JPS6331044Y2 - - Google Patents

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JPS6331044Y2
JPS6331044Y2 JP1981191967U JP19196781U JPS6331044Y2 JP S6331044 Y2 JPS6331044 Y2 JP S6331044Y2 JP 1981191967 U JP1981191967 U JP 1981191967U JP 19196781 U JP19196781 U JP 19196781U JP S6331044 Y2 JPS6331044 Y2 JP S6331044Y2
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JP
Japan
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light
photometry
photometric
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reflector
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JP1981191967U
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English (en)
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JPS5896519U (ja
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Cameras In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カメラの測光装置、詳しくは、
TTL測光式一眼レフレツクスカメラの測光装置
に関する。
この種のカメラの測光装置における測光モード
としては、従来より主として部分測光、平均測
光、中央重点測光の3種の測光モードが知られて
いる。そして、これらの各測光モードにはそれぞ
れ一長一短があるので、一般的には、被写体条件
又は撮影意図等により、例えば、部分測光と平均
測光とを選択して使用するようにしているか、或
いは両者の中間的な中央重点測光を採用してい
る。
ところで、部分測光と平均測光とを選択して使
用できるようにした従来の一眼レフレツクスカメ
ラの測光用受光装置は、例えば第1図に示すよう
に構成されている。即ち、第1図において、シヤ
ツターレリーズ前では、カメラ本体1の観察用可
動反射鏡2は撮影光路内に45゜の角度で下降して
おり、撮影レンズ3を透過した光は上記観察用可
動反射鏡2で2方向に分かれる。撮影レンズ3を
透過した光の多くは観察用可動反射鏡2で上方に
反射し、フイルム4と共役な位置にあるピントス
クリーン5、ペンタプリズム6およびフアインダ
ー接眼レンズ7に導かれる。そして、フアインダ
ー接眼部には平均測光用受光素子8が設けられて
いて、同受光素子8により、平均測光モードで被
写体が測光されるようになつている。一方、撮影
レンズ3を透過した光のうち、光軸に近い部分の
光は、観察用可動反射鏡2の半透光部2aを透過
したのち、同半透光部2aの後方において観察用
可動反射鏡2に取り付けられた測光用反射鏡9で
反射し、同反射鏡9の下方の撮影光路外に設けら
れた部分測光用受光素子10に集光レンズ11を
介して導かれる。このようにして部分測光用受光
素子10には、被写体からの反射光のうちフイル
ム4の中央部に集光される光が部分測光されるよ
うになつている。
しかし、上記の構成のように、フアインダー部
に平均測光用受光素子8を設けた場合には、フア
インダー接眼レンズ7からの逆入射光が問題とな
つたり、ピントスクリーン5の種類によつては
EE精度が影響されてしまうことがあつて好まし
いものではなかつた。また2つの測光用受光素子
8,10をそれぞれ別の位置に設けることは構成
は複雑になる欠点があつた。
そのため、本出願人は先に、上記フアインダー
部に設けられた平均測光モード用受光素子を上記
可動反射鏡の下方に設けられた部分測光モード用
受光素子の周辺を囲むようにして設けることによ
つて、上記従来のこの種の測光装置における欠点
を解消したカメラの測光用受光装置について提案
した(実願昭56−1421号)。
次に、本考案を説明するに先だち、上記本出願
人が先に提案したカメラの測光用受光装置を第
2,3図によつて説明する。第2図は、上記カメ
ラの測光用受光装置の断面図である。図におい
て、一眼レフレツクスカメラのカメラ本体21内
で、全体がハーフミラーで形成された観察用可動
反射鏡(以下観察用ミラーという)22は、その
裏面の縁部が可動反射鏡枠23に支持されてい
て、ミラーボツクスの側壁(図示されず)に支軸
24によつて回動自在に取り付けられている。可
動反射鏡枠23の裏がわには、支軸25によつて
測光用反射板26が上記反射鏡枠23に回動自在
に取り付けられている。この反射板26は、観察
用反射鏡22が図示のように、撮影光路を遮る位
置に45゜の角度で下降しているとき、その反射面
である前面を前方のやや斜下方に向けた状態で同
反射鏡22に対して所定の角度で開いてフイルム
27およびシヤツター幕28の前方に位置するよ
うになつており、上記観察用反射鏡22が回動し
て二点鎖線で示す、撮影光路外の位置22Aに上
昇した時には、同反射鏡22に折り重なるように
回動して上昇位置26Aに至るようになつてい
る。この測光用反射板26の前面の中央部には、
第3図に示すように、撮影レンズ29を透過し、
フイルム27又はシヤツター幕28の中央部に集
光して結像される被写体光の光束を受光できる範
囲に鏡面反射鏡26aが形成されている。また、
上記反射板26の前面の、上記鏡面反射部26a
を除いた全面には、撮影レンズ29を透過し、フ
イルム27又はシヤツター幕28の全面に向う被
写体光を拡散して反射させる乳白色の拡散反射部
26bが形成されている。そして、上記観察用反
射鏡22の下方の撮影光路外には、上記測光用反
射板26の中央部に向けて測光部30が配設され
ている。この測光部30は、第4図に示すよう
に、その直前に配設された集光レンズ31を介し
て、上記反射板26の鏡面反射部26aで反射し
た被写体光が集光してその中央部分が結像される
中央の第1の測光用受光素子30aと、この受光
素子30aを取り囲むように形成され、上記反射
板26の鏡面反射部26a及び拡散反射部26b
を含む全反射面で反射した被写体光が結像される
第2の測光用受光素子30bとで構成されてい
る。即ち、受光素子30aは中央重点測光用とし
て作用し、受光素子30bは平均測光用として作
用するようになつている。従つて、従来のよう
に、平均測光用受光素子を別個にフアインダー部
等に設けるような必要はなく、これを従来の中央
重点測光用受光素子と一体的に構成することが出
来るので、その構造は極めて簡単になると共に、
