JPS60238232A - ワイヤカツト放電加工装置 - Google Patents
ワイヤカツト放電加工装置Info
- Publication number
- JPS60238232A JPS60238232A JP9623884A JP9623884A JPS60238232A JP S60238232 A JPS60238232 A JP S60238232A JP 9623884 A JP9623884 A JP 9623884A JP 9623884 A JP9623884 A JP 9623884A JP S60238232 A JPS60238232 A JP S60238232A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension
- machining
- wire
- wire electrode
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はワイヤ(テープを含む)を電極として放電加工
するワイヤカット放電加工装置の改良に関する。
するワイヤカット放電加工装置の改良に関する。
従来ワイヤカット放電加工に於て、ワイヤ電極に掛ける
張力はワイヤ電極の線径、抗張力、被加工体の板厚等を
考慮して設定した一定値(通常500〜iooog程度
)に維持して加工するのが通例である。このイワヤの張
力を設定する場合、張力を強めに設定すると、放電によ
る反発力により生じるワイヤの振幅が小さくなり、加工
進行方向の放電効率が相対的に高まるから加工速度が向
上するが、ワイヤの断線が多くなる。断線はアーク放電
や短絡によってワイヤの1箇所に放電が集中したときに
起り、断線すると加工が中断するから加工能率が低下す
る。従って従来は使用ワイヤの抗張 。
張力はワイヤ電極の線径、抗張力、被加工体の板厚等を
考慮して設定した一定値(通常500〜iooog程度
)に維持して加工するのが通例である。このイワヤの張
力を設定する場合、張力を強めに設定すると、放電によ
る反発力により生じるワイヤの振幅が小さくなり、加工
進行方向の放電効率が相対的に高まるから加工速度が向
上するが、ワイヤの断線が多くなる。断線はアーク放電
や短絡によってワイヤの1箇所に放電が集中したときに
起り、断線すると加工が中断するから加工能率が低下す
る。従って従来は使用ワイヤの抗張 。
の60%程度の充分余裕をもった値に設定するようにし
ていたので、加工速度はそれだ(プ低下することは避け
られなかった。
ていたので、加工速度はそれだ(プ低下することは避け
られなかった。
本発明は従来の欠点を除去するために提案されたもので
、間隙の放電状態を常に検出し判別しており、それによ
ってアーク・短絡の異常状態のときにワイヤ電極走行用
のブレーキを、張力を弱める方向に制御するようにした
ものであり、これにより正常な放電加工中は張力を強く
して加工速度の増大をはかり、異常放電時に張力を弱め
て断線を防止し、安定加工を行なうことによって加工能
率を向上させるようにしたことを特徴とする。
、間隙の放電状態を常に検出し判別しており、それによ
ってアーク・短絡の異常状態のときにワイヤ電極走行用
のブレーキを、張力を弱める方向に制御するようにした
ものであり、これにより正常な放電加工中は張力を強く
して加工速度の増大をはかり、異常放電時に張力を弱め
て断線を防止し、安定加工を行なうことによって加工能
率を向上させるようにしたことを特徴とする。
以下図面の一実施例により本発明を説明する。
1は被加工体、2はワイヤ電極、該ワイヤ電極はガイド
3間を矢印のように走行する。4はワイヤ電極2を貯蔵
するり−ルで、ワイヤはこれから供給され、ガイド3間
に掛は渡され他方のリール5に巻取られる。6はブレー
キローラ、7が制動力を制御するマグネット、8はキャ
プスタン、9が駆動モータ、10は被加工体1を固定す
る直角基準面を有する加工テーブル、11はX軸駆動モ
ータ、12はY軸駆動モータ、13がNC制御装置で、
制御信号出力によりモータ 11,12を駆動して被加
工体1にX−Y平面上の加工形状移動を行なわせ、ワイ
ヤ電極2に対して相対移動を与える。14は電極、被加
工体間の加工間隙に加工パルスを加える加工用電源、加
工液はノズル(図示せず)から加工部分に向けて噴流供
給する。15は加工間隙の電圧を検出する抵抗、16は
検出電圧を判別して加工間隙に繰返される放電状態を判
別する回路で、この判別出力が分級された状態で次の制
御回路17に供給される。制御回路17は判別回路16
の判別出力に応じて、間隙に繰返される放電が異常状態
になるときブレーキを弱める方向に信号を出力しブレー
キ7の制御を行なう。
3間を矢印のように走行する。4はワイヤ電極2を貯蔵
するり−ルで、ワイヤはこれから供給され、ガイド3間
に掛は渡され他方のリール5に巻取られる。6はブレー
