JPS63309062A - 画像情報読取装置におけるシェ−ディング補正方法 - Google Patents

画像情報読取装置におけるシェ−ディング補正方法

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JPS63309062A
JPS63309062A JP62144980A JP14498087A JPS63309062A JP S63309062 A JPS63309062 A JP S63309062A JP 62144980 A JP62144980 A JP 62144980A JP 14498087 A JP14498087 A JP 14498087A JP S63309062 A JPS63309062 A JP S63309062A
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/59Transmissivity
    • G01N21/5907Densitometers
    • G01N21/5911Densitometers of the scanning type
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/401Compensating positionally unequal response of the pick-up or reproducing head

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像情報が記録されている記録媒体に光ビー
ムを走査させて上記画像情報を含む光を得、この光を光
電子増倍管により検出して画像情報を読み取る装置にお
いて、シェーディングによる読取信号の出力変化を補正
する方法に関するものである。
(従来の技術) 画像情報が記録された記録媒体に光ビームを走査させて
、その記録媒体からの反射光、透過光あるいは発光光を
検出することにより画像情報の読取りを行なう画像情報
読取装置が、従来より例えばコンピュータの画像入力部
、ファクシミリの画像読取部等において使用されている
。またこの種の画像情報読取装置の1つとして例えば特
開昭56−11397号に示されるように、人体等の放
射線画像情報が蓄積記録されている蓄積性蛍光体シート
に励起光ビームを照射し、この励起光照射を受けたシー
トの箇所から発せられる発光光(輝尽発光光)を検出し
て、上記放射線画像情報を担う画像信号を得るようにし
た放射線画像情報読取装置も知られている。
上記のような画像情報読取装置において用いられる光検
出器の一つとして、例えば特開昭62−16666号に
示されるように、記録媒体上の主走査ラインに沿って延
びる十分に長い受光面を有する長尺の光電子増倍管が知
られているが、このような長尺の光電子増倍管において
は、その長手方向に亘る受光感度ムラが認められる。
また、光ビームを主走査方向に偏向するための光偏向器
の反射面の反射率ムラによる走査光ビームの強度ムラ、
または光偏向器の偏向速度のバラツキによる光ビームの
走査速度ムラ、あるいは記録媒体からの光を効率よく光
電子増倍管の受光面に導くために設けられる光ガイドの
光伝達ムラ(すなわち例えば集光体端部等において導光
効率が悪い部分が生じること)により、光検出器の出力
が変化してしまうことがある。このような各種ムラによ
り光検出効率の部分的な低下(シェーディング)が生じ
ると、当然ながら、記録媒体からの光を正しく検出する
ことが不可能となる。
上述の不具合を解決するために、記録媒体からの光の読
取りに先行して光ビーム主走査方向に亘るシェーディン
グ特性を求めて記憶しておき、上記光を読み取る際に、
光電子増倍管から得られた読取信号を、シェーディング
による出力変動を解消するように上記特性に応じて補正
することが考えられている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のシェーディング補正方法は、基本的に好結果をも
たらすものであるが、本発明者らの研究によると、この
光電子増倍管に印加される高圧電圧を変化させると光電
子増倍管の受光感度ムラ特性自体が僅かながら変動する
ことが認められた。
このような変動があると、予め求めたシェーディング特
性と実際に画像情報読取処理を行なっているときのシェ
ーディング特性が一致していない、ということも当然起
こり得る。そうなればシェーディング補正が、実際のシ
ェーディング特性にはそぐわない不正なものになってし
まう。
そこで本発明は、上記不具合を解消して、極めて正確に
シェーディングを補正することができる方法を提供する
ことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段及び作用)本発明の画像
情報読取装置におけるシェーディング補正方法は、先に
述べたような光電子増倍管の受光感度ムラ特性変動が、
そこに印加される高圧電圧の値の変化にともなって生じ
る、という知見に基づいてなされたものであり、 前述したように記録媒体からの光の読取りに先行して光
ビーム主走査方向に亘るシェーディング特性を求めて、
記憶手段に記憶しておき、記録媒体からの光の読取り時
に読取信号を、シェーディングによる光電子増倍管の出
力変動を解消するように上記特性に応じて補正するよう
にした方法において、 上記シェーディング特性を予め求める際に、光電子増倍
管に印加する高圧電圧を複数通りに変えた上でそれぞれ
の場合のシェーディング特性を求め、各特性を高圧電圧
と対応付けて記憶しておき、読取信号を補正する際には
、光電子増倍管に印加される高圧電圧を検出し、この検
出した高圧電圧に対応するシェーディング特性を記憶手
段から読み出し、この読み出した高圧電圧毎のシェーデ
ィング特性に応じて信号補正を行なうようにしたことを
特徴とするものである。
(実 施 例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。
第1図は本発明方法によりシェーディング特性を補正す
る画像情報読取装置を示すものである。
この画像情報読取装置は一例として、本出願人が既に特
開昭55−12429号、同56−11395号等にお
いて提案した蓄積性蛍光体シートを用いる放射線画像情
報記録再生システムにおいて、上記蓄積性蛍光体シート
から発せられる輝尽発光光を読み取る放射線画像情報読
取装置である。放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性
蛍光体シーhloは、エンドレスベルト等のシート搬送
手段11により、副走査のために矢印Y方向に搬送され
る。
またレーザ光源12から射出された励起光としてのレー
ザビーム13は、ガルバノメータミラー等の光偏向器1
4によって偏向され、蓄積性蛍光体シートIOを上記副
走査方向Yと略直角な方向Xに主走査する。こうしてレ
ーザビーム13が照射されたシートlOの箇所からは、
蓄積記録されている放射線画像情報に応じた光量の輝尽
発光光】5が発散され、この輝尽発光光15は集光体1
Bを介して、光電子増倍管17によって光電的に検出さ
れる。本例において光電子増倍管17としては、蓄積性
蛍光体シートlO上のレーザビーム主走査ラインに沿っ
て延びる十分に長い光検出面を備えた長尺の光電子増倍
管が用いられている。なお、蓄積性蛍光体シート10に
対する放射線照射量が変えられる等により該シート10
の蓄積放射線エネルギーが大きく変動することがあり、
そのようなことに対応して読取感度を適切に設定するた
め、本例では光電子増倍管17に印加される高圧電圧H
Vが一例として一500V、−1250Vの2通りに切
り換えられるようになっている。
光電子増倍管17の出力をログアンプ20によって対数
変換増幅して得られた信号SはA/D変換器21に送ら
れ、そこでデジタル化される。こうして得られたデジタ
ルの読取画像信号Sdは、スイッチ22、シェーディン
グ補正回路23(これらについては後に詳述する)を通
して画像処理回路24に送られ、そこで階調処理、周波
数処理等の処理を受けた後、例えばCRT、光走査記録
装置等の画像再生装置25に入力される。上記読取画像
信号Sdは前記輝尽発光光15の光量を担持するもので
あり、この読取画像信号Sdを用いて、蓄積性蛍光体シ
ート10に蓄積記録されていた放射線画像が、上記画像
再生装置25により可視像として再生される。
なお読取画像信号Sdは、上述のように直ちに画像再生
装置25に入力する他、例えば磁気ディスクや磁気テー
プ等の記録媒体に一時記録しておくようにしてもよい。
ここで、長尺の光電子増倍管17は、その長手方向に亘
る感度ムラを有していることが多い。そのような場合光
電子増倍管17の出力は、同じ光量の輝尽発光光15に
対してもビーム主走査位置によって変動してしまう。以
下、このようなシェーディングによる信号Sの変動を補
正する点について説明する。
先に述べたようにして放射線画像情報の読取りを行なう
のに先立って予め、1枚のテスト用蓄積性蛍光体シート
IOTが用意され、該シート10Tには所定量の放射線
が一様照射される。このテスト用蓄積性蛍光体シートJ
OTは第1図の装置において、前述の放射線画像情報読
取りの場合と同様の処理にかけられる。このとき光電子
増倍管17に印加される高圧電圧HVは、まず前述の一
500vに設定される。そしてログアンプ20の出力S
