPa・s、平均粒子径330nmのエマルションB3を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)39.4部、ブチルアクリレート(BA)59.6部、アクリル酸(AA)1.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)5.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)15000、不揮発分55.0%、ガラス転移温度−11℃、tanδピークトップ値2.53、SP値9.88、pH7.6、粘度110mPa・s、平均粒子径350nmのエマルションA1を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)7.1部、エチルアクリレート(EA)91.9部、アクリル酸(AA)1.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)5.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)15000、不揮発分54.9%、ガラス転移温度−11℃、tanδピークトップ値2.67、SP値10.22、pH7.8、粘度150mPa・s、平均粒子径280nmのエマルションA2を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)7.1部、エチルアクリレート(EA)91.9部、アクリル酸(AA)1.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)1.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)45000、不揮発分55.0%、ガラス転移温度−11℃、tanδピークトップ値2.57、SP値10.22、pH7.9、粘度210mPa・s、平均粒子径280nmのエマルションA3を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)0.1部、エチルアクリレート(EA)88.9部、アクリル酸(AA)1.0部、ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)10.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)5.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)15000、不揮発分54.8%、ガラス転移温度−11℃、tanδピークトップ値2.77、SP値10.55、pH7.8、粘度400mPa・s、平均粒子径270nmのエマルションA4を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)24.4部、ブチルアクリレート(BA)59.6部、アクリル酸(AA)1.0部、ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)15.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)5.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)15000、不揮発分54.8%、ガラス転移温度−12℃、tanδピークトップ値2.89、SP値10.37、pH7.8、粘度800mPa・s、平均粒子径270nmのエマルションA5を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)9.0部、エチルアクリレート(EA)75.0部、アクリル酸(AA)1.0部、ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)15.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)5.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)9000、不揮発分54.7%、ガラス転移温度−12℃、tanδピークトップ値2.98、SP値10.82、pH7.7、粘度500mPa・s、平均粒子径250nmのエマルションA6を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)2.4部、エチルアクリレート(EA)91.6部、アクリル酸(AA)1.0部、アクリロニトリル(AN)5.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)5.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)13000、不揮発分54.9%、ガラス転移温度−10℃、tanδピークトップ値2.7、SP値10.2、pH7.6、粘度140mPa・s、平均粒子径310nmのエマルションA7を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)0.8部、エチルアクリレート(EA)93.2部、アクリル酸(AA)1.0部、アクリルアミド5.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)5.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)7000、不揮発分54.8%、ガラス転移温度−12℃、tanδピークトップ値2.72、SP値10.2、pH7.9、粘度750mPa・s、平均粒子径260nmのエマルションA8を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)12.6部、エチルアクリレート(EA)86.4部、アクリル酸(AA)1.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)5.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)15000、不揮発分54.9%、ガラス転移温度−6℃、tanδピークトップ値2.63、SP値10.22、pH7.5、粘度180mPa・s、平均粒子径280nmのエマルションA9を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)3.7部、エチルアクリレート(EA)95.3部、アクリル酸(AA)1.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)5.