JPS63301691A - テレビジヨン受像機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ産業上の利用分野 本発明はテレビジョン受像機に関し、特にインナーバス
方式を採用するテレビジョン受像機の調整開始時に受信
画像上にサービス表示パターンをスーパーインポーズ表
示する場合に適用して好適なものである。

Ｂ発明の概要 本発明は、バスを介してＣＰＵによって制御される制御
方式を採用するテレビジョン受像機において、当該受信
画像の調整開始時、「調整モード選定されている旨」を
意味するサービス表示パターンを受信画像の中央部付近
にスーパーインポーズ表示した後上記サービス表示パタ
ーンを受信画像の端部に移してスーパーインポーズ表示
するようにしたことにより、垂直偏向信号の振幅が過大
の未調整状態において、上記サービス表示パターンが欠
けて表示されるおそれを回避でき、調整操作性の向上を
図ることができる。

Ｃ従来の技術 民生用テレビジョン受像機においては、量産化に適合さ
せ、小型化を図るべく、各構成回路部分をそれぞれＩＣ
化する試みがなされている。

また調整操作を簡易にするため、当該ＩＣ化された回路
部分をＩ”Ｃバス（ｉｎｎｅｒ　ＩＣｂｕｓ）を用いて
マイクロコンピュータ構成の中央処理ユニツ）　（ＣＰ
Ｕ）によって制御する、いわゆるインナーバス方式のテ
レビジョン受像機が提案されている。

例えば特開昭６２−２５５０８号公報に示されるインナ
ーバス方式のテレビジョン受像機においては、第６図に
示すように、アンテナ１を介してＰＬＬ回路構成のＩＣ
化されたチューナ回路部２において得た中間周波数倍゛
号を中間周波プロセッサ構成のＩＣ化された中間周波回
路部３に供給し、その出力端に得られるビデオ信号Ｓｖ
をビデオ信号プロセッサ構成のＩＣ化されたビデオ回路
部４に供給することにより、その出力端に得られるクロ
マ信号及び輝度信号からなるビデオ出力信号ＳＶＯを陰
極線管（ＣＲＴ）５に供給する。また中間周波回路部３
の出力端に得られるオーディオ信号ＳＡはオーディオ信
号プロセッサ構成のＩＣ化されたオーディオ回路部６に
与えられ、そのオーディオ信号ＳＡをスピーカ７に供給
する。

ここで各回路部は、ＣＰＵ８のＩ”Ｃバスでなるバス９
に結合され、ＣＰＵ８との間にデータを授受するように
なされ、かくしてＣＰＵ８によって全体的に制御される
。

かかるインナーバス方式によれば、上述したようにＣＲ
Ｔ５の調整操作が著しく簡易化される。

例えば、工場出荷時における調整操作においては、例え
ばコンピュータ構成の調整装置（図示せず）をバス９の
調整端子１０に接続すると共に、当該調整装置から供給
される調整操作データに基づいて、各回路部を所定の調
整状態の下に応動動作できるようになされている。

各回路部の所定の調整データはＣＰＵ８の制御の下に不
揮発性メモリ１１に書き込まれ、電源オフ時にも保存で
きるようになされている。書き込まれた調整データはテ
レビジョン放送の受信開始時に読み出され、ＣＰＵ８は
バス９を通じて該当する各回路部に送出する。

かくして正常のテレビジョン画面表示がなされる。

また、テレビジョン受像機の設置後の故障、修理の際の
調整操作においては、リモートコントロール操作部１２
の選定キー及びアップダウンキーを操作することにより
調整項目の選定データＳＣ及び調整操作データＳＤを受
信回路１３に送出する。

受信回路１３はこれを受けて、バス９を通じてＣＰＵ８
に供給する。ＣＰＵ８は受信回路１３から供給された調
整項目の選定データＳＣ及び調整操作データＳＤに基づ
いてバス９を介して調整データを各回路部に送出し、各
回路部を所定の調整状態に応動動作させる。

