JPS6330473A - 新規なアミノピリミジノン誘導体及びその製造法 - Google Patents

新規なアミノピリミジノン誘導体及びその製造法

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JPS6330473A
JPS6330473A JP17355586A JP17355586A JPS6330473A JP S6330473 A JPS6330473 A JP S6330473A JP 17355586 A JP17355586 A JP 17355586A JP 17355586 A JP17355586 A JP 17355586A JP S6330473 A JPS6330473 A JP S6330473A
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JP17355586A
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Masaaki Tanaka
雅明 田中
Kuniyoshi Ogura
邦義 小倉
Hikari Morita
光 森田
Tomoshi Aozuka
知士 青塚
Naoki Nakada
直樹 中田
Kaname Takagi
高木 要
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Zeria Pharmaceutical Co Ltd
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Zeria Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は下記の一般式(I) で表される新規なアミノピリミジノン誘導体、並びにそ
の酸付加塩、及びそれらの製造法に間するものである。
上記一般式(I)で表されるアミノピリミジノン誘導体
は強力な鎮痛作用を有し、医薬品として有用である。
[従来の技術] 前記一般式(I)で表されるアミノピリミジノン誘導体
は文献未記載の化合物である。
従って、その有用な生理作用も未知であり、その製造法
も知られていなかった。
[発明が解決しようとする問題点] 現在知られている非麻薬性鎮痛薬、特にアミノピリンで
代表されるピラゾロン系解熱鎮痛剤は、薬疹、掻痒、浮
腫などの薬物アレルギーや顆粒白血球減少症などの好ま
しくない副作用を有しており、その使用が大幅に制限さ
れている。このような現状を考慮し、本発明者らは強力
で副作用のない非麻薬性鎮痛薬の開発を企画し、鋭意研
究を重ねた結果、前記一般式(I)で表されるピリミジ
ノン誘導体を創製した。本発明はその有用な生理作用を
臨床応用可能にすると共に、容易に収率よく製造できる
ようにしようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは前述の意図をもって、クマリン誘導体とア
ミジン類の反応によるピリミジノン誘導体の合成に着目
し、その研究過程に於て、一般式(I1)の4−メトオ
キシ−3−ニトロクマリンまたはその誘導体が、一般式
(III)のアミジン類と容易に反応して一般式(IV
)で表されるニトロピリミジノン誘導を与え、さらにこ
れを還元することにより、−般式(I)で表される新規
なアミノピリミジノン誘導体が容易に生成することを見
い出し本発明を完成した。
これら一連の反応は次の反応式に従って進行する。
(N)                    (I
V)(+) 以下にその製造法について説明する。
本発明の一1式(I■)で表される中間化合物中、6−
(2−ヒドロオキシフェニール)−2−メチル−5−ニ
トロピリミジン−4(3H)−オン(一般式(IV) 
、R’=CH3、R2=H>及び2−アミノ−6−(2
−ヒドロオキシフェニール)−5−ニトロピリミジン−
4(3H)−オン(一般式(Iv)、R”’NH2、R
2=H)は既にPaneら(ChilI、Th6rap