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)15000、不揮発分54.9%、ガラス転移温度−14℃、tanδピークトップ値2.73、SP値10.22、pH7.7、粘度140mPa・s、平均粒子径280nmのエマルションA10を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにスチレン(St)8.6部、エチルアクリレート(EA)80.4部、アクリル酸(AA)1.0部、ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)10.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)5.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)13000、不揮発分54.8%、ガラス転移温度−11℃、tanδピークトップ値2.59、SP値10.47、pH7.2、粘度130mPa・s、平均粒子径250nmのエマルションA11を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)0.1部、エチルアクリレート(EA)88.9部、アクリル酸(AA)1.0部、ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)10.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)0.4部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)75000、不揮発分55.1%、ガラス転移温度−11℃、tanδピークトップ値2.2、SP値10.55、pH7.9、粘度600mPa・s、平均粒子径280nmのエマルションA12を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)0.1部、エチルアクリレート(EA)88.9部、アクリル酸(AA)1.0部、ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)10.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)50.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加しエマルションA13を得る予定であったが、ポリマーエマルションを得ることができなかった。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)50.7部、2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)48.3部、アクリル酸(AA)1.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)0.2部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)320000、不揮発分55.0%、ガラス転移温度10℃、tanδピークトップ値2.3、SP値9.58、pH7.7、粘度150mPa・s、平均粒子径290nmのエマルションB4を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)70.3部、2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)28.7部、アクリル酸(AA)1.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)0.2部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)250000、不揮発分55.0%、ガラス転移温度50℃、tanδピークトップ値1.8、SP値9.74、pH8.1、粘度80mPa・s、平均粒子径330nmのエマルションB5を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにメチルメタクリレート(MMA)49.5部、アクリル酸(AA)0.5部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)0.1部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ5.0部及び脱イオン水16.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を90分にわたって均一に滴下した(1段目分滴下)。滴下終了後60分同温度を維持した。その間、上記ロートにメチルメタクリレート(MMA)20.3部、2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)28.7部、アクリル酸(AA)0.5部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)0.1部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ5.0部及び脱イオン水16.0部からなる単量体乳化物を仕込み2段目滴下分とした。そして1段目滴下分を反応した系内を80℃に維持したまま、引き続き2段目滴下分の単量体乳化物を90分にわたって均一に滴下した。2段目分を滴下終了後、60分同温度に維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)280000、不揮発分55.0%、ガラス転移温度35℃、tanδピークトップ値1.5、SP値9.74、pH7.9、粘度120mPa・s、平均粒子径250nmのコア・シェル複合型エマルションB6を得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを取り付けた重合器に脱イオン水37.4部を仕込んだ。その後、窒素ガス気流下で撹拌しながら内温を75℃まで昇温した。一方、上記滴下ロートにスチレン(St)40.1部、ブチルアクリレート(BA)58.9部、アクリル酸(AA)1.0部、n−ドデシルメルカプタン(n−DM)5.0部、予め20%水溶液に調整したレベノールWZ10.0部及び脱イオン水32.0部からなる単量体乳化物を仕込んだ。次に、重合器の内温を80℃に維持しながら、上記単量体乳化物のうちの1部、5%過硫酸カリウム水溶液4部を添加し、初期重合を開始した。20分後、反応系内を80℃に維持したまま、残りの単量体乳化物を180分にわたって均一に滴下した。滴下終了後60分同温度を維持した。得られた反応液を室温まで冷却後、25%アンモニア水0.7部を添加し、重量平均分子量(Mw)11000、不揮発分54.7%、ガラス転移温度−10℃、tanδピークトップ値2.64、SP値9.4、pH7.4、粘度90mPa・s、平均粒子径300nmのエマルションA14を得た。