0をA/D変換器21に通して得られたデジタルの参照
出力信号Sdoは、スイッチ22を切り換えて補正値演
算回路31に入力される。この補正値演算回路31は、
レーザビーム主走査方向Xの参照出力信号Sd、の変動
パターン(これは前記シェーディングによって生じるも
のであり、シェーディング特性を示している)を画素単
位で求める。すなわち、第2図に示すように主走査方向
Xに沿ってX1sX2、X3・・・・・・Xjのj列の
画素が並んでいるとすると、第n列のm個の画素につい
ての参照出力信号Sd、の平均値を求め、これをこの第
n列の代表信号値Rnとする。なお補正値演算回路31
には、レーザビーム13の主走査位置を検出する走査位
置検出系(図示せず)が出力する主走査位置信号Ssが
人力され、補正値演算回路31はこの主走査位置信号S
sに基づいて上記各列の代表信号値Rnを求める。そし
て補正値演算回路31は、1〜j列のすべての代表信号
値R,、R2・・・・・・Rjの平均値Roと、各代表
信号値Rnとの差Un =Rn −R□ を求め、これらの値U1、U2、・・・・・・Ujを補
正値としてメモリ32に記憶させる。なお、補正値演算
回路31には光電子増倍管17の高圧電圧HV(この際
は一500V)を示す信号Shvが入力され、補正値演
算回路31は上記値U1 、U2、・・・・・・Ujを
HV−−500Vなる値と対応をとってメモリ32に記
憶させる。
次に前述のようなテスト用蓄積性蛍光体シート10Tか
もう1枚用意され、今度は光電子増倍管17の高圧電圧
HVを一1250Vに設定して、上記と同様の操作がな
される。この際も補正値演算回路31は、代表信号値R
1、R2、・・・・・・Rjの平均値R0と、各代表信
号値Rnとの差 Wn −Rn −Ro を求め、これらの値W1、Wl、・・・・・・Wjをメ
モリ32に記憶させる。この場合補正値演算回路31に
は、HV−−1250Vを示す信号Shvが人力され、
上記の補正値wl、W2、・・・・・・wjは、HV−
−1250Vなる値と対応をとってメモリ32に記憶さ
れる。
第3図はHV■−500V、−1250Vの各場合の、
代表信号値R1、R2、・・・・・・Rjの分布状態の
例を示している。先に述べたようなシェーディングが無
ければ、代表信号値R1、R2、・・・・・・Rjは互
いに等しい値をとるはずであるが、実際にはシェーディ
ングがあるので、そのようにはなっていない。しかもH
V−−1250Vのときの代表信号値R1、R2、・・
・・・・Rjの分布状態は、HV−−500Vのときの
それが単にレベル変化したものとはなっていない。つま
り、光電子増倍管17の長手方向の感度ムラ特性は、H
V−−500vの場合とHV−−1250Vの場合とで
、互いに異なっている。
前述したように蓄積性蛍光体シート10に蓄積記録され
た放射線画像情報を読み取る際、デジタル読取信号Sd
はシェーディング補正回路23を通して出力される。シ
ェーディング補正回路23は前記補正値U1、U2・・
・・・・UjあるいはWl、Wl、・・・・・・Wjを
メモリ32から読み出し、第n列の画素についてのデジ
タル読取信号Sdから補正値UnあるいはWnを減じる
補正を、すべての画素の読取信号Sdについて行なう。
この際シェーディング補正回路23には、放射線画像情
報読取時の光電子増倍管17の高圧電圧HVを示す信号
Shvが入力され、該補正回路23は、この信号Shv
が示す高圧電圧が一500Vのときはメモリ32から補
正値U!〜Ujを読み出し、−刃高圧電圧が一1250
■のときには補正値W!〜Wjを読み出して、上記の補
正に供する。なおこの補正の際、補正回路23には前述
した主走査位置信号Ssが入力され、各画素毎の補正の
タイミングはこの主走査位置信号Ssに基づいて規定さ
れる。読取信号Sdに対して上記補正値UnあるいはW
nを減じる補正がなされれば、シェーディングによるそ
の出力変化が補償され、輝尽発光光15を正しく読み取
ることができるので、補正後の読取信号Sd’ を用い
れば、蓄積性蛍光体シート10に蓄積記録されていた放
射線画像情報を正しく再生することができる。
そして先に述べたように光電子増倍管17の高圧電圧H
Vに応じて感度ムラ特性が変わっても、それぞれのシェ
ーディング特性に応じた補正値UnあるいはWnを用い
て上記の補正を行なうようにしているから、いかなる場
合も上記シェーディングによる光電子増倍管17の出力
変動が適正に補正されることになる。
なお光電子増倍管17に印加される高圧電圧HVが無段
階または非常に小刻みに変えられる場合には、設定され
る高圧電圧に近いいくつかの高圧電圧HVについての補
正値(前述のU1〜Ujあるいはwl−Wjのようなも
の)を何通りかメモリ32から読み出し、公知の補間法
