JPS63304013A - 耐熱性アクリル系共重合体の製造方法 - Google Patents

耐熱性アクリル系共重合体の製造方法

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Publication number
JPS63304013A
JPS63304013A JP13829387A JP13829387A JPS63304013A JP S63304013 A JPS63304013 A JP S63304013A JP 13829387 A JP13829387 A JP 13829387A JP 13829387 A JP13829387 A JP 13829387A JP S63304013 A JPS63304013 A JP S63304013A
Authority
JP
Japan
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temperature
weight
polymerization
parts
methyl methacrylate
Prior art date
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Pending
Application number
JP13829387A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Imaizumi
公夫 今泉
Nobuhiro Kobayashi
信博 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPS63304013A publication Critical patent/JPS63304013A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/10Esters
    • C08F220/12Esters of monohydric alcohols or phenols
    • C08F220/14Methyl esters, e.g. methyl (meth)acrylate

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐熱性の優れたアクリル系共重合体の製造方
法に関する。更に詳しくは、残存モノマーの少ない耐熱
性アクリル系共重合体の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
アクリル樹脂はその優れた外観、物性、耐候性、加工性
等により屋外、屋内を問わず広く用いられているが、更
に高い耐熱変形性を要求されることがあり、それに応え
るために種々の共重合体が提案されている。例えば、無
水マレイン酸との共重合体(特公昭38−13793.
特開昭57−153008号)、α−メチルスチレンと
の共重合体(特公昭43−26187、特開昭53−1
38494号)、マレイミド系モノマーとの共重合体(
特公昭43−9153.特開昭61−141715号)
、シクロヘキシルマレづミドとの共重合体(特開昭61
−278509 、同62−109811号)、等があ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
マレイミド系モノマーとメタクリル酸メチルとの共重合
体は樹脂が黄色く着色する欠点が有るが、シクロヘキシ
ルマレイミドは比較的この傾向が小さい。一般にシクロ
ヘキシルマレイミドとメタクリル酸メチルとの共重合体
に関しては、懸濁重合の場合その重合速度の違いから得
られた重合体はシクロへキシルマレイミドが未反応モノ
マーとして多く残り、ペレタイズする際に押出機のベン
トから減圧して除去する必要があるが、蒸気圧が低いた
め、(蒸気圧=132℃/17−句)十分に残存量ツマ
−を除くためには押出温度を高くする必要があるが、あ
まり温度を上げると樹脂自体が劣化する恐れがある。
また、残存モノマーの少ない重合体を得るために多量の
重合開始剤を用いることは、残存モノマー低減には有効
なものの、得られた重合体の物性、耐熱分解性を著しく
悪化させる。
残存モノマーを除去するために溶剤抽出を行うことは、
多量の溶剤を用いること、更に多くの時間と費用を要し
、実用的でない。
〔問題を解決する手段〕 本発明者らは、残存量ツマ−の少ないメタクリル酸メチ
ルとシクロヘキシルマレイミドとの共重合体を製造する
方法に関して鋭意検討を続は本発明を完成した。即ち、
本発明は、 メタクリル酸メチル70〜95重i%、シクロヘキシル
マレイミド30〜5重t%よりなる単量体混合物に、重
合開始剤として、単量体混合物100重量部に対して、
■10時間半減温度が60〜75℃の有機過酸化物又は
アゾ化合物0.05〜0.5重量部、及び、■10時間
半減温度が75℃を超え125℃以下の有機過酸化物又
はアゾ化合物0.05へ0.4重量部を用いて、70〜
95℃の温度で懸濁重合を行い、得られた重合体ビーズ
を240〜280℃の温度でペレタイズ、又は押出成形
することを特徴とする、残存単量体の少ない耐熱性アク
リル系共重合体の製造方法に関する。
シクロヘキシルマレイミドが30重t%を超えると、耐
熱性は高くなるものの、重合時間が長くなり、機械的物
性の低下が激しくなる。5重量%未満では耐熱性の改良
効果が殆ど認められない。
好ましくは10〜20重量%である。
開始剤■としては例えば2,2−アゾビスイソブチロニ
トリル(10時時間域温度65℃)、ジメチル2,2−
アゾビスイソブチレート(同66℃)等のアゾ化合物、
又、ラウロイルパーオキサイド(同62℃)、t−ブチ
ルパーオキシ(2−エチルヘキサノニー))(同72℃
)、ベンゾイルパーオキサイド(同74℃)等の有機過
酸化物等が用いられる。好ましい10時時間域温度は6
5〜74℃である。
開始剤■としては例えば1.1−アゾビス(1−シクロ
へキシルカーポニトリル)(同ss℃)、2.2〜アゾ
ビス(2,4,4−)ジメチルベンテン)(同110℃
)等のアゾ化合物、又、1.1ビス(t−ブチルパーオ
キシ) 3,3.5− )ジメチルへキサ/:r−−ト
