JPS6330113A - 液体漏洩防止装置 - Google Patents

液体漏洩防止装置

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Publication number
JPS6330113A
JPS6330113A JP17446186A JP17446186A JPS6330113A JP S6330113 A JPS6330113 A JP S6330113A JP 17446186 A JP17446186 A JP 17446186A JP 17446186 A JP17446186 A JP 17446186A JP S6330113 A JPS6330113 A JP S6330113A
Authority
JP
Japan
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casing
housing
wire material
wire
coolant
Prior art date
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Pending
Application number
JP17446186A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Katsube
勝部 好三
Mamoru Murahashi
村橋 守
Susumu Takada
進 高田
Yasunobu Kawaguchi
川口 康信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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  • Metal Extraction Processes (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液体漏洩防止装置に関する。
(従来の技術) 近年においては、自動車用の懸架コイルバネは、乗心地
の向上、バネ重量の軽減及びバネ取付スペースの縮小等
を図るため、コイルバネの両端部又は一端部にテーパ加
工を施したものが多く採用されるようになってきている
ところで、上記コイルバネに使用する線条材のテーパ加
工方法としては、所謂加熱(引張)方法があり、このも
のでは、第4図に示すように、金属製のストレート線条
材51を加熱装置52から冷却装置53へ通過させつつ
、その引張力を変化させることにより、線条材2をテー
パ材に塑性加工するようにしている。
上記の場合、冷却装置53では、そのハウジング54内
を線条材51を通過させつつ、ハウジング54の入口側
等に(1?fiえたノズル55から冷却液を線条材51
に対して噴射して、線条材51を冷却する。
この場合、ハウジング54側から冷却液が加熱装置52
側に飛散、流出するのを防止することが、重要な問題と
なる。
何故ならば、冷却液が上記のように飛散・流出して、冷
却液が、加熱され乍ら塑性変形されている線条材51に
付着すると、その部分のみが局部的に冷却されて、強度
が大となり、その結果、変形しにくくなって、線径が局
部的に太くなり、これが大きな線径変動(線径が正規線
径から変動すること)の最大要因となって、テーパ材の
品質を悪化させるからである。
ところで、上記従来においては、ノズル55を傾斜させ
ることにより、冷却液がハウジング54から加熱装置5
2側に飛散、流出するのを防止するようにしていたが、
充分に防止できなかった。
そこで、上記問題を解決すべく、本件出願人は、特願昭
61−42135号において、第5図に示すような冷却
液漏洩防止装置を提案している。
上記装置では、ハウジング54における線条材51の入
口側に、線条材51が内部を通る噴射用ケーシング57
を連設して、空気供給装置から噴射用ケーシング57内
に空気を供給して、線条材51に対して空気を噴射する
ことで、ハウジング54から加熱装置52側への冷却液
の飛散、流出を防止するようにしている。
然し乍ら、上記の装置でも、テーパ部のテーバ度の大き
な場合には、噴射された空気と共に冷却液が加熱装置5
2側へ飛散、流出すると云う問題があった。
本発明は、上記問題を解決できる液体漏洩防止装置を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の特徴とする処は、
線条材2をハウジング22内を通して、ハウジング22
内で線条材2に対して液体を噴射するものにおいて、 ハウジング22における線条材2の入口側と出口側の少
なくとも一方に、線条材2が内部を通る噴射用ケーシン
グ35を備え、噴射用ケーシング35内にガスを供給し
て線条材2に対してガスを噴射することでハウジング2
2からの液体の漏洩を規制するガス供給装置38を備え
、ハウジング22と噴射用ケーシング35間に、線条材
2が内部を通る吸引用ケーシング30を両者に対して連
設状に介装し、線条材2に対して噴射された液体及びガ
スの一部を吸引用ケーシング30を介して吸引する吸引
装置34を備えた点にある。
(作 用) ハウジング22内を通過する線条材2には液体が噴射さ
れると共に、噴射用ケーシング35内を通過する線条材
