JPS6330640A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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- JPS6330640A JPS6330640A JP61174429A JP17442986A JPS6330640A JP S6330640 A JPS6330640 A JP S6330640A JP 61174429 A JP61174429 A JP 61174429A JP 17442986 A JP17442986 A JP 17442986A JP S6330640 A JPS6330640 A JP S6330640A
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- JP
- Japan
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- speed
- engine
- shift
- automatic transmission
- control device
- Prior art date
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 25
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- LFHISGNCFUNFFM-UHFFFAOYSA-N chloropicrin Chemical compound [O-][N+](=O)C(Cl)(Cl)Cl LFHISGNCFUNFFM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/02—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
- F16H61/0202—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
- F16H61/0204—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signal
- F16H61/0213—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signal characterised by the method for generating shift signals
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H2061/0075—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by a particular control method
- F16H2061/0096—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by a particular control method using a parameter map
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/16—Inhibiting or initiating shift during unfavourable conditions, e.g. preventing forward reverse shift at high vehicle speed, preventing engine over speed
- F16H2061/166—Preventing or initiating shifts for preventing stall or overspeed of engine
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、予め設定された変速マツプに従って変速が実
行されるように構成された自すj変速はのゆ速制御装置
の改良に関する。
行されるように構成された自すj変速はのゆ速制御装置
の改良に関する。
【従来の技術1
歯車変速医横と複′fi国の摩擦係合装置とを備え、油
圧制御装置を作動させることによって前記I¥i原係合
装置の係合を選択的に切換え、予め設定された変速マツ
プに従って変速が実行されるように構成した車両用自動
変速機は既に広く知られている(例えば特開昭58.−
30558 )。 前記変速マツプは、一般にある目的、例えば動力性能が
最も発揮されるような走行を行うという目的の下で一般
に車速とエンジン負荷の関数として予めコンピュータ内
に記憶・設定されている。 自動変速機は、車両の走行条件がこの変速マツプ上の変
