JPS6332418Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6332418Y2 JPS6332418Y2 JP1983094285U JP9428583U JPS6332418Y2 JP S6332418 Y2 JPS6332418 Y2 JP S6332418Y2 JP 1983094285 U JP1983094285 U JP 1983094285U JP 9428583 U JP9428583 U JP 9428583U JP S6332418 Y2 JPS6332418 Y2 JP S6332418Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer
- bearing member
- bearing
- air spindle
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 229910000906 Bronze Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000010974 bronze Substances 0.000 claims description 2
- KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N copper tin Chemical compound [Cu].[Sn] KUNSUQLRTQLHQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 2
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000004663 powder metallurgy Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Description
この考案は多孔質材料を用いたエヤースピンド
ルの改良に関する。 精密高速機器などにひろく用いられているエヤ
ースピンドルは例えば第1図に示すように、スリ
ーブ1a内に保持された2個の多孔質材料製で中
空円筒状をなした軸受部材2aの内周面に軸5a
が支持されており、外部から供給される圧力気体
が前記多孔質材料製の軸受部材2aの内部を透過
して内周面21aに流出し、この圧力によつて前
記軸5aを支承するようになつているが、前記軸
受部材2aを形成する多孔質材料は比較的脆弱な
ので、補強のために鋼材製で環状体のワツシヤ部
材3aおよび4aを前記軸受部材2aの端面に密
着させて、前記軸受部材2aと共に軸を支持する
ようになつている。 しかしながら前記軸受部材2aは焼結によつて
形成されており、鋼材製のワツシヤ部材3aとの
間には組織および被削性に大差があり、その上一
般に圧力気体を用いた装置は気体の流路に面取を
行うと気体の流れが不安定になり性能の低下を生
ずるので、前記両部材が接触する双方の内周面の
隅面には面取を行うことが出来ないために、前記
隅部にはバリが発生しやすくスピンドルの性能の
低下や不具合をまねきやすい欠点をもつている。 又その対策として前記内周面21aのすきまを
確保するためには別にラツプ工程の追加が必要と
なり形状のくずれや原価高をまねきやすい欠点を
生じ、其の上スピンドルの回転中の過負荷に対
し、軸と鋼材製のワツシヤ部材との間の潤滑性不
足による焼付きをおこすことがあるなどの欠点も
合はせて持つている。 この考案は従来品のもつ前述のごとき欠点を補
い、バリの発生もなく、かつ過負荷の際にも焼付
きを生じないエヤースピンドルを提供するもので
ある。 次にこの考案によるエヤースピンドルを第2図
に示した代表的な実施例について説明すると、図
はこの考案によるエヤースピンドルの実施例の要
部の断面図であり、図中符号1はスリーブ、2は
軸受部材、3はセンタワツシヤ、4はワツシヤ、
5は軸である。 図において、中空円筒状のスリーブ1の中央部
の内周面11に環状体をなし、ドライベアリング
焼結材によつて形成されたワツシヤ部材としての
センタワツシヤ3が焼ばめによつて固定されてお
り、該センタワツシヤ3をはさんで前記軸受部材
2が前記センタワツシヤ3の端面に接着剤によつ
て密着されて配設されており、さらに前記2個の
軸受部材2のそれぞれの前記センタワツシヤ部材
3と接触していない端面にも、前記ワツシヤ部材
3と同一の材料で形成されたワツシヤ部材4が接
着剤によつて確実に密着され、前記スリーブ1の
両端面を蓋をする形で配設されている。 又前記軸受部材2の内周面21、センタワツシ
ヤ3の内周面31およびワツシヤ4の内周面41
は、軸5の外周面との間に微少なすきまをもつ同
一直径寸法に形成されており、外部から供給され
前記多孔質材料製の軸受部材2を透過して前記内
周面31および41に流出する圧力空気によつて
軸5が支承されるようになつている。 第3図はこの考案の第2実施例を示したもの
で、軸受部材2が1個で中央のセンタワツシヤ部
材が設けられておらず、前記軸受部材2の両端面
にワツシヤ4が設けられており、軸受部材2が1
個で軸5を支承するようになつている。 又前記センタワツシヤ部材3およびワツシヤ部
材4を形成するドライベアリング焼結材は、青銅
系又は鉄系の金属母材中に、固体潤滑剤である黒