Ｄ発明が解決しようとする問題点 ところでテレビジョン受像機を設置した後に、リモート
コントロール操作部１２を用いてラスク表示される受信
画像ＬＡＳを見ながら調整操作する場合、！ＰＪ整作業
に入る際にＣＰＵ８の処理モードが調整動作状態になっ
ているか否かは画面を見ただけでは判らない場合が多い
。

そこで従来は、調整モードの状態であることをいつでも
確認できるように、「調整モードの状態である」旨の何
らかの表示を受信画像ＬＡＳにスーパーインポーズする
工夫がなされている。

例えば調整モードへの切換スイッチをオン操作すれば、
ＣＲＴ５の表示画面１４に「サービス」、「サービスモ
ード」又は「調整中」などの文字パターン（これをサー
ビス表示パターンと呼ぶ）を表示するようになされてい
る。

この場合サービス表示パターンが受信画像ＬＡＳの中央
部に表示されると、画像調整の妨げとなって好ましくな
いので、受信画像ＬＡＳの上端部又は下端部にサービス
表示パターンを表示させる工夫がなされている。

しかしＣＰＵ８を調整モードに選定する際に、偏向［Ｃ
１５の調整不備のため垂直偏向信号の振幅や中心レベル
が不適当なときには、例えば第７図に示すように表示画
面１４である管面の外側にサービス表示パターンＳＰＡ
がはみ出て見えなくなるおそれがある。

本発明は以上の点を考慮してなされたもので、受信画像
が表示画面の上又は下側にはみ出した場合でも、サービ
ス表示パターンＳＰＡを確実に表示画面上に表示し得る
ようにしたインナーバス方式のテレビジョン受像機を提
案しようとするものである。

Ｅ問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、マイク
ロコンピュータ構成の中央処理ユニット８によって、バ
ス９を通じ制御されるテレビジョン受像機において、当
該テレビジョン受像機の調整開始時、「調整モードが選
定されている旨」を意味するサービス表示パターンＳＰ
Ａを、受信画像ＬＡＳの中央部ＰＬＯ付近にスーパーイ
ンポーズ表示した後、当該スーパーインポーズ表示を受
信画像ＬＡＳの端部ＰＬＩに移し得るようにする。

Ｆ作用 テレビジョン受像機の調整開始時、サービス表示パター
ンＳＰＡを受信画像ＬＡＳの中央部ＰＬＯ付近にスーパ
ーインポーズ表示するようにし、その後当該スーパーイ
ンポーズ表示を受信画像ＬＡＳの端部ＰＬＩに移すよう
にした。

かくして受信画像ＬＡＳの上端部ＰＬＩが表示画面１４
からはみ出た状態の場合でも、調整開始時に、直ちにサ
ービス表示パターンのスーパーインポーズ表示を確認し
得ると共に、その後、スーパーインポーズ表示を受信画
像ＬＡＳの端部ＰＬｌに移すことができるので、調整作
業の妨げとならず、一段と調整の操作性を向上し得る。

Ｇ実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。

第６図との対応部分に同一符号を付して示す第１図にお
いて、ＩＣ化されている各回路部に加えて、例えば「サ
ービス」という文字パターンでなるサービス表示パター
ンＳＰＡについてのサービス表示情報を記憶するサービ
ス表示ＩＣ１６がバス９を介してＣＰＵ８に結合されて
いる。

サービス表示パターンＳＰＡはＣＰＵ８が今、調整モー
ド状態である旨を表示するために用いられるものである
。ＣＰＵ８はサービス表示パターンＳＰＡのスーパーイ
ンポーズ位置を指示する位置決めデータを格納するＲＯ
Ｍ１７を有する。

以上の構成において、テレビジョン受像機のＣＰＵ８は
、電源が投入されたときテレビジョン受像機を全体とし
て受信状態とし、第２図のステップＳＰＩにおいて当該
テレビジョン受像機の制御手順に入る。

このとき、ＣＰＵ８は、ステップＳＰ２においてサービ
スモード切換スイッチ１８がオン状態であるか否かを判
断し、肯定結果が得られたとき、ステップＳＰ３に移っ
てサービスモードになる。

