JPS63305339A - 露光装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は、複写機等の露光装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、この種の露光装置の一例として次のようにものが
知られている。

即ち、第３図に示すように、装置本体２１の上面には透
明ガラス製の原稿台２２が設けられ、その原稿台２２上
にｉｉされた原稿２３に対して光源２４から光が照射さ
れてその反射光が結像レンズ２５を介して感光記録紙２
６上に結像されるように構成されている。

（発明が解決しようとする問題点） そして、これらの従来装置においては、原稿台２２上に
ｉ！！置された原稿２３に対して均一に光を照射するた
めに光源２４の配光調整を行うことが必要である。即ち
、光源２４が原稿台２２に近接して配置されていると、
光源２４による照度ムラが発生するために、光源２４と
原稿台２２とは適度に離間して配置する必要がある。と
ころが、第３図において二点鎖線で示されるように、光
源２４からの照射光の原稿台２２に対する入射角θ１が
大きい場合には、光源２４から照射された光が原稿台２
２の下面において反射して直接結像レンズ２５に侵入し
てフィラメント等の光源２４自体の像が感光記録紙２６
上に結像される虞がある。

ところが、光源２４からの原稿２３に対する照射光の入
射角θ１を小さくする為には、光ｔＡ２４を原稿台２２
に対して水平方向に離隔して配置する必要があり、その
ために露光装置全体が大型化するという問題点があった
。

この発明は前記のような問題点に迄みてなされたもので
あって、その目的は、装置全体を大型化させることなく
、光源の配光性を向上させることが出来る露光装置を提
供することにある。

発明の構成 （問題点を解決するための手段） この発明は、前記のような目的を達成するために、被照
射体を照射する光源と、前記被照射体と前記光源との間
に配置され、光源に対向する面を反射面として形成する
と共に回動中心が照射方向に沿うファンと、前記ファン
を回動させる回動手段と、前記ファンの反射面側に配置
され、前記反射面からの反射光を前記被照射体に向かっ
て反射する反射部材とを備えた構成にした。

（作用） 従って、この発明の露光装置によれば、光源から被照射
体に向かって照射された光の一部は光源の前面に配置さ
れ、回動手段により回動されるファンによって反射され
ると共にその反射光は再び反射部材により被照射体に向
かって照射される。

（実施例） 以下、この発明を具体化した露光装置の一実施例を第１
，２図に基づいて詳細に説明する。

第１図に示すように、この露光装置は原稿台固定式のも
のが用いられ、装置本体１上面には透明ガラス製の原稿
台２が設けられ、この原稿台２上に被照射体としての原
稿３が置かれて、その上に原稿カバー４が被せられる。

第１．２図に示すように、原稿台２の下方両側には原稿
台２に沿って（第１図において紙面直交方向）それぞれ
３個の光源ランプ５ａ＋　　５ｂ、５ｃが列設配置され
ている。前記各光源ランプ５ａ。

５ｂ、５ｃはその照射光が原稿台２下面において反射し
て後述する結像レンズＩＯに侵入しないように入射角θ
２が小さくなるように装置本体ｌ上面に近接して配置さ
れている。前記各光源ランプ５ａ、５ｂ、５ｃに取着さ
れた集光体６ａ、６ｂ。

６ｃは光源ランプ５ａ、５ｂ、５ｃが放射する光を原稿
台２上に集光するためのものである。

前記光源ランプ５ａ、５ｂ、５ｃの前面には光源ランプ
５ａ、５ｂ、５ｃからの照射光を反射して拡散するため
のファン７ａ、７ｂ、７ｃが回動可能に支持され、その
ファン７ａ、７ｂ、７ｃの光源側の表面には光源ランプ
５ａ、５ｂ、５ｃがらの照射光を均一に反射可能な分光
反射率を有する塗料が塗布されている。前記光源ランプ
５ａ。

５ｂ、５ｃの背面側には前記ファン？ａ、７ｂ。

７ｃからの反射光を反射して原稿台２に照射するための
それぞれ上下一対の反射部材８ａ、８ｂが配設されてい
る。この反射部材８ａ、８ｂの表面には前記各ファン７
ａ、７ｂ、７ｃの表面と同様に光源ランプ５ａ、５ｂ、
５ｃからの照射光を均一に反射可能な分光反射率を有す
る塗料が塗布されている。

装置本体ｌの両外側において前記光源ランプ５ａ、５ｂ
、５ｃの背面には光源ランプ５ａ、５ｂ。

５ｃを冷却するための回動手段としてのクーリングファ
ン９ａ、９ｂが設けられ、このクーリングファン９ａ、
９ｂからの送風が装置本体１の通風孔１ａを通って送り
込まれて前記各ファン？ａ。

