JPS62102921A - ワイヤカツト放電加工装置 - Google Patents
ワイヤカツト放電加工装置Info
- Publication number
- JPS62102921A JPS62102921A JP24473385A JP24473385A JPS62102921A JP S62102921 A JPS62102921 A JP S62102921A JP 24473385 A JP24473385 A JP 24473385A JP 24473385 A JP24473385 A JP 24473385A JP S62102921 A JPS62102921 A JP S62102921A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension
- electrode
- strong
- weak
- wire
- Prior art date
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- Pending
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はワイヤ、テープ等を電極として放電加工するワ
イヤカットｔｌｉ電加工装置の改良に関する。
イヤカットｔｌｉ電加工装置の改良に関する。
〔従来技術）
ワイヤカット放電加工は、ワイヤ電極（又はテープ電極
）をリールから供給し、ガイド間を所定の張力と速度を
もって移動させ、そのガイド間のワイヤ電極に被加工体
を対向し、ノズルから加工液を供給しながら電極被加工
体両者間に加工用電源からパルス電圧を加えて放電を繰
返し発生させて加工する。加工中は加工進行に応じてＮ
Ｃｉｔ、Ｉ＋ ０１］によりＸ＠モータ及びＹ軸モー
タを駆動制御し、電極に対して被加工体を所定の形状に
相対的に加工送りを与えることにより、被加工体を形状
カットする。
）をリールから供給し、ガイド間を所定の張力と速度を
もって移動させ、そのガイド間のワイヤ電極に被加工体
を対向し、ノズルから加工液を供給しながら電極被加工
体両者間に加工用電源からパルス電圧を加えて放電を繰
返し発生させて加工する。加工中は加工進行に応じてＮ
Ｃｉｔ、Ｉ＋ ０１］によりＸ＠モータ及びＹ軸モー
タを駆動制御し、電極に対して被加工体を所定の形状に
相対的に加工送りを与えることにより、被加工体を形状
カットする。
このワイヤカット放電加工によれば、型彫加工の形状電
極が不要で、電極は常に新しい部分が供給され、電極消
耗の影響がなく、任意の形状加工が高精度に容易にでき
るが、使用するワイヤ電極には線径が０．０５〜０．５
ｍｍφ程度、普通には０．２ｍｍφのＣｕ 、３ｓの細
線を用い強い張力を掛けられないので、加工中、放電圧
力によりワイヤ電極は加工進行方向と逆向きに弓状の撓
みを生ずる。
極が不要で、電極は常に新しい部分が供給され、電極消
耗の影響がなく、任意の形状加工が高精度に容易にでき
るが、使用するワイヤ電極には線径が０．０５〜０．５
ｍｍφ程度、普通には０．２ｍｍφのＣｕ 、３ｓの細
線を用い強い張力を掛けられないので、加工中、放電圧
力によりワイヤ電極は加工進行方向と逆向きに弓状の撓
みを生ずる。
第２図に於て、１はワイヤ電極、３はガイド、４は被加
工体で、ワイヤ電極１は被加工体４と対向する部分が撓
む、従ってこの撓み部分に対向する被加工体との間隙は
湾曲した状態で加工が行なわれる。湾曲した部分には加
工屑が留り易く、ア−り・短絡が発生し易い。
工体で、ワイヤ電極１は被加工体４と対向する部分が撓
む、従ってこの撓み部分に対向する被加工体との間隙は
湾曲した状態で加工が行なわれる。湾曲した部分には加
工屑が留り易く、ア−り・短絡が発生し易い。
又、この撓みにより加工精度も悪くなる欠点がある。
本発明は、このような欠点を除去し、安定加工により高
速度に高精度にワイヤカット放電加工を行なえるように
したもので、ワイヤ電極に張力を作用する装置として、
強い張力と弱い張力とを交互に作用し、且つ強い張力作
用時間を弱い張力作用時間より短く設定したことを特徴
とする。
速度に高精度にワイヤカット放電加工を行なえるように
したもので、ワイヤ電極に張力を作用する装置として、
強い張力と弱い張力とを交互に作用し、且つ強い張力作
用時間を弱い張力作用時間より短く設定したことを特徴
とする。
