JPS6331187B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6331187B2
JPS6331187B2 JP17728482A JP17728482A JPS6331187B2 JP S6331187 B2 JPS6331187 B2 JP S6331187B2 JP 17728482 A JP17728482 A JP 17728482A JP 17728482 A JP17728482 A JP 17728482A JP S6331187 B2 JPS6331187 B2 JP S6331187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
processed material
cartridge
polyethylene
transport container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17728482A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5966864A (ja
Inventor
Motoharu Takano
Masaru Sugimura
Keiichi Kushima
Atau Ezaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kewpie Corp
Original Assignee
QP Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by QP Corp filed Critical QP Corp
Priority to JP17728482A priority Critical patent/JPS5966864A/ja
Publication of JPS5966864A publication Critical patent/JPS5966864A/ja
Publication of JPS6331187B2 publication Critical patent/JPS6331187B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は容器にポリエチレンを使用したパウチ
物を効率良く殺菌する方法に関する。
従来、処理物を多孔性の搬送容器に収容し冷却
室や熱湯室を移送して熱湯で処理物を加熱殺菌し
冷却水で冷却したりすることが知られているが、
搬送容器内の処理物が搬送容器内壁面に接触し、
熱湯及び冷却水の流動が迅速かつ均等に処理物各
部に行き渡たらず加熱殺菌及び冷却効果が悪いと
共に130℃で殺菌しようとする場合には高圧殺菌
タンク内に150℃位の必要以上に高い熱湯を注入
するので例えば処理物を収容したパウチ物(ポリ
エチレン袋、ポリエチレン容器)として袋物を用
いた場合耐熱ポリエチレンの袋(溶融温度135℃)
が溶融したり、袋表面に搬送容器の多孔網目模様
がついたりして商品価値を低下する欠陥がある。
本発明はこれらの欠陥を改善するようにしたも
ので、多孔性の搬送容器の内壁面に設けた突起で
処理物を収容したポリエチレンのパウチ物を支持
して搬送容器内壁面とポリエチレンのパウチ物に
液体流通間隙を形成し、前記搬送容器を移送チエ
ーンで冷却槽の冷却液及び高圧殺菌タンクの130
℃以下の加熱液中を循環移送し、処理物を加熱及
び冷却することを要旨とするものである。
本発明方法は搬送容器の移送中に熱湯及び冷却
液は搬送容器内壁面の突起により形成された液体
流通間隙を流通して処理物各部を均等かつ迅速に
加熱殺菌及び冷却して殺菌及び冷却効率を向上し
て迅速かつ能率良く加熱殺菌処理ができると共に
突起は処理物の移送中に搬送容器内での位置ずれ
等の移動を確実に防止することができる。
また本発明方法は加熱殺菌タンクの熱湯をパウ
チ物の材質の一種である耐熱ポリエチレンの溶融
温度以下の130℃にセツトしてあるので例えばパ
ウチ物としてポリエチレンの袋物を用いた場合に
は加熱殺菌中に袋が軟化脆弱することがなくまた
袋表面に多孔網目模様が付くこともなく処理物の
品質を低下させないで加熱殺菌することができ
る。
また、皿状のポリ容器等を用いた場合には、蓋
部(ポリエチレンが多い)表面に多孔性網目模様
がつきやすいという難点も解消できる。
本発明方法の詳細を実施例に基き具体的に説明
すると、130℃の熱湯を収容した高圧殺菌タンク
1及びこれに隣接して設けた冷却槽2,3内には
駆動輪4と案内輪5を介して左右一対の移送チエ
ーン6,6が張架され、該移送チエーン6,6の
一部は冷却槽2側部のフレーム7に前後して設け
られた一対の間歇駆動輪8,8にそれらの前後及
び両者間にたるみを有するように懸架され、間歇
駆動輪8,8を駆動輪4と同調して間歇回動させ
移送チエーン6,6を間歇駆動輪8,8部分にお
いては間歇的に停止できるように形成されてい
る。
第2図はその間歇駆動機構の一例であり、間歇
駆動輪8,8の軸9には係止爪10で逆転を阻止
された爪車11が設けられ、該爪車11に駆動輪
4の軸12に設けられたカム13で作動されるフ
イードレバー14先端の送り爪15が係合してお
り、間歇駆動輪8,8の作動を駆動輪4と同調せ
しめて間歇回動するようになっている。
また前記左右一対の移送チエーン6,6間には
取付片16を介して前部を開口した多孔性のリテ
ーナー17が架設され、該リテーナー17内には
処理物を収納したパウチ物としては溶融温度135
℃の耐熱ポリエチレン袋Aを収容しかつ壁面に多
数の透孔18を有するカートリツジ19が前記開
口部を介して着脱自在に嵌装されると共に前記リ
テーナー17の両端面には窓孔20とその一側外
部に支承された支持軸21とが夫々設けられ、支
持軸21に軸支されかつ発条22で内方に附勢さ