(実施例1)
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例4で得られたエマルションA1とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Aを得た。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例5で得られたエマルションA2とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Bを得た。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例5で得られたエマルションA2とを、7/3の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Cを得た。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例6で得られたエマルションA3とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Dを得た。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例7で得られたエマルションA4とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Eを得た。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例8で得られたエマルションA5とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Fを得た。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例9で得られたエマルションA6とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Gを得た。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例10で得られたエマルションA7とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Hを得た。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例11で得られたエマルションA8とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Iを得た。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例12で得られたエマルションA9とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Jを得た。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例13で得られたエマルションA10とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Kを得た。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例14で得られたエマルションA11とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Lを得た。
製造例2で得られたエマルションB2と、製造例4で得られたエマルションA1とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Mを得た。
製造例2で得られたエマルションB2と、製造例5で得られたエマルションA2とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Nを得た。
製造例17で得られたエマルションB4と、製造例7で得られたエマルションA4とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Oを得た。
製造例18で得られたエマルションB5と、製造例7で得られたエマルションA4とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Pを得た。
製造例19で得られたエマルションB6と、製造例7で得られたエマルションA4とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Qを得た。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例20で得られたエマルションA14とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Rを得た。
製造例1で得られたエマルションB1を樹脂組成物Sとした。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例15で得られたエマルションA12とを、9/1の混合比(質量比)で混合し、樹脂組成物Tを得た。
製造例1で得られたエマルションB1と、製造例16で得られたエマルションA13とを9/1の混合比(質量比)で混合し樹脂組成物Uを得る予定であったが、A13の合成が不可となった為に得ることができなかった。
製造例3で得られたエマルションB3を樹脂組成物Vとした。
実施例1〜18の樹脂組成物A〜R、比較例1、2、4の樹脂組成物S、T、Vをそれぞれ下記の通り配合し、制振材配合物として制振材塗膜を作製し、塗膜内容、加熱乾燥性、塗膜表面の平滑性、接着強度を評価し、総合的な評価を行った。結果を表1に示す。
・樹脂組成物A〜T、V(不揮発分55%) 100部
・炭酸カルシウム(NN#200*1) 100部
・分散剤(アクアリックDL−40S*2) 1部
・増粘剤(アクリセットWR−650*3) 0.5部
・消泡剤(ノプコ8034L*4) 0.5部
・発泡剤(F−30*5) 1部
*1:日東粉化工業株式会社製 充填剤
*2:株式会社日本触媒製 ポリカルボン酸型分散剤(有効成分44%)
*3:株式会社日本触媒製 アルカリ可溶性のアクリル系増粘剤(有効成分30%)
*4:サンノプコ株式会社製 消泡剤(主成分:疎水性シリコーン+鉱物油)
*5:松本油脂製薬株式会社製 発泡剤
以下の条件で、図1、図2に示した基材及び基材上に塗布した塗料からなる試験板を図3に示すように加熱炉内で加熱乾燥し、得られた塗膜の中央部/エッジ部の膜厚と重量測定を行い、以下の評価基準で評価した。
(2)加熱後、塗膜を室温に冷却し、テフロン基材から剥がした。
(3)その剥した塗膜(幅30cm×長さ30cm)の重量(単位:g)を測定した(その重量を乾燥重量とした。)。