キローラ、7が制動力を制御するマグネット、8はキャ
プスタン、9が駆動モータ、10は被加工体1を固定す
る直角基準面を有する加工テーブル、11はX軸駆動モ
ータ、12はY軸駆動モータ、13がNC制御装置で、
制御信号出力によりモータ 11,12を駆動して被加
工体1にX−Y平面上の加工形状移動を行なわせ、ワイ
ヤ電極2に対して相対移動を与える。14は電極、被加
工体間の加工間隙に加工パルスを加える加工用電源、加
工液はノズル(図示せず)から加工部分に向けて噴流供
給する。15は加工間隙の電圧を検出する抵抗、16は
検出電圧を判別して加工間隙に繰返される放電状態を判
別する回路で、この判別出力が分級された状態で次の制
御回路17に供給される。制御回路17は判別回路16
の判別出力に応じて、間隙に繰返される放電が異常状態
になるときブレーキを弱める方向に信号を出力しブレー
キ7の制御を行なう。
以上に於て、リール4から供給されてガイド3を経て他
のリール5に巻取られるワイヤ2はその走行移動速度が
キャプスタン8のモータ9により制御され、且つ張力が
ブレーキローラ6を制御するマグネット 7により制御
され、ワイヤ2の線径、材質、液加]二体1の板厚等に
対応して設定される。
のリール5に巻取られるワイヤ2はその走行移動速度が
キャプスタン8のモータ9により制御され、且つ張力が
ブレーキローラ6を制御するマグネット 7により制御
され、ワイヤ2の線径、材質、液加]二体1の板厚等に
対応して設定される。
放電加工はガイド3間を所定の速度の張力をもって走行
するワイヤ電極2と被加工体1の対向加工間隙に加工液
を介在させた状態で加工電源14から供給するパルス電
圧により放電を繰返して加工する。加工の進行にしたが
ってNC制御装置13の制御によりモータ 11,12
を駆動して所要形状の送りをテーブル10に固定した被
加工体1に与え、この相対加工送りにより所要形状のワ
イヤカットを行なわせる。加工中の放電状態は間隙電圧
で常に検出される。即ち抵抗15により間隙電圧が検出
され、検出電圧が判別回路16で判別される。尚、制御
回路16は検出電圧を多段に分級判別してもよく、或い
は良、否、高低の2段階に判別してもよい。判別信号は
次の制御回路17に供給され、ブレーキマグネット 7
の制御を行なう。加工間隙で行なわれている放電が正常
から異常放電に移行するときは判別回路16から供給さ
れる判別信号がそれに対応しており、このときマグネッ
ト 7をブレーキ力を弱めるよう制御しワイヤ電極2の
張力を弱める。
するワイヤ電極2と被加工体1の対向加工間隙に加工液
を介在させた状態で加工電源14から供給するパルス電
圧により放電を繰返して加工する。加工の進行にしたが
ってNC制御装置13の制御によりモータ 11,12
を駆動して所要形状の送りをテーブル10に固定した被
加工体1に与え、この相対加工送りにより所要形状のワ
イヤカットを行なわせる。加工中の放電状態は間隙電圧
で常に検出される。即ち抵抗15により間隙電圧が検出
され、検出電圧が判別回路16で判別される。尚、制御
回路16は検出電圧を多段に分級判別してもよく、或い
は良、否、高低の2段階に判別してもよい。判別信号は
次の制御回路17に供給され、ブレーキマグネット 7
の制御を行なう。加工間隙で行なわれている放電が正常
から異常放電に移行するときは判別回路16から供給さ
れる判別信号がそれに対応しており、このときマグネッ
ト 7をブレーキ力を弱めるよう制御しワイヤ電極2の
張力を弱める。
この張力制御は制御回路16の判別態様によって2段階
に或いは多段階に制御でき、正常状態から異常状態に移
行するとき張力を弱める方−向に制御し、アーク・短絡
に至ったとき最小張力に制御する。
に或いは多段階に制御でき、正常状態から異常状態に移
行するとき張力を弱める方−向に制御し、アーク・短絡
に至ったとき最小張力に制御する。
このような放電状態に適応した張力制御することにより
正常放電中の張力を充分病めることができ、強い張力で
ワイヤの振幅を小さく制御し加工溝幅を狭くして加工速
度を高めることができ、アーク・短絡等の異常状態にな
ったときは張力を弱めて断線を防止するから安定した能
率の高い加工を可能とする。
正常放電中の張力を充分病めることができ、強い張力で
ワイヤの振幅を小さく制御し加工溝幅を狭くして加工速
度を高めることができ、アーク・短絡等の異常状態にな
ったときは張力を弱めて断線を防止するから安定した能
率の高い加工を可能とする。
例えば、線径0,2mmφのBS電極で被p 100+
nmtの鋼材をワイヤカットするとき、本発明はワイヤ
電極の張力を0.C〜1 、1 ksの範囲で放電加工
状態に応じて制御して加工した。比較のため張力を一定
に0.7吋に設定して加工したとき、流し得る加工平均
電流は約32Aであったが、これに対して前記張力の適
