JPS63308446A - 障害原因追跡方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 炎光欠１ 本発明は障害原因追跡方式に関し、特に転送フレーム中
に複数の通信プロトコルレイヤを持つ情報通信ネットワ
ークシステムにおいてネットワークのノード間の接続障
害の原因を追跡する障害原因追跡方式に関する。

従来技術 従来、この種の障害原因追跡方式においては、情報通信
ネットワークシステムの送信側で起呼する予定時間を受
信側の操作者に予め伝えておき、受信側の操作者はその
予定時間に受信側システムのトレースロギングを開始さ
せ、起呼する予定時間から一定時間だけトレースロギン
グを行わせていた。受信側の操作者はこの一定時間のト
レースロギングにより採取されたトレースログ情報の内
容を出力表示させて、その内容から送信側からの転送フ
レームが正しく受信側に到達しているか否かを調査して
いた。

このような従来の障害原因追跡方式では、一定時間内に
受信側に到達した転送フレームを全てトレースロギング
して、このトレースロギングにより採取されたトレース
ログ情報の内容を出力表示させて、送信側から転送フレ
ームが正しく受信側に到達しているか否かを調査してい
たので、この一定時間内に受信側に到達した転送フレー
ムの数と種類とが多い場合には、確認しようとしている
送信側からの転送フレームが正しく受信側に到達してい
るか否かを調査することが困難となり、また、送信側か
ら受信側までの間のどこまで転送フレームが到達してい
るかがわからないという欠点がある。

さらに、送信側からの転送フレームが正しく受信側に到
達しているか否かを調査するためには、送信側と受信側
とに夫々操作者を必要とし、−人の操作者では調査を行
えないという欠点がある。

発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべくな
されたもので、送信側から受信側までの間のどこに障害
があるのかを知ることができ、この調査を一人の操作者
で行うことができる障害原因追跡方式の提供を目的とす
る。

発明の構成 本発明による障害原因追跡方式は、情報処理装置間に通
信路を有し、前記通信路を介して各レイヤにヘッダ部を
有する転送フレームの転送を行うネットワークシステム
の障害原因追跡方式であって、送信側に設けられ、かつ
前記各レイヤ夫々のヘッダ部に予め設定されたテストパ
ターンを生成する生成手段と、前記転送フレームの前記
通信路への送信時に前記生成手段により生成された前記
テストパターンを検出してこれを記録する第１の記録手
段と、前記通信路を介して受信された前記転送フレーム
の前記各レイヤ夫々のヘッダ部から前記テストパターン
を検出してこれを記録する第２の記録手段とを設け、前
記第１および第２の記録手段に夫々記録された前記テス
トパターンにより前記ネットワークシステムの障害の原
因を検出するようにしたことを特徴とする。

実施例 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。図において、本発明の一実施例によるネットリーク
システムは、端末装置１と、ホストコンビコータ２と、
通信路３と、端末装置１側のリンク層制御回路４と、ホ
ストコンピュータ２側のリンク層制御回路５と、端末装
置１に接続されている指示装置６とにより構成されてい
る。また、このネットワークシステムのシステム外には
表示装置７が設けらている。

端末装置１は転送フレームのデータ部を生成するデータ
部生成回路１１と、転送フレームの機能層情報単位（Ｆ
ＩＵ）を生成する機能層情報単位生成回路１２と、転送
フレームの転送層情報単位（ＮＩＵ）を生成する転送層
情報単位生成回路１３と、リンク層情報単位（転送フレ
ーム）を生成するリンク層情報単位生成回路１４と、転
送フレームを送出するフレーム送出回路１５とにより構
成されている。

また、データ部生成回路１１は時刻データを生成する時
刻データ生成回路１１−１を有し、機能層情報単位生成
回路１２は機能層情報単位ヘッダ部（以下Ｆｌｕヘッダ
部とする）を生成する機能層情報単位ヘッダ部生成回路
（以下ＦＴＬＪヘッダ部生成回路とする）１２−１を有
している。さらに、転送層情報単位生成回路１３は転送
層情報単位ヘッダ部（以下ＮＩＵヘッダ部とする）を生
成する転送層情報単位ヘッダ部生成回路（以下ＮＩＵヘ
ッダ部生酸生成回路る＞１３−１を有し、リンク層情報
単位生成回路１４はフレームヘッダ部を生成するフレー
ムヘッダ部生成回路１４−１を有している。

