JPH11197737A - 押出成形装置 - Google Patents

押出成形装置

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JPH11197737A
JPH11197737A JP425298A JP425298A JPH11197737A JP H11197737 A JPH11197737 A JP H11197737A JP 425298 A JP425298 A JP 425298A JP 425298 A JP425298 A JP 425298A JP H11197737 A JPH11197737 A JP H11197737A
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JP
Japan
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temperature
abutment
copper
die chamber
wheel
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Application number
JP425298A
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English (en)
Inventor
Yosuke Ohata
要介 大畑
Tsukasa Yamada
宰 山田
Jiyunichi Kusakai
淳一 草階
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アバットメントの変形及び破損を防止するこ
とができ、好ましくは屑の発生量を低減することができ
る押出成形装置を提供する。 【解決手段】 アバットメント11にアバットメント1
1の温度を計測する熱電対を有する計測部2a及びアバ
ットメント11を冷却する冷却水用の通路3が設けられ
ている。また、ダイチャンバ9にダイチャンバ9の温度
を計測する計測部2bが設けられている。そして、計測
部2a及び2bにはケーブル2cが接続されており、こ
のケーブル2cには温度制御部1が接続されている。ま
た、通路3にはポンプを備えた冷却水熱交換機4が連結
されている。冷却水熱交換器4と温度制御部1とは接続
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は銅又は銅合金の線素
材から連続的にパイプ、平角線、セグメンタル導体素線
又は銅複合線を成形するのに好適な押出成形装置に関
し、特に、アバットメントの変形及び破損の防止を図っ
た銅又は銅合金の押出成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銅パイプ、銅平角線及びセグメン
タル導体用銅素線等の銅製品並びに銅被覆鋼線及び銅被
覆アルミニウム線等の銅複合線がコンフォームマシンと
呼ばれる押出成形装置により押出成形され製造されてい
る。
【0003】図2は従来の押出成形装置を示す模式図で
ある。従来の押出成形装置のホイール25はその周面に
銅素材33が嵌合される溝26が周方向に沿って形成さ
れており、一定方向に回転駆動されるようになってい
る。このホイール25の上方から側方にかけて、シュー
ブロック28がホイール25の周面に一部沿うように設
けられている。このシューブロック28には、ホイール
25の中心軸の側方域の位置にダイチャンバ29が設け
られている。このダイチャンバ29は成形品の押出形状
を規定する押出成形用ダイス30と、ホイール25の溝
26内に挿入されたアバットメント31とを有する。こ
れらの押出成形用ダイス30及びアバットメント31
は、ダイチャンバ29内に嵌合され、アバットメント3
1は溝26内に位置するように配置されている。また、
シューブロック28とホイール25との間の銅素材33
の入り口には、ガイドローラ32及び導入路27が設け
られており、このガイドローラ32に案内されて銅素材
33が導入路27に引き込まれ、導入路27にて銅素材
33が導入路27とホイール25との間の摩擦熱により
加熱され、可塑流動化する。
【0004】このように構成された従来の押出成形装置
を使用して銅素線を銅平角線に押出成形する場合、先
ず、押出される銅素材33は、その表面の酸化皮膜及び
油等の汚れが完全に除去された状態で、ガイドローラ3
2により案内されて回転駆動するホイール25と固定さ
れたシューブロック28とにより形成された導入路27
に連続的に引き込まれ、アバットメント31で方向を変
えた後、ダイチャンバ29の室内に供給される。このと
き、導入路27及びダイチャンバ29室内の銅素材33
は、導入路27とシューブロック28との間で発生する
摩擦熱及び高圧力により可塑流動体となる。そして、可
塑流動体の銅素材33は一定圧力にまで高められて押出
成形用ダイス30から銅平角線34として押出される。
このように、従来の押出成形装置によれば、銅素材に連
続的に押出成形を施すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の押出成形装置を使用して押出成形品を製造する場
合、アバットメント31は導入路27とシューブロック
28との間で発生する摩擦熱等により、銅又は銅合金素