以下図面の一実施例により本発明を説明する。
第１図に於て、ワイヤ電極１はリール２から供給され、
ガイド３を移動する。５は方向変更のローラガイドで、
固定ガイド３間のワイヤ電極１を被加工体４と対向して
加工する。加工液の供給ノズル、通電する加工用電源等
は図示してない。６はワイヤ電ｆｉ１を矢印方向に連続
して移動させる駆動ローラで、ピンチローラ８間にワイ
ヤ電極１を挾んでモータ ７による回転送りを与える。
ガイド３を移動する。５は方向変更のローラガイドで、
固定ガイド３間のワイヤ電極１を被加工体４と対向して
加工する。加工液の供給ノズル、通電する加工用電源等
は図示してない。６はワイヤ電ｆｉ１を矢印方向に連続
して移動させる駆動ローラで、ピンチローラ８間にワイ
ヤ電極１を挾んでモータ ７による回転送りを与える。
９はワイＶ供給側に設けたブレーキローうで、ピンチロ
ーラ１０との間にワイヤ電極１を挟んでブレーキを作用
させる。１１はブレーキ力を与えるモータ、１２はモー
タ１１の駆動軸に挿入したクラッチで、制御コイル１３
の゛励磁制御によって二段階の強、弱ブレーキが作用す
るよう切換えられる。１４はその制御回路で、名張、弱
制御の時間が設定できるようにしである。
ーラ１０との間にワイヤ電極１を挟んでブレーキを作用
させる。１１はブレーキ力を与えるモータ、１２はモー
タ１１の駆動軸に挿入したクラッチで、制御コイル１３
の゛励磁制御によって二段階の強、弱ブレーキが作用す
るよう切換えられる。１４はその制御回路で、名張、弱
制御の時間が設定できるようにしである。
移動走行するワイヤ電極１の張力の作用は、駆動ローラ
による引張りとブレーキローラ９によるブレーキ作用と
のバランスにより所要の張力が与えられ、ワイヤ電極１
はガイド３間を所要の張力によって伸張し直線になって
移動する。このワイヤ電極１の作用張力は、ワイヤの太
さ、材質等によってあまり大ぎく掛けられない。常時過
大な張力を掛は続けると伸びが大きくなりついには断線
する。このため断線しない程度の安全性を見込んだ張力
を作用するとき前記したワイヤ電極の撓みは避けられな
い。そこで実施例に於ては、ブレーキを二段階に切換え
て強い張力と弱い張力とを交互に作用する。即ち、制御
回路１４によってコイル１３を強く励磁しクラッチ１２
を強くすればロー５９のブレーキ力が高まるから、ワイ
ヤ電極１には強い張力が作用し、これと反対にコイル１
３の励磁を弱くしクラッチ１２を滑らせて弱くすればロ
ーラ９のブレーキが弱まるから、ワイヤ電極１には弱い
張力が作用する。この交互に繰返される強い張力と弱い
張力の各作用時間は制御回路１４によって設定制御する
ことができ、強い張力は短い時間、通常１ＳｅＣ以下の
短時間だけ作用し、弱い張力はそれより長い時間作用す
るよう設定する。このような強い張力と弱い張力とを交
互に作用することによって、ワイヤ電極１は弱い張力が
作用している間に発生した撓みが、次の強い張力を掛け
ることによって除去若しくは少なく制御され、この時々
の撓み遅れの立直し制御により、ワイヤ電極１は平均し
て直線にガイドされるようになり安定した高速度の高精
度の加工を行なうことができる。又、撓みにより加工方
向に遅れを生じたワイヤ電極が強い張力により直線状に
立直されるとき、加工方向に急速に移動する運動が行な
われ、この撓み、立直しが繰返される繰返し運動により
排除し難い加工屑、分解ガス等が加工部分から容易に排
除され、常に清浄化された間隙で安定加工されるように
なり、断線等を無くして高スピードに所定の溝幅で任意
の形状カットを行なうことができる。
による引張りとブレーキローラ９によるブレーキ作用と
のバランスにより所要の張力が与えられ、ワイヤ電極１
はガイド３間を所要の張力によって伸張し直線になって
移動する。このワイヤ電極１の作用張力は、ワイヤの太
さ、材質等によってあまり大ぎく掛けられない。常時過
大な張力を掛は続けると伸びが大きくなりついには断線
する。このため断線しない程度の安全性を見込んだ張力
を作用するとき前記したワイヤ電極の撓みは避けられな
い。そこで実施例に於ては、ブレーキを二段階に切換え
て強い張力と弱い張力とを交互に作用する。即ち、制御
回路１４によってコイル１３を強く励磁しクラッチ１２
を強くすればロー５９のブレーキ力が高まるから、ワイ
ヤ電極１には強い張力が作用し、これと反対にコイル１
３の励磁を弱くしクラッチ１２を滑らせて弱くすればロ