速点を横切った時に変速の必要性を判断し、油圧制御装
置内のシフトバルブ等を切換えて変速を実行する。一般
的なアップシフトの場合、この変速点は、当然にエンジ
ンがいわゆるレッドゾーンに入らないうちに変速が実行
され、その結果変速によってエンジン回転速度が適宜に
低下できるような値とされている。 〔発明が解決しようとする問題点1 しかしながら、自動変速機が変速すべきことを判断し変
速指令を出したとしても、実際に変速が開始するまでに
はある程度の時間がかかる。従って、この時間内でのエ
ンジン回転速度の変化のばらつきが大きいと、場合によ
ってはエンジンの許容回転速度を越えてしまうようなこ
とも起こり得る。このばらつきは、具体的には吸気温か
異なる場合、あるいは吸気圧が異なる場合、特に過給濾
付ぎエンジンにおいて過給圧が異なる場合等に大きく発
生ずる。 【発明の目的] 本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、エンジン回転速度を吸気温、吸気圧(過給圧の概念
を含む)等の如何に拘らず、常に許容回転速度以下に納
めておくことのできる自動変速機の変速制御装置を提供
することを目的とする。 【問題点を解決するための手段】 本発明は、第1図に示されるように、予め定められた変
速マツプに従って変速が実行されるように1.li成さ
れた自動変速機の変速制御装置において、エンジン回転
速度を検出する手段と、変速時のエンジン回転速度の最
高値が予め定められた設定帯に納まっているか否かを判
断する手段と、前記最高値が前記設定帯に納まっていな
いときに前記変速マツプの変速点を変更する手段と、を
備えたことにより、上記目的を達成したものである。
圧制御装置を作動させることによって前記I¥i原係合
装置の係合を選択的に切換え、予め設定された変速マツ
プに従って変速が実行されるように構成した車両用自動
変速機は既に広く知られている(例えば特開昭58.−
30558 )。 前記変速マツプは、一般にある目的、例えば動力性能が
最も発揮されるような走行を行うという目的の下で一般
に車速とエンジン負荷の関数として予めコンピュータ内
に記憶・設定されている。 自動変速機は、車両の走行条件がこの変速マツプ上の変
速点を横切った時に変速の必要性を判断し、油圧制御装
置内のシフトバルブ等を切換えて変速を実行する。一般
的なアップシフトの場合、この変速点は、当然にエンジ
ンがいわゆるレッドゾーンに入らないうちに変速が実行
され、その結果変速によってエンジン回転速度が適宜に
低下できるような値とされている。 〔発明が解決しようとする問題点1 しかしながら、自動変速機が変速すべきことを判断し変
速指令を出したとしても、実際に変速が開始するまでに
はある程度の時間がかかる。従って、この時間内でのエ
ンジン回転速度の変化のばらつきが大きいと、場合によ
ってはエンジンの許容回転速度を越えてしまうようなこ
とも起こり得る。このばらつきは、具体的には吸気温か
異なる場合、あるいは吸気圧が異なる場合、特に過給濾
付ぎエンジンにおいて過給圧が異なる場合等に大きく発
生ずる。 【発明の目的] 本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、エンジン回転速度を吸気温、吸気圧(過給圧の概念
を含む)等の如何に拘らず、常に許容回転速度以下に納
めておくことのできる自動変速機の変速制御装置を提供
することを目的とする。 【問題点を解決するための手段】 本発明は、第1図に示されるように、予め定められた変
速マツプに従って変速が実行されるように1.li成さ
れた自動変速機の変速制御装置において、エンジン回転
速度を検出する手段と、変速時のエンジン回転速度の最
高値が予め定められた設定帯に納まっているか否かを判
断する手段と、前記最高値が前記設定帯に納まっていな
いときに前記変速マツプの変速点を変更する手段と、を
備えたことにより、上記目的を達成したものである。
本発明においては、変速時のエンジン回転速度の最高ぼ
イを検出し、この最高値が予め定められた設定帯に納ま
っているかを判断し、該設定帯に納まっていない時に変
速マツプの変速点を変更するようにしている。従って、
例えば吸気温が低いとき、あるいは過給圧が高いとき、
更には油圧制御装置の作動ばらつき等によって変速指令
から実際に変速が実行されるまでに時間がかかるときの
ように、エンジン回転速度が上昇し易いような状態下で
あっても、常に該エンジン回転速度を許容回転速度以下
に抑えることができる。 なお、好ましい実fllii態様は、前記設定帯が変速
の種類及びエンジン負荷のうち少なくとも1つに依存し
て個々に設定されていることである。これにより、より
極細かな変速点の変更を実行することができるようにな
