JPS63307345A - 結露センサ - Google Patents

結露センサ

Info

Publication number
JPS63307345A
JPS63307345A JP62142133A JP14213387A JPS63307345A JP S63307345 A JPS63307345 A JP S63307345A JP 62142133 A JP62142133 A JP 62142133A JP 14213387 A JP14213387 A JP 14213387A JP S63307345 A JPS63307345 A JP S63307345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance value
comb
resistor
film
films
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62142133A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiko Morijiri
森尻 友彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP62142133A priority Critical patent/JPS63307345A/ja
Publication of JPS63307345A publication Critical patent/JPS63307345A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Non-Adjustable Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、結露センサに係り、特にビデオテープレコー
ダーのヘッド部等における結露を検出するために用いら
れる小型化可能なセンサに関する。
従来の技術 家庭用電気機器等の最近の電気機器は小型化及び高性能
化されてきており、このような機器としては例えば家庭
用の小型ビデオテープレコーダー(VTR)が挙げられ
る。VTRは磁気テープを回転ドラムに沿って導きなが
らヘッドで擦ることにより信号を記録又は再生するもの
であり、これを小型化するためにはヘッド機構の主要部
もコンパクトに仕上げられる。
ところで、VTRのような機器は季節や場所を問わずい
ろいろな状況で使用され、例えばこれらの機器が空調さ
れた屋内から高温高湿の屋外に急に持ち出されたり、あ
るいは高湿度雰囲気中で使用されるときには、これらの
機器の表面に結露することがある。この結露が上記の回
転ドラムやヘッドに生じると、記録又は再生時に磁気テ
ープが回転ドラムの表面に密着して巻き込みや切断を起
こすことがある。
このためVTRのヘッド部には結露センサを設けること
が行われている。この結露センサには、例えば銅張り可
撓性絶縁基板表面にエツチングにより形成した一対の銅
箔片にニッケルメッキ処理を施すことによりそれぞれ横
型電極及び接続端子電極を一体に形成し、櫛形電極をカ
ーボン粉末を含有する塗膜からなる感湿抵抗体膜で覆っ
た構造のものが挙げられ、これは感湿抵抗体膜の水分に
よる抵抗値の変化を検出するものである。この結露セン
サは、可撓性基板を用いているので、スペースの狭いV
TRのヘッド部に感湿抵抗体膜側をセットし、接続端子
部等は適宜屈曲させてスペースの広いところに導いて外
部接点と接続することができ、小型機器に対する優れた
利便性を備えている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような結露センサは、感湿抵抗体膜
の抵抗値変化をニッケルメッキ被膜からなる電極を通し
て検出すると、その湿度変化と抵抗値の変化の関係を表
す第4図点線Aで示すグラフのように湿度が100%に
近くなって結露を生じる点の抵抗値の変化が顕著である
とはいえない。
′結露センサとしては、結露を生じたときに抵抗値が急
激に段階的に変化する、いわゆるスイ・ノチング特性に
優れたものが好ましく、この点からは上記の従来の結露
センサは不十分である。
また、ニッケルメッキ被膜に感湿抵抗体被膜を設けるこ
とは、金属の上にカーボン含有の有機物塗膜を形成する
ことになるので密着強度が低く、特に結露センサを狭い
ところにセットするような−ときに折り曲げたりすると
、感湿抵抗体膜がニッケルメッキ被膜から剥離し、抵抗
値が変化するという問題点もあった。
また、上記の従来の結露センサは、接続端子電極はニッ
ケルメッキされているため外部機器との接続はリード線
の半田付けによらなければならず、この半田付けには半
田付は部にフラフクスを塗布した後溶融はんだを供給し
、さらにフラフクスを洗浄する等の工数が多くなるとい
う問題点やこれらの過程で不純物が感湿抵抗体膜等に混
入し易く、その抵抗特性を悪くするという問題点もある
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するために、可撓性絶縁基
板表面に設けた一対の導電ペースト塗膜からなる接続端
子電極と、上記可撓性絶縁基板表面に設けられ上記接続
端子電極と接続される抵抗体膜であってカーボン粉末を
含有する塗膜を櫛形に形成し櫛歯を互いに対向させた一
対の櫛型カーボン抵抗体被膜と、該一対のカーボン抵抗
体被膜を接続する感湿抵抗体被膜を有することを特徴と
する結露センサを提供するものである。
作用 櫛型カーボン抵抗体被膜上に感湿抵抗体被膜を設けたの
で、横型カーボン抵抗体被膜は従来のニッケルメッキ膜
より抵抗値が大きく、第4図実線Bで示すように低湿度
側では櫛型カーボン抵抗体被膜の抵抗値が検出されて変
化は小さい。しかし、高湿度側では感湿抵抗体被膜の抵
抗値がより大きくなり、その変化率が露点に近ずくほど
大きくなるので、露点近傍において抵抗値の急激な変化
を検出でき、スイッチング特性の良いセンサを提供する
ことができる。
また、櫛型カーボン抵抗体被膜と可撓性絶縁基板は材質
に似た有機質部分を使用することができるので、両者は
良く密着し、また同様に感湿抵抗体被膜も横型カーボン
抵抗体被膜に良く密着するので、これらの抵抗膜の剥離
