JPS6330186B2 - - Google Patents

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JPS6330186B2
JPS6330186B2 JP21787782A JP21787782A JPS6330186B2 JP S6330186 B2 JPS6330186 B2 JP S6330186B2 JP 21787782 A JP21787782 A JP 21787782A JP 21787782 A JP21787782 A JP 21787782A JP S6330186 B2 JPS6330186 B2 JP S6330186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
carrier
locking
predetermined position
outer cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP21787782A
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English (en)
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JPS59109454A (ja
Inventor
Toshio Endo
Masazumi Murai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP21787782A priority Critical patent/JPS59109454A/ja
Publication of JPS59109454A publication Critical patent/JPS59109454A/ja
Publication of JPS6330186B2 publication Critical patent/JPS6330186B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車等の被搬送物を搬送するに用い
るコンベヤ装置、詳しくは、所定位置において被
搬送物を持ち上げて他の所定位置まで搬送するコ
ンベヤ装置に関する。
この種コンベヤ装置としては、例えば特公昭50
−13552号公報に示されている自動車搬送用のコ
ンベヤがあり、これを従来例として説明する。
このコンベヤは、いわゆるパワーレール上を走
行する駆動チエインに係合されてフリーレール上
を駆動されるコンベヤキヤリヤのテーブル上に自
動車を持ち上げて搬送するものである。すなわ
ち、自動車を持ち上げる際には、前記パワーレー
ルとフリーレールとにそれぞれ設けられた上り勾
配部分を駆動チエインとキヤリヤとがそれぞれ走
行中に、該上り勾配部分をまたぐように位置して
いる自動車に対して例えばそのアリスル部分を当
該キヤリヤのテーブルにより持ち上げ、上り勾配
部分からそれぞれ水平に延びた両レールに沿わせ
て駆動チエインとキヤリヤとを前記持ち上げ状態
を維持させつつ脱荷位置迄走行させて自動車を搬
送し、脱荷位置にあつては前記両レールに設けら
れた下り勾配部分を走行中に前記アリスル部分に
装着されているタイヤを接地させ、或は、床面と
同レベルのスラツトコンベヤのスラツト上に載置
させ、これによりキヤリヤのテーブルから脱荷す
る方式である。ところで、このような方式では、
自動車を持ち上げ、また持ち上げるためにコンベ
ヤに勾配をつけなければならないので、例えばモ
デルチエンジの際にあつて、作業工程の変更によ
り、載荷位置や搬送距離を変更する場合に、前記
コンベヤの勾配部分を移設する必要がある。そし
てこのためには、コンベヤ勾配部分の再設定工事
やこれに伴うコンベヤ切り廻し、ピツト工事等が
必要となり、これらの工事がかなり複雑、大規模
となる点が、モデルチエンジ等に伴うレイアウト
変更が比較的多い自動車製造業で問題とされてい
る。
本発明は叙上の点に鑑みてなされたものであ
り、本発明の技術的課題は前記の問題を解決して
自動車被搬送物の載荷位置及び脱荷位置を容易に
変更できるようにする点にある。
この技術的課題を達成するための本発明の技術
的手段は、 () レールに案内されて搬送方向へ駆動される
コンベヤキヤリヤと、 () このキヤリヤ上に昇降可能に設けられて被