る。 又、好ましい実施態様は、前記設定帯の幅が零とされて
いることである。即ち、設定帯を設ける趣旨は、エンジ
ン回転速度の検出値自体にばらつきがあること等に鑑み
、エンジン回転速度の最高値がある程度の範囲に納まっ
ているときには変速点を変更しないようにして変速マツ
プの安定性を図ることにある。従って、本発明において
は、この設定帯の幅は零としてもよい。即ち求められた
エンジン回転速度の最高値を特定の設定値と比較するよ
うにしてもよい。 又、好ましい実施態様は、前記変速点の変更が前記最高
値の設定帯からのずれ旦に応じて行なわれることである
。このようにすることにより、ずれ徂が多いときには変
速点をより大きく変更することかできるようになり、よ
り応答性及び収束性(安定性)の高い制御を実施するこ
とができるようになる。 又、好ましい実IM態様は、前記エンジン回転速度を自
動変速機の出力軸回転速度の検出値にギヤ比を乗じるこ
とによって演算にて検出することである。エンジン回転
速度は、必ずしも直接検出する必要はなく、例えばロッ
クアツプクラッチが係合されているときには、該エンジ
ン回転速度を出力軸回転速度にギヤ比を乗じることによ
って演算検出することが可能である。この手法は自動変
速殿側にエンジン回転速度のデータが入力されていない
ときに、新たな配線系を設ける必要がないという点で有
益である。
イを検出し、この最高値が予め定められた設定帯に納ま
っているかを判断し、該設定帯に納まっていない時に変
速マツプの変速点を変更するようにしている。従って、
例えば吸気温が低いとき、あるいは過給圧が高いとき、
更には油圧制御装置の作動ばらつき等によって変速指令
から実際に変速が実行されるまでに時間がかかるときの
ように、エンジン回転速度が上昇し易いような状態下で
あっても、常に該エンジン回転速度を許容回転速度以下
に抑えることができる。 なお、好ましい実fllii態様は、前記設定帯が変速
の種類及びエンジン負荷のうち少なくとも1つに依存し
て個々に設定されていることである。これにより、より
極細かな変速点の変更を実行することができるようにな
る。 又、好ましい実施態様は、前記設定帯の幅が零とされて
いることである。即ち、設定帯を設ける趣旨は、エンジ
ン回転速度の検出値自体にばらつきがあること等に鑑み
、エンジン回転速度の最高値がある程度の範囲に納まっ
ているときには変速点を変更しないようにして変速マツ
プの安定性を図ることにある。従って、本発明において
は、この設定帯の幅は零としてもよい。即ち求められた
エンジン回転速度の最高値を特定の設定値と比較するよ
うにしてもよい。 又、好ましい実施態様は、前記変速点の変更が前記最高
値の設定帯からのずれ旦に応じて行なわれることである
。このようにすることにより、ずれ徂が多いときには変
速点をより大きく変更することかできるようになり、よ
り応答性及び収束性(安定性)の高い制御を実施するこ
とができるようになる。 又、好ましい実IM態様は、前記エンジン回転速度を自
動変速機の出力軸回転速度の検出値にギヤ比を乗じるこ
とによって演算にて検出することである。エンジン回転
速度は、必ずしも直接検出する必要はなく、例えばロッ
クアツプクラッチが係合されているときには、該エンジ
ン回転速度を出力軸回転速度にギヤ比を乗じることによ
って演算検出することが可能である。この手法は自動変
速殿側にエンジン回転速度のデータが入力されていない
ときに、新たな配線系を設ける必要がないという点で有
益である。
以下図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。
まず、第2図にこの実施例が適用される車両用自動変速
機の全体概要を示す。 この自動変速機は、そのトランスミッション部としてト
ルクコンバータ20と、オーバードライブは構40と、
前進3段、後進1段のアンダードライブ殿構60とを備
える。 前記トルクコンバータ20は、ポンプ21、タービン2
2、ステータ23、及びロックアツプクラッチ24を備
えた周知のものである。ポンプ21は、エンジン1のク
ランク軸10と連結され、タービン22はタービン軸2
2Aを介してオーバードライブ機構40における遊星歯
車装置のキャリヤ41に連結されている。 前記オーバードライブ機構40においては、このキャリ
ヤ41によって回転可能に支持されたプラネタリビニオ
ン42がサンギヤ43及びリングギヤ44と歯合してい
る。又、サンギヤ43とキャリヤ41との間には、クラ
ッチCo及び一方向クラッチFoが設けられており、サ
ンギヤ43とハウジング)luとの間には、ブレーキB
oが設けられている。 前記アンダードライブ機構60には、遊星歯車装置とし
てフロント側及びギヤ側の2列が備えられている。この
遊星歯車装置は、それぞれ共通のサンギヤ61、リング
