JPH05168985A - 連続操業用溶射装置 - Google Patents
連続操業用溶射装置Info
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- JPH05168985A JPH05168985A JP3356391A JP35639191A JPH05168985A JP H05168985 A JPH05168985 A JP H05168985A JP 3356391 A JP3356391 A JP 3356391A JP 35639191 A JP35639191 A JP 35639191A JP H05168985 A JPH05168985 A JP H05168985A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/16—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed
- B05B7/22—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed electrically, magnetically or electromagnetically, e.g. by arc
- B05B7/222—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed electrically, magnetically or electromagnetically, e.g. by arc using an arc
- B05B7/224—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas incorporating means for heating or cooling the material to be sprayed electrically, magnetically or electromagnetically, e.g. by arc using an arc the material having originally the shape of a wire, rod or the like
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Abstract
置を提供する。 【構成】 溶射金属線2を整直する整直機3と前記溶射
金属線2を連続的にアーク放電し溶融噴霧する溶射ガン
4とからなる溶射装置1であって、溶射ガン4内に組込
んだプルローラー8によって溶射金属線2を走行させ且
つ前記プルローラー8を駆動用モーター14に繋ぐシャフ
ト13の中間部にカップリング12を介在させてシャフト13
の軸振れを防止して、溶射金属線2の走行を安定ならし
め、又前記溶射ガンの4先端部に組込んだコンタクトブ
ロック9の通路10内径を溶射金属線2の直径の 1.2〜1.
5 倍の範囲内に規定して、溶射金属線2が前記ブロック
9の通路10内を受電しつつスムーズに通過するようにな
し、依って溶射金属線2の断線や目詰まりによるトラブ
ルを解消する。
Description
きる電気溶線式の連続操業用溶射装置に関する。
物体上に溶射被覆する装置である。ところで、近年、自
動車のエアコン用熱交換器に用いられるAl製多穴管等
は連続押出法により製造されるようになり、この連続し
て押出される多穴管には、防食の為、Znがオンライン
で溶射被覆される。このようにオンラインでZnを被覆
するのには、製造合理化の他に、押出材の熱を利用して
Znを良好に密着させる狙いがある。而して、上記のよ
うなオンラインでの溶射には、手軽な電気溶線式の溶射
装置が多用されている。
要部を示したように、溶射金属線2を整直する整直機3
と整直した溶射金属線2を連続的にアーク放電させて溶
融し噴霧する溶射ガン4とを、溶射金属線2を案内する
ホース5により連結して構成されており、前記整直機3
にはパック6から送り出される溶射金属線2を整直する
整直用ローラー7と整直した溶射金属線2を送り出すプ
ッシュローラー15が組込まれ、又溶射ガン4には前記整
直機3から送り出される溶射金属線2を引き取るプルロ
ーラー8と溶射金属線2に給電する為のコンタクトブロ
ック9が組込まれている。
では、溶射金属線が溶射装置内で断線したり詰まったり
する事故が起き易く、事故が起きるとその都度溶射金属
線の掛け替えが必要となり、しかも連続押出しされる多
穴管にZnを溶射被覆するような場合は、掛け替えの
間、連続押出機から押出される多穴管は、Znが溶射さ
れない為、全て不良品となり歩留りが著しく低下すると
いう問題があった。
鋭意研究を行ない、溶射金属線の断線や詰まりは、溶射
金属線を送るプッシュローラーとプルローラーの回転速
度のアンマッチ、又は前記ローラーの軸振れによる溶射
金属線の送り不良、又はコンタクトブロック通路内での
溶射金属線の引っ掛かり等が原因して起きることを知見
し、更に研究を進めて本発明を完成するに至ったもので
ある。即ち、本発明は、溶射金属線を整直する整直機と
整直した溶射金属線を連続的にアーク放電し溶融して噴
