JPS6330222B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6330222B2
JPS6330222B2 JP55120687A JP12068780A JPS6330222B2 JP S6330222 B2 JPS6330222 B2 JP S6330222B2 JP 55120687 A JP55120687 A JP 55120687A JP 12068780 A JP12068780 A JP 12068780A JP S6330222 B2 JPS6330222 B2 JP S6330222B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
annular protrusion
opening
top surface
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55120687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5746766A (en
Inventor
Hidehiko Omi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON CROWNCORK
Original Assignee
NIPPON CROWNCORK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON CROWNCORK filed Critical NIPPON CROWNCORK
Priority to JP55120687A priority Critical patent/JPS5746766A/ja
Priority to AU64349/80A priority patent/AU545202B2/en
Priority to ES497032A priority patent/ES497032A0/es
Priority to DE8080304206T priority patent/DE3067293D1/de
Priority to EP19800304206 priority patent/EP0029729B1/en
Priority to DE8101959U priority patent/DE8101959U1/de
Priority to US06/294,018 priority patent/US4415096A/en
Publication of JPS5746766A publication Critical patent/JPS5746766A/ja
Publication of JPS6330222B2 publication Critical patent/JPS6330222B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D41/00Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
    • B65D41/02Caps or cap-like covers without lines of weakness, tearing strips, tags, or like opening or removal devices
    • B65D41/04Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation
    • B65D41/0435Threaded or like caps or cap-like covers secured by rotation with separate sealing elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D53/00Sealing or packing elements; Sealings formed by liquid or plastics material
    • B65D53/04Discs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ロールオン型の容器蓋、更に詳しく
は、円形天面及びこの天面の周縁から垂下した実
質的に円筒形状のスカートを有する金属製シエル
と、かかるシエルの天面の内側に配設された合成
樹脂製ライナーとを具備するロールオン型の容器
蓋に関する。 上述した型の容器蓋においては、容器の開口部
に対する密封特性にとつて、合成樹脂製ライナー
の形態が極めて重要である。特開昭53−65184号
公報には、上述した型の容器蓋において、容器の
開口部に対する密封特性を改善するために、密封
すべき容器の開口端の外周面に密着される内周面
を備えた外側環状突条と、上記開口端の内周縁に
密着される外周面を備えた内側環状突条とを有す
る形態のライナーを、シエルの天面の内側に型押