れた係止爪23が前記窓孔20を介してカートリ
ツジ19に穿設された係止孔24に係合しカート
リツジ19をリテーナー17に一体的に結合せし
めている。
前記カートリツジ19は上部を開放した単一箱
型のものでも良いが図面のように複数の小形カー
トリツジ19′,19′を重合して一個のカートリ
ツジを形成することもでき、前記透孔18の周縁
は内側に打抜かれて隆起突起25が形成されポリ
エチレン袋Aを支承してこれとカートリツジ壁面
間に液体流通道aを形成している。このような液
体流通道aは、処理物を収納したパウチ物Aをリ
テーナーに直接収容する場合には、隆起突起25
をリテーナー内壁に形成することによつても設け
ることができる。
また本発明の実施例では、前記リテーナー17
の天井壁面の孔26にも内側に向け隆起突起27
が設けられており、更にリテーナー17とカート
リツジ19の下底部は船底形に形成され、カート
リツジ19の出入を容易にしている。
29は高圧殺菌タンク1の気密開閉機構であ
り、30はカートリツジの押込みプツシヤー、3
1は係止爪23の解放ガイドである。
従つて前部の間歇駆動輪8の部分においてその
間歇停止時に押込みプツシヤー30によりポリエ
チレン袋Aを収容したカートリツジ19をリテー
ナー17に押込み嵌合すると、リテーナー17の
係止爪23はカートリツジ19の係止孔24に係
合し両者は一体的に結合される。
このようにしてリテーナー17にカートリツジ
19が装着されると間歇駆動輪8は回動し以後は
リテーナー17は連続移送され冷却槽3を経て高
圧殺菌タンク1に入り130℃以下にセツトした温
度で殺菌された後、更に冷却槽3,2を経て後部
間歇駆動輪8に移送されて来る。すると係止爪2
3は解放ガイド31により係止孔24から脱れる
と共に間歇停止するので、カートリツジ19をリ
テーナー17から取出し、リテーナー17は再び
前部間歇駆動輪8に循環される。
しかして多孔性搬送容器(リテーナー)17が
高圧殺菌タンク1の130℃の加熱液及び冷却槽2,
3の冷却液を通過するときには処理物を収納した
パウチ物としてのポリエチレン袋Aはカートリツ
ジ19の隆起突起25で支持され、加熱液及び冷
却液はカートリツジ19の透孔18から隆起突起
25によつて形成される液体流通道aを通過して
ポリエチレン袋Aを迅速かつ均等に加熱殺菌又は
冷却するので、加熱殺菌又は冷却処理が効率良く
行われると共に加熱液中において、ポリエチレン
袋Aは常にポリエチレンの耐熱温度以下にあるの
で、軟くなるが溶融することがないので搬送容器
の内壁面に突起を設けてあつてもポリエチレン袋
Aの外表面に多孔網目模様ができることもなく、
更に搬送容器内ではポリエチレン袋の移送中の位
置の移動も確実に防止され処理物を品質良く殺菌
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一部切欠正面図、第2図は同
要部の正面図、第3図は同要部の一部切欠側面
図、第4図は同横断平面図、第5図は同分解斜面
図である。 1……高圧殺菌タンク、2,3……冷却槽、6
……移送チエーン、19……カートリツジ、25
……隆起突起、A……ポリエチレン袋、a……液
体流通道。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多孔性の搬送容器の内壁面の全面またはその
    一部に設けた突起で処理物を収容したポリエチレ
    ンのパウチ物を支持して搬送容器内壁面とポリエ
    チレンのパウチ物に液体流通間隙を形成し、前記
    搬送容器を移送チエーンで冷却槽の冷却液及び高
    圧殺菌タンクの130℃以下の加熱液中を循環移送
    し、処理物を加熱及び冷却することを特徴とする
    連続殺菌方法。
JP17728482A 1982-10-08 1982-10-08 連続殺菌方法 Granted JPS5966864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17728482A JPS5966864A (ja) 1982-10-08 1982-10-08 連続殺菌方法

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JP17728482A JPS5966864A (ja) 1982-10-08 1982-10-08 連続殺菌方法

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Publication Number Publication Date
JPS5966864A JPS5966864A (ja) 1984-04-16
JPS6331187B2 true JPS6331187B2 (ja) 1988-06-22

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ID=16028336

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JP17728482A Granted JPS5966864A (ja) 1982-10-08 1982-10-08 連続殺菌方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7340932B2 (ja) * 2019-01-11 2023-09-08 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

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JPS5966864A (ja) 1984-04-16

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