ＣＰＵ８は続（ステップＳＰ４において、ＲＯＭｌ７か
らスーパーインポーズ位置を受信画像ＬＡＳの中央部Ｐ
ＬＯに設定するスーパーインポーズ位置基準信号を読み
出して、バス９を介してビデオ回路部４に送出すると共
に、サービス表示ＩＣ１６からサービス表示パターンＳ
ＰＡを表す情報をビデオ回路部４に転送させて、チュー
ナ回路部２、中間周波回路部３を介して受信されたビデ
オ信号Ｓ■にサービス表示パターンＳＰＡの表示信号を
スーパーインポーズさせる。

かくして、第３図に示すように受信画像ＬＡＳの中央部
ＰＬＯ付近にサービス表示パターンＳＰＡがスーパーイ
ンポーズ表示される。

この状態においてＣＰＵ８は次にステップＳＰ５に移っ
てリモートコントロール操作部１２から送出される垂直
偏向信号の振幅３Ｐｌ整量に基づいて偏向ＩＣｌ３の振
幅調整動作に入る。

すなわち調整員がリモートコントロール操作部１２の選
定キーを操作することにより、調整項目として垂直振幅
を選定する旨の選定データＳＣが出力され、続いてアッ
プダウンキーを操作することにより、振ＩＩ調整量でな
る調整操作データＳＤが出力される。

受信回路１３は選定データＳＣ１それに続く調整操作デ
ータＳＤを受け、バス９を介してＣＰＵ８に供給する。

ＣＰＵ８は取り込んだ選定データＳＣ及び調整操作デー
タＳＤに基づいて、調整データを作成し、当該調整デー
タをビデオ回路部４に送出する。

調整操作データＳＤはリモートコントロール操作部１２
のアップダウンキーを操作することにより、必要に応じ
て変更し得、かくして調整員は受信画像ＬＡＳを目視し
ながら最適受信ｆ態に調整し得る。

垂直振幅の調整が終了した後、ステップＳＰ６において
調整員はリモートコントロール操作部１２を操作して、
スーパーインポーズ位置を端部ＰＬ１に移す旨の位置変
更信号を送出させる。

受信回路１３は位置変更信号を受けて、バス９を介して
ＣＰＵ８に供給する。

ＣＰＵ８は位置変更信号に基づいて、位置変更指令信号
を作成し、続くステップＳＰ７において位置変更指令信
号をビデオ回路部４に送出する。

ビデオ回路部は位置変更指令信号に応動動作して第４図
に示すように「サービス」のスーパーインポーズ表示を
受信画像の上端部ＰＬＩに移す。

続いてＣＰＵ８はステップＳＰ８に移り１１整員からの
その他の調整動作の入力を待つ。

ここで調整員は、リモートコントロール操作部１２の調
整項目の選定キー及び調整量大カキ−でなるアップダウ
ンキーを操作することにより、例えば、垂直偏向信号の
振幅、垂直発振周波数、水平偏向信号の振幅、水平発信
周波数、ひずみ、色純度などの調整項目について、順次
調整することができる。

全ての調整が終了した後、ｃｐｕｓはステップＳＰ９に
移って最終的に設定された調整データを不揮発性メモリ
１１に書込む。

このとき、不揮発性メモリ１１に前回まで記憶されてい
た調整データが更新され、かくしてＣＰＵ８はステップ
５ＰＩＯにおいて調整処理プログラムを終了する。その
後電源をオフ操作にしても調整データは不揮発性メモリ
１１に保持される。

なお、ＣＰＵ８はステップＳＰ２において否定結果を得
ると（このことはサービスモード切換スイッチ１８がオ
ン操作されていないことを示す）、ステップ５ＰＩＩに
移ってテレビジョン画面の通常表示モードに入り、続く
ステップ５Ｐ１２においてＣＰＵ８はバス９を通じて不
揮発性メモリ１１に格納されているデータを取り込み、
この調整データを各回路部に送出する。