搬送物と係合可能なテーブルと、 () 前記キヤリヤ上にあつてこのテーブルの最
上昇位置よりもやや下方で該テーブルを係止す
る係脱可能な係止手段と、 () 前記の所定位置(載荷位置)に固定され、
前記テーブルを前記最上位置まで持ち上げるリ
フタと、 () 前記他の所定位置(脱荷位置)に固定さ
れ、前記係止手段を離脱方向へ駆動する係止離
脱手段とを備えたコンベヤ装置にある。
上記技術的手段は次のように作用する。
すなわち、所定位置において被搬送物を持ち上
げて他の所定位置まで搬送するため、まず前記所
定位置に固定されたリフタが作動して前記テーブ
ルを最上昇位置まで上昇させる過程において被搬
送物を持ち上げ、次にリフタが最上昇位置に位置
した後下降するに伴つて係止手段がテーブルを前
記最上昇位置よりやや下方で係止して、この係止
状態下にあつてコンベヤキヤリヤが搬送方向へ駆
動され、これにより被搬送物を他の所定位置まで
搬送し、この位置に固定されている離脱手段が前
記係止手段を離脱方向に駆動してテーブルに対す
る係止を解放するのでテーブルが下降し、この下
降過程において被搬送物がテーブルから脱荷され
る。
このように本発明のコンベヤ装置は作用するの
で、被搬送物を持ち上げ、また、脱荷させる場合
に従来装置におけるようにコンベヤの勾配部分が
必要なく、従つて載荷位置や脱荷位置の変更に際
してのコンベヤ勾配部分の移設工事をなくし得た
ものであり、本発明のコンベヤ装置が敷設してあ
る区間にあつては、単にリフタ及び、係止離脱手
段の位置を移動させるだけでそれぞれ載荷位置、
及び脱荷位置の変更が極めて簡易に行うことがで
きるという効果がある。
以下本発明の技術的手段の1実施例を第1図、
第2図に基づいて説明する。
コンベヤキヤリヤ1はフレーム2に軸支した走
行車輪3と縦軸ローラ4とを有し、コンベヤピツ
トP内に収納されて床面レベルFより下位に、か
つ水平に設けられた1対のチヤンネル6a,6a
よりなるフリーレール6に前記車輪3とローラ4
とが案内されて搬送方向に駆動される。すなわ
ち、フリーレール6の直下に該フリーレールに沿
つて設けられた図外のパワーレール上を走行する
駆動チエインのドツグ5,5にコンベヤキヤリヤ
1の係合片1aが係合されて該コンベヤキヤリヤ
1がフリーレール6上を図示A方向(以後前方向
という)に駆動される。そして前後のコンベヤキ
ヤリヤを継手7aを介して連結杆7bにより連結
して第1図にて縦、横方向に屈曲可能なユニツト
となし、これらのユニツトを更に継手7a、連結
杆7bにより複数箇連結して所要の長さにかつ、
ループ状に編成することにより全体としてキヤリ
ヤ連結体を構成する。
そしてキヤリヤ連結体の所望のコンベヤキヤリ
ヤ1のフレーム2には互の間隔が定ピツチになる
ようにして、床面レベルFの上方に突出する垂直
軸8を固定し、その上端部を細径部9に形成す
る。内筒10の内側周面の下部を垂直軸8に滑動
可能に外嵌する小径部11として形成し、該小径
部11の上方は段部13を介して大径部12とし
て形成する。また垂直軸8の前記細径部9には大
径部12に対し摺動可能に円柱状の帽体14を冠
着してボルト15により締結する。更に内筒10
の外周面は上部を大径部分16として形成し、該
大径部分16の下方は段部16aを介して小径部
分17として形成し、これらの部分16,17に
外筒18を摺動可能に外嵌し、この外嵌後に内筒
10の下端部に抜け止め用ナツト19を螺着す
る。
外筒18には自動車にすでにタイヤとともに組
付けられているフロントアリスル20を載置する
テーブル21(第2図)のボス22を嵌装し、ボ
ス22の下部内側に形成した環状切欠部23と外
筒18の下部フランジ18aとの間にスラスト軸
受24を装着してボス22を外筒18上に支持
し、外筒18には抜け止め用ナツト25を螺入す
るとともにテーブルアーム28,28の外端部上
面にはそれぞれパツト29aを介しアリスル受け
29を固定し、全体としてテーブル21を構成す
る。
内筒10と外筒18とは前記の嵌合構造により
全体として上下に伸縮し、内筒10が垂直軸8の
下部フランジ26に当接したとき、外筒18は下
端切欠部27がナツト19に当つて第1図に鎖線
で示す下降限位置Cに停止する。この下降限位置
にあるときテーブル21がコンベヤキヤリヤ1と
一体となり図外の手段により支持された自動車の
アリスル20の下を容易に通過できるように前記
内筒10、外筒18等の高さ系統の諸寸法を設定
する。また、コンベヤキヤリヤ1の走行時にアー
