JPS63312336A - 強化フッ素系ゴム - Google Patents

強化フッ素系ゴム

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JPS63312336A
JPS63312336A JP62148490A JP14849087A JPS63312336A JP S63312336 A JPS63312336 A JP S63312336A JP 62148490 A JP62148490 A JP 62148490A JP 14849087 A JP14849087 A JP 14849087A JP S63312336 A JPS63312336 A JP S63312336A
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JP
Japan
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niobium
fluororubber
reinforced
based substance
rubber
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JP62148490A
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Morio Kurasawa
守雄 倉澤
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Kurasawa Optical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kurasawa Optical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、苛酷な条件下での使用に耐えるように改良
した強化フッ素系ゴムに関する。
〔従来の技術〕
フッ素系ゴムが多く用いられている分野は、自動車、一
般機械、化学、船舶、航空機などで製品形状からみると
、バッキング、オイルシール。
0−リングなどのシール材が多いが、最近ではダイヤフ
ラム、ホースなどが増加してきている。
またフッ素ゴムにフッ素樹脂を配合した新しいタイプの
水性塗料(例えばダイキン工業製 商品名 ダイエルラ
テックス)による用途開発が進んでいる。これは従来の
フッ素ゴムの優れた特性を生しながら、非粘着、潤滑性
を加味したもので、金属基材の表面改良や保護1強化に
有用である。
一方、加硫系がパーオキサイド系にも拡大されたため、
従来フッ素ゴムでは問題のあった用途、例えばケミカル
ポンプ(シール材、ダイヤフラム)。
食塩電解(隔膜シール、パイプラインのシール)。
燃料電池(隔膜シール)、医薬、医療関係(製造装置バ
ッキング、チーーブ、薬栓)2食品関係。
厨房器(シール、バッキング)などに使用される。
フッ素系ゴムにはいくつかの種類があるが、この中では
ビニリデンフル第2イド(VdF)−へキサフルオロプ
ロペン(RFP)系ゴムが主流となっている。
VdF −HFP系ゴムはVdF、IFEを通常過硫酸
塩を開始剤とする乳化重合で製造される。この系のゴム
にはVdF 、 RFPを共重合したものと、VdF’
、 RFP。
TFEを二元共重合したものがあるが、分子量は10万
前後のものが多く、あるいはこの分子末端は種々の方法
で安定化変性されている。
乳化重合物は凝析脱水、乾燥後シート状あるいはペレッ
ト化されて製品となる。またポリオール系加硫の品種は
加硫剤を練り込んだものが市販されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
フッ素系ゴムは耐熱、耐油ゴムとしての認識が深まり需
要も順調に増加している。しかし、フッ素系ゴムに対す
る期待(要求性能)は年々高まり、さらに耐熱、耐薬品
性を高めたものが要望されている。
また汎用ゴムで製品化されている熱可塑性タイプ、反応
性液状タイプのフッ素系ゴムの開発に対する要望が高い
この発明は上記のような事情に基づき開発されたもので
、耐熱性、耐薬品性を特徴とする特性を改良し苛酷な条
件下で使用することのできる強化フッ素系ゴムを提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため・、この発明の強化フッ素系
ゴムはフッ素系ゴムを母材としこれに0.5〜1.5重
量%のニオブを含むニオブ系物質を混合することを特徴
としている。
〔作用〕
1)上記構成をとることにより、ニオブを含むニオブ系
物質がフッ素系ゴムの分子間に規則正しく存在するよう
になり分子間の結合を強力にする。
iD  ニオブを含むニオブ系物質自身の融点が1.4
00〜1,600℃であることから耐熱性を向上させる
ことができ、同様に耐摩耗性も向上する。
1ii)  ニオブを含むニオブ系物質の混入により水
をフッ素ゴムに含ませたように柔軟性をもたせることが
できる。
〔実施例〕
次に第1表によってこの発明の詳細な説明する。
以下余白 第  1  表 フッ素系ゴムとしてはポリアミン系VdF −RFPの
ダイキン工業株式会社製ダイエル(商品名)を使用して
実施した。
第1表中の評価◎印は非常に良い、O印は良い、Δ印は
ある程度よいを示している。
この実施例中◎印のものは、分子間結合が強くS なったことから耐摩耗性がダ/1000回転Taber
e*−17権から1.2 kgまで耐えられるようにな
り、耐熱性も20%向上した。
ダイキン工業(拗製ダイエルのグレードG−201゜G
−501は射出成型が不可能であったものがこれが可能
に改善された。
また耐熱性は、通常200℃で2000時間であったも
のが230℃で3000時間の4晩使用が可能となり、
耐油性が向上し耐オゾン性は極めて良好で、耐候性が優
秀、耐スチーム性も優秀に改善された。
また低温における柔軟性も通常−20°Cが限界であっ
たものが一25℃まで弾性を保つことができた。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
要旨を変更しない範囲において異なる構成をとることが
できる。
例えばこの発明において、フッ素ゴムに混合する物質は
ニオブ単体に限らず、炭化ニオブNbC。
窒化ニオブNbN、ニオブ酸リチウムLiNbO3,5
酸化ニオブNb、O,,スズ化ニオブNb、Sn、シリ
コン化ニオブNb、8i、ゲルマニウム化ニオブNb、
 Ge 、ニオブ金属間化合物、アルニウム化ニオブN
b、kJ−などニオブ化合物、ニオブ金属間化合物のニ
オブ系物質を用いて同様の効果を挙げるととができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、耐熱性、耐薬品性を特徴とする特性
を改善し苛酷な条件下で使用することのできる強化フッ
素系ゴムを提供することができる。
印南士

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フッ素系ゴムを母材としこれに0.5〜1.5重量%の
    ニオブを含むニオブ系物質を混合することを特徴とする
    強化フッ素系ゴム。
JP62148490A 1987-06-15 1987-06-15 強化フッ素系ゴム Granted JPS63312336A (ja)

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JPS63312336A true JPS63312336A (ja) 1988-12-20
JPH0140052B2 JPH0140052B2 (ja) 1989-08-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1464676A1 (en) * 2001-12-17 2004-10-06 Daikin Industries, Ltd. Crosslinkable elastomer composition and formed product comprising the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1464676A1 (en) * 2001-12-17 2004-10-06 Daikin Industries, Ltd. Crosslinkable elastomer composition and formed product comprising the same
JP2009030064A (ja) * 2001-12-17 2009-02-12 Daikin Ind Ltd 架橋性エラストマー組成物および該組成物からなる成形品
EP1464676B1 (en) * 2001-12-17 2017-06-21 Daikin Industries, Ltd. Crosslinkable elastomer composition and formed product comprising the same

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JPH0140052B2 (ja) 1989-08-24

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