霧する溶射ガンとからなる溶射装置であって、溶射ガン
内に、溶射金属線を走行させる為のプルローラーと溶射
金属線に給電する為のコンタクトブロックが組込まれ、
前記プルローラーが駆動用モーターにカップリングを介
在させたシャフトにより連結されており、又前記コンタ
クトブロックの溶射金属線が通過する通路の内径が溶射
金属線の直径の 1.2〜1.5 倍であることを特徴とするも
のである。
だけで送るようにして、プッシュローラーとプルローラ
ーの回転速度のアンマッチによるトラブルを防止し、駆
動用モーターからプルローラーへ動力を伝達するシャフ
トにカップリングを介在させてシャフトの軸振れをなく
して、プルローラーによる溶射金属線の送り不良を改善
し、又コンタクトブロック内の溶射金属線の通路を広げ
て溶射金属線の前記通路内での引っ掛かりを防止したも
のである。而して前記通路の内径を溶射金属線の直径の
1.2 〜1.5 倍に限定した理由は、1.2 倍未満では、溶射
金属線の前記通路内での引っ掛かりが完全には解消され
ず、1.5 倍を超えると溶射金属線とコンタクトブロック
との間の接触が不十分となって給電不良を起こす為であ
る。
説明する。図1イ,ロは、本発明の連続操業用溶射装置
のそれぞれ平面及び側面説明図である。連続操業用溶射
装置1は、溶射金属線2を整直する整直機3と、整直し
た溶射金属線2を連続的にアーク放電させて溶融して噴
霧する溶射ガン4とを、前記整直した溶射金属線2を案
内するホース5により連結して構成されている。而し
て、前記溶射装置では、2本の溶射金属線2が2個のパ
ック6からそれぞれ整直機3内の整直ローラー7を通し
て溶射ガン4内のプルローラー8により引出され、更に
溶射ガン4の先端部位に配置したコンタクトブロック9
の通路10内に送り込まれて給電され、コンタクトブロッ
ク9の前方で2本の溶射金属線2は接触してアーク放電
し溶融する。この溶融体は図示しないボンベからの空気
流にのって溶射ガン4の先端部から噴霧されて溶射ガン
4の前方を走行する被処理物体の多穴管11に溶射され
る。前記溶射ガン4内のプルローラー8は、カップリン
グ12で連結したシャフト13を介して駆動用モーター14に
連結されており、又前記コンタクトブロック9の溶射金
属線2が通過する通路10の内径は溶射金属線2の直径の
1.2〜1.5 倍の大きさに形成されている。本発明装置に
おいて、プルローラー8を回転させる為の駆動用モータ
ー14には、ギアドモーターを用いるのが回転を確実に伝
達できて好ましい。
の走行を溶射ガン内のプルローラーだけで行って、プッ
シュとプルの2個の駆動用モーターのアンマッチによる
弊害をなくし、又プルローラーと駆動用モーターとを繋
ぐシャフトに、中間にカップリングを介在させたシャフ
トを用いてシャフトの軸振れによる溶射金属線の送り不
良を改善し、又コンタクトブロック内の溶射金属線の通
路を広げて、溶射金属線のコンタクトブロック通路内壁
との引っ掛かかりを防止し、依って溶射金属線の断線や
目詰まりによるトラブルを解消した。
る。 実施例1 図2に示した、熱交換器用Al製多穴管11(断面2×18
mm,肉厚 0.4mm,10穴)をコンフォーム押出機によ
り製造した。コンフォーム押出機は周縁に環状溝を有す
る回転ホイールの前記溝と固定シューブロックとの間で
コンテナを形成し、このコンテナ内に押出素材を連続的
に供給しつつ充満させ、この充満した押出素材を回転ホ
イールの回転により生じる摩擦力で、前記コンテナの前
方に配置した押出用ダイスを通して所定形状に成形して
押出すもので、小サイズの長尺材の製造に適している。
而して、この押出機の前方に図1に示した溶射装置を2
台配置し、前述の押出機から連続して押出される多穴管
の全面にZnを連続的に13時間溶射被覆した。多穴管の
押出素材には14mmφのJIS-1050合金を用い、押出温度
を 500℃, 押出速度を40m/min として押出した。又溶
射金属線には 1.6mmφのZn線を用い、このZn線の
送り速度は10m/min とした。又溶射ガンのコンタクト
ブロックに設けた溶射金属線の通路内径は、 1.2〜1.5
倍の範囲で種々に変化させた。
けた溶射金属線の通路内径を 1.2倍未満又は1.5 倍を超
える範囲で種々に変化させた他は、実施例1と同じ方法
により多穴管にZnを溶射被覆した。 比較例2 実施例1において、プルローラーとギアドモーターを繋
ぐシャフトに、カップリングを介在させない1本ものの
シャフトを用いた他は、実施例1と同じ方法により多穴
管にZnを溶射被覆した。 比較例3 図2に示した従来の溶射装置を用いた他は、実施例1と
同じ方法により多穴管にZnを溶射被覆した。前述の各
々の溶射方法について、Zn線の断線又は詰まりによる
操業停止回数を数え、又Zn被覆多穴管の良品率を調べ
た。結果は表1に示した。
〜3)では、溶射金属線が断線したり、詰まりを起こし
たりすることが殆どなく、Znが均一な厚さに被覆され
たAl多穴管を高い歩留りで製造することができた。こ
れに対し、比較例のNo4はコンタクトブロック内の通路
が狭かった為詰まりが7回も生じ、良品率が87%に低下
した。又No5は前記通路が広すぎて溶射金属線への給電
が安定してなされず多穴管に被覆ムラが生じた。又No