成形することが開示されている。かような形態の
ライナーを具備する容器蓋は、上記公報に記載さ
れている実施例から理解されるように、それ以前
に提案された形態のライナーを具備する容器蓋に
比べて改善された密封特性を有する。 しかしながら、本発明者が遂行した実験によれ
ば、上記形態のライナーを具備する容器蓋には、
相当大きな衝撃が加えられた時に密封特性が低下
するという解決すべき問題が存在することが判明
した。 そこで、本発明者等は、先に、特願昭54−
151334号(特開昭56−74447号公報、以下「先願
公報」という)において、相当大きな衝撃が加え
られても密封特性を維持することができる改良さ
れたライナーとして、密封すべき容器の開口端の
外周面に密着される内周面を備えている第1の環
状突条と、この第1の環状突条の内側で上記開口
端の頂面に対向して位置するように配置され上記
開口端の頂面に密着される第2の環状突条とを有
する形態のライナー、を具備する容器蓋を提案し
た。 而して、かような容器蓋を提案した時点におい
ては、上記先願公報に記載する通り、本発明者等
は、上記第2の環状突条の突出高さH2を上記第
1の環状突条の突出高さH1よりも幾分小さくす
るのが好ましいと認識していた。然るに、ライナ
ーの形態について更に鋭意研究及び実験を遂行し
た結果、驚くべきことに、本発明者等の先の認識
とは逆に、上記第2の環状突条の突出高さH2
上記第1の環状突条の突出高さH1よりも大きく
すれば、密封特性の耐衝撃性(即ち衝撃に対する
密封維持特性)を更に増大せしめることができる
ことが判明した。加えて、上記第2の環状突条の
突出高さH2を上記第1の環状突条の突出高さH1
よりも大きくすれば、容器蓋の所謂ドーミング現
象(容器内に存在する圧力によつて容器蓋の天面
が上方に向つて凸状に変形せしめられる現象)に
よる密封特性の低下も一層確実に防止することが
できることが判明した。 即ち、本発明によれば、密封特性の耐衝撃性を
更に増大せしめ、そしてまた所謂ドーミング現象
に対する密封維持特性も更に増大せしめる改良さ
れたライナーを具備する容器として、円形天面及
びこの天面の周縁から垂下した実質的に円筒形状
のスカートを有する金属製シエルと、前記シエル
の前記天面の内側に配設された合成樹脂製ライナ
ーとを具備し、容器の開口部に被嵌され、前記シ
エルの前記スカートが前記容器の前記開口部に形
成されている螺条に沿つて変形されると共に、前
記シエルの肩部が半径方向内側に変形されるロー
ルオン型であり、前記ライナーは同心状の少なく
とも2条の環状突条を有し、最も外側に位置する
第1の環状突条は、前記シエルの前記肩部が半径
方向内側に変形されることに起因して、その内周
面が前記容器の前記開口部の開口端外周面に密着
せしめられるように配設されている容器蓋におい
て、 前記第1の環状突条の内側に位置する第2の環
状突条は、前記容器の前記開口部の開口端頂面に
対向して位置してそこに密着せしめられるように
配設されており、前記第2の環状突条の突出高さ
H2は前記第1の環状突条の突出高さH1よりも大
きくせしめられている、ことを特徴する容器蓋が
提供される。 以下、本発明の容器蓋の好適具体例を図示して
いる添付照面を参照して、更に詳細に説明する。 第1図を参照して説明すると、全体を番号2で
示す図示の容器蓋は、円形天面6及びこの円形天
面の周縁から垂下した実質的に円筒形状のスカー
ト8を有する金属製シエル4と、シエル4の天面
6の内側に型押成形された合成樹脂製ライナー1
0とから構成されている。金属製シエル4は、容
易に変形可能な適宜の金属素材から当業者には周
知の適宜の方法によつて形成することができる
が、アルミニウム基合金板、ブリキ板或いはクロ
ム処理鋼板、特にアルミニウム基合金板、からプ
レス成形によつて形成するのが好都合である。一
方、合成樹脂製ライナー10は、ポリエチレンの
如きポリオレフイン樹脂、ポリ塩化ビニル等の合
成樹脂をそれ自体は周知の方法(例えば特公昭40
−13156号公報、特公昭41−5588号公報、特公昭
48−5706号公報、特公昭48−19886号公報、特開
昭49−105689号公報、米国特許第3135019号明細
書及び図面、米国特許第3212131号明細書及び図
面、米国特許第3278985号明細書及び図面に開示
されている如き方法)によつて型押成形すること
によつて形成される。 次に、第1図と共に第2図を参照して、本発明
に従つて改良されたライナー10の形態について
説明する。 本発明に従つて改良された図示のライナー10
は、同心状の2条の環状突条12及び14を有す
る。2条の環状突条12及び14のうちの、外側
に位置する第1の環状突条12は、後に説明する
如く容器蓋2が密封すべき容器の開口部に密封装
着された時に容器の開口端の外周面に密着される
内周面12aを備えている限り任意の形状でよい
が、合成樹脂材料の必要使用量、密封特性等の点
からして、第2図に明確に図示する如く、第1の
環状突条12は、シエル4のスカート8の内面か
ら若干の間隔を置いてシエル4の天面6に対して