、(Paris)、 +970.III)により、4−
ヒドロオキシ−3−二トロクマリンに過剰量のアセトア
ミジン、またはグアニジンを反応させることにより合成
されている。
しかしながら、4−ヒドロオキシ−3−ニトロクマリン
と種々なアミジン類との反応では、目的とする一般式(
IV)の5−二トロピリジノン誘導体の収率は極めて低
いか、あるいは使用するアミジン類によっては目的化合
物が全く生成しない。そこで本発明者らは一般式(I1
)で表されろ4−メトオキシ−3−二トロクマリンまた
はその誘導体を出発物質とし、これらと一般式(III
)で表されろアミジン類との反応により一般式(I■)
の5−ニトロピリミジノン誘導体を容易に、収率よく合
成する方法を見い出した。反応は上記一般式(I1)の
クマリン誘導体と過剰量のアミジン類を無水エタノール
中で加熱することによっておこなわれる。反応終了後、
反応混合物より溶媒を減圧で留去し、残渣に水を加えて
溶解し、得られた溶液に希塩酸を加えて酸性とすると目
的の一般式(I■)で表されるニトロピリミジノン誘導
体が析出する。これをろ取、水洗し、メタノール ・エ
タノール、またはこれらアルコール類と水の混合溶液か
ら再結晶することにより精製する。
次いて、本発明の化合物である一般式([)で表される
アミノピリミジノン誘導体は、上記の方法によって得ら
れた一般式(Iv)のニトロピリミジノン誘導体を還元
することによって得られる。即ち、一般式(I■)のニ
トロピリミジノン誘導体をメタノール、エタノール、テ
トラヒドロフランなとの反応に無関係な溶媒に溶解し、
5%パラジウム炭素を溶媒として水素を導通して接触還
元をおこなう。
還元終了後、反応混合物より触媒をろ別し、ろ液を減圧
て濃縮することによって生成物が析出する。これをメタ
ノール、エタノール、水またはそれらアルコール類と水
の混合液から再結晶することによって精製する。
以上の操作によって得られた一般式(I)のアミノピリ
ミジノン誘導体は遊離塩基の形で得られるので、これを
常法に従って酸処理することによって酸付加塩に転化す
ることができる0w!付加塩として最も代表的なものは
塩酸塩である。
このようにして合成することができる一般式(I)で表
されるアミノピリミジノン誘導体の具体例としては、例
えば、以下の化合物が挙げられるが本発明を限定するも
のではない。
、No、1  5−アミノ−6−(2−ヒドロオキシフ
ェニール)−2−メチルピリミジン−4(3H)−オン No、2  5−アミノ−2−エチル−6−(2−ヒド
ロオキシフェニール)ピリミジン−4(3H)−オン No、3  5−アミノ−6−(2−ヒドロオキシフェ
ニール)−2−フェニールピリミジン−4(3H)−オ
ン No、4  5−アミノ−2−(4−7ミノフエニール
)−6−(2−ヒドロオキシフェニール)ピリミジン−
4(3H)−オン No、5  2.5−ジアミノ−6−(2−ヒドロオキ
シフェニール)ピリミジン−4(3H)−オン No、6  5−アミノ−6−(2−ヒドロオキシフェ
ニール)−2−(N−メチルピペラジニール)ピリミジ
ン−4(3H)−オン No、7  5−アミノ−6−(2−ヒドロオキシ−5
−メチルフェニール)−2−メチルピリミジン−4(3
H)−オン No、8  5−アミノ−6−(2−ヒドロオキシ−4
−メトキシフェニール)−2−メチルピリミジン−・4
 (3H)−オン No、9  5−アミノ−6−(5−クロル−2−ヒド
ロオキシフェニール)−2−メチルピリミジン−4(3
H)−オン No、10 5−アミノ−6−(2−ヒドロオキシ−5
−メチルフェニール)−2−フェニールピリミジン−4
(3H)−オン [作用] 上記製造方法により得られる本発明の一般式(I)で表
されるアミノピリミジノン誘導体についておこなった鎮
痛効果に間する試験例を説明する。
鎮痛効果の測定は酢酸ライジング(AceticAci
d 1/rithing)法を用いた。即ち、マウス(
25g前後)6匹を一群とし、被験化合物30mg/k
g体重を経口投与(p、o、) L/、60分後に0.
