JPS63310784A - 銀黒色釉薬瓦等窯業製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 土星上皇丑工光団 大発明は燻し瓦のような渋い銀色光沢に発色せしめるも
のとは多少趣が異なる銀黒色に発色する釉薬瓦を製造せ
しめる様にした銀黒色釉薬瓦等窯業製品に関するもので
ある。

皿米豊夜街 従来、銀色系圧は被膜の呈する独特な燻し銀の様な艶と
光沢により高級瓦として重宝されており、かかる銀色系
圧の製造方法としては、瓦表面に炭素被膜を形成して銀
灰色の独特の色艶を生じるものであるが、差独窯による
ため連続生産には対応出来ず、又その製造工程には高度
な技術と手間を要するため燻し瓦を高価なものとする一
因となっていた。

又、連続生産に対応せしめる釉薬による銀色系圧の製造
方法としては、鉄分を多量に含む天然産の黄土を釉薬と
して施し、還元焼成によって燻し瓦のように渋い銀色光
沢に発色せしめているも、かかる製造技術では−に焼成
の方法いかんであり、焼成雰囲気及び焼成温度等の焼成
条件によって大きく影響され、赤色にして溶けの悪いガ
サガサのもの、或いは黒光りの勝った溶けすぎのもの、
銀色を呈していても粟粒大のブクや、シバリングのよう
に一面にヒと等が発生したりして良品率は良好とは言い
難いのが現状である欠点を有している。

又、天然産の黄土をそのまま使用しているため、成分の
バラツキが大きく良質なる渋い銀色光沢に発色せしめる
のは甚だ困難である欠点を有していた。

又、金属酸化物を基礎釉に着色材として加え、酸化焼成
にて銀黒色を呈する方法により生産されているが、経時
変化による変色及び貫入の発生する欠点を有していた。

Ｈがゞ　しようとする閏、占 大発明は銀黒色の発色を経時的に安定せしめると共に、
一般的に用いられているトンネル窯にて連続生産に対応
図らしめる様にした銀黒色釉薬瓦等窯業製品を提供せん
とするものである〔発明の構成〕 聞頁占を７′するための王ゴ 大発明はかかる点に鑑み、粘土瓦素地を焼成後、還元雰
囲気の中にて釉薬を塗布せしめて還元焼成せしめる様に
した銀黒色釉薬瓦等窯業製品を提供して上記欠点を解消
せんとするものである。

詐二二四 大発明にあっては、基礎釉に対し、適宜なる配合割合に
て調合せしめている金属酸化物が所定還元雰囲気にて焼
成せしめることにより、銀黒色に発色せしめるのである
。

１晟■ 以下本発明の一実施例について説明すると、長石を略５
０部、亜鉛華を略１０部、石灰を略２０部、珪石を略１
０部の配合割合の基礎釉に対し、金属酸化物である一般
的なＦｅｚＯ３、ＭｎＯ□、ＣｕＯ等を添加せしめて調
合し、焼成後の粘土瓦素地に瓦−板層たり所定量を付着
せしめる様に施釉せしめて炉内にて所定温度にして且つ
所定還元雰囲気にて焼成せしめている。

金属酸化物（ＦｅｚＯ：＋）を基礎釉にだし重量ヒヒに
して略１５％の割合にて調合せしめ、ＣＯ４変を７〜９
％程度の還元雰囲気とし、その後最高１１５０度の加熱
、更には適宜な温度保持及び冷却をせしめることにより
、針状を呈する結晶が釉面に群立する様になり、黒色を
呈する部分が存在することにより、良好なる銀黒色の発
色が得られた。

・　尚、金属酸化物の種類及び調合ｖ１合、還元雰囲気
の種暉及び濃度、焼成温度の範囲及び昇温率については
上述に限定されるものではなく、多数の金属酸化物の組
み合わせによる釉薬に対応した還元雰囲気の種類及び濃
度、焼成温度の範囲及び昇温率にせしめても可能である
。

〔発明の効果〕

要するに大発明は、粘土瓦素地を焼成後、還元雰囲気の
出にて釉薬を塗布せしめて還元焼成せしめるので、良好
なる銀黒色の発色が得られると共に、還元雰囲気中にお
いて焼成せしめているため凍害に対しても比較的安定し
た抵抗性を有し・ており、寒冷地での使用に際しても割
合に安全率が高い等その実用的効果甚だ大なるものであ
る。

以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 粘土瓦素地を焼成後、還元雰囲気の中にて釉薬を塗布せ
   しめて還元焼成せしめる様にしたことを特徴とする銀黒
   色釉薬瓦等窯業製品。