2にはガスが噴射される。そして、ハウジング22と噴
射用ケーシング35間の吸引用ケーシング30からは、
線条材2に対して噴射された液体及びガスの一部が外部
に吸引される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図の図面に基
き説明すれば、第2図は加工設備を示し、1はコイルス
タンドで、該スタンド1に、金属製のストレート4%条
材2のコイル3が備えられる。
4は定速送りローラで、線条材2を把持して、−定の送
り速度で矢示方向へ送る。5は前側計尺メータで、線条
材2の送り速度を検出する。7は2個のローラ8から成
る前側線径測定器で、線条材2を挟み込み、その線径を
測定する。9は加熱装置で、ワークコイル10及び、ワ
ークコイル10を励磁する高周波発振器1)等より成る
。12は冷却装置である。
14は変速テンションローラで、テーパ材6を把持して
矢示方向に送るもので、その送り速度は、所定の変速サ
イクルで加減速制御される。15は後側計尺メータ、1
6は後側線径測定器である。17はテーパ材6の焼戻し
炉、18は巻取調節機、19は巻取機、20は制御装置
である。
第1図において、22は冷却装置12のハウジングで、
環状とされた前部側の環状部23と、環状部23の後端
の内周部から前後に突設された冷却筒24とから成り、
内部を線条材2が通過する。環状部23の前端部の内周
部と冷却筒24の前端部間は、環状ノズル25とされて
いる。ノズル25は先端に向うに従って線条材2の移送
方向前方に移行するように線条材2のパスラインに対し
て傾斜状とされている。尚、ノズル25の指向方向を線
条材2のパスラインに対して直交させてもよい。
第2図にも示すように、26は左右の冷却液供給管で、
ハウジング22の環状部23に冷却液供給装置27から
油、水、高分子系焼入液その他の冷却媒体を、冷却液と
して供給する。28は流量調節弁である。
冷却液供給管26の指向方向は環状部23の軸心に対し
て直交状とされている。
30は環状とされた吸引用ケーシングで、ハウジング2
2の環状部23に対してその前方側で一体形成されてお
り、内部を線条材2が通過する。吸引用ケーシング30
は、吸引管31、流量調節弁32、気水分離器33を介
して、吸引装置として例示する真空ポンプ34に接続さ
れている。気水分離器33により分離された冷却液は、
冷却液供給装置27に戻される。
35は環状とされた噴射用ケーシングで、吸引用ケーシ
ング30に対してその前方側で一体形成されている。噴
射用ケーシング35は、供給管36、調節弁37を介し
て、ガス供給装置として例示する空気供給装置38に接
続され、ケーシング35には、所望量の空気が所望圧力
で供給される。
上記のように構成した実施例によれば、コイルスタンド
1のコイル3からは線条材2が定速送りローラ4により
定速で送り出され、加熱装置9を通過するうちに加熱さ
れ、その出口部分において、最高温度となる。
この温度は、例えば必要に応じて、900°C乃至10
00℃又はそれ以下若しくはそれ以上の高温にまで制御
することができ、この時点で線条材2の引張強度が著し
く低下し、変速テンションローラ14による送り速度が
定速送りローラ4による送り速度よりも速い場合には、
この最高温度になった部分で材料の塑性変形が生じ、そ
の断面積が減少する。
このようにして、断面積が減少した線条材2は続いて冷
却装置12内を通過することにより冷却されて、焼入れ
され、引張強度が増大するため、急激に断面積の変化が
なくなり、外径が固定されていく。
従って、変速テンションローラ14の送り速度を、所定
の変速サイクルで加減速制御することにより、線条材2
の断面積を連続的に変化させることができて、線条材2
をテーパ材6に塑性加工でき、テーパ材6の所要個所に
、線条材2より小径とされた小径部40と、小径部4o
の前後にあり且つ線条材2と同径とされて小径部4oよ
り大径とされた大径部41と、大径部41と小径部40
間にある上流側・下流側テーバ部42.43とを形成で
きる。尚、各テーパ部42,43は小径部40側に接近
するに従って漸次径が小さくなるようにされている。
そして、このテーパ材6が後側線径測定器16によりそ
の線径を測定されると共に、後側計尺メータ15により
その長さが測定される。
而る後、テーパ材6は焼戻し炉17により焼戻された後
、巻取調節機18を介して巻取機19によりコイル状に
巻取られる。
ところで、冷却装置12では、冷却液供給装置27から
所望量の冷却液がハウジング22の環状部23に供給さ
れて、環状ノズル25から冷却液が線条材2の移送方向
前方側に向って噴射せしめられて、線条材2の全周に対
して衝突した後、冷却筒24内を充満状態で線条材2の
移送方向前方に向って流れて、線条材2 (テーパ材6
)を冷却する。
この場合、冷却液供給管26の指向方向が環状部23の
軸心に対して直交状とされているので、ハウジング22
に供給された冷却液はその軸心廻りに旋回し乍ら流れず
、線条材2に沿って流れるのであり、従って、ハウジン
グ22内を流れる冷却液と線条材2との間に空隙が生じ
に<<、冷却効率が高い。
又、ハウジング22の線条材2の人口側では、噴射用ケ
ーシング35内に空気供給装置38から所望量の空気が
所望圧力で供給されて、線条材2の全周に対して噴射せ
しめられて、ハウジング22がらの冷却液の加熱装置9
