JPS63308217A - セラミックス軸受 - Google Patents

セラミックス軸受

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JPS63308217A
JPS63308217A JP14111087A JP14111087A JPS63308217A JP S63308217 A JPS63308217 A JP S63308217A JP 14111087 A JP14111087 A JP 14111087A JP 14111087 A JP14111087 A JP 14111087A JP S63308217 A JPS63308217 A JP S63308217A
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JP
Japan
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side member
outer member
bearing
inner member
periphery
Prior art date
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Application number
JP14111087A
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English (en)
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JPH0535767B2 (ja
Inventor
Chihiro Kobayashi
千尋 小林
Koichi Hayashi
浩一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63308217A publication Critical patent/JPS63308217A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセラミックスからなる滑り軸受とその製造方法
に関する。
(従来の技術) セラミ2ツクスは他の軸受材料と比べ、耐薬品性、耐酸
性、耐水性、耐熱性及び耐摩耗性に優れているため、化
学プラント、潤滑油が使用できない高温7囲気に設置さ
れる機器及びIC製造を行うクリーンルーム内で使用す
る機器に用いる乾式軸受の材料として利用されている。
ところでセラミックスによって真球度の高いボールを製
作するのは困難であるため、セラミックス製軸受は第5
図に示すように内側部材101と外側部材102とから
なる滑り軸受が一般的である。
(発明が解決しようとする問題点) 斯かる滑り軸受は内側部材101と外側部材102を互
いに回転自在に嵌合せしめたものであるが、内側部材1
01の外周面101aと外側部材102の内周面102
aとの接触の状態は、第5図(A)に示すように点aと
点すで接触する状態、第5図(B)に示すように点すと
点dで接触する状態、第5図(C)に示すように点aと
点dで接触する状態の3通りに分けられ、いずれの場合
も2点支持になっているため、外側部材102内で内側
部材101が回転する際に半径方向への振れが生じる。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本発明は、セラミックス製滑り
軸受を構成する内側部材の外周部又は外側部材の内周部
に相手方の周面に当接する突起を形成した。
(作用) 内側部材の外周部又は外側部材の内周部に突起を形成し
て相手方部材の周面に当接せしめるようにしたので、内
側部材と外側部材とは少くとも3点で接触し、回転する
際に半径方向への振れが生じにくくなる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る滑り軸受の断面図であり、滑り軸
受はセラミックス製の筒状内側部材1と、この内側部材
1の外周部に回転自在に外嵌されるセラミックス製の環
状外側部材2とから構成され、内側部材1の最大外径寸
法D1は外側部材2の最小寸法D2よりも大きく設定さ
れ、軸方向に抜けないようになっている。
ここで、内側部材1には中心部にシャフト等の挿通孔3
が形成され、外周部には周方向に沿って凹部4が形成さ
れ、この凹部4の中央に周方向のリング状突起5が一体
的に形成されている。また外側部材2には径方向内方に
向って凸部6が形成され、この凸部6のテーパ状側面6
aに前記凹部4のテーバ状側面4aを接触させ、軸方向
にずれが生じないようにし、また凸部6の内周面に前記
突起5の外周面を接触させ、径方向にずれが生じないよ
うにしている。
更に凹部4の外周面と凸部6の内周面との間には100
μm程度の隙間Sが形成され、外側部材2には半径方向
に貫通する注油孔7が穿設されている。
尚、図示例においては内側部材1と外側部材2が点a、
b、c、d、e、fの全てにおいて接触している状態を
示したが、全ての点において接触・ するものを製作す
るのは困難であり、実際には3点以上において接触する
こととなる。
次に以上の如き構成の軸受の製造方法を述べる。
先ず第2図(A)及び(B)に示すように焼結すること
で前記内側部材1となる成形品ビ及び焼結することで前
記外側部材2となる成形品2゜を用意する。これら成形
品1.2′は窒化ケイ素、アルミナ、ジルコニア等のセ
ラミックス粉末を所望の形状にて成形したものであり、
後工程で行う焼結バメの際の収縮分を見込んで大きく成
形している。
そして、上記の成形品ビ、2′のうち先ず内側部材1と
なる成形品1°を焼結する。焼結の条件としては例えば
窒化ケイ素の場合窒素雰囲気中において1700℃で1
時間保持する。
斯かる焼結により成形品1°は収縮して内側部材1とな
り、この状態で内側部材1の最大外径寸法D1は焼結前
の成形品2°の最小内径寸法D3よりも/J’t、さく
なっている。
そこで、第3図に示すように内側部材1を成形品2°内