ギヤ62.63、プラネタリビニオン64.65及びキ
ャリヤ66.67からなる。 オーバードライブ機構40のリングギヤ44は、クラッ
チC1を介して前記リングギヤ62艇連結されている。 又、前記リングギヤ44とサンギヤ61との間にはクラ
ッチC2が設けられている。 更に、前記キャリヤ・66は、前記リングギヤ63と連
結されており、これらキャリヤ66及びリングギヤ63
は出力軸7oと連結されている。 一方、前記キャリヤ67とハウジング)−1uとの間に
は、ブレーキB3及び一方向クラッチF2が設けられて
おり、更に、サンギヤ61とハウジング1−(uとの間
には、一方向クラッチF1を介してブレーキB2が設け
られ、又、サンギヤ61とハウジングHuとの間には、
ブレーキB1が設けられている。 この自動変速機は、上)蚤の如きトランスミッション部
を備え、エンジン1の負荷状態を反映しているスロット
ル開度を検出するスロットルセンサ80、及び出力軸7
0の回転速度を検出する出力軸センサ〈車速センサ)8
2、前記タービン軸22の回転速度を検出するタービン
軸センサ83等の信号を入力されたコンピュータ(EC
U>84によって、予め設定された変速マツプに従って
油圧till 111回路86内の電磁ソレノイドバル
ブ81〜32(シフトバルブ用)、5L(0ツクアツプ
クラツチ用)、及び電磁比例弁So(ライン油圧υ制御
用)が駆動・t、1ItIlされ、第3図に示されるよ
うな各クラッチ、ブレーキ等の係合の組合わせが行われ
て変速制御がなされる。第3図においては、○印は係合
状態を示し、又◎印は駆動時にのみ係合状態となること
を示している。 第4図に上記実施例装置における制御フローを示ず。 ステップ202におけるフラグFはフロー制御相のフラ
グである。当初は零に設定されているためステップ2(
1)4に進む。ステップ204においてパワーオンアッ
プシフトの変速判断があると、ステップ206において
エンジン回転速度Neのモニタを開始する。 ステップ208ではNe i <Ne t−+が成立す
るか否か、即ち今回モニタしたエンジン回転速度N15
iが前回モニターしたエンジン回転速度N e t−+
よりも小さくなったか否かが判断される。この判断がな
されるとステップ210に進み、この時のエンジン回転
速度Ne 1がNeraaxl、:置換えられ、この値
が当該変速におけるエンジンの最高回転速度とされる。 ステップ212においてはこの最高回転速度Ne l1
laXが予め設定された値NeAと異なっているか否か
を判断する。このNe式は変速の種類及びスロットル間
反別に予め設定された値である。ステップ212で「正
」となれば、ステップ214において変速点Noをαだ
け補正することにより次回からの変速は変速時のエンジ
ン最高回転速度が予め設定された値となるようにできる
。このステップ214における補正は第5図に示される
ように行われる。第5図の例では、エンジン最高回転速
IfNe wax−Ne式の値、即ち最高回転速度Ne
l1laxの設定値Ne^からのずれの値に応じて変速
点が変速の種類及びスロットル間度毎に補正されるよう
になっている。なお、この補正例では、最高回転速度N
cmaxがマイナス側にずれているとぎには変速点No
を逆に高めるように補正している。エンジン回転速度N
emaxが予め設定された値NO^よりも低くずれてい
るということは、その時の吸気温、あるいは吸気圧等が
エンジントルクが出にくい方向にばらついていることを
意味Jる。従って、このような場合には、変速判断を行
うべき変速点NOを高めに変更することにより、実際に
変速が行われる変速点(エンジン回転速度)を意図した
値に維持することができるようになり、所定の動力性能
を確保することができるようになる。 なお、第3図におけるステップ202.216.218
は、ステップ208における条件が成立するまで実質的
にフローを停止させておくためのステップである。 第6図に、上記実施例の効果を定性的に示す。 実線は変速時のエンジン最高回転速度が予め設定された
値となっている時の変速過′#11特性である。 点線は吸気温低下等によりエンジントルクが設定値以上
に出やすい情況にある場合を示す。点線の場合、エンジ
ントルクが実線より出やずいため、エンジンの回転速度
の変化率が大きく、変速jδ令があった後実際の変速が
138始される時には実線の場合よりもエンジン回転速
度が高くなり易い。従って場合によってはエンジン許容
回転速度を越えることも有得る。このような場合、上記
実施例においては、変速を判断するべき変速点Noが低
めに変更されることにより、実際に変速が開始されると
きの変速点を所定値に維持することができ、エンジンの
最高回転速度を予め設定された値とすることができるよ
うになる。 なお、この実施例ではエンジン回転速度を直接求めるよ