７ｂ、７ｃを回転させる。そして、光源ランプ５ａ、５
ｂ、５ｃからの照射光のうち一部は直接原稿３に照射さ
れ、その他のファン７ａ、７ｂ、７Ｃに照射された光は
その表面で反射されて光源ランプ５ａ、５ｂ、５ｃの背
面に配置された反射部材８ａ、８ｂに照射されて再び反
射され原稿３面に照射される。

前記原稿台２の下面には結像レンズ１０が配設され、そ
の下方には無端状の搬送ベルト１１が配設されている。

前記搬送ベルト１１の下方には感光感圧記録紙１２を積
層収容した給紙カセット１３が配設され、その感光感圧
記録紙１２は給紙ローラ１４等の作動により前記搬送ベ
ルト１１上に送り込まれる。

そして、この状態で搬送ベル１−１１上の感光感圧記録
紙１２に対して結像レンズ１０を介して露光動作が行わ
れる。

前記搬送ベルト１１上で所定の露光処理を終了した感光
感圧記録紙１２はその搬送ベルト１１に搬送されて上下
一対の加圧現像ローラ１５ａ、１５ａ間に送り込まれ、
両ローラ１５ａ、１５ｂ間を加圧移送されることにより
現像され、トレイ１６上に排出される。

以上詳述したように、この実施例の露光装置においては
、光源ランプ５ａ、５ｂ、５ｃから照射された光の一部
がファン７ａ、７ｂ、７ｃによって拡散された後反射部
材３ａ、３ｂにより反射され原稿３面に照射される。光
源ランプ５ａ、５ｂ。

５ｃから照射された光の光路長を太き（することが出来
、原稿台２に対する照射光の入射角θ２が小さくなるよ
うに、光源ランプ５ａ、５ｂ、５ｃを装置本体１上面に
近接して配置したにもかかわらず、装置全体を大型化さ
せることなく光源ランプ５ａ、５ｂ、５ｃの配光性を向
上させることが出来る。

又、この実施例の露光装置によれば、原稿台２上の原稿
３は、光源ランプ５ａ、５ｂ、５ｃから照射されファン
７ａ、７ｂ、７Ｃ間を通過した直接光と、ファン？ａ、
７ｂ、７ｃにより拡散され反射部材３ａ、３ｂによって
反射された間接光により照射され、原稿３には配光ムラ
のない均一な光が照射され、感光感圧記録紙１２上にム
ラのない鮮明な画像を記録することが出来る。

（変更例） 尚、この発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、次のように変更して具体化することも可能である
。

（１）前記実施例においてファン７ａ、７ｂ、７Ｃをク
ーリングファン９ａ、９ｂからの送風ではなくモータ等
の駆動手段に連結して回転させるように構成すること。

尚、この場合にはこのファン７ａ、７ｂ、７ｃからの送
風により光源ランプ５ａ、５’ｂ、５ｃを冷却すること
が出来、クーリングファン９ａ、９ｂは不要になる。

（２）前記実施例の原稿３に光を照射してその反射光に
より感光感圧記録紙１２を露光する反射露光方式に代え
て、光透過性の原稿に光を照射してその透過光により感
光体を露光する透過露光方式に具体化すること。

（３）前記実施例の感光感圧記録紙１２に代えて感光感
熱記録紙、銀塩写真紙、感光フィルム等、その他の感光
記録媒体を用いること。

発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば、露光装置全体
を大型化させることなく、簡単な構成で被照射体に対す
る光源の配光性を向上させることが出来るという優れた
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を具体化した露光装置の一実施例を示
す概略構成図、第２図は同じくその要部平面図、第３図
は従来の露光装置を示す概略構成図である。 ３・・・被照射体としての原稿、５ａ、５ｂ、５ｃ・・
・光源としての光源ランプ、？ａ、７ｂ、７ｃ・・・フ
ァン、８ａ、８ｂ・・・反射部材、９ａ、９ｂ・・・回
動手段としてのクーリングファン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、被照射体（３）を照射する光源（５ａ、５ｂ、５ｃ
   ）と、 前記被照射体（３）と前記光源（５ａ、５ｂ、５ｃ）と
   の間に配置され、光源（５ａ、５ｂ、５ｃ）に対向する
   面を反射面として形成すると共に回動中心が照射方向に
   沿うファン（７ａ、７ｂ、７ｃ）と、 前記ファン（７ａ、７ｂ、７ｃ）を回動させる回動手段
   （９ａ、９ｂ）と、 前記ファン（７ａ、７ｂ、７ｃ）の反射面側に配置され
   、前記反射面からの反射光を前記被照射体（３）に向か
   って反射する反射部材（８ａ、８ｂ）とを備えることを
   特徴とする露光装置。 ２、前記回動手段は光源（５ａ、５ｂ、５ｃ）の背面側
   に設けられた光源冷却用のクーリングファン（９ａ、９
   ｂ）からの送風である特許請求の範囲第１項に記載の露
   光装置。