実質的に垂直に突設され、その内周面12aと外
周面12bの双方がシエル4の天面6に対して実
質的に垂直であるのが有利である。そして、内周
面の先端12cは、容器の開口端との係合の容易
性等の見地からして、半径方向外側に傾斜してい
るのが望ましく、特に適当な曲率の曲面をなして
半径方向外側に傾斜しているのが望ましい。ま
た、内周面の基部12dは、第1の環状突条12
の補強及び型押成形の容易性等の目的で半径方向
内側に向つて傾斜して裾肉厚部を形成しているの
が好ましい。他方、シエル4の肩部(即ち第5図
及び第6図に番号7で示すところの天面6とスカ
ート8との境界部)にかなり大きな衝撃が作用す
る恐れがある場合には、かかる衝撃に対する抵抗
性を高めるために、第3図に図示する如く、第1
の環状突条12の外周面12bをシエル4のスカ
ート8の内面に接触せしめたり、或いは第4図に
図示する如く、第1の環状突条12とシエル4の
スカート8との間に張出裾部16を形成したりす
ることができる。 2条の環状突条12及び14のうちの、内側に
位置する第2の環状突条14は、密封すべき容器
の開口端の頂面に対向して位置するように配置さ
れていて、後に説明する如く容器蓋2が密封すべ
き容器の開口部に密封装着された時に容器の開口
端の頂面に密着されるようにせしめられているこ
とが重要である。加えて、本発明に従つて構成さ
れた容器蓋2においては、第2の環状突条14は
第1の環状突条12の先端を越えて更に下方に突
出していて、第1の環状突条12の突出高さH1
よりも第2の環状突条14の突出高さH2の方が
大きいことが重要である。かような要件を満足す
る限り、第2の環状突条14は任意の形状でよい
が、容器の開口端の頂面に対する密着強度(これ
は密封特性の影響を及ぼす)、型押成形の容易性、
等の種々の要因から見て、本発明者の実験によれ
ば、第2図に明確に図示する如き形状、即ち、 (イ) 突出端に向つて厚さが漸次減少している、 (ロ) 上記(イ)の条件を満足するに際しては、内周面
14aはシエル4の天面に対して実質的に垂直
であるのに対して外周面14bは突出端に向つ
て半径方向内側に傾斜し、かくして後に説明す
る如く容器の開口端の頂面に密着されると半径
方向内側に撓む、 という要件を満足する形状であるのが好ましい。 而して、上述した通りの形態のライナー10の
各部の寸法は、密封すべき容器の開口端の各部の
寸法を基準にして適宜に設定することができる
が、第5図をも参照して、容器の開口端の外径
D1、内径D2に関するライナー10の各部の寸法
の好適例を示すと、第1表の通りである。
【表】
【表】 次に、第5図及び第6図を参照して、容器蓋2
を密封すべき容器の開口部18(第5図及び第6
図にはその一部のみを図示している)に密封装着
する際の、ライナー10の第1の環状突条12及
び第2の環状突条14の挙動について説明する。 容器蓋2を容器の開口部18に密封装着するに
は、当業者には周知の如く、容器蓋2を容器の開
口部18に被嵌し、シエル4の天面6の外面に押
圧力を加えて容器蓋2を開口部18に押付け、そ
してかかる状態下において、シエル4のスカート
8を開口部18の外周面に形成されている螺条2
0に沿つて変形せしめてスカート8に螺条22を
形成する(ロールオン操作)と共に、シエル4の
肩部7を半径方向内側に変形せしめる。かくする
と、開口部18の螺条20とスカート8に形成さ
れた螺条22との係合により、開口部18に対し
て容器蓋2が確実に保持され、かくして開口部1
8が密封される。 かようにして容器の開口部18に容器蓋2を密
封装着すると、ライナー10の第1の環状突条1
2は、容器蓋2が第5図及び第6図において下方
に押圧されること及びシエル4の肩部7が半径方
向内側に変形されることに起因して、第6図に図
示する如き形状の弾性的に変形され、その内周面
12aが容器の開口部18の端部即ち開口端24
の外周面24aに密着せしめられる。一方、ライ
ナー10の第2の環状突条14は、容器蓋2が第
5図及び第6図において下方に押圧されることに
起因して、開口端24の頂面24bに当接され、
これによつて、第6図に図示する如く、半径方向
内側に弾性的に撓み、開口端24の頂面24bに
密着せしめられる。かくして、容器の開口部18
は、第1の環状突条12の内周面12aが開口端
24の外周面24aに密着せしめられると共に、
第2の環状突条14が開口端24の頂面24bに
密着せしめられることによつて確実に密封され維
持される。 第1の環状突条12の内周面12aと開口端2
4の外周面24aと密着領域と、第2の環状突条
14と開口端24の頂面24bとの密着領域との
間においては、第6図に明確に図示する如く、ラ
イナー10と開口端24との間に若干の空隙25
が存在しているのが好ましい。かかる空隙25が
存在している場合には、例えば容器蓋2のシエル
4の肩部7等に衝撃が加えられた時に、ライナー
10は更に上記空隙25が縮小乃至消失する形状
に弾性的に変形され、かかる弾性変形により上記
衝撃が少なくとも部分的に吸収され、かくして上
