JPS63300824A - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工装置

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JPS63300824A
JPS63300824A JP13143887A JP13143887A JPS63300824A JP S63300824 A JPS63300824 A JP S63300824A JP 13143887 A JP13143887 A JP 13143887A JP 13143887 A JP13143887 A JP 13143887A JP S63300824 A JPS63300824 A JP S63300824A
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JP
Japan
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roller
wire
brake
workpiece
torque
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JP13143887A
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Haruki Obara
小原 治樹
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Fanuc Corp
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はワイヤ放電加工中、ワイヤに過大な張力が作
用して断線してしまうことを防止できるワイヤ放電加工
装置に関する。
従来技術 ワイヤ放電加工装置において、ワイヤは通常、第2図に
簡略に示すように、送り出しボビンSからブレーキロー
ラBを杼てワークWに至り、ついでプーリPから巻上げ
ローラRに至る。ワイヤは送出しボビンSから送りロー
ラRによって引きだされ、途中のブレーキローラBの制
動力によってB−P−R間のワイヤに張力が付与される
。そして、ブレーキローラBに接続された電磁ブレーキ
への供給電流を制御するなどして該ローラBがワイヤに
与える制動力を調整し、ワイヤの張力をワイヤの種類、
設定した加工速度などに応じて適切に調節できるように
なっている。この間、巻上げローラRはDCモータなど
で常時一定の速度で回転されている。
しかし、放電加工中のワイヤは放電個所において瞬間的
にではあるがワークと溶着することを繰返しており、一
方、前記のように巻上げローラは定速回転であるから、
ワイヤがワークに溶着したとき、ワークWから巻上げロ
ーラRに至る間のワイヤ張力が過大になって断線するこ
とがある。また、ワークとワイヤの溶着は加工速度を上
げようと供給電力を多くすると強まる傾向があるが、従
来の放電加工装置ではこのような断線につながる事態を
除去することができなかった。
発明が解決しようする問題点 この発明は放電加工中の前記した溶着により、ワークW
から巻上げローラRに至る間のワイヤに、瞬間的あるい
は突発的に設定値以上の張力が発生する状況となっても
これを自動的に回避することができるワイヤ放電加工装
置の提供を課題とする。
問題を解決するための手段 ワイヤ放電加工装置おいて、ワイヤの移動方向に沿って
ワークの上流側に送り出しローラを、ワークの下流側に
巻上げローラを配し、送りローラを定速回転させると共
に巻上げローラを定トルク回転させる。
作  用 定速回転の送りローラに対し、定トルク回転の巻上げロ
ーラは両ローラ間のワイヤに設定した張力を付与する。
定トルク回転される巻上げローラはワークと巻上げロー
ラ間のワイヤに設定値以上の張力を付与しない。
実施例 第1図はワイヤ放電加工装置のコラム1とワーク2部分
を概略的に示したものでワイヤ3は、送り出しボビン4
からピンチローラ5と送りローラ6の間、プーリ7およ
び巻上げローラ8と押えローラ9の間を経て巻取りボビ
ン10に至る。ワーク2は送りローラ6とプーリ7間に
配置され、その近辺にワイヤガイド11,11、給電装
置12および加工水はねかけノズル13が配される。符
号14はワイヤ断線検出装置を示す。
送りローラ6の軸には定速回転モータ15が接続され、
巻上げローラ8の軸にはブレーキ16を備えたブレーキ
モータ17が接続されている。定速回転モータ15は送
