JPS63304255A - インスタント写真の現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 返盃立夏 本発明は露光・現像処理後に受像部材と感光部材とを分
離するピールアパート方式のインスタント写への現像装
置に関するものである。

ｌ米伏歪 潜像を記録する感光部材と、この潜像を受像する受像部
材とを有し、露光後の感光部材と受像部材とを密着し、
現像液により現像し、現像後受像部材を感光部材から分
離するピールアパート方式のインスタント写真は知られ
ている。

ピールアパート方式のインスタント写真では現像ローラ
による現像後、受像部材例えばポジシートを感光部材（
例えばネガフィルムシート）からはがすまでの現像時間
は、受像部材と感光部材の種類と周囲温度により決定さ
れる。インスタント写真では受像部材としては通常の印
画紙タイプ、ＯＨＰシート等の材質の違いや白黒用かカ
ラー用かの画像種類の違いがあり、夫々の違いに応じて
現像時間も異なる。

通常オシロスコープに用いるカラｉなどでは使用者が概
略の時間を腕時計などで計って現像時間の経過を知り受
像部材を感光部材から引きはがすことが行われている。

又時には勘による場合もある。このため、時には失敗を
することもある。そこで受像部材を引きはがす時間を使
用者に知らせることが要求される。

旦煎 本発明は従来の上記の問題点を解消し、失敗することな
く常に誰が処理しても正しい現像が行われ得るインスタ
ント写真の現像装置を提供することを目的としている。

盪底 本発明は上記の目的を達成するために現像開始を検知す
る手段と、温度を検知する手段と、感光部材及び受像部
材の種類を入力する手段と、時間計測手段と、表示手段
と、制御装置とを有し、該制御装置が前記各手段より送
られる信号に基づき温度と受像部材種類から現像時間を
算出する手段と、現像開始後算出された時間を計測する
手段と、算出された時間の経過後に現像終了を示す信号
を前記表示手段に送る手段とを有し、該表示手段が現像
終了を視覚表示手段もしくは音声手段により現像終了を
表示するように形成されていることを特徴とする。

本発明の構成及び作用の詳細を図に示す実施例に基づい
て説明する。

インスタント写真の操作部には受像部材と感光部材の種
類を選択する選択キーを設け、又受像部材及び感光部材
の周囲温度を検出する手段と現像開始を検知する手段を
インスタント写真夫々内に設ける０例えば第１図に示す
ように現像ローラ対１に互いに密着された受像部材と感
光部材の１＆１（以下フィルムユニットと称する）が入
る直前の位置にマイクロスイッチ２が現像開始検知手段
として配設され、現像ローラ対１の後に配置された排出
トレイ３に周囲温度を検出する手段としての温度検出器
４が配置される。フィルムユニットは現像ローラ対を通
過することにより、例えば受像部材に設けられた現像容
器が破られ現像液が感光部材と受像部材の間に拡がって
現像をする。この現像開始はマイクロスイッチ２の作動
により検出される。

制御装置は第２図においてＣＰＵを有する制御部５を有
し、該制御部５には基準ブロック発生器６よりクロック
信号が入力され、温度検出器４より温度検出信号が入力
され、操作部７より感光部材の種類に関する情報が入力
され、その他必要とする各種入力（スイッチ、センサー
等より）が行われ、各種情報の演算結果に基づく信号が
表示手段としての表示器（視覚表示手段）８及び音声発
生器９に送られて夫々視覚により感じられる表示をし又
音を発生する。更に中央制御部からはモータ、ランプ、
ソレノイド等各種の部材に対する制御信号が出力される
。

制御部５においては、操作部７よりの選択キーによるフ
ィルムユニットの各部材の材料の種類の情報と、温度検
出器４による温度情報とにより現像時間を算出する０例
えば気温２０°Ｃのとき、白黒の場合には例えば３０秒
、カラー印画紙の場合は例えば７０秒、カラーＯＨＰの
場合は例えば２０秒が算出される。第３図に代表的材料
の温度と現像時間の関係を示す０図の横軸は温度を縦軸
は現像時間を示し、曲線ＡはカラーＯＨＰを、曲線Ｂは
カラー印画紙を示す。

温度検出器４としては例えばサーミスタが用いられ、基
準電圧を抵抗と分圧して温度を電圧信号に変換する。こ
の電圧信号は制御部においてＡ／Ｄコンバータによりデ
ジタル信号に変換されてＣｐｕに人力される。