うにしているが、本発明を実施するに当ってエンジン回
転速度と同義に解釈することができる要素をエンジン回
転速度の変わりに用いても良いのはあきらかである。例
えば、エンジン回転速度はタービン回転速度、あるいは
出力軸回転速度及びギヤ比等から推定することが可能で
ある。 又、変速時のエンジン最高回転速度を求める方法は上記
実施例に限定されず、例えば変速判断または変速指令か
らある一定期間エンジン回転速度、あるいは自動変速機
のメンバの回転速度をモニタし、モニタ期間中の最高回
転速度を変速時の最高回転速度とするようにしても良い
。
機の全体概要を示す。 この自動変速機は、そのトランスミッション部としてト
ルクコンバータ20と、オーバードライブは構40と、
前進3段、後進1段のアンダードライブ殿構60とを備
える。 前記トルクコンバータ20は、ポンプ21、タービン2
2、ステータ23、及びロックアツプクラッチ24を備
えた周知のものである。ポンプ21は、エンジン1のク
ランク軸10と連結され、タービン22はタービン軸2
2Aを介してオーバードライブ機構40における遊星歯
車装置のキャリヤ41に連結されている。 前記オーバードライブ機構40においては、このキャリ
ヤ41によって回転可能に支持されたプラネタリビニオ
ン42がサンギヤ43及びリングギヤ44と歯合してい
る。又、サンギヤ43とキャリヤ41との間には、クラ
ッチCo及び一方向クラッチFoが設けられており、サ
ンギヤ43とハウジング)luとの間には、ブレーキB
oが設けられている。 前記アンダードライブ機構60には、遊星歯車装置とし
てフロント側及びギヤ側の2列が備えられている。この
遊星歯車装置は、それぞれ共通のサンギヤ61、リング
ギヤ62.63、プラネタリビニオン64.65及びキ
ャリヤ66.67からなる。 オーバードライブ機構40のリングギヤ44は、クラッ
チC1を介して前記リングギヤ62艇連結されている。 又、前記リングギヤ44とサンギヤ61との間にはクラ
ッチC2が設けられている。 更に、前記キャリヤ・66は、前記リングギヤ63と連
結されており、これらキャリヤ66及びリングギヤ63
は出力軸7oと連結されている。 一方、前記キャリヤ67とハウジング)−1uとの間に
は、ブレーキB3及び一方向クラッチF2が設けられて
おり、更に、サンギヤ61とハウジング1−(uとの間
には、一方向クラッチF1を介してブレーキB2が設け
られ、又、サンギヤ61とハウジングHuとの間には、
ブレーキB1が設けられている。 この自動変速機は、上)蚤の如きトランスミッション部
を備え、エンジン1の負荷状態を反映しているスロット
ル開度を検出するスロットルセンサ80、及び出力軸7
0の回転速度を検出する出力軸センサ〈車速センサ)8
2、前記タービン軸22の回転速度を検出するタービン
軸センサ83等の信号を入力されたコンピュータ(EC
U>84によって、予め設定された変速マツプに従って
油圧till 111回路86内の電磁ソレノイドバル
ブ81〜32(シフトバルブ用)、5L(0ツクアツプ
クラツチ用)、及び電磁比例弁So(ライン油圧υ制御
用)が駆動・t、1ItIlされ、第3図に示されるよ
うな各クラッチ、ブレーキ等の係合の組合わせが行われ
て変速制御がなされる。第3図においては、○印は係合
状態を示し、又◎印は駆動時にのみ係合状態となること
を示している。 第4図に上記実施例装置における制御フローを示ず。 ステップ202におけるフラグFはフロー制御相のフラ
グである。当初は零に設定されているためステップ2(
1)4に進む。ステップ204においてパワーオンアッ
プシフトの変速判断があると、ステップ206において
エンジン回転速度Neのモニタを開始する。 ステップ208ではNe i <Ne t−+が成立す
るか否か、即ち今回モニタしたエンジン回転速度N15
iが前回モニターしたエンジン回転速度N e t−+
よりも小さくなったか否かが判断される。この判断がな
されるとステップ210に進み、この時のエンジン回転
速度Ne 1がNeraaxl、:置換えられ、この値
が当該変速におけるエンジンの最高回転速度とされる。 ステップ212においてはこの最高回転速度Ne l1
laXが予め設定された値NeAと異なっているか否か
を判断する。このNe式は変速の種類及びスロットル間
反別に予め設定された値である。ステップ212で「正
」となれば、ステップ214において変速点Noをαだ
け補正することにより次回からの変速は変速時のエンジ
ン最高回転速度が予め設定された値となるようにできる
。このステップ214における補正は第5図に示される
ように行われる。第5図の例では、エンジン最高回転速
IfNe wax−Ne式の値、即ち最高回転速度Ne
l1laxの設定値Ne^からのずれの値に応じて変速
点が変速の種類及びスロットル間度毎に補正されるよう