ホストコンピュータ２は転送層制御回路２１と、機能層
制御回路２２と、応用層制御回路２３とにより構成され
ている。転送層制御回路２１は受信した転送フレームの
ｆｌｕヘッダ部を検査して、ＮＩＬＪヘッダ部に生成さ
れた転送層情報単位テストパターン（以下ＮＴＵテスト
パターンとする）を検出する転送層情報単位テストパタ
ーン検出回路（以下ＮＩＵテストパターン検出回路とす
る）２１−１と、ＮＩＵテストパターン検出回路２１−
１で検出されたＮＩＵテスＩ〜パターンを記録しておく
記録回路２１−２とを有している。また、機能層制御回
路２２は受信した転送フレームのＦＩＵヘッダ部を検査
して、ＦＩＵヘッダ部に生成された機能層情報単位テス
トパターン（以下Ｆｌｕテストパターンとする）を検出
する機能層情報単位テストパターン検出回路（以下ＦＩ
ＬＪテストパターン検出回路とする）２２−１と、Ｉｌ
Ｕテストパターン検出回路２２−１で検出されたＦＩＵ
テストパターンを記録しておく記録回路２２−２とを有
している。

リンク層制御回路４．５は夫々転送フレームのフレーム
ヘッダ部を検査して、フレームヘッダ部に生成されたフ
レームテストパターンを検出するフレームテストパター
ン検出回路４１．５１と、フレームテストパターン検出
回路４１．５１で夫々検出されたフレームテストパター
ンを記録しておく記録回路４２．５２とを有している。

指示装置６は端末装置１の各回路に指示信号を出力する
。すなわち、データ部生成回路１１には転送フレームの
データ部に現在時刻データを生成するように指示信号を
出力する。

また、機能層情報単位生成回路１２のＦｌｕヘッダ部生
酸生成回路１２にはＦＩＵヘッダ部にＦＩＵテストパタ
ーンを生成するように指示信号を出力し、転送層情報単
位生成回路１３のＮＩＵヘッダ部生酸生成回路１３には
ＮＴＬＪヘッダ部にＮＩＵテストパターンを生成するよ
うに指示信号を出力し、リンク層情報単位生成回路１４
のフレームヘッダ部生成回路１４−１にはフレームヘッ
ダ部にフレームテストパターンを生成するように指示信
号を出力する。

さらに、フレーム送出回路１５にはリンク層制御回路４
に生成された転送フレームを送出するように指示信号を
出力する。

表示装置７はネットワークシステムのシステム外に設け
られ、リンク層制御回路４．５夫々の記録回路４２．５
２によりフレームテストパターンが記録されたフロッピ
ディスクの内容と、ホストコンピュータ２の転送層制御
回路２１の記録回路２１−２によりｆｌｕテストパター
ンが記録された７０ツピデイスクの内容と、機能層制御
回路２２の記録回路２２−２によりＦＩＵテストパター
ンが記録されたフロッピディスクの内容とを夫々表示す
る。

第２図は第１図の指示装置６の動作を示すフローチャー
トである。図においては、ネットワークシステムが接続
されない場合になされる障害原因の追跡を行うときの動
作を示している。

第３図は転送フレームの構成を示す図である。

図において、端末装置１からホストコンピュータ２に送
信される転送フレームは、フレームヘッダ部８１と、ｆ
ｌｕｌｕヘツダ２と、Ｆｌｕｌｕヘツダ３と、データ部
８４と、フレームトレーラ部８５とにより構成されてい
る。

この転送フレームのうち転送層情報単位はＮＩＵＩＵヘ
ツダ２とＦＩＵＩＵヘツダ３とデータ部８４とにより構
成され、機能層情報単位はＦＩＵヘッダ８３とデータ部
８４とにより構成されている。