材(以下、銅及び銅合金を総称して銅という)を使用す
るときには、約700℃まで加熱されると共に、銅素材
の流動方向をダイチャンバ27方向に変更させるために
銅素材から極めて高い圧力を受けることになる。
【0006】そこで、アバットメント27には特殊な耐
熱合金又は超硬合金等が使用されているが、これらの寿
命は短い。更に、特殊形状、高押出比又は高速等の押出
を行う際には、より高温又は高圧となるので、押出成形
中にアバットメント27が変形又は破損することがある
という問題点がある。
【0007】また、回転駆動されるホイール25とアバ
ットメント31とが直接接触することを防止するため
に、これらは一定の隙間をあけて配設されており、この
隙間から押出成形の際に過剰となった銅素材の一部がホ
イール25の回転に伴って連続的に銅屑35となって排
出される。銅素材を押出成形する場合には、アルミニウ
ム素材を押出成形する場合よりも押出温度が高いので、
排出される銅屑35の温度も極めて高くなる。このた
め、生産コストの増大を招くだけでなく、銅屑35の処
理における安全性及び作業性が低いという欠点もある。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、アバットメントの変形及び破損を防止する
ことができ、好ましくは屑の発生量を低減することがで
きる押出成形装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る押出成形装
置は、外周面に溝を有するホイールと、このホイールの
一部に係合するダイチャンバを有するシューブロック
と、前記ホイールと前記シューブロックとの間に形成さ
れ銅又は銅合金素材が導入される導入路と、前記銅又は
銅合金素材を前記導入路から前記ダイチャンバへと案内
するアバットメントとを有し、前記銅又は銅合金素材を
前記ホイールと前記シューブロックとの摩擦により加熱
し押出成形する押出成形装置において、前記銅又は銅合
金素材を押出成形する際に前記アバットメントの温度を
前記ダイチャンバの温度よりも50℃低い温度以下の温
度に保持する温度制御手段を有することを特徴とする。
【0010】本発明においては、アバットメントの温度
をダイチャンバの温度よりも50℃低い温度以下の温度
に制御しているので、銅素材はダイチャンバ内へと流れ
込みやすくなり、押出成形の際のアバットメントの変形
及び破損が防止され、安定して押出成形を行うことがで
きる。
【0011】なお、前記温度制御手段により、前記銅又
は銅合金素材を押出成形する際に前記アバットメントの
温度は前記ダイチャンバの温度よりも200℃低い温度
以上の温度に保持されることことが望ましい。
【0012】アバットメントの温度をダイチャンバの温
度よりも200℃低い温度以上の温度に制御することに
より、ホイールの溝の摩耗を低減し銅屑の発生量を著し
く低減することができる。
【0013】また、前記温度制御手段は、前記アバット
メントの温度を測定する第1の温度計測手段と、前記ダ
イチャンバの温度を計測する第2の温度計測手段と、前
記第1の温度計測手段により測定された温度及び前記第
2の温度計測手段により計測された温度に基づいて前記
アバットメントを冷却する冷却手段とを有してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本願発明者等が前記課題を解決す
るため、鋭意実験研究を重ねた結果、押出成形の際に、
アバットメントの温度をダイチャンバ内における押出温
度より50℃低い温度以下の温度に制御することによ
り、アバットメントの軟化を防止してその変形及び破損
を低減し、安定して押出成形を行うことができることを
見い出した。
【0015】以下、本発明の実施例に係る銅又は銅合金
の押出成形装置について、添付の図面を参照して具体的
に説明する。
【0016】図1(a)は本発明の実施例に係る押出成
形装置を示す模式図であり、図1(b)は同じくその拡
大図である。本実施例に係る押出成形装置のホイール5
はその周面に銅素材13が嵌合される溝6が周方向に沿
って形成されており、一定方向に回転駆動されるように
なっている。このホイール5の上方から側方にかけて、
シューブロック8がホイール5の周面に一部沿うように
設けられている。このシューブロック8には、ホイール
5の中心軸の側方域の位置にダイチャンバ9が設けられ
ている。このダイチャンバ9は成形品の押出形状を規定
する押出成形用ダイス10と、ホイール5の溝6内に挿
入されたアバットメント11とを有する。これらのダイ
ス10及びアバットメント11は、ダイチャンバ9内に
嵌合され、アバットメント11は溝6内に位置するよう
に配置されている。なお、回転駆動されるホイール5と
アバットメント11とは、相互に直接接触することを防
止するために一定の隙間をあけて配設されている。ま
た、シューブロック8とホイール5との間の銅素材13
の入り口には、ガイドローラ12及び導入路7が設けら
れており、このガイドローラ12に案内されて銅素材1
3が導入路7に引き込まれ、導入路7にて銅素材13が
導入路7とホイール5との間の摩擦熱により加熱され、
可塑流動化する。
【0017】更に、本実施例においては、アバットメン
ト11にアバットメント11の温度を計測する熱電対を