ーラ９のブレーキが弱まるから、ワイヤ電極１には弱い
張力が作用する。この交互に繰返される強い張力と弱い
張力の各作用時間は制御回路１４によって設定制御する
ことができ、強い張力は短い時間、通常１ＳｅＣ以下の
短時間だけ作用し、弱い張力はそれより長い時間作用す
るよう設定する。このような強い張力と弱い張力とを交
互に作用することによって、ワイヤ電極１は弱い張力が
作用している間に発生した撓みが、次の強い張力を掛け
ることによって除去若しくは少なく制御され、この時々
の撓み遅れの立直し制御により、ワイヤ電極１は平均し
て直線にガイドされるようになり安定した高速度の高精
度の加工を行なうことができる。又、撓みにより加工方
向に遅れを生じたワイヤ電極が強い張力により直線状に
立直されるとき、加工方向に急速に移動する運動が行な
われ、この撓み、立直しが繰返される繰返し運動により
排除し難い加工屑、分解ガス等が加工部分から容易に排
除され、常に清浄化された間隙で安定加工されるように
なり、断線等を無くして高スピードに所定の溝幅で任意
の形状カットを行なうことができる。
尚、加工形状送りは、通常被加工体４がＮＣ制御の加工
テーブルに固定され、プログラムした形状にワイヤ電極
１との間に相対送りすることによって与えられるが、第
１図に於てはそれを図示しいない。
テーブルに固定され、プログラムした形状にワイヤ電極
１との間に相対送りすることによって与えられるが、第
１図に於てはそれを図示しいない。
次に具体的に実験例によって説明すれば、線径０．２ｍ
ｍφの黄銅線を用い、厚さｓｏ ｍｍｔの５ＫＤ−１１
材をワイヤカットするとき、加工液に比抵抗４×１０４
ΩＣ■の水を用い、平均加工電流１０Ａの条件で、ワイ
ヤ電極に４ ｍ／ｍｔｎの移動を行ないながら、張力を
６００ ’）と一定にした従来の加工速度が約６２ｍｍ
２７ｍ１ｎであった。そこで本発明により張力を１ｏｏ
ｏ’ａ、１３ｅＣと６００１ 、２ ｓｅｃとを交互に
繰返し作用したときは加工速度が約７８ｍｍ２ ／ｍｉ
ｎになった。又、加工面の電極粉付希世は約１／１０程
度に減少した。
ｍφの黄銅線を用い、厚さｓｏ ｍｍｔの５ＫＤ−１１
材をワイヤカットするとき、加工液に比抵抗４×１０４
ΩＣ■の水を用い、平均加工電流１０Ａの条件で、ワイ
ヤ電極に４ ｍ／ｍｔｎの移動を行ないながら、張力を
６００ ’）と一定にした従来の加工速度が約６２ｍｍ
２７ｍ１ｎであった。そこで本発明により張力を１ｏｏ
ｏ’ａ、１３ｅＣと６００１ 、２ ｓｅｃとを交互に
繰返し作用したときは加工速度が約７８ｍｍ２ ／ｍｉ
ｎになった。又、加工面の電極粉付希世は約１／１０程
度に減少した。
又、加工液に比抵抗１０Ｘ １０４Ωｃｍの水を用いる
高精度加工のときは、前記同一条件で、従来の一定張力
（６００Ｇ ）を作用したものが、加工速度的ｅｏｍｍ
２／ｍｉｎ 、形状精度の誤差が約８μであった。
高精度加工のときは、前記同一条件で、従来の一定張力
（６００Ｇ ）を作用したものが、加工速度的ｅｏｍｍ
２／ｍｉｎ 、形状精度の誤差が約８μであった。
本発明の強い張力と弱い張力を交互に作用したものでは
加工速度が約８０ｍｍ２ ／ｍｉｎで誤差は約４μにな
った。
加工速度が約８０ｍｍ２ ／ｍｉｎで誤差は約４μにな
った。
尚、張力の変更制御は、駆動ローラ６側で制御すること
ができる。
ができる。
以上のように、本発明によれば、張力制御に、強い張力
と弱い張力とを交互に作用し、且つ強い張力作用時間を
弱い張力作用時間より短く設定したことを特徴とするも
のであるから、弱い張力作用時のワイヤ電極の撓みを強
い張力の作用によって立直し修正することができ、この
撓み、立直しを交互に作用しながら加工するから、この
ワイヤ電極の運動により加工屑等の排除効果が高まり安
定加工が行なえ、断線等を防止して高スピードの加工を
することができ、又撓み除去により加工精度を向上する
ことができる。
と弱い張力とを交互に作用し、且つ強い張力作用時間を
弱い張力作用時間より短く設定したことを特徴とするも
のであるから、弱い張力作用時のワイヤ電極の撓みを強
い張力の作用によって立直し修正することができ、この
撓み、立直しを交互に作用しながら加工するから、この
ワイヤ電極の運動により加工屑等の排除効果が高まり安
定加工が行なえ、断線等を防止して高スピードの加工を
することができ、又撓み除去により加工精度を向上する