これら第１図〜第３図を用いて本発明の一実施例の動作
について説明する。

端末装置１とホストコンピュータ２との間で論理接続障
害がある場合、操作者は指示装置６によりテストを実施
するレイヤの１つを選択する（第２図ステップ６１）。

このテストの実施順序は通常下層のリンク層テストから
順次行われる。

指示装置６でリンク層テストが選択されると、指示装置
６はリンク層情報単位生成回路１４のフレームヘッダ部
生成回路１４−１に対してフレームヘッダ部８１にフレ
ームテストパターンを生成するように指示信号を出力す
る（第２図ステップ６２）。さらに、指示装置６はデー
タ生成回路１１−１に現在時刻データをデータ部８４に
生成するように指示信号を出力する（第２図ステップ６
５）。

このとき、ＮＩＵＩＵヘツダ２と、ＦＩＵＩＵヘツダ３
にはテストパターンではなく、システム生成（ＳＧ）時
のパターンが用いられる。

次に、指示装置６はフレーム送出回路１５を起動し、端
末装置１からホストコンピュータ２に対して起呼フレー
ムをホスト」ンピュータ２に向けて送出する（第２図ス
テップ６６）。

このとき、端末装置１側のリンク装置制御回路４のフレ
ームテストパターン検出回路４１およびホストコンピュ
ータ２側のリンク層制御回路５のフレームテストパター
ン検出回路５１は夫々起呼フレームのフレームヘッダ部
８１からフレームテストパターンを検出し、このフレー
ムテストパターンは夫々記録回路４２．５２に記録され
る。

これら記録回路４２．５２により夫々フレームテストパ
ターンが記録されたフロッピディスク夫々の内容を表示
装置７により表示させ、これらの内容を端末装置１から
の送出時のテストパターンと比較することにより、端末
装置１からの起呼フレームが端末装置１側のリンク層制
御回路４のフレームテストパターン検出回路４１および
ホストコンピュータ２側のリンク層制御回路５のフレー
ムチストパターン検出回路５１のどこまで到達したかを
確認することができる。

同様にして、指示装置６によりテストを実施するレイヤ
として転送層が選択されると（転送層テスト）（第２図
ステップ６１）、指示袋＠６は転送層情報単位生成回路
１３のＮＩＵヘッダ部生酸生成回路１３に対してＮＩＵ
ＩＵヘツダ２にＮＩＵテストパターンを生成するように
指示信号を出力するとともに（第２図ステップ６３）、
データ部生成回路１１の時制データ生成回路１１−１に
対してデータ部８４に現在時刻データを生成するように
指示信号を出力する（第２図ステップ６５）。

これにより、Ｎ　、Ｉ　Ｕヘッダ部８２にＮＩＵテス１
〜パターンが生成された起呼フレームがポストコンピュ
ータ２に送出され、ホストコンピュータ２の転送層制御
回路２１のＮＩＵテストパターン検出回路２１−１でこ
の起呼フレームのＮＩＵＩＵヘツダ２に生成されたＮＩ
Ｕテストパターンが検出され、記録回路２１−２に記録
される。

また、指示装置６によりテストを実施するレイヤとして
機能層が選択されると（機能層テスト）（第２図ステッ
プ６１〉、指示装置６は機能層情報単位生成回路１２の
ＦＩＵヘッダ部生酸生成回路１２に対してＦＩｔＪヘッ
ダ部８３にＦｌｕテストパターンを生成するように指示
信号を出力するとともに（第２図ステップ６４）、デー
タ部生成回路１１の時刻データ生成回路１１−１に対し
てデータ部８４に坦在時刻データを生成するように指示
信号を出力する（第２図ステップ６５）。

これにより、ＦＩＵＩＵヘツダ３にＦＩＵテストパター
ンが生成された起呼フレームがホストコンピュータ２に
送出され、ホストコンピュータ２の機能層制御回路２２
のＦｌｕテストパターン検出回路２２−１でこの起呼フ
レームのＦＩｔＪヘッダ部８３に生成されたＦｌｕテス
トパターンが検出され、記録回路２２−２に記録される
。