測光精度を向上させることが出来る。
ところで、上記カメラの測光装置においては、
平均測光を行なう場合、上記中央の第1の測光用
受光素子30aは同時に平均測光用としても再度
用いられるため、その電気回路設計が複雑になる
と共に、測光誤差の生ずる一因となつている。そ
のため、上記測光用反射板26の鏡面反射鏡部2
6aからの反射光は上記中央の第1の測光用受光
素子30aのみで測光し、残余の反射光は上記周
辺の第2の測光用受光素子30bのみで測光する
ようにすることも考えられる。しかし、このよう
にすれば電気回路設計は容易となる一方、平均測
光の場合、全被写体光に対して相当のウエイトを
有する中央部分の被写体光が測光されないことに
なるので、全体の平均測光としては不適当なもの
となつてしまうという欠点は避けられない。
本考案の目的は、上記の点に鑑み、上記観察用
可動反射鏡の後面中央部に光拡散面を設けること
により、平均測光時における上記欠点を見事に解
消したカメラの測光装置を提供するにある。
本考案によれば、被写体光の集光光束の中央部
分も、上記可動反射鏡の光拡散面で拡散されて、
上記周辺測光用受光素子に達することになるので
好適に平均測光することが出来る。
以下、本考案を図示の実施例に基いて説明す
る。なお、本考案のカメラの測光装置は、上記第
2図のカメラの測光装置における観察用可動反射
鏡22が異なるのみで他の構成は全く同様に構成
されているので、異なる可動反射鏡についてのみ
説明する。本考案における観察用可動反射鏡32
も、その全体形状は上記第2図の観察用可動反射
鏡22と全く同様に形成されていて、カメラ本体
21(第2図参照)に同様に配設されており、同
様に作用する。ただ、この観察用可動反射鏡32
の裏面中央部には、第5図に示すように、光軸
OAを中心とした縦長の小判状の光拡散部33が
設けられている。この光拡散部33は、第6図に
示すように、微細で不規則な多数の凹凸面で形成
されている。この光拡散部33は、可動反射鏡3
2の研摩前の状態でのダイレクトプレスにより形
成されるか、又は研摩砂で砂目に凹凸を形成した
後、弗素処理にて角部をとることにより形成され
る。上記光拡散部の大きさは光拡散度や平均測光
と中央重点測光とのバウンス等により任意に設計
出来る。本実施例においては、中央重点測光用範
囲よりやや狭い範囲に形成されている。これは中
央重点測光用受光素子に向けての光束の全部を拡
散させると、中央重点測光力が低下して中央重点
測光精度が低下してしまうのを防止するためであ
る。以上のように構成された本考案のカメラの測
光装置においては、上記可動反射鏡32の後面に
光拡散部が設けられたことによつて、平均測光時
には被写体光の中央部分も好適に加味されて、上
記周辺測光用受光素子30b(第2,4図参照)
で測光されるので、上述した平均測光時の不都合
は見事に解消される。
【図面の簡単な説明】
第1、第2図は、従来のカメラの測光装置の一
例を示す断面図、第3、第4図は、上記第2図の
カメラの測光装置の測光用反射板及び測光用受光
素子を夫々示す拡大正面図、第5図は、本考案の
一実施例を示すカメラの測光装置における測光用
反射板の斜視図、第6図は、上記第5図の測光用
反射板の光拡散部の拡大斜視図である。 22,32……観察用可動反射鏡、26……測
光用反射板、30……測光部、30a……第1の
測光用受光素子、30b……第2の測光用受光素
子、33……光拡散部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被写体光の一部を透過する半透光部を有する観
    察用可動反射鏡と、この観察用可動反射鏡の後方
    に配設される測光用反射鏡と、この測光用反射鏡
    からの反射光を受光する測光部とを備えたTTL
    測光式一眼レフレツクスカメラにおいて、 上記測光部を、主として被写体の中央部分を測
    光する第1の測光用受光素子と、この第1の測光
    用受光素子の周りに設けられた第2の測光用受光
    素子とで構成すると共に、前記観察用反射鏡の半
    透光部の中央に光拡散部を設け、該光拡散部を通
    過した光が上記第1の測光用受光素子のみなら
    ず、上記第2の測光用受光素子にも入射するよう
    にしたことを特徴とするカメラの測光装置。
JP1981191967U 1981-12-23 1981-12-23 カメラの測光装置 Granted JPS5896519U (ja)

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JP1981191967U JPS5896519U (ja) 1981-12-23 1981-12-23 カメラの測光装置

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JP1981191967U JPS5896519U (ja) 1981-12-23 1981-12-23 カメラの測光装置

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Publication Number Publication Date
JPS5896519U JPS5896519U (ja) 1983-06-30
JPS6331044Y2 true JPS6331044Y2 (ja) 1988-08-19

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ID=30105404

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JP1981191967U Granted JPS5896519U (ja) 1981-12-23 1981-12-23 カメラの測光装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4977628A (ja) * 1972-11-29 1974-07-26
JPS5080129A (ja) * 1973-11-13 1975-06-30
JPS5217817A (en) * 1975-07-03 1977-02-10 Asahi Optical Co Ltd Light measure device fot the single lens reflex camera

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5217817A (en) * 1975-07-03 1977-02-10 Asahi Optical Co Ltd Light measure device fot the single lens reflex camera

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JPS5896519U (ja) 1983-06-30

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