鉛を粉末冶金法によつて含有させた自己潤滑性を
もつた材料であり、下記のごとき成分、性質を有
している。
ルの改良に関する。 精密高速機器などにひろく用いられているエヤ
ースピンドルは例えば第1図に示すように、スリ
ーブ1a内に保持された2個の多孔質材料製で中
空円筒状をなした軸受部材2aの内周面に軸5a
が支持されており、外部から供給される圧力気体
が前記多孔質材料製の軸受部材2aの内部を透過
して内周面21aに流出し、この圧力によつて前
記軸5aを支承するようになつているが、前記軸
受部材2aを形成する多孔質材料は比較的脆弱な
ので、補強のために鋼材製で環状体のワツシヤ部
材3aおよび4aを前記軸受部材2aの端面に密
着させて、前記軸受部材2aと共に軸を支持する
ようになつている。 しかしながら前記軸受部材2aは焼結によつて
形成されており、鋼材製のワツシヤ部材3aとの
間には組織および被削性に大差があり、その上一
般に圧力気体を用いた装置は気体の流路に面取を
行うと気体の流れが不安定になり性能の低下を生
ずるので、前記両部材が接触する双方の内周面の
隅面には面取を行うことが出来ないために、前記
隅部にはバリが発生しやすくスピンドルの性能の
低下や不具合をまねきやすい欠点をもつている。 又その対策として前記内周面21aのすきまを
確保するためには別にラツプ工程の追加が必要と
なり形状のくずれや原価高をまねきやすい欠点を
生じ、其の上スピンドルの回転中の過負荷に対
し、軸と鋼材製のワツシヤ部材との間の潤滑性不
足による焼付きをおこすことがあるなどの欠点も
合はせて持つている。 この考案は従来品のもつ前述のごとき欠点を補
い、バリの発生もなく、かつ過負荷の際にも焼付
きを生じないエヤースピンドルを提供するもので
ある。 次にこの考案によるエヤースピンドルを第2図
に示した代表的な実施例について説明すると、図
はこの考案によるエヤースピンドルの実施例の要
部の断面図であり、図中符号1はスリーブ、2は
軸受部材、3はセンタワツシヤ、4はワツシヤ、
5は軸である。 図において、中空円筒状のスリーブ1の中央部
の内周面11に環状体をなし、ドライベアリング
焼結材によつて形成されたワツシヤ部材としての
センタワツシヤ3が焼ばめによつて固定されてお
り、該センタワツシヤ3をはさんで前記軸受部材
2が前記センタワツシヤ3の端面に接着剤によつ
て密着されて配設されており、さらに前記2個の
軸受部材2のそれぞれの前記センタワツシヤ部材
3と接触していない端面にも、前記ワツシヤ部材
3と同一の材料で形成されたワツシヤ部材4が接
着剤によつて確実に密着され、前記スリーブ1の
両端面を蓋をする形で配設されている。 又前記軸受部材2の内周面21、センタワツシ
ヤ3の内周面31およびワツシヤ4の内周面41
は、軸5の外周面との間に微少なすきまをもつ同
一直径寸法に形成されており、外部から供給され
前記多孔質材料製の軸受部材2を透過して前記内
周面31および41に流出する圧力空気によつて
軸5が支承されるようになつている。 第3図はこの考案の第2実施例を示したもの
で、軸受部材2が1個で中央のセンタワツシヤ部
材が設けられておらず、前記軸受部材2の両端面
にワツシヤ4が設けられており、軸受部材2が1
個で軸5を支承するようになつている。 又前記センタワツシヤ部材3およびワツシヤ部
材4を形成するドライベアリング焼結材は、青銅
系又は鉄系の金属母材中に、固体潤滑剤である黒
鉛を粉末冶金法によつて含有させた自己潤滑性を
もつた材料であり、下記のごとき成分、性質を有
している。
【表】
前記ドライベアリング材は上記表のごとき成分
を有しており、組織的にも焼結材で前記軸受部材
とは極めて近似な組織と被削性をもつており、内
周面の成形にあたつてバリが発生することは殆ん
どなく、従つて軸受部材とワツシヤ部材とが接触
する内周面に微少すきまを確保するための成形を
行う場合に、バリを防止するための面取を行わな
くてすみ安定した性能が得られる。 其の上前記ドライベアリング焼結材は固体潤滑
剤である黒鉛を含有しているので、自己潤滑性が
高くスピンドルが過負荷になつても突然に焼付き
をおこすこともなく極めて安定した品質と高性能
が保証される。
を有しており、組織的にも焼結材で前記軸受部材
とは極めて近似な組織と被削性をもつており、内
周面の成形にあたつてバリが発生することは殆ん
どなく、従つて軸受部材とワツシヤ部材とが接触
する内周面に微少すきまを確保するための成形を
行う場合に、バリを防止するための面取を行わな
くてすみ安定した性能が得られる。 其の上前記ドライベアリング焼結材は固体潤滑
剤である黒鉛を含有しているので、自己潤滑性が
高くスピンドルが過負荷になつても突然に焼付き
をおこすこともなく極めて安定した品質と高性能
が保証される。
第1図は従来用いられているエヤースピンドル
の要部の断面図、第2図および第3図はこの考案
によるエヤースピンドルの実施例の要部の断面図
である。 図中符号1はスリーブ、2は軸受部材、3はセ
ンタワツシヤ、4はワツシヤ、5は軸である。
の要部の断面図、第2図および第3図はこの考案
によるエヤースピンドルの実施例の要部の断面図
である。 図中符号1はスリーブ、2は軸受部材、3はセ
ンタワツシヤ、4はワツシヤ、5は軸である。
Claims (1)
- スリーブ内に保持された多孔質材料製で中空円