これら記録回路２１−２．２２−２によりＮＩＬＪテス
トパターンとＦＩＵテストパターンとが夫々記録された
フロッピディスクを表示装置７で表示させることにより
、夫々転送層制御回路２１および機能層制御回路２２ま
で起呼フレームが到達していることを確認することがで
きる。

上述の処理動作により、端末装置１とホストコンピュー
タ２との間での論理接続障害が、端末装置１におけるフ
レームヘッダ部８１やＮＩＵＩＵヘツダ２、およびＦＩ
ＬＩヘッダ部８３のシステム生成に問題があるために生
じたのか、あるいは、端末装置１からホストコンピュー
タ２に至るまでの回線上のいずれかの部位に障害がある
ために生じたのかを知ることができる。

このように転送フレームのフレームヘッダ部８１やＮＩ
ＬＪヘッダ部８２部品２いはＦＩＵＩＵヘツダ３に夫々
フレームテストパターンやＮＩＵテストパターン、ある
いはＦｌｕテストパターンを生成して端末装置１からホ
ストコンピュータ２に送出し、送出時にこれらテストパ
ターンを記録し、また、受信側において転送フレームの
受信時にこれらテストパターンを検出して記録し、この
記録された内容により障害の原因を検出するようにする
ことにより、端末装＠１とホストコンピュータ２との間
で生じた論理接続障害の原因が端末装置１におけるフレ
ームヘッダ部８１やＮＩＵヘッダ部８２、およびＦｌｕ
ヘッダ部８３のシステム生成にあるのか、物理的な回線
障害なのかを区別することができる。これにより、端末
装置１からホストコンピュータ２までの間のどこに障害
があるのかを知ることができる。また、記録回路２１−
２゜２２−２．４２．５２でフロッピディスクにこれら
テストパターンを夫々記録するので、端末装置１とホス
トコンピュータ２との間で生じた論理接続障害の調査を
一人の操作者で行うことができる。

発明の効果 −以上説明したように本発明によれば、転送フレームの
各レイヤ夫々のヘッダ部に予め設定されたテストパター
ンを生成し、この転送フレームの送出時にそのテストパ
ターンを送信側において検出してこれを記録し、この転
送フレームの受信時にそのテストパターンを受信側にお
いてこれを記録して、これら記録された内容によってネ
ットワークシステムの障害原因を検出するようにするこ
とによって、送信側から受信側までの間のどこに障害が
あるのかを知ることができ、この調査を一人の操作者で
行うことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は第１図の指示装置の動作を示すフローチャート、
第３図は転送フレームの構成を示す図である。 主要部分の符号の説明 ６・・・・・・指示装置 １１−１・・・・・・時刻データ生成回路１２−１・・
・・・・機能層情報単位ヘッダ部生成回路 １３−１・・・・・・転送層情報単位ヘッダ部生成回路 １４−１・・・・・・フレームヘッダ部生成回路２１−
１・・・・・・転送層情報単位テストパターン検出回路 ２２−１・・・・・・機能層情報単位テストパターン検
出回路　　　　　′ ２１−２．　２２−２゜ ４２．５２・・・・・・記録回路 ４．１．５１・・・・・・フレームテストパターン検出
回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報処理装置間に通信路を有し、前記通信路を介して各
   レイヤにヘッダ部を有する転送フレームの転送を行うネ
   ットワークシステムの障害原因追跡方式であって、送信
   側に設けられ、かつ前記各レイヤ夫々のヘッダ部に予め
   設定されたテストパターンを生成する生成手段と、前記
   転送フレームの前記通信路への送信時に前記生成手段に
   より生成された前記テストパターンを検出してこれを記
   録する第１の記録手段と、前記通信路を介して受信され
   た前記転送フレームの前記各レイヤ夫々のヘッダ部から
   前記テストパターンを検出してこれを記録する第２の記
   録手段とを設け、前記第１および第２の記録手段に夫々
   記録された前記テストパターンにより前記ネットワーク
   システムの障害の原因を検出するようにしたことを特徴
   とする障害原因追跡方式。