記衝撃によつてライナー10に亀裂等が発生する
ことが効果的に防止される。 上記先願公報に開示されている容器蓋の具体例
においては、第2の環状突条14の突出高さH2
は第1の環状突条12の突出高さH1よりも小さ
いのに対して、本発明に従つて構成された容器蓋
2においては、第2の環状突条14の突出高さ
H2は第1の環状突条12の突出高さH1よりも大
きくせしめられており、それ故に、本発明に従つ
て構成された容器蓋2においては、上記先願公報
に開示されている具体例に比べて、第1の環状突
条12の内周面12aと開口端24の外周面24
aとの密着圧力は相対的に低減するが第2の環状
突条14と開口端24の頂面24bとの密着圧力
は相対的に増大せしめられる。そして、これに起
因して、後に説明する衝撃試験から明らかな如く
密封特性の耐衝撃性が増大せしめられる。そして
また、容器蓋2の所謂ドーミング現象による密封
特性の低下も一層確実に防止することができる。
この点について更に詳述すると、例えば容器内容
物が炭酸飲料の如き物である場合、容器内に生成
される圧力によつて容器蓋2の天面4は第6図に
2点鎖線で誇張して示すように上方に向つて凸状
に変形せしめられ、かくして第2の環状突条14
と開口端24の頂面24bとの間の密着圧力が低
減され密封特性が毀損される恐れがあるが、本発
明に従つて構成された容器蓋2においては、第2
の環状突条14と開口端24の頂面24bとの間
の密着圧力が相対的に増大せしめられる故に、容
器蓋2の天面4が上記の如くに変形されても密封
特性が毀損される恐れは一層確実に回避される。 第7図は、本発明に従つて改良されたライナー
の変形例を図示している。 第7図に図示するライナー110は、上述した
ライナー10に配設されている第1の環状突条1
2及び第2の環状突条14と同様の第1の環状突
条112及び第2の環状突条114に加えて、更
に、第2の環状突条114の内側に位置する第3
の環状突条126を有している。かかる第3の環
状突条126は、第8図に明確に図示する如く、
密封すべき容器の開口端124の内周面124c
乃至頂面の内周縁部124dに対向して位置する
外周面126aを備えている。 第7図に図示する通りの形態のライナー110
を具備する容器蓋102においては、第8図から
容易に理解される如く、容器蓋102を容器の開
口部118に被嵌し第8図において下方に押圧す
る際に、第3の環状突条126の内周面126a
が容器の開口端124の外周面124c乃至頂面
の内周縁部124dに当接し、これによつて容器
の開口部118に対して容器蓋102が所要の通
りの位置に確実に案内され位置付けられる。従つ
て、所謂斜めかぶり、天割れ及び絞り不良等の装
着不良の発生を殆んど皆無にすることができる。 他方、容器蓋102が容器の開口部118に対
して充分に押圧され所要の通りに密封装着される
と、第3の環状突条126は、第9図に図示する
如くに弾性的に変形され、容器の開口端124か
ら離れる。勿論、容器蓋102を容器の開口部1
18に所要の通りに密封装着すると、第3の環状
突条126の外周面126aが容器の開口端12
4の内周面124c乃至頂面の内周縁部124d
に密着するように、第3の環状突条126を配設
することもできる。しかしながら、かようにする
とライナー110と容器の開口端124との接触
乃至密着圧力の一部が第3の環状突条126の外
周面126aと開口端124の内周面124c乃
至頂面の内周縁部124dとの密着に負担され、
この分だけ第1の環状突条112の内周面112
aと開口端124の外周面124aとの密着圧力
及び第2の環状突条114と開口端124の頂面
124bとの密着圧力が低下し、これに起因し
て、本発明者の実験によれは、容器蓋102に衝
撃が加えられた時の密封特性が幾分低下すること
が判明した。 実施例及び比較例 厚さ0.25mmのアルミニウム基合金板の片面に印
刷及びビニル系保護ラツカーを塗装し、他面に酸
化ポリエチレン含有エポキシ塗料を塗装した。そ
して、かかる金属板に、酸化ポリエチレン含有エ
ポキシ塗料を塗装した面が内側になるようにして
プレス加工を施して、第1図に図示する通りの形
態の金属製シエルを成形した。次いで、予め約
180℃に加熱したシエル内に、220℃で溶融した高
圧ポリエチレン(密度=0.92、メルトインデツク
ス=4.0)を投入し、そしてこれを型押成形して
第1図及び第2図に図示する通りの形態のライナ
ーを形成し、かくして本発明の実施例である容器
蓋を製作した。ライナーの各部の寸法は次の通り
であつた。 第1の環状突条の外径d1……26.0mm 第1の環状突条の内径d2……25.0mm 第2の環状突条の外径d3……22.4mm 第2の環状突条の内径d4……21.5mm 第1の環状突条の突出高さH1……0.8mm 第2の環状突条の突出高さH2……1.1mm 第1の環状突条と第2の環状突条との間の基部
の厚さH0……0.55mm 他方、比較のために、ライナーの形態が上記特
開昭53−65184号公報の第4図に図示されている