7X酢酸溶液をマウス体filogあたり0.1+al
の割合で腹腔内に投与した。酢酸投与後10分より10
分間に出現するライジングの回数を測定し、対象群のそ
れと比較して抑制率を算出した。
結果は表1のとおりである。
表  I 2  30  6 38、7 3  30  6 33、1 4  30  6 65.3 5  30  8 36.6 6  30  6 49、3 7  30  6 58、0 B   30  6 40.0 9  30  6  4、7 10  30  6 30.0 アミノビリン 30     6   38.9表■か
ら明らかなごと<、No、1.2.4〜8の化合物にア
ミノビリン同様またはそれ以上の鎮痛作用が認められた
。特にNo、lの化合物は強力な鎮痛作用を示し、経口
投与における50χ有効量(E D ss)は+6.O
a+g/kg体重てあった。さらに、No、1の化合物
はテール・フリック(tail・flick)法におい
ても経口投与で強力な鎮痛作用を示すことが確認された
(E D sII: 40.Omg/J体重、アミノピ
リンは155m、g/kg体重)。
以下に実施例を示し本発明を更に具体的に説明する。
実施例 1   5−アミノ−6−(2−ヒドロオキシ
フェニール) −2−メチルピリミジン− 4(3H)−オン (化合物No、I) 第一工程: 金属ナトリウム230mgを無水エタノール501に溶
解し、アセトアミジン塩酸塩1.13gを加え、室温で
1o分間撹拌する。その後、4−メトオキシ−3−ニト
ロクマリン1.118を加え、1時間加熱還流する。反
応混合物を減圧で濃縮し、残渣に水50m lを加えて
溶かし、不溶物をろ別し、ろ液にIOK塩酸を加えて酸
性にすると淡黄色の沈澱が析出−する。この沈澱をろ取
し水洗後、エタノールと水のtHi&より再結晶して6
−(2−ヒドロオキシフェニール)−2−メチル−5−
ニトロピリミジン−4(3H)−オンを得た。その収率
及び理化学的性質は表11に示したとおりである。
第二工程: 第一工程で得た6−(2−ヒドロオキシフェニール)−
2−メチル−5−ニトロピリミジン−4(3H)−オン
0.74gをエタノール501に溶解し、5%パラジウ
ム炭素0.3gを加え、室温で常圧下に水素を導通して
接触還元をおこなった。還元終了後、反応混合物をろ過
して触媒を除き、ろ液を減圧で濃縮し、残渣をエタノー
ルから再結晶して題記化合物を得た。その収率及び理化
学的性質は表Illに示した通りである。
上記反応操作で得られた遊離塩基をエタノールに溶解し
た後、20χ塩化水素エタノール溶液を加え、減圧で濃
縮し、更にエーテルを潤加して題記化合物の塩酸塩を得
た。
実施例 2  5−アミノ−2−エチル−6−(2−ヒ
ドロオキシフェ ニール)ピリミジン−4(3 H)−オン(化合物 No、2) 第一工程: 金属ナトリウム460II1gを無水エタノール80m
 lに溶解し、プロピオアミジン塩酸塩2.5gを加え
、室温で10分間撹拌後、4−メトオキシ−3−ニトロ
クマリン2.28を加えて1時間加熱還流し、以下実施
例1の第一工程と同様に処理して2−エチル−6−(2
−ヒドロオキシフェニール)−5−ニトロピリミジン−
4(3H)−オンを得た。
その収率及び理化学的性質は表11に示したとおりであ
る。
第二工程: 第一工程で得た2−エチル−6−(2−ヒドロオキシフ
ェニール)−5−二トロビリミジン−4(3H)−オン
0.52gをエタノール501に溶解し、実施例1の第
二工程と同様に接触還元をおこない題記化合物を得た。
その収率及び理化学的性質は表I11に示したとおりで
ある。
実施例 3  5−アミノ−6−(2−ヒドロオキシフ
ェニール)−2 一フェニールピリミジンー4 (3H)−オン(化合物No、3) 第一工程: 金属ナトリウム230++gを無水エタノール501に
溶解し、ベンズアミジン塩酸塩1.9gを加え、室温で
10分間撹拌する。その後、4−メトオキシ−3−ニト
ロクマリン 1.11gを加えて1時間加熱還流する。反応混合物を
減圧で1縮し、残渣に5%水酸化ナトリウム水溶液30
m lを加えて不溶物をろ別し、ろ液に塩酸を加えて酸
性にすると淡黄色の沈澱が生ずる。この沈澱をろ取、水
洗しエタノールと水の混合液より再結晶し6−(2−ヒ
ドロオキシフェニール)−5−二トロー2−フェニール
ピリミジン−4(3H)−オンを得た。その収率及び理
化学的性質は表11に示したとおりである。
第二工程: 第一工程で得た6−(2−ヒドロオキシフェニール)−
5−ニトロ−2−フェニールピリミジン−4(3H)−
オン0.62gをエタノール501に溶解し、実施例1
の第二工程と同様に接触還元をおこない題記化合物を得
た。その収率及び理化学的性質は 表111に示したとおりである。