も起こり難く、安定した抵抗値が得られる。
また、導電ペースト塗膜からなる接続端子電極を設けた
ので、これは単なる導電ペーストの印刷により設けるこ
とができ、またこれを延長することにより接続端子電極
にリード線を含めることができる。
実施例 次ぎに本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明する。
本実施例の結露センサは、第1図に示すように可撓性絶
縁基板としての150μmのポリイミドフィルム1に一
対の接続端子電極2.2を設ける。
この接続端子電極2.2は、銀(Ag)粉末を含有する
導電ペースト(アサヒ化学研究所@ LS504J)を
シルクスクリーン印刷し、100℃、60分乾燥して形
成される。
次ぎに第2図に示すように、櫛形カーボン抵抗体被膜3
.3の端部を上記接続端子電極2.2のそれぞれの端部
に重ね、かつそれぞれの櫛歯を交互に配置させて対向さ
せる。この横型カーボン抵抗体被膜は、例えばカーボン
抵抗体ペースト(アサヒ化学研究所製TU−100−5
、乾燥塗膜の表面抵抗値100Ω/口(mn?))をシ
ルクスクリーン印刷し、150℃、1時間焼付けること
によって得られる。膜厚は乾燥塗膜で15μmである。
なお・このような櫛型カーボン抵抗体被膜の抵抗値はカ
ーボンの種類、その含有量、バインダーの種類等によっ
て適宜選択できる。
次ぎに上記櫛型カーボン抵抗体被膜3.3上に感湿抵抗
体ペーストをシルクスクリーン印刷し、150℃、30
分間焼付け、感湿抵抗体被膜4を形成する。この膜厚は
乾燥塗膜で5μ…である。
この感湿抵抗体被膜としては、例えば特開昭60−66
143号公報に記載されているように、フェノール樹脂
、シリコン樹脂、共重合ポリアミド樹脂、及びアミド基
の活性水素をメトキシメチル基、メトキシ基及びメチル
基のいずれかの基で置換した変性ポリアミド樹脂からな
り、上記共重合ポリアミド樹脂(X)  と変性ポリア
ミド樹脂(Y)との比(X/Y)が1/9〜9/1の樹
脂組成物に導電性粒子を分散させたもの等公知のもの、
あるいはこれらから容易に推考できるものが挙げられる
上記のようにして結露センサが出来上がるが、これを使
用するときには、リード線を含めるように延長形成され
た接続端子電極2.2に抵抗値検出回路の端子を導電性
接着剤又はその端子にクリップを設けてこれにより挟ん
で接続する。このようにすると、櫛形カーボン抵抗体被
膜の抵抗値を第4図の実線Bのように露点前の抵抗値は
横型カーボン抵抗体被膜の抵抗値に支配されて大きな変
化はないが、露点に近ずくにつれ感湿抵抗体被膜の抵抗
値に支配されて抵抗値が急激に変化し、すぐれたスイッ
チング特性を得ることができる。このようにして露点が
検知されると、例えばVTRに本実施例の結露センサを
用いた場合には、ヘッド近傍にセットしたヒータを動作
させ結露した水分を蒸発させることができる。そして湿
度が下がると、再度検出される抵抗値は櫛形カーボン抵
抗体被膜の抵抗値に急激に変化するので、これを検出し
てヒータを切れば良い。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、結露を感知する感
湿抵抗体被膜の抵抗値を櫛型カーボン抵抗体膜の電極に
より検出するようにしたので、低湿度側では検出抵抗値
を櫛型カーボン抵抗体被膜の抵抗値と同じにし、露点に
近づくにつれて感湿抵抗体被膜抵抗値とすることができ
、露点に近いところで抵抗値の立ち上がりを急にするこ
とができ、優れたスイッチング特性を得ることができる
また、横型カーボン抵抗体膜の可撓性絶縁基板に対する
密着性及び横型カーボン抵抗体膜に対する感湿抵抗体膜
の密着性も良いのでこれらが下地から剥離するというよ
うなこともなく、抵抗値を安定して検出することができ
る。
また、接続端子電極を外部の検出回路と接続するときも
半田付けを行うことなく接続できるので、半田付は工程
に伴うフラツクスの洗浄等の際に感湿抵抗体被膜を汚染
してその抵抗特性を悪化させるというようなこともなく
、結露センサの性能を安定させるとともに、生産能率を
向上させることができる。
このようにしてスイッチング特性が良く、検出抵抗値も
安定化できると、可撓性絶縁基板を用いており接続端子
電極の延長形成も容易であるので、例えばVTRのヘッ
ト部のように狭いスペースの所にも屈曲させてセットす
ることができ、小型機器用の高性能の結露センサを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例の結露センサの
各製造工程における構造を示す斜視図、第4図はこの結
露センサの特性と従来の結露センサの特性を示すグラフ
である。 図中、1はポリイミドフィルム、2は接続端子電極、3
は櫛型カーボン抵抗体被膜、4は感湿抵抗体被膜である
。 昭和62年06月09日 第2図 第3図 第4図 +畝協渡00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可撓性絶縁基板表面に設けた一対の導電ペースト
    塗膜からなる接続端子電極と、上記可撓性絶縁基板表面
    に設けられ上記接続端子電極と接続される抵抗体膜であ
    ってカーボン粉末を含有する塗膜を櫛形に形成し櫛歯を
    互に対向させた一対の櫛型カーボン抵抗体被膜と、該一
    対のカーボン抵抗体被膜を接続する感湿抵抗体被膜を有
    することを特徴とする結露センサ。
JP62142133A 1987-06-09 1987-06-09 結露センサ Pending JPS63307345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62142133A JPS63307345A (ja) 1987-06-09 1987-06-09 結露センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62142133A JPS63307345A (ja) 1987-06-09 1987-06-09 結露センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63307345A true JPS63307345A (ja) 1988-12-15