通りである点を除けば、上述した本発明の実施例
と同一の容器蓋(比較例1)を作成した。 更に、比較のため、ライナーの形態が上記先願
公報の第2図に図示する通りの形態であつて、 第1の環状突条の突出高さH1……1.1mm 第2の環状突条の突出高さH2……0.8mm である点を除けば、上述した本発明の実施例と同
一の容器蓋(比較例2)を作成した。 そして、本発明の実施例並びに比較例1及び2
の容器蓋を、開口端の外径d1=24.1mm、内径D2
19.3mmである容器の開口部に適用して、下記の通
りの衝撃試験を遂行した。 密封装着後のガスボリユームが4Vol.(尚、ガス
ボリユーム1Vol.とは、1気圧下で15.5℃の水1
c.c.に溶けている炭酸ガスの量が1c.c.の状態をい
う)になるように硫酸と炭酸水素ナトリウムを
120ml用の容器に120ml充填し、試料容器蓋を密封
装置し、40℃の恒温室に1日正立させた。次い
で、第10図に示すように、垂直に立てた筒内に
容器をその開口端を下にして落下距離l=300及
び400mmの位置にそれぞれ位置付け、そして筒内
の下端に配設したθ=10゜の傾斜上面を有する鋼
鉄塊に対して自然落下させ、かくして試料容器蓋
に衝撃を加えた。そして更に、常温にて1週間正
立させた。しかる後に、容器内の圧力を測定し
て、当初の圧力4Vol.から3.7Vol.以下に低下した
場合には漏れが発生したものと做なした。 上記の通りの衝撃試験を、実施例並びに比較例
1及び2の容器蓋の各々について、それぞれ50個
遂行したところ、漏れが発生した個数は下記第2
表に示す通りであつた。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従つて構成された容器蓋の
一具体例を示す断面図。第2図は、第1図に示す
容器蓋のライナーの形態を拡大して示す部分断面
図。第3図及び第4図は、ライナーの変形例を示
す、第2図と同様の部分断面図。第5図は、第1
図に示す容器蓋を容器の開口部に密封装着する前
の、容器蓋と容器の開口部の位置関係を拡大して
示す部分断面図。第6図は、第1図に示す容器蓋
を容器の開口部に密封装着した後の状態を拡大し
て示す部分断面図。第7図は、本発明に従つて構
成された容器蓋の他の具体例を示す、第2図と同
様の部分断面図。第8図は、第7図に示す容器蓋
を容器の開口部に密封装着する前の、容器蓋と容
器の開口部の位置関係を示す、第5図と同様の部
分断面図。第9図は、第7図に示す容器蓋を容器
の開口部に密封装着した後の状態を示す、第6図
と同様の部分断面図。第10図は、実施例並びに
比較例1及び2について遂行した衝撃試験を説明
するための簡略図。 2及び102……容器蓋、4……金属製シエ
ル、6……円形天面、7……シエルの肩部、8…
…スカート、10及び110……合成樹脂製ライ
ナー、12及び112……第1の環状突条、12
a及び112a……第1の環状突条の内周面、1
4及び114……第2の環状突条、18及び11
8……容器の開口部、20……開口部の螺条、2
4及び124……開口端、24a及び124a…
…開口端外周面、24b及び124b……開口端
頂面、H1……第1の環状突条の突出高さ、H2
…第2の環状突条の突出高さ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円形天面及びこの天面の周縁から垂下した実
    質的に円筒形状のスカートを有する金属製シエル
    と、前記シエルの前記天面の内側に配設された合
    成樹脂製ライナーとを具備し、容器の開口部に被
    嵌されて、前記シエルの前記スカートが前記容器
    の前記開口部に形成されている螺条に沿つて変形
    されると共に、前記シエルの肩部が半径方向内側
    に変形されるロールオン型であり、前記ライナー
    は同心状の少なくとも2条の環状突条を有し、最
    も外側に位置する第1の環状突条は、前記シエル
    の前記肩部が半径方向内側に変形されることに起
    因して、その内周面が前記容器の前記開口部の開
    口端外周面に密着せしめられるように配設されて
    いる容器蓋において、 前記第1の環状突条の内側に位置する第2の環
    状突条は、前記容器の前記開口部の開口端頂面に
    対向して位置してそこに密着せしめられるように
    配設されており、前記第2の環状突条の突出高さ
    H2は前記第1の環状突条の突出高さH1よりも大
    きくせしめられている、ことを特徴とする容器
    蓋。 2 前記第1の環状突条の突出高さH1は0.4mm乃
    至1.0mmであり、前記第2の環状突条の突出高さ
    H2は0.5乃至1.6mmである特許請求の範囲第1項記
    載の容器蓋。 3 前記第1の環状突条の突出高さH1は0.6mm乃
    至0.8mmであり、前記第2の環状突条の突出高さ
    H2は0.85mm乃至1.2mmである特許請求の範囲第2
    項記載の容器蓋。 4 前記第2の環状突条は突出端に向つて厚さが