実施例 4  5−アミノ−2−(4−アミノフェニー
ル) −6−(2 一ヒドロオキシフェニール) ピリミジン−4(3H)−オ ン(化合物No、4) 第一工程: 金属ナトリウム460mgを無水エタノール100m1
に溶解し、p−7ミノベンズアミジン塩酸塩2.5gを
加え室温で10分間撹拌する。
その後、4−メトオキシ−3−ニトロクマリンt、tg
を加え、以下実施カリ3の第一工程と同様に処理して2
−(4−アミノフェニール) −6−(2−ヒドロオキ
シフェニール)−6−ニトロビリミジンー4 (3H)
−オンを得た。その収率及び理化学的性質は表11に示
したとおりである。
第二工程: 第一工程で得た2−(4−アミノフェニール)−6−(
2−ヒドロオキシフェニール)−6−ニトロビリミジン
ー4 (3H)−オン0.65gをエタノール501に
溶解し、以下実施例1の第二工程と同様に接触還元をお
こない題記化合物を得た。その収率及び理化学的性質は
表111に示したとおりである。
上記反応操作で得られた遊離塩基をエタノールに溶解し
た後、20%塩化水素エタノール溶液を加え、以下実施
例1と同様に処理して題記化合物の塩酸塩を得た。
実施例 5  2,5−ジアミノ−6−(2−ヒドロオ
キシフェニ ール)ピリミジン−4 (3H)−オン (化合物 No、5) 第一工程: 金属ナトリウム230+mgを無水エタノール501に
溶解し、グアニジン塩酸塩1.15gを加え室温で10
分間撹拌する。その後、4−メトオキシ−3−ニトロク
マリン1.lIgを加え、以下実施例1の第一工程と同
様に処理して2−アミノ−6−(2−ヒドロオキシフェ
ニール)−5−ニトロピリミジン−4(3H)−オンを
得た。その収率及び理化学的性質は表11に示したとお
りである。
第二工程: 第一工程で得た2−アミノ−6−(2−ヒドロオキシフ
ェニール)−5−ニトロピリミジン−4(3H)−オン
0.75gをエタノール851に溶解し、以下実施例1
の第二二′程と同様に接触還元をおこない題記化合物を
得た。その収率及び理化学的性質は表111に示したと
おりである。
上記反応操作で得られた遊離塩基をエタノールに溶解し
た後、20χ塩化水素エタノール溶液を加え、以下実施
例1と同様に処理して題記化合物の塩酸塩を得た。
実施例 6  5−アミノ−6−(2−ヒドロオキシフ
ェニール)−2 −(N−メチルピペラジニー ル)ピリミジン−4(3H) 一オン(化合物 No、6) 第一工程: 金属ナトリウム69agを無水エタノール501に溶解
し、N−メチルビペラジンカルボキシアミジン硫酸塩0
.6gを加え、室温で10分間撹拌後、4−メトオキシ
−3−二トロクマリン0.23gを加えて1時間加熱還
流する。以下実施例1の第−工程と同様に処理して6−
(2−ヒドロオキシフェニール)−2−(N−メチルピ
ペラジニール〉−5−ニトロピリミジン−4(3H)−
オンを得た。
第二工程: 第一工程で得た6−(2−ヒドロオキシフェニール)−
2−(N−メチルピペラジニール)−5−ニトロピリミ
ジン−4(3H)−オン1gをメタノールloom l
に溶解し、10%塩酸51及び5%パラジウム炭素0゜
Igを加え、室温で常圧下に水素を導通して接触還元を
おこなった。還元終了後、反応混合物をろ過して触媒を
除き、ろ液を減圧で濃縮し、残渣に飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液30m1を加えて生じた沈澱をろ取し、エタ
ノールから再結晶して5記化合物を得た。その収率及び
理化学的性質は表111に示したとおりである。
上記反応操作で得られた遊離塩基エタノールに溶解した
後、20x塩化水素エタノール溶液を加え、以下実施例
1と同様に処理して5記化合物の塩酸塩を得た。
実施例 7〜95−アミノ−6−(2−ヒドロオキシ−
5−メチルフェ ニール)、5−アミノ−6− (2−ヒドロオキシ−4−メ トオキシフェニール)−1 または5−アミノ−6−(5 一クロルー2−ヒドロオキシ フェニール)−2−メチルビ リミジン−4(3H)−オン く化合物No、7〜9) 第一工程: 金属ナトリウム92mgを無水エタノール201に溶解
し、アセトアミジンi3; M塩0.5gを加え室温で
10分間撹拌する。その後、6−メチル−17−メドオ
キシーまたは6−クロル−4−メトオキシ−3−ニトロ
クマリン2ミリモルを加え、1時間加熱還流する。以下
実施例1の第一工程と同様に処理して6−(2−ヒドロ
オキシ−5−メチルフェニール)−16−(2−ヒドロ
オキシ−4−メトオキシフェニール)−1または6−(
5−クロル−2−ヒドロオキシフェニール)−2−メチ
ル−5−ニトロピリミジン−4(3H)−オンを得た。
これら化合物の収率及び理化学的性質は表11に示した
とおりである。