制御部５では算出された現像時間の計測を現像開始検知
信号であるマイクロスイッチ２がフィルムユニットの通
過によりＯＮとなったことを示す信号の入力により開始
する。

現像時間、の計算は例えば第４図（Ａ）に示すフローチ
ャートに従って行われる。

すなわち−例として予めカラー〇ＨＰとカラー印画紙と
白黒の夫々の各温度におけるデータがテーブルとなって
おり、ルーチンの最初において受像部材の種類によって
データテーブルの先頭のアドレスを選択する。

温度計測ルーチンでは検知した温度に関する情報を選択
された先頭のアドレスに足し合わせて現像時間のアドレ
スを算出し、現像時間のデータを得る。

現像時間は８ビツトデータで最小時間単位を２秒とし、
最大２５０とすると２〜５００秒をカバーすることがで
きる。

基準ブロック発生器６はカウンタ、タイマなどの内蔵さ
れたｌチップマイクロコンピュータなどの場合は数ＭＨ
ｚのクロックの水晶発振子を利用することができる。外
部で１〜２　ｓｅｃ程度まで分周したクロックを用いて
もよいが一定間隔で割込みを発生させるものである。Ｃ
ＰＵは１〜２秒ごとの割り込みにおていカウンタをイン
クリメントし時間を測定する９例えば第４図（Ｂ）のフ
ローにより測定される。

前記の現像開始により表示器８では現像表示を点灯する
。上記の時間決定ルーチンにより決定された現像時間が
例えば第４図Ｂのルーチンにより計測され、現像時間が
終了すると音声発生器９によりブザーなどで現像終了を
知らせ、表示器８の現像表示が消灯する。

第４図（Ｂ）ではフィルムユニットが排出されるとカウ
ンタ（例えば常時インクリメントされＯを除いて１〜２
５５の範囲で動いているカウンタ）の現在の値と現像時
間を足し合わせて第４図（Ｃ）のタイマ値セットルーチ
ンにおいてその値を時間データ記憶メモリに書き込む、
この値も０をとらないように操作される。現在のカウン
ト値が２２０、現像時間データが６０の例をとると、記
憶メモリに書き込まれる値は例えば２６となる。このよ
うに時間データが書き込まれたメモリを第４図（Ｄ）に
示す時間チェックルーチンでチェックし、所定時間にな
ると表示器８による表示と音声発生器９による声の発生
とを行う、尚時間チェックルーチンは第４図（Ｂ）に示
す２　ｓｅｃ割り込みルーチンの中でコールされる。

現像ローラ対１の付近、すなわち搬出部にフィルムユニ
ットの排出を検知するマイクロスイッチ２を設ける代わ
りにインスタント写真を作動させるプリントキーの操作
時よりタイマーを作動させるようにすることもできる。

四果 本発明により現像装置が自動的に適当する現像装置時間
を算出し、その時間が経過すると表示部においてランプ
や音声発生により知らせるので誰が操作しても失敗がな
くなった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るるインスタント写真の排出部の説
明図、第２図は本発明に係る現像装置の制御装置の略説
明ブロック図、第３図は受像部材による温度と現像時間
の関係を示す図、第４図は本発明に係る制御装置の一例
のフローチャートで（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）、（Ｄ）は
夫々のサブルーチンを示すものである。 ２・・・現像開始検知手段　４・・・温度検出手段５・
・・制御部　　　　　６・・・基準クロック発生器７・
・・操作部　　　　　８・・・表示器（表示部材）９・
・・音声発生器（表示部材） 逼友−現４東晴間費線

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 露光・現像処理後に受像部材と感光部材とを分離するピ
   ールアパート方式のインスタント写真の現像装置におい
   て、 現像開始を検知する手段と、温度を検知する手段と、感
   光部材及び受像部材の種類を入力する手段と、時間計測
   手段と、表示手段と、制御装置とを有し、該制御装置が
   前記各手段より送られる信号に基づき温度と受像部材種
   類から現像時間を算出する手段と、現像開始後算出され
   た時間を計測する手段と、算出された時間の経過後に現
   像終了を示す信号を前記表示手段に送る手段とを有し、
   該表示手段が現像終了を視覚表示手段もしくは音声手段
   により現像終了を表示するように形成されていることを
   特徴とするインスタント写真の現像装置。