ム28,28を最上昇位置よりやや下方で保持す
るため、コンベヤキヤリヤ1に係止手段32を設
ける。この係止手段32はコンベヤキヤリヤ1の
フレーム2に固定した垂直支持板33の上部に、
四角状断面の案内部材34をコンベヤキヤリヤ1
のセンターに沿わせて水平に固設し、該案内部材
34に水平上面35をもつ係止部材36を摺動可
能に外嵌し、その後端下方において垂直支持板3
3に固定した軸受37にコンベヤキヤリヤ1の外
側方向に突出する軸38を軸承し、軸38に固定
したレバー39の二股状の先端をピン40にてロ
ツク部材36の両側部後端部に連結し、軸38の
外端部に固定したレバー41にローラ42を軸支
する。そして、前記レバー39と支持板33との
間に設けたばね43により係止部材36をボス2
2の方に付勢させるように構成するとともに、前
記の係止部材36の上面35は下降限位置にある
ボス22の上端面とほぼ同高に定められる。ボス
22が下降限位置にをありかつ、テーブルアーム
28,28がコンベヤキヤリヤ1の走行方向と直
角の方向にあるとき、係止部材36はボス22の
外側に縦方向に形成した溝44に摺動可能に嵌入
して、コンベヤキヤリヤ1の走行振動等によりア
ーム28,28が回動するのを阻止する。そして
コンベヤキヤリヤ1が所定の載荷位置で停止する
と、次の停止を図外のリミツトスイツチ等の検知
器が常法により検知して作動信号をリフターの制
御部に発信するので、テーブル21のアーム2
8,28の直下にそれぞれ立設されたリフタとし
ての油圧シリンダ30,30が作動してピストン
ロツド30a,30a(第2図では片側のみを図
示した。)によりアーム28,28を最上昇位置
まで上昇させる。この上昇過程において、アーム
28,28のアリスル受け29,29がフロント
アリスル20を自動車とともに持ち上げタイヤ
(図外)を床面から浮き上らせる。
また上昇過程の初期においては、係止部材36
が溝44の下部傾斜部分45に摺接状態でばね4
3の付勢力に抗して後退(第1図にて右方)せし
められ、この後退により前記下部傾斜部分45か
らボス22と同径のフランジ18aの外周面に摺
接しつつのりうつり、更にボス22と一体となり
フランジ18aが上昇するに伴つて係止部材36
がばね43の付勢力を受けてフランジ18aの下
方に突出する。このようにしてテーブル21のア
ーム28,28、アリスル受け29,29がフロ
ントアリスル20を持ち上げつつ最上昇位置に位
置する。次にピストンロツド30a,30aが上
動限から下降すると、前記突出した状態にある係
止部材36がフランジ18aを支持する形で、前
記の最上昇位置よりもやや下方でテーブル21を
係止する。この係止状態では自動車がフロントア
リスル20を介してテーブル21により持ち上げ
られた状態にあり、自動車のフロアは後下方に傾
斜した形で、後部にあつてはリヤアリスルを介し
て後部タイヤが自由に回転できる状態で床面レベ
ルFで接地している。次にコンベヤキヤリヤ1
が、前記したようにしてフリーレール6上を図示
A方向に駆動され、これにより自動車は前記の係
止状態を維持されつつ脱荷位置迄搬送される。
脱荷位置においては、係止離脱手段としての別
の油圧シリンダ46のピストンロツド46aを上
動させてローラ42を押し上げて軸38、アーム
39を介して係止部材36をばね43の付勢力に
抗して突出位置から図において右方に退行させ、
これにより係止手段32のテーブル21に対する
係止を解除する。従つてテーブル21が外筒18
とともに、また、内筒10を伴つた形で前述した
下降限位置Cまで下降する。
この下降過程において、自動車のフロントアリ
スル20をアリスル受け29,29から脱荷して
左右のフロントタイヤが接地するか、あるいは、
本コンベヤ装置に沿つて平行に、かつ、両側に配
設されているスラツトコンベヤのスラツト上に載
置させる。
このようにして、本実施例では、自動車をその
フロントアリスル部分で持ち上げた形で、かつ、
自動車のリヤタイヤは接地状態で自由に回転させ
つつ、所定区間を搬送するものであるが、フロン
トアリスルを持ち上げるとほぼ同時に、リヤアリ
スル、あるいは、自動車車体のリヤフレーム部分
を前記同様な構成による機構で持ち上げ、要すれ
ば自動車全体を持ち上げた状態で所定区間を搬送
するようにしてもよい。
なお、第1図においては連結杆7bは直線状で
あるが、連結杆7bの全長が長い場合は、中央部