かくしてＣＰＵ８はステップ５Ｐ１３において通常のテ
レビジョン画面表示がなされる。

以上の構成によれば、受信画像ＬＡＳの上端部Ｐ　Ｌ　
１がテレビジョン受像機の表示画面１４からはみ出して
いる状態でも、サービス表示パターンＳＰＡのスーパー
インポーズ位置を受信画像ＬＡＳの中央部ＰＬＯ付近に
設定することにより、サービスモードに入った当初から
確実にサービス表示パターンＳＰＡを表示することがで
き、さらにその後、任意の操作によりスーパーインポー
ズ位置を受信画像ＬＡＳの上端部ＰＬＩに移すことによ
り、画像調整の妨げとならないようにしたので、調整の
操作性を一段と高めることができる。

なお上述の実施例においては、サービス表示パターンＳ
ＰＡを受信画像ＬＡＳの上端部ＰＬＩに移すようにした
場合について述べたが、これに限らず受信画像ＬＡＳの
下端部に移すようにしても上述したと同様の効果を得る
ことができる。

また上述の実施例においては、サービス表示パターンＳ
ＰＡを画面表示するようにした場合について述べたが、
これに限らず、又はこれに加えて、第５図に示すように
調整項目及び又は調整データでなるサービスデータＤＡ
Ｔを画面表示するようにすれば、さらに一段と調整操作
性を向上し得る。

さらに、上述の実施例においてはサービス表示パターン
ＳＰＡとして「サービス」という文字パターンを表示す
るようにした場合について述べたが、これに限らず、サ
ービスパターンＳＰＡとして他の文字、記号、キャラク
タ、色などを用いても、上述したと同様の効果を得るこ
とができる。

また上述の実施例においては、調整項目が決められた順
序に従って選定されるようにした場合について述べたが
、これに限らず、調整したい箇所が一部だけの場合には
、任意にその一部の調整項目のみを選定し調整できるよ
うにしても良い。

この場合、不揮発性メモリ１１において、一部の調整さ
れたデータのみを前のデータに置き換えるようにする。

Ｈ発明の効果 上述のように本発明によれば、垂直偏向信号の振幅が過
大のため受信画像の上端部又は下端部の画面表示が欠け
るような状態でも調整開始当初から確実にサービス表示
パターンを画面表示することができるので、一段と調整
の操作性を向上し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるテレビジョン受像機の一実施例を
示すブロック図、第２図はその制御プログラムを示すフ
ローチャート、第３図及び第４図は第２図の調整作業手
１＋ｊαによるサービス表示パターンのスーパーインポ
ーズ表示を示す路線図、第５図は他の実施例によるサー
ビス表示パターンのスーパーインポーズ表示を示す路線
図、第６図は従来のテレビジョン受像機を示すブロック
図、第７図は従来のサービス表示パターンのスーパーイ
ンポーズ表示を示す路線図である。 ２・・・・・・チューナ回路部、３・・・・・・中間周
波回路部、４・・・・・・ビデオ回路部、５・・・・・
・ＣＲＴ、８・・・・・・ＣＰＵ、９・・・・・・バス
、１１・・・・・・不揮発性メモリ、１２・・・・・・
リモートコントロール操作部、１３・・・・・・受信回
路、１４・・・・・・表示画面、１５・・・・・・偏向
ＩＣ１１６・・・・・・サービス表示ＩＣ，１７・・・
・・・ＲＯＭ、ＬＡＳ・・・・・・受信画像、ＳＰＡ・
・・・・・サービス表示パターン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 マイクロコンピュータ構成の中央処理ユニットによって
   、バスを通じ制御されるテレビジョン受像機において、 当該テレビジョン受像機の調整開始時、「調整モードが
   選定されている旨」を意味するサービス表示パターンを
   、受信画像の中央部付近にスーパーインポーズ表示した
   後、 当該スーパーインポーズ表示を受信画像の端部に移すよ
   うにした ことを特徴とするテレビジョン受像機。