JPS63304239A - 情報検索装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はマイクロフィルム等の情報記録媒体のマークを
計数することにより、該情報記録媒体中の所望の情報を
自動的に検索する情報検索装置に関する。

（従来の技術） 従来、フィルムリーダーなどに組み込まれている検索装
置では、フィルムの各コマの側辺に検索マークを付した
フィルムを使用し、このマークを光学的に検知し、これ
を計数することによりフィルム中の所望のコマを自動的
に検索するようにしている。

上記検索装置はフィルム上のマークをランプで照明し、
フィルムを移送する際マークによって遮断される光の変
化をマーク検知器で検知し、このマーク検知器の出力信
号を計数器で計数し、そしてこの計数器の計数内容とキ
ーボード等から入力した所望の画像コマのコマ番号とを
比較回路で比較し、両者が一致したとき比較回路から駆
動制御回路に停止信号が発せられ、フィルムを移送する
駆動系を停止させ、所望のコマをスクリーン上に投影さ
れる所定位置に静止させるようになっている。

また、マイクロフィルムには、複数レベルのマークを付
したものがあり、複数レベルのマークの内、上位マーク
を基準として画像コマの少なくとも１コマを飛び越して
検索（以下スキップ検索と言う）させることが多い。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、斯かる従来例において、ある任意の画像コマ
からｎコマおきのスキップ検索をさせる場合には、第５
図に示すように、次の上位マークｍ２がスキップ検索を
開始させたコマｍ１から数えてｋ　（ｎ＋１）＋ｌ　（
ｋ：整数）番目にないとき、従来では次の上位マークｍ
２からスキップ検索できないので、一度フィルムＦの送
給を停止して１次の上位マークｍ２までフィルムＦを戻
して再設定し再開せざるを得なかった。その結果、検索
時間に無駄が生じ、操作に手間がかかり、検索スピード
が低下してしまうという問題点があった。

そこで１本発明は従来例の上記した問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、飛び越
し間隔を一度設定するだけで、上位マークを基準に飛び
越し検索を行なうことのできる情報検索装置を提供する
ことにある。

（［５１題点を解決するための手段） 上記の目的を達成するために、本発明にあっては、情報
記録媒体のマークを検知し、これを計数することにより
所望の情報を検索する情報検索装置において、前記情報
記録媒体の画像コマの少なくとも１コマを飛び越しつつ
検索するための間隔を設定する入力手段と、前記情報記
録媒体に複数レベルのマークが付され、検索時、該複数
レベルのマークの内上位レベルのマークで前記飛び越し
コマ数をリセットし、該上位レベルのマークから前記入
力手段で設定された飛び越し間隔にて検索を再開する制
御を行なう制御手段とを備えたことにより構成されてい
る。

（作　　　用） 上記の構成を有する本発明においては、検索時、複数レ
ベルのマークの内上位レベルのマークで画像コマの飛び
越しコマ数をリセットし、上位レベルのマークから入力
手段で設定された飛び越し間隔にて検索を再開するよう
にしたことによって、飛び越し間隔を一度設定するだけ
で、上位マークを基準に飛び越し検索することができる
ようにした。

（実　施　例） 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第２
図は本発明を適用したマイクロフィルムリーダーを示し
、同図において、ｌは情報記録媒体としてのマイクロフ
ィルムＦをロール状に収納するフィルム供給カートリッ
ジ、Ｍｌはカートリッジ内のフィルムリールにフィルム
を巻戻すためのモータ、５ＯＬＩはフィルム巻戻し用モ
ータＭｌに対するブレーキソレノイドで、このブレーキ
ツレ／イド５ＱＬ１が作動しないときは給送スプール・
モータＭｌは回転可能で、ブレーキソレノイド５ＯＬＩ
が作動したときはモータ軸に固定した制動板２を吸引し
てスプール中モータＭｌの回転を阻止する。

３．４はフィルムガイドローラ、７は巻取リール、Ｍ２
は巻取り−ル７を駆動するためのフィルム巻取用モータ
、５ＯＬ２はそのモータＭ２に対するブレーキソレノイ
ドである。ブレーキソレノイド５ＯＬ２が作動した時は
モータ軸に固定した制動板６を吸引して巻取用モータＭ
２の回転を阻止する。

また、図示していないがカートリッジｌと巻取リール７
との間のフィルム給送通路に沿ってフィルムＦを案内す
るガイド板が設けられている。

１１はマイクロフィルムＦを照明するランプ、ｌＯはコ
ンデンサレンズ、８はランプ１１によって照明されたフ
ィルムＦの画像をスクリーン（不図示）に拡大投影する
投影用レンズ、９はマイクロフィルムＦの各コマの側辺
に設けた計数用マークｍを検知するマーク検知器である
。

マーク検知器９は光電変換素子を有し、フィルムＦが給
送されたときランプ１１からの光線が？−’Ｆｍｌ　　
、ｍ３　によって断続されることによりマーク検知信号
を発し、このマーク検知信号は検索装置の計数器で計数
される。そのマーク信号による計数装置の詳細は公知な
ので省略する。また、カートリッジｌからのフィルムＦ
の引出し機構も公知なので省略する。