分の相当長を垂直コラムを介してフリーレール6
外に突出させた状態になるように構成すれば、フ
リーレール6が比較的小さな半径でカーブする際
にフリーレールと連結杆との干渉をさけることが
できる。更にまた、係止手段32は垂直軸8の前
後に設けてもよく、この場合は起動、停止に際し
て垂直軸8等に加わる前後方向の力を更に軽減で
きる。以上説明してきたように、本実施例は構成
し、この構成に基づき作用するものであるから、
前述した本発明の効果を有するに加えて次の利点
を有するものである。すなわち、垂直軸8対する
内筒10、外筒18の伸縮作動により載荷時のテ
ーブル高さを高く設定できるとともに非載荷時に
おけるテーブル高さを載荷時に比較して大幅に低
く設定でき、これによりコンベヤピツトの深さを
浅くすることができる。
また、係止手段32の係止部材36の上面35
が幅広であり、かつ面積が大きいため、テーブル
の安定性がよいので、搬送時における自動車の動
揺を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に関する要部を搬送方
向に沿つて一部断面として示した説明図、第2図
は第1図における−矢視一部断面図である。 1……コンベヤキヤリヤ、2……キヤリヤフレ
ーム、F……床、P……コンベヤピツト、6……
フリーレール、8……垂直軸、10……内筒、1
8……外筒、20……自動車に装着されたフロン
トアリスル、21……テーブル、22……テーブ
ル21のボス、28……テーブル21のアーム、
29……テーブル21のアリスル受け、30……
リフタとしての油圧シリンダ、32……係止手
段、44……溝、46……係止離脱手段としての
油圧シリンダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定位置において被搬送物を持ち上げて他の
    所定位置まで搬送するコンベヤ装置において、レ
    ールに案内されて搬送方向へ駆動されるコンベヤ
    キヤリヤと、このキヤリヤ上に昇降可能に設けら
    れて被搬送物と係合可能なテーブルと、前記キヤ
    リヤ上にあつてこのテーブルの最上昇位置よりも
    やや下方で該テーブルを係止する係脱可能な係止
    手段と、前記所定位置に固定され前記テーブルを
    前記最上昇位置まで持ち上げるリフタと、前記他
    の所定位置に固定され前記係止手段を離脱方向へ
    駆動する係止離脱手段とを備えたことを特徴とす
    るコンベヤ装置。
JP21787782A 1982-12-14 1982-12-14 コンベヤ装置 Granted JPS59109454A (ja)

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JP21787782A JPS59109454A (ja) 1982-12-14 1982-12-14 コンベヤ装置

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JP21787782A JPS59109454A (ja) 1982-12-14 1982-12-14 コンベヤ装置

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Publication Number Publication Date
JPS59109454A JPS59109454A (ja) 1984-06-25
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ID=16711165

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JP21787782A Granted JPS59109454A (ja) 1982-12-14 1982-12-14 コンベヤ装置

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JPH0423097Y2 (ja) * 1985-01-09 1992-05-28

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JPS59109454A (ja) 1984-06-25

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