側への飛散、流出を規制する。
又、ハウジング22を噴射用ケーシング35間の吸引用
ケーシング30には真空ポンプ34が接続されて、真空
ポンプ34が吸引作用を行っており、線条材2に対して
噴射せしめられた冷却液及び空気の一部を吸引している
上記空気の噴射と、冷却液及び空気の吸引との相乗作用
によって、例え、線条材2から形成されるテーパ材6の
テーパ度が大である場合でも、冷却液のハウジング22
からの加熱装置94[IJへの飛散、流出を良好に防止
できる。
従って、飛散、流出した冷却液が、加熱され乍ら塑性変
形されている線条材2に付着して、その部分のみが局部
的に冷却されることがなく、それ故、従来のように、局
部的に強度が大となって、変形しにくくなり、その結果
、線径が局部的に太くなって、大きな線径変動(線径が
正規線径から変動すること)を招来することがなく、テ
ーパ材6の製造品質を良好なものとできる。
尚、噴射用ケーシング35に供給される空気の供給量、
供給圧力、真空ポンプ34による吸引力は、相互に関連
づけて調整されると共に、テーパ材6ハウジング22や
各ケーシング30 、35内周面と線条材2との隙間、
ハウジング22や各ケーシング30゜35の長さ、冷却
液流量、ノズル25の角度等、各種条件に応じて調整さ
れる。
又、真空ポンプ34によって吸引された冷却液及び空気
は、気水分離器33により分離され、冷却液は冷却液供
給装置27に戻されて、再利用される。
次に、本発明装置と従来装置(特願昭61−42135
号に示す装置)とを用いて、夫々、3種類のテーパ材を
製造すると云う比較実験を行った。次表がその実験結果
である。
上表を見れば、テーパ材のテーパ度が大の場合でも、従
来装置と比較して、本発明装置では、冷却液の加熱装置
側への飛散、流出量は少なく、小径部の線径変動が小さ
いことがわかる。
尚、実施例では、噴射用ケーシング内で空気を線条材に
噴射するようにしたが、空気以外のガスを噴射するよう
にしてもよい。又、ハウジングの出口側又は、入口側と
出口側の双方に、噴射用、吸引用両ケーシングを備える
ようにしてもよい。
又、本発明は、線条材をハウジング内を通して、ハウジ
ング内で線条材に対して液体を噴射する装置に適用可能
であり、例えば、線条材の洗浄装置に対しても適用可能
である。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、ハウジングにお
ける噴射用・吸引用ゲージングを備えた側からの液体の
外部への飛散、流出を防止でき、液体の外部への飛散、
流出によるトラブルの発生を防止できる。本発明は、上
記利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は
要部の縦側断面図、第2図は全体構成図、第3図は第1
図のA矢視図、第4図は従来−例を示す簡略構成図、第
5図は第4図とは別の従来−例を示す要部の縦側断面図
である。 2−・−・線条材、22・−・−・ハウジング、27−
・−冷却液供給装置、30.35−吸引用・噴射用ケー
シング、34−・−真空ポンプ(吸引装置)、38・−
・−空気(ガス)供給装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線条材2をハウジング22内を通して、ハウジン
    グ22内で線条材2に対して液体を噴射するものにおい
    て、 ハウジング22における線条材2の入口側と出口側の少
    なくとも一方に、線条材2が内部を通る噴射用ケーシン
    グ35を備え、噴射用ケーシング35内にガスを供給し
    て線条材2に対してガスを噴射することでハウジング2
    2からの液体の漏洩を規制するガス供給装置38を備え
    、ハウジング22と噴射用ケーシング35間に、線条材
    2が内部を通る吸引用ケーシング30を両者に対して連
    設状に介装し、線条材2に対して噴射された液体及びガ
    スの一部を吸引用ケーシング30を介して吸引する吸引
    装置34を備えたことを特徴とする液体漏洩防止装置。
JP17446186A 1986-07-23 1986-07-23 液体漏洩防止装置 Pending JPS6330113A (ja)

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JP17446186A JPS6330113A (ja) 1986-07-23 1986-07-23 液体漏洩防止装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018221451A1 (ja) * 2017-05-31 2018-12-06 日本発條株式会社 ワーク処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018221451A1 (ja) * 2017-05-31 2018-12-06 日本発條株式会社 ワーク処理装置
JP2018204062A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 日本発條株式会社 ワーク処理装置

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