になっている。なお、この補正例では、最高回転速度N
cmaxがマイナス側にずれているとぎには変速点No
を逆に高めるように補正している。エンジン回転速度N
emaxが予め設定された値NO^よりも低くずれてい
るということは、その時の吸気温、あるいは吸気圧等が
エンジントルクが出にくい方向にばらついていることを
意味Jる。従って、このような場合には、変速判断を行
うべき変速点NOを高めに変更することにより、実際に
変速が行われる変速点(エンジン回転速度)を意図した
値に維持することができるようになり、所定の動力性能
を確保することができるようになる。 なお、第3図におけるステップ202.216.218
は、ステップ208における条件が成立するまで実質的
にフローを停止させておくためのステップである。 第6図に、上記実施例の効果を定性的に示す。 実線は変速時のエンジン最高回転速度が予め設定された
値となっている時の変速過′#11特性である。 点線は吸気温低下等によりエンジントルクが設定値以上
に出やすい情況にある場合を示す。点線の場合、エンジ
ントルクが実線より出やずいため、エンジンの回転速度
の変化率が大きく、変速jδ令があった後実際の変速が
138始される時には実線の場合よりもエンジン回転速
度が高くなり易い。従って場合によってはエンジン許容
回転速度を越えることも有得る。このような場合、上記
実施例においては、変速を判断するべき変速点Noが低
めに変更されることにより、実際に変速が開始されると
きの変速点を所定値に維持することができ、エンジンの
最高回転速度を予め設定された値とすることができるよ
うになる。 なお、この実施例ではエンジン回転速度を直接求めるよ
うにしているが、本発明を実施するに当ってエンジン回
転速度と同義に解釈することができる要素をエンジン回
転速度の変わりに用いても良いのはあきらかである。例
えば、エンジン回転速度はタービン回転速度、あるいは
出力軸回転速度及びギヤ比等から推定することが可能で
ある。 又、変速時のエンジン最高回転速度を求める方法は上記
実施例に限定されず、例えば変速判断または変速指令か
らある一定期間エンジン回転速度、あるいは自動変速機
のメンバの回転速度をモニタし、モニタ期間中の最高回
転速度を変速時の最高回転速度とするようにしても良い
。
第1図は、本発明の要旨を示すブロック図、第2図は、
本発明の実施例が適用された車両用自動変速機の全体概
略図、第3図は、上記実施例装置における摩擦係合装置
の作動例を示す線図、第4図は、上記実施例装置で用い
られている制御フローを示す流れ図、第5図は、変速点
の補正例を示ずためのね図、第6図は、上記実施例の効
果を定性的に説明するための変速過渡特性線図である。 Ne・・・エンジン回転速度 Ne式・・・設定値
、Nemax・・・エンジン最高回転速度、No・・・
変速点、 α・・・補正量。
本発明の実施例が適用された車両用自動変速機の全体概
略図、第3図は、上記実施例装置における摩擦係合装置
の作動例を示す線図、第4図は、上記実施例装置で用い
られている制御フローを示す流れ図、第5図は、変速点
の補正例を示ずためのね図、第6図は、上記実施例の効
果を定性的に説明するための変速過渡特性線図である。 Ne・・・エンジン回転速度 Ne式・・・設定値
、Nemax・・・エンジン最高回転速度、No・・・
変速点、 α・・・補正量。
Claims (5)
- (1)予め定められた変速マップに従つて変速が実行さ
れるように構成された自動変速機の変速制御装置におい
て、 エンジン回転速度を検出する手段と、 変速時のエンジン回転速度の最高値が予め定められた設
定帯に納まつているか否かを判断する手段と、 前記最高値が前記設定帯に納まつていないときに前記変
速マップの変速点を変更する手段と、を備えたことを特
徴とする自動変速機の変速制御装置。 - (2)前記設定帯が変速の種類及びエンジン負荷のうち
少なくとも1つに依存して個々に設定されている特許請
求の範囲1項に記載の自動変速機の変速制御装置。 - (3)前記設定帯の幅が零とされている特許請求の範囲
第1項又は第2項に記載の自動変速機の変速制御装置。 - (4)前記変速点の変更が前記最高値の設定帯からのず
れ量に応じて行われる特許請求の範囲第1項〜第3項の
いずれかに記載の自動変速機の変速制御装置。 - (5)前記エンジン回転速度を、自動変速機の出力軸回
転速度の検出値にギヤ比を乗じることによつて演算にて
検出する特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記