有する計測部2a及びアバットメント11を冷却する冷
却水用の通路3が設けられている。また、ダイチャンバ
9にダイチャンバ9の温度を計測する計測部2bが設け
られている。そして、計測部2a及び2bにはケーブル
2cが接続されており、このケーブル2cには温度制御
部1が接続されている。また、通路3にはポンプを備え
た冷却水熱交換機4が連結されている。冷却水熱交換器
4と温度制御部1とは接続されている。
【0018】次に、上述のように構成された本実施例に
係る押出成形装置の動作について説明する。先ず、押出
される銅素材13は、その表面の酸化皮膜及び油等の汚
れが完全に除去された状態で、ガイドローラ12により
案内されて駆動するホイール5と固定されたシューブロ
ック8とにより形成された導入路7に連続的に引き込ま
れ、アバットメント11で方向を変えた後、ダイチャン
バ9の室内に供給される。このとき、導入路7及びダイ
チャンバ9室内の銅素材13は、導入路7とシューブロ
ック8との間で発生する摩擦熱及び高圧力により可塑流
動体となる。そして、可塑流動体の銅素材13はダイス
10から銅平角線14として押出される。
【0019】このとき、計測部2aにより計測されたア
バットメント11の温度及び計測部2bにより計測され
たダイチャンバ9の温度が温度制御部1に伝送される。
次に、アバットメント11の温度がダイチャンバ9の温
度よりも、例えば、50乃至200℃低く保持されるよ
うに通路3を流れる冷却水の温度及び流量を制御するよ
う信号が温度制御部1から冷却水熱交換機4へと伝送さ
れる。そして、この信号に基づいて冷却水の温度及び流
量が冷却水熱交換機4により制御される。
【0020】本実施例においては、アバットメント11
の温度がダイチャンバ9の温度よりも50乃至200℃
低く制御されるので、アバットメント11とホイール5
との間の隙間部分から銅素材13の銅屑15が排出され
る際に、その温度は急激に低下する。これにより、この
部分の変形抵抗はダイチャンバ9への銅素材13への流
動抵抗より大きくなる。従って、銅素材13は温度が高
く抵抗が低いダイチャンバ9内へと優先的に流れ込むよ
うになり、銅屑15の発生量を著しく低減することが可
能となる。また、アバットメント6は銅素材13をダイ
チャンバ9内へと流れ込ませる際の極めて高い圧力に対
しても十分に耐えることができるようになるため、押出
成形の際のアバットメント11の変形及び破損が防止さ
れ、安定して押出成形を行うことが可能となる。
【0021】なお、押出成形を行う際に、アバットメン
トの温度をダイチャンバの温度よりも50℃低い温度を
超える温度に制御すると、銅素材をダイチャンバへと優
先的に流れ込ませる効果が低く、押出成形中のアバット
メントの変形又は破損が生じてしまう。従って、押出成
形を行う際には、アバットメントの温度をダイチャンバ
の温度よりも50℃低い温度以下の温度に制御するもの
とする。
【0022】一方、押出成形の際に、アバットメントの
温度をダイチャンバの温度よりも200℃低い温度より
低い温度に制御すると、アバットメントとホイールとの
隙間部分における銅素材の変形抵抗が著しく増大し、ホ
イールを回転駆動させるモータ等の駆動装置にかかる負
荷が増大してしまう。その負荷によっては、ホイールを
回転駆動できなくなることもある。更に、ホイールの溝
部の摩耗損が大きくなりホイール寿命が短くなると共
に、その摩耗部からも銅屑が排出されるようになるの
で、銅屑の発生量が増加しやすい。従って、押出成形を
行う際には、アバットメントの温度をダイチャンバの温
度よりも200℃低い温度以上の温度に制御することが
望ましい。
【0023】なお、押出成形装置による押出成形品の押
出形状は平角線に限定されるものではない。ダイスを選
択することにより、例えば、パイプ及びセグメンタル導
体素線等に押出成形することができる。また、本発明を
銅被覆アルミニウム線及び銅被覆鋼線等の銅複合材に適
用することもできる。
【0024】また、アバットメントの冷却方法は冷却水
を使用する方法に限定されるものではなく、冷却ガスを
通路に流す方法又はアバットメントの表面に直接冷却ガ
スを吹き付ける方法等を採用してもよい。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について、その特許請
求の範囲から外れる比較例と比較して具体的に説明す
る。なお、請求項2に規定する範囲から外れる例も比較
例とした。
【0026】第1実施例 先ず、ディップフォーミング法により製造され、表面を
溶剤により脱脂洗浄され、酸洗いにより表面の酸化物が
除去された線径が12mmの無酸素銅線(JIS C 1
020)を図1(a)及び(b)に示す押出成形装置に
供給し、下記表1に示す温度にアバットメントの温度を
制御して断面形状の1辺の長さが9mmの銅平角線を2
トン作製した。このとき、アバットメントを冷却する冷
却水には工業用純水を使用した。また、ダイチャンバの
温度は常に650℃であった。
【0027】
【表1】
【0028】次に、各実施例又は比較例にて使用された
アバットメントについて、その変形及びクラックの発生
を目視及び10倍程度の拡大鏡により観察した。また、
各実施例又は比較例にて使用されたホイールについて、
溝の摩耗損の程度を10倍程度の拡大鏡により観察し
た。
【0029】更に、各実施例又は比較例において発生し