によりこれらの補正値を補間することにより、設定高圧
電圧HVに対応した補正値を求めるようにしてもよい。
このようにすれば、メモリ32に記憶する補正値の数を
減らすことができる。
また、テスト用蓄積性蛍光体シートは光電子増倍管17
の高圧電圧毎に別途設ける必要はなく、1毎のテスト用
蓄積性蛍光体シートを用いて部分的に光電子増倍管の高
圧電圧を変えてシェーディング補正値を求めるようにし
てもよい。
以上説明した実施例においては、デジタル化された読取
信号Sdに対してシェーディング補正を行なうようにし
ているが、第4図に示すように、メモリ32から読み出
した補正値U1〜Ujあるいはw、−WjをD/A変換
器70によってアナログ化し、A/D変換器21の前段
に配したシェーディング補正回路71によって、アナロ
グの読取信号Sから上記アナログの補正値を減じるよう
にしてもよい。このようにすれば、補正分解能が向上す
るので好ましい。なおこの第4図において、前記第1図
中の要素と同等の要素には同番号を付し、それらについ
ての説明は省略する(以下、同様)。
次に、本発明のさらに別の実施例について説明する。第
5図は、第1図の装置において、高圧電圧HVを一10
00Vに固定し、−刀先電子増倍管に入射させる光強度
を変え平均出力電流を0゜1μA、10μAとした場合
の、代表信号値R15R2、・・・・・・Rjの分布状
態の例を示している。図示されるようにこの場合も前述
のシェーディングが生じ、しかもそのシェーディング特
性は入射光強度が異なると(すなわち輝尽発光光15の
光量レベルが変わると)それに応じて変動している。
第6図に示す装置は、以上述べた輝尽発光光15の光量
に応じたシェーディング特性の変動も考慮してシェーデ
ィング補正を行なうように構成されている。この場合は
、前述の放射線が一様照射されたテスト用蓄積性蛍光体
シートLOTの代わりに、放射線照射量をシート副走査
送り方向に並ぶ複数の部分10as lOb、 10c
SlOd、 10e、 fOfにおいてそれぞれ変えた
テスト用蓄積性蛍光体シート10T° が用いられる。
本件では、上記部分10aに最大線量の放射線を照射し
、以下部分10b、foes・・・・・・と放射線照射
量を階段的に低下させ、部分10fにおいては放射線を
全く照射しないテスト用蓄積性蛍光体シートlOT’が
用いられる。前述した実施例におけるのと同様、このテ
スト用蓄積性蛍光体シートIOT’ は、通常の放射線
画像情報読取処理に先行して読取処理にかけられる。こ
のとき光電子増倍管17に印加される高圧電圧HVは、
まず−500Vに設定される。この読取処理によって得
られたデジタルの参照出力信号Sdoは、スイッチ22
を介して補正値演算回路80に入力される。
この補正値演算回路80は、入力された参照出力信号S
doに基づいて、前述のような補正値U11U2、・・
・・・・Ujを求めるが、これらの補正値U1、U2.
・・・・・・Ujは読取処理が行なわれているシートl
OT’ の部分10a〜lOf毎に合計6通り求められ
る。
次いで、上記テスト用蓄積性蛍光体シートIOT’と同
様のシート10T′がもう1枚用意され、高圧電圧HV
を一1250Vに変えた上で該シート10T°が読取処
理にかけられる。この場合も先に述べたような補正値W
1、W2、・・・・・・Wjは、シート10T’ の部
分10a〜10f毎に合計6通り求められる。
以上述べたように本実施例においては、高圧電圧HVお
よびシートIOT’ への放射線照射量(すなわち輝尽
発光光15の光量レベル)を2次元パラメータとして、
補正値のテーブルが求められる。
この補正値は、高圧電圧HVと、輝尽発光光15の光量
レベルを示す出力信号Sdoと対応をとってメモリ81
に記憶される。
次に蓄積性蛍光体シートIOの記録された放射線画像情
報を読み取る際、デジタル読取信号Sdはシェーディン
グ補正回路82を通して出力される。
このシェーディング補正回路82は、前記補正値U1 
、U2 、・・・・・・UjあるいはW工、W2、・・
・・・・Wjをメモリ81から読み出し、第n列の画素
についてのデジタル読取信号Sdから補正値Unあるい
はWnを減じる補正を、すべての画素の読取信号Sdに
ついて行なう。この際シェーディング補正回路82には
、放射線画像情報読取時の光電子増倍管17の高圧電圧
HVを示す信号Shvが人力され、該補正回路82は、
この信号Shvが示す高圧電圧が一500Vのときはメ
モリ81から補正値U1〜Ujを読み出し、−刃高圧電
圧が一1250Vのときには補正値W1〜Wjを読み出
す。前述した通り補正値U1〜Uj 、W1〜Wjはそ
れぞれ6通りがメモリ81に記憶されているが、シェー