載の自動変速機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61174429A JPH0723745B2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61174429A JPH0723745B2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 自動変速機の変速制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6330640A true JPS6330640A (ja) | 1988-02-09 |
JPH0723745B2 JPH0723745B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=15978381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61174429A Expired - Fee Related JPH0723745B2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | 自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723745B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5157991A (en) * | 1990-03-08 | 1992-10-27 | Mazda Motor Corporation | Automatic transmission control system for vehicle |
JPH04341656A (ja) * | 1991-05-20 | 1992-11-27 | Jatco Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
US5643135A (en) * | 1995-02-20 | 1997-07-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Apparatus for controlling concurrent releasing and engaging actions of frictional coupling devices for shifting vehicle automatic transmission |
EP2003371A3 (en) * | 2007-06-15 | 2015-03-18 | JATCO Ltd | Automatic transmission control apparatus |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3849456B2 (ja) * | 2001-04-27 | 2006-11-22 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機の変速制御装置 |
-
1986
- 1986-07-24 JP JP61174429A patent/JPH0723745B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5157991A (en) * | 1990-03-08 | 1992-10-27 | Mazda Motor Corporation | Automatic transmission control system for vehicle |
JPH04341656A (ja) * | 1991-05-20 | 1992-11-27 | Jatco Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
US5643135A (en) * | 1995-02-20 | 1997-07-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Apparatus for controlling concurrent releasing and engaging actions of frictional coupling devices for shifting vehicle automatic transmission |
EP2003371A3 (en) * | 2007-06-15 | 2015-03-18 | JATCO Ltd | Automatic transmission control apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0723745B2 (ja) | 1995-03-15 |
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