筒状の軸受部材の端面に、環状体をなしたワツシ
ヤ部材を固定したエヤースピンドルにおいて、前
記ワツシヤ部材の材質を青銅系又は鉄系のドライ
ベアリング焼結材としたことを特徴とするエヤー
スピンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9428583U JPS603317U (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | エヤ−スピンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9428583U JPS603317U (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | エヤ−スピンドル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS603317U JPS603317U (ja) | 1985-01-11 |
JPS6332418Y2 true JPS6332418Y2 (ja) | 1988-08-30 |
Family
ID=30225763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9428583U Granted JPS603317U (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | エヤ−スピンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603317U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0771728B2 (ja) * | 1989-10-02 | 1995-08-02 | 本田技研工業株式会社 | シリンダヘッド及びシリンダヘッド用金型 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54113745A (en) * | 1978-02-24 | 1979-09-05 | Canon Kk | Static pressure gas bearing |
-
1983
- 1983-06-21 JP JP9428583U patent/JPS603317U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54113745A (en) * | 1978-02-24 | 1979-09-05 | Canon Kk | Static pressure gas bearing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS603317U (ja) | 1985-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6244749B1 (en) | Dynamic pressure bearing device and method for manufacturing same | |
US5769544A (en) | Dynamic pressure pneumatic bearing device and manufacturing method thereof | |
US2307874A (en) | Process and apparatus for manufacturing bearings | |
EP0381336B1 (en) | Ceramic bearing | |
KR950011538B1 (ko) | 세라믹제 축받이 및 그의 제조방법 | |
US3169807A (en) | Air bearing | |
US5083873A (en) | Ceramic bearing | |
ES289773U (es) | Disposicion de cojinete de friccion. | |
JPH0233889B2 (ja) | ||
US5971622A (en) | Divided type rolling bearing unit | |
JPS6332418Y2 (ja) | ||
JPH03149415A (ja) | セラミックス製軸受 | |
US4927274A (en) | Slip ring air bearing | |
JP3106474B2 (ja) | 静圧気体軸受 | |
KR950008332B1 (ko) | 세라믹제 축받이 | |
JPS60230905A (ja) | 粉末合金軸受の製造方法 | |
CN105715671B (zh) | 双列球面滚柱轴承 | |
JPS628418Y2 (ja) | ||
JPH109250A (ja) | 動圧流体軸受装置 | |
JPH05180229A (ja) | 焼結含油軸受の製造方法 | |
JP3898049B2 (ja) | 焼結含油軸受 | |
JP2663481B2 (ja) | 焼結含油軸受及びその製造方法 | |
JPH06307450A (ja) | 静圧気体軸受 | |
JPS5838648B2 (ja) | 多孔質静圧気体軸受 | |
JPH0562730U (ja) | 複合軸受 |