6,7は2個の溶射金属線を送るプッシュモーターとプ
ルモーターのアンマッチが起き又はシャフトの軸振れに
より断線やアークの停止等が多発して良品率が著しく低
下した。
金属線が断線したり、詰まったりせず、従って溶射被覆
を連続して安定して行うことができ、工業上顕著な効果
を奏する。
の要部説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 溶射金属線を整直する整直機と整直した
溶射金属線を連続的にアーク放電し溶融して噴霧する溶
射ガンとからなる溶射装置であって、溶射ガン内に、溶
射金属線を走行させる為のプルローラーと溶射金属線に
給電する為のコンタクトブロックが組込まれ、前記プル
ローラーが駆動用モーターにカップリングを介在させた
シャフトにより連結されており、又前記コンタクトブロ
ックの溶射金属線が通過する通路の内径が溶射金属線の
直径の 1.2〜1.5 倍であることを特徴とする連続操業用
溶射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3356391A JPH05168985A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 連続操業用溶射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3356391A JPH05168985A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 連続操業用溶射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05168985A true JPH05168985A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18448785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3356391A Pending JPH05168985A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 連続操業用溶射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05168985A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10243739B3 (de) * | 2002-09-20 | 2004-05-19 | Daimlerchrysler Ag | Lichtbogendrahtbrenner |
US7210638B2 (en) | 2005-09-29 | 2007-05-01 | Daihen Corporation | Electric arc spraying system |
JP2007231322A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Daihen Corp | アーク溶射装置 |
JP2007262547A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Daihen Corp | アーク溶射装置 |
US10569368B2 (en) | 2017-07-13 | 2020-02-25 | Ford Global Technologies, Llc | Plasma transfer wire arc wire feed control system |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP3356391A patent/JPH05168985A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10243739B3 (de) * | 2002-09-20 | 2004-05-19 | Daimlerchrysler Ag | Lichtbogendrahtbrenner |
US7210638B2 (en) | 2005-09-29 | 2007-05-01 | Daihen Corporation | Electric arc spraying system |
JP2007231322A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Daihen Corp | アーク溶射装置 |
JP2007262547A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Daihen Corp | アーク溶射装置 |
US10569368B2 (en) | 2017-07-13 | 2020-02-25 | Ford Global Technologies, Llc | Plasma transfer wire arc wire feed control system |
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