た銅屑の重量を計測し、2トンの製品量に対する銅屑の
比率を算出した。これらの結果を下記表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】上記表2に示すように、実施例1乃至5に
おいては、押出成形の際にアバットメントの温度を適切
なものに制御したので、アバットメントに変形及びクラ
ックの発生は観察されなかった。また、製品量に対する
銅屑の発生量は極めて少なかった。
【0032】一方、比較例11及び12においては、ア
バットメントの冷却が不足したため、押出成形後にアバ
ットメントに変形が観察された。更に、製品量に対する
銅屑の発生量が多かった。
【0033】比較例13及び14においては、アバット
メントの冷却が過度であったため、アバットメントに変
形は生じなかったものの、銅屑の変形抵抗が増大してホ
イールの溝部の摩耗損が大きくなった。そして、厚い銅
屑が連続的に発生して製品量に対する銅屑の発生量が多
くなった。
【0034】第2実施例 下記表3に示す温度にアバットメントの温度を制御して
外径が8mmであり内径が6mmの銅パイプを、第1実施
例と同様にして、2トン作製した。このとき、ダイチャ
ンバの温度は常に680℃であった。
【0035】
【表3】
【0036】次に、第1実施例と同様の評価を各実施例
及び比較例について行った。この結果を下記表4に示
す。
【0037】
【表4】
【0038】上記表4に示すように、実施例6乃至10
においては、押出成形の際にアバットメントの温度を適
切なものに制御したので、アバットメントに変形及びク
ラックの発生は観察されなかった。また、製品量に対す
る銅屑の発生量は極めて少なかった。
【0039】一方、比較例15及び16においては、ア
バットメントの冷却が不足したため、押出成形後にアバ
ットメントに変形が観察された。更に、製品量に対する
銅屑の発生量が多かった。
【0040】比較例17及び18においては、アバット
メントの冷却が過度であったため、アバットメントに変
形は生じなかったものの、銅屑の変形抵抗が増大してホ
イールの溝部の摩耗損が大きくなった。そして、厚い銅
屑が連続的に発生して製品量に対する銅屑の発生量が極
めて多くなった。また、ホイールは使用不可能となって
しまった。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
アバットメントの温度をダイチャンバの温度よりも50
℃低い温度以下の温度に制御しているので、押出成形の
際のアバットメントの変形及び破損を防止し、安定して
押出成形を行うことができる。更に、アバットメントの
温度をダイチャンバの温度よりも200℃低い温度以上
の温度に制御することにより、ホイールの溝の摩耗を低
減し銅屑の発生量を著しく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施例に係る押出成形装置を
示す模式図であり、図1(b)は同じくその拡大図であ
る。
【図2】従来の押出成形装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1;温度制御部 2a、2b;温度制御部 2c;ケーブル 3;通路 4;冷却水熱交換機 5、25;ホイール 6、26;溝 7、27;導入路 8、28;シューブロック 9、29;ダイチャンバ 10、30;ダイス 11、31;アバットメント 12、32;ガイドローラ 13、33;銅素材 14、34;銅平角線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に溝を有するホイールと、このホ
    イールの一部に係合するダイチャンバを有するシューブ
    ロックと、前記ホイールと前記シューブロックとの間に
    形成され銅又は銅合金素材が導入される導入路と、前記
    銅又は銅合金素材を前記導入路から前記ダイチャンバへ
    と案内するアバットメントとを有し、前記銅又は銅合金
    素材を前記ホイールと前記シューブロックとの摩擦によ
    り加熱し押出成形する押出成形装置において、前記銅又
    は銅合金素材を押出成形する際に前記アバットメントの
    温度を前記ダイチャンバの温度よりも50℃低い温度以
    下の温度に保持する温度制御手段を有することを特徴と
    する押出成形装置。
  2. 【請求項2】 前記温度制御手段は、前記銅又は銅合金
    素材を押出成形する際に前記アバットメントの温度を前
    記ダイチャンバの温度よりも200℃低い温度以上の温
    度に保持することを特徴とする請求項1に記載の押出成
    形装置。
  3. 【請求項3】 前記温度制御手段は、前記アバットメン
    トの温度を測定する第1の温度計測手段と、前記ダイチ
    ャンバの温度を計測する第2の温度計測手段と、前記第
    1の温度計測手段により測定された温度及び前記第2の
    温度計測手段により計測された温度に基づいて前記アバ
    ットメントを冷却する冷却手段とを有することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の押出成形装置。
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