ディング補正回路82は人力される読取信号Sdの値に
応じ、それと同じ値の信号Sdoと対応付けて記憶され
ている補正値U1〜UjあるいはW1〜Wjを読み出す
。勿論、読取信号Sdの値は6通りのみではなく、例え
ば256レベル(=8bit)の値をとるので、該読取
信号Sdが補正値U1〜Ujおよびw、−Wjと対応付
けられている6レベルの信号Sdoの間の値をとる場合
もある。この場合シェーディング補正回路82は、その
入力された読取信号Sdの上下の値をとる2つの信号S
doを用いて公知の補間処理を行ない、この読取信号S
dに対応する補正値U1〜UjあるいはW1〜Wjを求
める。なおメモリ81として大容量のものが必要になる
という不具合はあるが、上記のような補間処理後の補正
値U1〜UjおよびW1〜Wjをすべてメモリ81に記
憶しておいて、シェーディング補正時には上述のような
補間処理を不要とするようにしてもよい。
以上のようにして読み出され、あるいは求められる補正
値UnあるいはWnをデジタル読取信号Sdから減じる
補正を行なうことにより、本例においては、高圧電圧H
Vおよび輝尽発光光15の光量レベルがどのように変動
しても、前記シェーディングによる光電子増倍管17の
出力変動が適正に補正されることになる。
なお本発明のシェーディング補正方法は、以上述べた蓄
積性蛍光体シート10から発せられる輝尽発光光を読み
取る装置のみならず、記録媒体から画像情報を担って発
せられる反射光、透過光等を読み取るその他の画像情報
読取装置においても適用されうるちのである。
(発明の効果) 以上詳細に説明した通り本発明のシェーディング補正方
法によれば、シェーディングを適正に補償して、画像情
報を担った光を正しく読み取ることが可能となり、記録
媒体に記録された画像情報を正確に再生することが可能
となる。
そして本発明方法においては、光電子増倍管に印加され
る高圧電圧の差による上記シェーディングの特性の変動
も考慮して上記補正を行なうようにしているから、シェ
ーディング補正が極めて正確に行なわれるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法によりシェーディング補正を行な
う放射線画像情報読取装置の一例を示す概略図、 第2図は本発明方法によるシェーディング補正を説明す
るための説明図 第3図は本発明に係る光電子増倍管の高圧電圧毎のシェ
ーディング特性例を示すグラフ、第4図は本発明の方法
によりシェーディング補正を行なう放射線画像情報読取
装置の別の例を示す概略図、 第5図は本発明に係る光電子増倍管の平均出力電流毎の
シェーディング特性例を示すグラフ、第6図は本発明の
方法によりシェーディング補正を行なう放射線画像情報
読取装置のさらに別の例を示す概略図である。 IO・・・蓄積性蛍光体シート 10T、 IOT’ ・・・テスト用蓄積性蛍光体シー
トI3・・・レーザビーム    14・・・光偏向器
15・・・輝尽発光光     1B・・・集光体17
・・・光電子増倍管    20・・・ログアンプ21
・・・A/D変換器    22・・・スイッチ23、
71.82・・・シェーディング補正回路31、80・
・・補正値演算回路   32.81・・・メモリS・
・・アナログ読取信号 Sd・・・デジタル読取信号 Sd、・・・参照出力信
号Shv・・・高圧電圧を示す信号 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  画像情報が記録されている記録媒体に光ビームを走査
    して前記画像情報を含む光を得、この光を光電子増倍管
    を用いて検出して前記画像情報を担う読取信号を得る画
    像情報読取装置において、前記光の読取りに先行して光
    ビーム主走査方向に亘るシェーディング特性を、前記光
    電子増倍管に印加する高圧電圧を複数通りに変えた上で
    それぞれ求め、 このシェーディング特性を前記高圧電圧と対応付けて記
    憶手段に記憶しておき、 前記光の読取り時に前記高圧電圧を検出して、その高圧
    電圧に対応するシェーディング特性を前記記憶手段から
    読み出し、 前記読取信号を、シェーディングによる光電子増倍管出
    力変化を解消するように、前記読み出したシェーディン
    グ特性に応じて補正することを特徴とする画像情報読取
    装置におけるシェーディング補正方法。
JP14498087A 1987-06-10 1987-06-10 画像情報読取装置におけるシェーディング補正方法 Expired - Lifetime JP2805303B2 (ja)

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