(4)その後に、その塗膜を150℃で2時間加熱乾燥後、室温に戻して重量(単位:g)を測定した(その重量を絶乾燥重量とした。)。
(5)残存揮発分率(%)={((3)で測定した重量−(4)で測定した重量)/(3)で測定した重量}×100で評価した。
(6)その塗膜(幅30cm×長さ30cm)から中央部20cm×1cmをくり抜いた(図4)。
(7)そのくり抜いた部分の厚み(最も薄い部分)及び重量を測定した。その測定値を中央部の膜厚として、塗膜内容の膜厚項(mm)と塗膜重量項(g)に記入した。更に単位面積当たり重量を以下の式で計算し項目に記入した。
*)単位面積当たり重量(g/cm2)=塗膜重量(g)/(20cm×1cm)
(8)エッジ部の膜厚は、(3)の塗膜の周囲部(額縁部)の最も高い膜厚とした。
◎:膜厚比{(中央部の膜厚/エッジ部の膜厚)×100(%)}が93%以上、100%以下
○:上記膜厚比が87%以上、93%未満
△:上記膜厚比が79%以上、87%未満
▲:上記膜厚比が70%以上、79%未満
×:上記膜厚比が0%以上、70%未満
膜厚比が100%に近い方が、塗膜における中央部の膜厚とエッジ部の膜厚との差が小さく、エッジ部変形抑制効果がある。
JIS A 6909(建築仕上げ塗材)の「付着強さ」の品質規定に準じて評価した。
(試験体作製方法)
上記の得られた塗料配合物を、鋼板(商品名「SPCC−SD」日本テストパネル(株)製)上に、その塗膜が厚み5mm×30cm×30cmとなるように塗布した。その塗布したウェット塗膜を150℃×30分加熱乾燥し、室温に戻した。このシート物を試験体とした。
鋼性アタッチメント(4cm×4cm)をエポキシ樹脂(2液硬化型)系接着剤を用いて上記のシート表面に接着した。そのアタッチメントの周囲をカッターで鋼板まで切り込みを入れた。約1時間後に建研式単軸油圧引っ張り試験機LPT−1500を用いて塗膜が剥がれる時の荷重力を計測した。その計測した数値を以下の式により算出し、接着強度とした。
式:接着強度(N/mm2)=荷重力(N)/1600(mm2)
上記の評価結果より、塗料用途に用いる場合の塗料組成物の加熱乾燥性、塗膜の平滑性や接着性を総合的に評価した。
◎:非常に優れる。
○:優れる。
△:普通である。
▲:やや劣る。
×:劣る。
Claims (13)
- (メタ)アクリル系ポリマー(A)を含む塗膜用改質剤を含む塗料組成物であって、
該(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、水系溶媒中のエマルションであり、重量平均分子量が5000〜50000であり、SP値が9.4以上であり、
該塗料組成物は、(メタ)アクリル系ポリマー(B)を更に含み、
該(メタ)アクリル系ポリマー(B)の重量平均分子量は、該(メタ)アクリル系ポリマー(A)の重量平均分子量よりも100000以上、400000以下大きく、
該塗料組成物は、(メタ)アクリル系ポリマー(B)の含有量100質量部に対して、(メタ)アクリル系ポリマー(A)の含有量が5〜50質量部であり、乾燥後の膜厚が1.5mm以上である塗膜を形成するために用いられる
ことを特徴とする塗料組成物。 - 前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、SP値が9.5以上である
ことを特徴とする請求項1に記載の塗料組成物。 - 前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、SP値が10〜14である
ことを特徴とする請求項2に記載の塗料組成物。 - 前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、ガラス転移温度が−50〜10℃である
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の塗料組成物。 - 前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、アクリロニトリル、エチルアクリレート、及び、アクリルアミドからなる群より選択される少なくとも1種の単量体由来の構造単位を含む
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の塗料組成物。 - 前記(メタ)アクリル系ポリマー(B)の重量平均分子量は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)の重量平均分子量よりも、300000以下大きい
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の塗料組成物。 - 前記塗料組成物は、無機充填材を更に含む
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の塗料組成物。 - 前記塗料組成物は、無機充填材の含有量が50〜300質量部である
ことを特徴とする請求項7に記載の塗料組成物。 - 前記(メタ)アクリル系ポリマー(B)のSP値は、前記ポリマー(A)のSP値よりも小さい
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の塗料組成物。 - 前記ポリマー(B)のガラス転移温度は、前記ポリマー(A)のガラス転移温度よりも大きい
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の塗料組成物。 - 前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)の重量平均分子量は、20000以下である
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の塗料組成物。 - 請求項1〜11のいずれかに記載の塗料組成物を加熱乾燥して得られる、膜厚が1.5mm以上である塗膜。
- 塗膜を製造する方法であって、
該製造方法は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)と、該ポリマー(A)の重量平均分子量よりも100000以上、400000以下大きい重量平均分子量を有する(メタ)アクリル系ポリマー(B)と、無機充填材とを含む塗料組成物を加熱乾燥して塗膜化することにより膜厚が1.5mm以上である塗膜を形成する工程を含み、
該(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、水系溶媒中のエマルションであり、重量平均分子量が5000〜50000であり、SP値が9.4以上であり、
該塗料組成物は、(メタ)アクリル系ポリマー(B)の含有量100質量部に対して、(メタ)アクリル系ポリマー(A)の含有量が5〜50質量部である
ことを特徴とする塗膜の製造方法。
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