    漸次減少している特許請求の範囲第1項から第3
    項までのいずれかに記載の容器蓋。 5 前記第2の環状突条は、その外周面が突出端
    に向つて半径方向内側に傾斜していて、前記容器
    の前記開口部の開口端頂面に密着されると半径方
    向内側に撓む特許請求の範囲第4項記載の容器
    蓋。 6 前記ライナーは、更に、前記第2の環状突条
    の内側に位置する第3の環状突条を有し、この第
    3の環状突条は、その外周面が前記容器の前記開
    口部の開口端内周面乃至頂面の内周縁部に対向し
    て位置するように配設されている特許請求の範囲
    第1項から第5項までのいずれかに記載の容器
    蓋。
JP55120687A 1979-11-24 1980-09-02 Vessel cover with improved liner Granted JPS5746766A (en)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55120687A JPS5746766A (en) 1980-09-02 1980-09-02 Vessel cover with improved liner
AU64349/80A AU545202B2 (en) 1979-11-24 1980-11-13 Closure liner
ES497032A ES497032A0 (es) 1979-11-24 1980-11-21 Perfeccionamientos en un dispositivo de cierre de recipiente
DE8080304206T DE3067293D1 (en) 1979-11-24 1980-11-24 Container closure having an improved liner
EP19800304206 EP0029729B1 (en) 1979-11-24 1980-11-24 Container closure having an improved liner
DE8101959U DE8101959U1 (de) 1980-09-02 1981-01-27 Behaelterverschluss mit einer Abdichtungs-Deckscheibe
US06/294,018 US4415096A (en) 1980-09-02 1981-08-18 Container closure having an improved liner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55120687A JPS5746766A (en) 1980-09-02 1980-09-02 Vessel cover with improved liner

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5746766A JPS5746766A (en) 1982-03-17
JPS6330222B2 true JPS6330222B2 (ja) 1988-06-16

Family

ID=14792461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55120687A Granted JPS5746766A (en) 1979-11-24 1980-09-02 Vessel cover with improved liner

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4415096A (ja)
JP (1) JPS5746766A (ja)
DE (1) DE8101959U1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6133948A (ja) * 1984-07-23 1986-02-18 ナシヨナルクラウン株式会社 耐衝撃性容器蓋
US4560077A (en) * 1984-09-25 1985-12-24 Sun Coast Plastics, Inc. Plastic closure cap
JPS6248966U (ja) * 1985-09-13 1987-03-26
JPH068046Y2 (ja) * 1985-10-28 1994-03-02 株式会社吉野工業所 キヤツプ
JPS63177262U (ja) * 1987-05-07 1988-11-16
ES2124648B1 (es) * 1995-05-23 1999-10-16 Rojek Metalgrafica Botes destinados a envasar productos alimenticios, provistos de medios de cierre por vacio constituidos por tapas metalicas de facil apertura no engatilladas.