りローラ6を定速回転させるもので、DCモータが適し
、ブレーキモータ17はブレーキ16に滑りを生じつつ
、したがって、設定された一定トルクで巻上げローラ8
を駆動するもので、ブレーキ16に滑りがない状態とす
れば巻上げローラ8における周速度が送りローラ6によ
るワイヤ送り回より若干多くなるように回転されるもの
である。ブレーキモータはAC9DCいずれのタイプの
モータでも良い。
ブレーキ16は、前記のように伝達する回転トルクが一
定以上になると滑りを生じてそれ以上のトルク伝達が遮
断されるものであるが、滑りを生じるトルク値を調節で
きるものが便利である。
ワーク2に対する放電加工中、ワイヤ3は送りローラ6
によって送られ、巻上げローラ8によって張力が付与さ
れる。巻上げローラ8はブレーキモータ17からブレー
キ16の滑りを介してトルクが伝達されるので、定トル
クで回転される。この場合、ワイヤの送り量と設定張力
は、巻1げローラ8のワイヤの種類や加工速度などによ
っても異なるが送り速度はほぼ、0〜15m /1n 
1張力はほぼ100〜2000gである。
そして、今加工中にワーク2とワイヤ3が溶着すると、
送りローラ6からのワイヤ送り込みが途絶えて、ワーク
2と巻上げローラ8間のワイヤは巻上げローラ8により
、引張られることになる。
しかし、ブレーキ16は滑りが生じて一定以上のトルク
を伝達できないから、前記のワーク2と巻上げローラ8
間におけるワイヤ3の張力が設定値以上となることはな
い。この場合、ブレーキ16が滑りを生じるトルク値は
ワイヤ3の設定張力に合わせである。
なお、このとき送りロー56とワーク2間のワイヤ3は
巻上げローラ8による引込みが途絶えて前記の場合とは
逆に弛みを生じることになる。しかも、この弛みは、前
記の溶着が消失したとき回転に際しての抵抗が設定トル
ク以下にあるため高速に回転する巻上げローラ8により
一挙に解消されるので、送りローラ6と前記したブレー
キ16に滑りがない状態での巻上げローラ8によるワイ
ヤ送り量の差が大きすぎるとこのような弛み解消時のシ
ョックでワイヤが切断される恐れがある。
このため前記の送り聞の差は約30%程度が適当である
一例として、このようなワイヤ送り量の差を定速回転モ
ータ5とブレーキモータ17の回転数の差で出すには、
送りローラ6と巻上げローラ8の直径と各モータからの
減速比を等しくした上で定速回転モータ15とブレーキ
モータ17を第3図に示すような回路で駆動し、定速回
転モータ15の回転数に対するブレーキモータ17の回
転数を常に約30%程度高く駆動することによって達成
することができる。第3図の回路では作動増幅器△MP
I、AMP2に対する基準電圧に約30%の回転数差を
もたらすVdの電圧差があり、また、それぞれに各モー
タ(定速回転モータ15.ブレーキモータ17)からの
検出速度電圧がフィードバックされているので、定速回
転モータ15、ブレーキモータ17は常時所定の回転数
差をもって定速回転する。
発明の効果 ワイヤが断線する一因を除去し安定したワイヤ放電加工
を持続することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部を概略的に示す斜視図、第2図は従来のワ
イヤ送り機構を簡略に示した図、第3図は簡略に示しモ
ータ定速回転回路図である。 1・・・コラム、2・・・ワーク、3・・・ワイヤ、4
・・・送出しボビン、5・・・ビンヂローラ、6・・・
送りローラ、7・・・プーリ、8・・・巻上げローラ、
9・・・押えローラ、10・・・巻きとりボビン、11
・・・ワイヤガイド、12・・・給電装置、13・・・
加工水はねかけノズル、14・・・ワイヤ断線検出装置
、15・・・定速回転モータ、16・・・ブレーキ、1
7・・・ブレーキげモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ワイヤの移動方向に沿つて、ワークの上流側に送り出し
    ローラを、ワークの下流側に巻上げローラを配し、送り
    ローラを定速回転させると共に巻上げローラを定トルク
    回転させることを特徴としたワイヤ放電加工装置。
JP62131438A 1987-05-29 1987-05-29 ワイヤ放電加工装置 Expired - Fee Related JP2567610B2 (ja)

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