(同90℃)、t−ブチルパーオキシアセテート(同1
02℃)、ジインプロピルベンゼンハイドロパーオキサ
イド(同122℃)等の有機過酸化物が用いられる。好
ましい10時時間域温度は80℃〜122℃である。用
いる開始剤の量が特許請求の範囲を超えると得られた共
重合体の機械的物性が低下し、又、その範囲より少ない
と残存モノマーが減らない。■の好ましい範囲は0.1
〜0.4重量部であり、■のそれは0.1〜0.3重量
部である。押出温度が240℃より低いと残存モノマー
が十分低下せず、280℃より高いと樹脂の分解が激し
くなり、かえって残存モノマーが増加する。好ましい範
囲は245〜270℃である。
開始剤■のみを用いた場合は押出機を通しても残存モノ
マーが低減せず、開始剤■のみでは懸濁重合が長時間を
要し生産性が劣る。
本発明の方法において重合の際、またはペレタイズ、押
出成形の際に、通常用いられる程度の連鎖移動剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、滑剤、染顔料等を添加
することができる。
本発明の開始剤の半減期は、その一定量を溶媒(ベンゼ
ン、トルエン等)に溶解し、窒素置換したガラス管中に
密封し所定温度にて熱分解させる。
開始剤分解量: x(mol、dm ”) 、初期濃度
: a Cmol 、am−” )。
分解速度定数: k(h )、  時間: t(h)と
おくと−次反応の速度式を用いて以下の様に表わせる。
ここである温度における開始剤の半減期をr、、 (h
)とおけば、 一方分解速度定数には 頻度因子二人。活性化エネルギー:ΔE(Kca7/r
nol)気体定数:R2温度: T (K) を用いて以下の様に表わされる。
従って0の関係からln kは1/Tに比例するので、
■の関係を用いてl1nU〜1/Tの関係をプロットし
て得られた直線から、10時間半減期に対する温度をも
とめることができる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように比較的低温活性な重合開始剤と比較
的高温活性な重合開始剤を併用することにより、通常の
製造方法では残存モノマーの低減が困難な共重合体の残
存モノマーを効果的に低減することが出来る。
残存モノマー低減の機構は詳らかでないが、高温活性な
開始剤■が重合後も未反応のまま残存し、押出機中で反
応するものと推定される。
〔実施例〕
以下実施例により更に詳しく説明する。実施例中残存モ
ノマーの測定はガスクロマトグラフ法により行った。耐
熱変形性(HDT)はASTM−D−648の方法によ
り行った。
実施例1 撹拌機付きセパラブルフラスコにlft留水200重量
部、懸濁安定剤としてポリアクリル醗ンーダ1重量部を
加え75℃に加熱する。次いでメタクリル酸メチル90
重量部、シクロヘキシルマレイミド10重量部、2.2
アゾビスイソブチロニトリ”O−2MIk部、1.1ア
ゾビス(l−シクロへキシルカーボニトリル)0.2重
量部、n−オクチルメルカプタン0.3重量部を均一に
溶解した混合液を加え、重合温度75℃で3時間反応後
、95℃で1時間反応させ、直径0.3inのビーズを
得た。このビーズを洗浄、乾燥し、3011ペント付き
押出機で260℃でペレタイズした。ベントからの溜出
物は少なく、殆ど水であった。ビーズ、ベレットの残存
モノマーを測定した。更に得られたベレットを射出成形
しI−i D Tを測定した。結果を表−3に示す。
実施例2〜9 表−1に示した以外は実施例1と同様の方法により行っ
た結果を表−3に示す。
比較例1〜6 表−2に示した以外は実施例1と同様の方法により行っ
た結果を表−3に示す。
比較例7 押出温度を310℃にした以外は実施例1と同様の方法
により行った結果を表−3に示す。
実施例10 メタクリル酸メチル80mf部、シクロヘキシルマレイ
ミド20重量部用いた他は実施例1と同様に行った結果
を表−3に示す。
表−1実施例条件 表−2比較例条件 C)iMI ニジクロヘキシルマレイミドMMA  :
メタクリル酸メチル 特許田麩 旭化成工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  メタクリル酸メチル70〜95重量%、シクロヘキシ
    ルマレイミド30〜5重量%よりなる単量体混合物に、
    重合開始剤として、単量体混合物100重量部に対して
    、(1)10時間半減温度が60〜75℃の有機過酸化
    物又はアゾ化合物0.05〜0.5重量部、及び(2)
    10時間半減温度が75℃を超え125℃以下の有機過
    酸化物又はアゾ化合物0.05〜0.4重量部を用いて
    、70〜95℃の温度で懸濁重合を行い、得られた重合
    体ビーズを240〜280℃の温度でペレタイズ、又は
    押出成形することを特徴とする、残存モノマーの少ない
    耐熱性アクリル系共重合体の製造方法。
JP13829387A 1987-06-03 1987-06-03 耐熱性アクリル系共重合体の製造方法 Pending JPS63304013A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR950018080A (ko) * 1993-12-30 1995-07-22 성재갑 열안정성과 중합생산성이 우수한 메타크릴계 수지 성형재료의 제조방법
US5998556A (en) * 1995-09-27 1999-12-07 Nippon Shokubai Co., Ltd. Raw material used for producing heat-resistant resins, heat-resistant resins, and process for producing heat-resistant resins
WO2020262588A1 (ja) * 2019-06-28 2020-12-30 三菱瓦斯化学株式会社 フィルム、積層体、フィルム層付き半導体ウェハ、フィルム層付き半導体搭載用基板、及び半導体装置

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