CA2181604C (en) * 1995-07-20 2008-02-05 Kenji Shachi Closure and sealing element
US6202872B1 (en) * 1999-10-01 2001-03-20 Alcoa Closure Systems International Composite closure with enhanced sealing
CA2446220C (en) * 2001-05-04 2007-11-13 Berry Plastics Corporation Beverage container closure
US6760986B1 (en) * 2002-05-17 2004-07-13 Macneil David F. Vehicle license plate cover
JP6671280B2 (ja) * 2014-06-20 2020-03-25 サントリーホールディングス株式会社 樹脂製キャップ
MX2015008677A (es) * 2015-07-03 2017-01-02 Fabricas Monterrey Sa De Cv Tapa-casquillo con junta adaptada para obturar una botella metálica.
IT201600109434A1 (it) * 2016-10-28 2018-04-28 Pelliconi & C Spa Inserto di chiusura.
US11578296B2 (en) * 2016-11-30 2023-02-14 Corning Incorporated Reinforced barbed closure
PL236617B1 (pl) * 2018-03-28 2021-02-08 Can Pack Metal Closures Spolka Z Ograniczona Odpowiedzialnoscia Zamknięcie zrywane butelki napojowej

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1054118A (fr) 1952-07-09 1954-02-08 Système de bouchage universel sans sertissage, et sans joint, pour capsules et couvercles
US2768762A (en) * 1952-10-01 1956-10-30 William Herter Sealing members or elements
BE627697A (ja) 1962-07-23
GB969103A (en) 1962-07-25 1964-09-09 Metal Closures Ltd Improvements in or relating to closures
US3257021A (en) * 1963-06-04 1966-06-21 Continental Can Co Closure seal with semi-adherent and removable liner
FR2339540A1 (fr) * 1976-01-28 1977-08-26 Bouchons Plastiques Perfectionnements aux bouchons a vis
GB1552713A (en) * 1976-03-11 1979-09-19 Crown Cork Japan Cap and sealing method

Also Published As

Publication number Publication date
US4415096A (en) 1983-11-15
JPS5746766A (en) 1982-03-17
DE8101959U1 (de) 1981-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6246420B2 (ja)
JPS6330222B2 (ja)
EP1939104B1 (en) Metallic package having a container, a threaded cap and a separate seal member
US4685849A (en) Method for making an easy opening container end closure
US4580692A (en) Container sealing cap
US4648528A (en) Easy opening container end closure
US4114775A (en) Cap with sealing liner
JP4074143B2 (ja) 金属製ボトル缶
JP3521402B2 (ja) 高い密閉性を保持できるねじ付金属缶
EP3584192B1 (en) Container lid provided with metal body and synthetic resin liner
JP2011037497A (ja) ライナー付き金属キャップ及びその製造方法並びにキャップ付き容器及びその製造方法
JPS6121354A (ja) 爆発防止特性を有する容器と容器蓋の組合せ
KR100289176B1 (ko) 개선된 압력 충전용 장착 컵
KR20070024638A (ko) 용기, 특히 병을 위한 밀폐구
EP0029729B1 (en) Container closure having an improved liner
JP2002178072A (ja) 缶 蓋
JP4503308B2 (ja) 金属薄板製容器のための容器蓋
JP2007269363A (ja) キャップ、キャップ付ボトル缶及びキャップ製造方法
JP4028041B2 (ja) 合成樹脂製キャップ及び閉止装置
US3095104A (en) Closure cap and method of making
US8056743B2 (en) Crown closure having a reduced radius and method of manufacture
JPS6160439A (ja) 容器およびその製造方法
JPS591360A (ja) 密封容器およびその製造方法
JP4368657B2 (ja) キャップ、キャップ付ボトル缶
JP2005153973A (ja) 金属製容器蓋