にセットし、前記と同様の条件で成形品2゛を焼結し、
成形品2°を収縮せしめて外側部材2とする。すると、
第1図で示したように、外側部材2の最小内径寸法D2
が内側部材1の最大外径寸法D1よりも小さくなり、内
側部材1に外側部材2が外嵌する。
ここで、成形品1°、2′の焼結の度合いは、内側部材
1の突起5外周面と外側部材2の内周面とが接触する程
度とする。
以上の如くして内側部材1と外側部材2を回転可能に嵌
合せしめたならば、外側部材2に穿設した7主油孔7を
介して内側部材1と外側部材2との間にダイヤモンド粉
或いは低粘度の油を注入し、内側部材1又は外側部材2
を回転させ共摺り研磨を行う。このようにすることで、
部材同士の摺接面か平滑になるのは勿論であるが、内側
部材1と外側部材2の芯出しを行うことができる。
第4図は別実施例を示す第1図と同様の断面図であり、
この実施例にあっては突起5を内側部材1に設けず、外
側部材2の内周部に一体的に設け、この突起5の内周面
を内側部材1の凹部4外周面に接触せしめるようにして
いる。また、図示例にあっては、内側部材1に凹部4を
、外側部材2に凸部6を設けたが、内側部材に凸部、外
側部材に凹部を設けてもよい。また図示例にあっては突
起5を1木とし且つ断面角状としたか突起5の本数は2
本以上設けてもよく、突起5の形状は丸味を持たせたも
のでもよい。
更に、本発明に係る軸受はセラミックス製であるため、
一般的には注油不要であるため注油孔7を省略してもよ
い。
(発明の効果) 以上に説明した如く本発明によれは、内側部材と外側部
材とからなるセラミックス製滑り軸受において、前記部
材のいずれか一方に相手方に曜接する突起を設けたため
、内側部材と外側部材とか少なくとも3点で接触するの
で、回転した際に半径方向に振れが生じない軸受か得ら
れる。
また、内側部材と外側部材とを嵌合せしめた後に共摺り
研磨を行うようにすれば、研磨と同時に芯出しも行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る軸受の断面図、第2図(A)及び
(B)は焼成前の内側部材及び外側部材を示す図、第3
図は製造途中を示す図、第4図は別実施例の断面図、第
5図(A)、(B)。 (C)は従来の軸受の断面図である。 尚、図面中1は内側部材、2は外側部材、4は四部、5
は突起、6は凸部、7は注油孔である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに回転自在に嵌合するセラミックス製内側部
    材と外側部材からなる軸受において、前記外側部材の最
    小内径寸法は内側部材の最大外径寸法よりも小さくされ
    、更に外側部材の内周部又は内側部材の外周部の一方に
    は相手方の周面に当接する突起が形成されていることを
    特徴とするセラミックス製軸受。
  2. (2)前記外側部材には径方向に貫通する注油孔が穿設
    がされていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のセラミックス製軸受。
  3. (3)セラミックス材料にて軸受を構成する内側部材及
    び外側部材を形成した後、内側部材を焼結することで内
    側部材の最大外径寸法を焼結前の外側部材の最小内径寸
    法よりも小さくし、次いで焼結後の内側部材を焼結前の
    外側部材内に臨ませた状態で外側部材を焼結して収縮さ
    せ、内側部材の外周部又は外側部材の内周部に設けた突
    起を相手方の周面に当接せしめるようにしたことを特徴
    とするセラミックス製軸受の製造方法。
  4. (4)前記内側部材と外側部材とを焼結によって嵌合せ
    しめた後、外側部材に形成した注油孔からダイヤモンド
    粉或いは油等を注入するとともに、内側部材及び外側部
    材の少くとも一方を回転せしめることで共摺り研磨を行
    うようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第3項記
    載のセラミックス製軸受の製造方法。
JP14111087A 1987-06-05 1987-06-05 セラミックス軸受 Granted JPS63308217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14111087A JPS63308217A (ja) 1987-06-05 1987-06-05 セラミックス軸受

Applications Claiming Priority (1)

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JP14111087A JPS63308217A (ja) 1987-06-05 1987-06-05 セラミックス軸受

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63308217A true JPS63308217A (ja) 1988-12-15
JPH0535767B2 JPH0535767B2 (ja) 1993-05-27

Family

ID=15284401

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JP14111087A Granted JPS63308217A (ja) 1987-06-05 1987-06-05 セラミックス軸受

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JP (1) JPS63308217A (ja)

Cited By (4)

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JPH0535767B2 (ja) 1993-05-27

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