ことができる。
又、強い張力作用時間は弱い張力作用時間より充分短く
、通常１ ｓｅｃ以下の極く短時間の作用を行なうから
、移動するワイヤ電極が伸びたり断線することなく制御
でき、安定した加工を可能にする。
、通常１ ｓｅｃ以下の極く短時間の作用を行なうから
、移動するワイヤ電極が伸びたり断線することなく制御
でき、安定した加工を可能にする。
第１図は本発明の一実施例構成図、第２図は加工状態の
説明図である。 １・・・・・・・・・ワイヤ電極 ２・・・・・・・・・リール ３・・・・・・・・・ガイド ４・・・・・・・・・被加工体 ６・・・・・・・・・駆動ローラ ７・・・・・・・・・モータ ９・・・・・・・・・ブレーキローラ １１・・・・・・・・・モータ １２・・・・・・・・・クラッチ １３・・・・・・・・・コイル １４・・・・・・・・・制御回路 特 許 出 願 人 代表者 井 上 潔 、・
説明図である。 １・・・・・・・・・ワイヤ電極 ２・・・・・・・・・リール ３・・・・・・・・・ガイド ４・・・・・・・・・被加工体 ６・・・・・・・・・駆動ローラ ７・・・・・・・・・モータ ９・・・・・・・・・ブレーキローラ １１・・・・・・・・・モータ １２・・・・・・・・・クラッチ １３・・・・・・・・・コイル １４・・・・・・・・・制御回路 特 許 出 願 人 代表者 井 上 潔 、・
Claims (1)
- ワイヤ電極を用いたワイヤカット放電加工装置に於て、
前記ワイヤ電極をリールから供給しガイド間を移動させ
るとき所定の張力を与える張力制御装置を設け、該張力
制御装置として強い張力と弱い張力とを交互に作用し、
且つ強い張力作用時間を弱い張力作用時間より短く設定
したことを特徴とするワイヤカット放電加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24473385A JPS62102921A (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24473385A JPS62102921A (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62102921A true JPS62102921A (ja) | 1987-05-13 |
Family
ID=17123081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24473385A Pending JPS62102921A (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62102921A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63300824A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-08 | Fanuc Ltd | ワイヤ放電加工装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5468595A (en) * | 1977-11-11 | 1979-06-01 | Inoue Japax Res Inc | Electric conduction wire cut device |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP24473385A patent/JPS62102921A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5468595A (en) * | 1977-11-11 | 1979-06-01 | Inoue Japax Res Inc | Electric conduction wire cut device |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63300824A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-08 | Fanuc Ltd | ワイヤ放電加工装置 |
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