また、第１図は本実施例の制御系を示すブロック図であ
り、同図において、９は上記マーク検知器、２０は制御
手段としてのＣＰＵ、２１は入力手段としてのキーボー
ド、２２はマイクロフィルムＦに付されたマークの長さ
を弁別するマーク長弁別回路、２３はメモリー、２４は
ＣＰＵ２０からの制御信号に基づいてモータＭｌ、Ｍ２
を制御してフィルムＦを給送・停止させるモータ制御回
路である。

上記の構成において、画像コマの少なくとも１コマを飛
び越して検索するためのコマ数（スキップコマ数）ｎ、
！−図示しないスクリーン上に投（２）させるための停
止時間ｔとがキーボード２１からＣＰＵ２０に取込まれ
、このスキップコマ数ｎと停止時間りがメモリー２３に
記憶される。また、スキップ検索開始命令もキーボード
２１から入力され、ＣＰＵ２０に取込まれる。マーク検
出器９で検出されたマーク信号はＣＰＵ２０に取込まれ
、マークの種類は複数レベルの内、例えば第３図に示す
ような上位マークｍｌ　、下位マークｍ３の長さをマー
ク長弁別回路２２で弁別し、その出力をＣＰＵ２０に取
込む。

かくして、キーボード２１からスキップ検索開始命令が
入力されると、現在の停止状態からｎコマ先の画像コマ
までフィルムＦを移動させ、そのコマでキーボード２１
より設定された時間を秒停止後、またそのコマからｎコ
マ先の画像コマまで移動させる６以上の動作を終了命令
が入力するまで続けられる。

ところで、本実施例では、第４図のフローチャートに示
すような動作をする。即ち、先ずステップ■でスキップ
間隔（画像コマの飛び越し間隔）ｎをキーボード２１よ
り入力し１次いでステー２プ■で検索開始命令が例えば
キーボード２１のキーλカによりＣＰＵ２０に入力され
るとスキップコマ数カウント用のメモリー２３をクリア
リセットする（ステップ■）、そして、フィルムが送給
を始めるとともにステップ■でマーク信号の入力を行な
い、ステップ■において、そのマークが上位マークｍ１
か否か判断し、上位マークｍ＋であれば、ステップ■で
フィルムＦを設定時間停止し、ステップ■に移る。一方
、ステップ（５）で下位マークｍ３である場合は、ステ
ップ■でＬ記スキップコマ数カウント用のメモリー２３
に１をプラスする。しかる後、ステップ■でメモリー２
３がｎ＋１になったかどうか判断して、ｎ＋１であれば
ステップ■で設定時間停止し、検索終了信号が入力され
るまでステップ■〜■を繰り返し、該検索終了信号が入
力されると終了する。ステップ■でｎ＋１になっていな
い時は再びステップ■に戻る。

即ち、第３図では、スキップ間隔ｎを２として人力した
例であり、第４図のステップ■でス＃−７プコマ数カウ
ント用メモリをクリアリセットしてＯとする。そして、
ステップ■でマーク信号を入力して、ステップ■で上位
マークｍ１であるか判断し、上位マークｍ１の場合は、
ステップ■で設定時間停止し、また下位マークｍ３の場
合はスキップコマ数カウント用メモリー２３に１をプラ
スしくステップ■）、ステップ■でメモリー２３の値が
ｎ＋１になったか判断し、つまりｎはスキップ間隔で２
であるから、２＋１−３になったか否か判断し、３＃目
の画像コマまでの下位マークｍ３が入力されるまで、ス
テップ■の設定時間の停止を行なわないことになる。

しかして１本実施例は、検索時複数レベルのマークの内
、上位レベルのマークｍｌ　で画像コマの飛び越しコマ
数（スキップコマ数）をリセットし、次いで上位レベル
のマークｍ１から設定された飛び越し間隔で検索を再開
するものである。

尚、上記実施例においては、マーク長を測定するために
マーク長弁別回路を使用したが、これ以外にフィルム移
動量測定器１例えばフィルム移動量に比例してパルスを
送出するエンコーダであってもよい、この場合、マーク
信号をゲートにして、エンコーダ出方であるパルス数を
ＣＰＵ内で計数することで、マーク長を測定することが
できる。

（発明の効果） 本発明に係る情報検索装置は以上の構成及び作用からな
るもので、画像コマの飛び越し間隔を一度設定するだけ
で、１位マークを基準に飛び越し検索を行なうことがで
き、従来例のような再設定の操作を不要として検索時間
の無駄が省けるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る情報検索装置の一実施例の制御系
を示すブロック図、第２図は同実施例を適用したマイク
ロフィルムリーダーの検索部を示す要部斜視図、第３図
は同実施例における検索動作を示す説明図、第４図は同
実施例における制御系の動作を示すフローチャート、第
５図は従来の検索動作を示す説明図である。 符号の説明 ９・・・マーク検知器 ２０・・・ｃｐｕ（Ｈ御手段）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報記録媒体のマークを検知し、これを計数することに
   より所望の情報を検索する情報検索装置において、前記
   情報記録媒体の画像コマの少なくとも１コマを飛び越し
   つつ検索するための間隔を設定する入力手段と、前記情
   報記録媒体に複数レベルのマークが付され、検索時、該
   複数レベルのマークの内上位レベルのマークで前記飛び
   越しコマ数をリセットし、該上位レベルのマークから前
   記入力手段で設定された飛び越し間隔にて検索を再開す
   る制御を行なう制御手段とを備えたことを特徴とする情
   報検索装置。