Family

ID=15308136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62142133A Pending JPS63307345A (ja) 1987-06-09 1987-06-09 結露センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63307345A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2765128A1 (fr) * 1997-06-25 1998-12-31 Guilbert Express Sa Fer a souder electrique compact a haut rendement

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2765128A1 (fr) * 1997-06-25 1998-12-31 Guilbert Express Sa Fer a souder electrique compact a haut rendement
WO1999000214A1 (fr) * 1997-06-25 1999-01-07 Guilbert-Express Fer a souder electrique compact a haut rendement

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63307345A (ja) 結露センサ
JPS63307346A (ja) 結露センサ
JPS63307344A (ja) 結露センサ
US3405382A (en) Terminal and tap connections for resistance element
JPS63306556A (ja) 結露センサの接続構造
JPH0658900A (ja) 湿度センサ
JP2937497B2 (ja) 湿度センサ
EP0180577A1 (en) Humidity sensor comprised of compound metal oxides with perovskite structure
JPH04295750A (ja) 結露または感湿センサ
JPH0258890A (ja) 銅張積層板
JPS58141501A (ja) 感湿素子
JP2516123B2 (ja) 金属と固体電解質との接合方法
JPS58166701A (ja) 感湿素子の製造方法
JP3690088B2 (ja) 回転操作型電子部品
JPH07294474A (ja) 湿度センサー
JPS5853966A (ja) Ni粉末を用いた導電塗料
JPH0548496U (ja) 電気音響変換器
JPH04132946A (ja) 結露センサー及びその製造方法
JPS6230301A (ja) 可変抵抗器
JPS5820925Y2 (ja) 湿度センサ
JP2516121B2 (ja) 金属と固体電解質との接合方法
JPH04244951A (ja) 結露センサー及びその製造方法
JPS6221052A (ja) 結露センサ
JPH04295752A (ja) 結露または感湿センサの製造方法
JP2001189201A (ja) チップ型サーミスタおよびその製造方法