第二工程: 第一工程で得た5−ニトロピリミジン−4(3H)−オ
ン誘導体のそれぞれ0.48をメタノール50m lに
溶解し、5%パラジウム炭素0.1.gを加えて、以下
実施例1の第二工程と同様に接触還元をおこない5記化
合物を得た。それらの収率及び理化学的性質は表111
に示したとおりである。
実施例 10  5−アミノ−6−(2−ヒドロオキシ
−5−メチルフェ ニール)−2−フェニールピ リミジン−4(3H)−オン (化合物No、 10) 第一工程: 金属ナトリウム140mgを無水エタノール30m l
に溶解し、ベンズアミジン塩酸塩1.28を加え室温で
10分間撹拌する。その後、6−メチル−4−メトオキ
シ−3−ニトロクマリン0.78を加えて1時間加熱還
流する。
以下実施例3の第一工程と同様に処理して6−(2−ヒ
ドロオキシ−5−メチルフェニール)−5−二トロー2
−フェニールピリミジン−4(3H)−オンを得た。そ
の収率及び理化学的性質は表11に示したとおりである
第二工程: 第一工程で得た6−(2−ヒドロオキシ−5−メチルフ
ェニール)−5−ニトロー2−フェニールピリミジン−
4(3H)−オン0.48gをエタノール501に溶解
し、実施例1の第二工程と同様に接触還元をおこない連
記化合物を得た。その収率及び理化学的性質は表111
に示したとおりである。
上記反応操作で得られた遊離塩基をエタノールに溶解し
た後、20X塩化水素エタノール溶液を加え、以下実施
例1と同様に処理して連記化合物の塩酸塩を得た。
[発明の効果コ 以上に述べたごとく、本発明の航記一般式(I)で表さ
れるアミノピリミジノン誘導体は新規物質であり、優れ
た鎮痛活性を有し医薬品として有用である。
また、本発明の製造法によれば、一般式(I)で表され
る化合物をその前駆体である一般式(I■)のニトロピ
リミジノン誘導体を還元することにより簡単に製造する
ことができる。更に、一般式(Iv)の化合物は一般式
(I1)の4−メトオキシ−3−二トロクマリンまたは
その誘導体に一般式(II+)のアミジン類を反応させ
ることにより容易に製造することができ、これら一連の
新しい合成法は一般式(I)の化合物の工業的製造法と
して優れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼−−−( I ) 〔式中、R^1は低級アルキル基、フェニ ール基、置換フェニール基、アミノ 基、または環状アミノ基を、R^2は水 素、低級アルキル基、低級アルコオ キシ基、またはハロゲン原子を表す。〕 で表わされることを特徴とするアミノピリミジノン誘導
    体及びその酸付加塩。 2)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ −−−(II) 式中、R^2は水素、低級アルキル基、 低級アルコオキシ基、またはハロゲ ン原子を表す。 で表される4−メトオキシ−3−ニトロクマリン、また
    はその誘導体に、 一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼−−−(III) 〔式中、R^1は低級アルキル基、フェニ ール基、置換フェニール基、アミノ基 または環状アミノ基を表す。〕 で表されるアミジン類を反応させて、 一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼−−−(IV) 〔式中、R^1は低級アルキル基、フェニ ール基、置換フェニール基、アミノ基、 または環状アミノ基をR^2は水素、 低級アルキル基、低級アルコオキシ基 またはハロゲン原子を表す。〕 で表されるニトロピリミジノン誘導体を得、これを還元
    することを特徴とする 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼−−−( I ) 〔式中、R^1は低級アルキル基、フェニ ール基、置換フェニール基、アミノ 基、または環状アミノ基を、R^2は水 素、低級アルキル基、低級アルコオ キシ基、またはハロゲン原子を表す。〕 で表されるアミノピリミジノン誘導体及びその酸付加塩
    の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0566178U (ja) * 1992-02-15 1993-08-31 松下電工株式会社 蝶番による扉の取付構造
WO2001068613A1 (fr) * 2000-03-17 2001-09-20 Nissan Chemical Industries, Ltd. Dérivés pyrimidinone et herbicides

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