応制御をしたとぎは約248Aで加工が可能となり、こ
のとき加工速度は約300 mm 2 /1nであった
。
nmtの鋼材をワイヤカットするとき、本発明はワイヤ
電極の張力を0.C〜1 、1 ksの範囲で放電加工
状態に応じて制御して加工した。比較のため張力を一定
に0.7吋に設定して加工したとき、流し得る加工平均
電流は約32Aであったが、これに対して前記張力の適
応制御をしたとぎは約248Aで加工が可能となり、こ
のとき加工速度は約300 mm 2 /1nであった
。
以上のように本発明は加工間隙の放電状態に応じてブレ
ーキを制御し、アーク・短絡等の異常状態のときに張力
を弱めるようにしたので、正常加工中は使用ワイヤの抗
張力にしたがって張力を充分強くして加工速度を高める
ことができ、短絡等の発生時には張力を弱めて断線を防
止し安定加工を行なうことによって加工能率を向上させ
ることができ、ワイヤカットの性能向上に極めて効果が
大きい。
ーキを制御し、アーク・短絡等の異常状態のときに張力
を弱めるようにしたので、正常加工中は使用ワイヤの抗
張力にしたがって張力を充分強くして加工速度を高める
ことができ、短絡等の発生時には張力を弱めて断線を防
止し安定加工を行なうことによって加工能率を向上させ
ることができ、ワイヤカットの性能向上に極めて効果が
大きい。
l尚、ブレーキはマグネット制御の摩擦クラッチ、パウ
ダクラッチ等以外に任意の機構のものを用いることがで
き、放電状態の検出には電圧、電流インピーダンス、高
周波、又は放電周波数変化等を単独、組合わせて検出し
判別すること、判別出力をデジタル割数して制御信号を
発生するなど任意に利用できる。
ダクラッチ等以外に任意の機構のものを用いることがで
き、放電状態の検出には電圧、電流インピーダンス、高
周波、又は放電周波数変化等を単独、組合わせて検出し
判別すること、判別出力をデジタル割数して制御信号を
発生するなど任意に利用できる。
図面は本発明の一実施例構成図である。
1・・・・・・・・・被加工体
2・・・・・・・・・ワイヤ電極
3・・・・・・・・・ガイド
4.5・・・・・・・・・リール
6・・・・・・・・・ブレーキ
7・・・・・・・・・マグネット
8・・・・・・・・・キャプスタン
9・・・・・・・・・モータ
10・・・・・・・・・テーブル
11.12・・・・・・・・・モータ
13・・・・・・・・・NG制御装置
14・・・・・・・・・加工電源
15・・・・・・・・・電圧検出抵抗
16・・・・・・・・・判別回路
17・・・・・・・・・制御回路
特 許 出 願 人
株式会社井上ジャパックス研究所
代表者 井 1 潔 2 。
Claims (1)
- ガイド間をキャプスタンとブレーキの関連制御によって
所要の張力と速度をもって走行させるワイヤ電極・と、
前記ガイド間を走行するワイヤ電極に対向させた被加工
体との間に相対的に加工形状の加工送りを与える送り装
置と、前記ワイヤ電極と被加工体間にパルス電圧を繰返
し供給する加工電源とを設けたワイヤカッ1−放電加工
装置に於て、前記ワイヤ電極と被加工体間の供給パルス
電圧による繰返放電状態を検出し判別する装置と、該装
置によってアーク・短絡の異常状態が判別されたどきこ
れを信号として前記ブレーキを、張力を弱める方向に制
御する制御装置とを設けて成るワイヤカット放電加工装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9623884A JPS60238232A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9623884A JPS60238232A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60238232A true JPS60238232A (ja) | 1985-11-27 |
Family
ID=14159650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9623884A Pending JPS60238232A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60238232A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6362616A (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-18 | Inoue Japax Res Inc | ワイヤカツト放電加工装置 |
JPH01177921A (ja) * | 1988-01-09 | 1989-07-14 | Fanuc Ltd | ワイヤ送り制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS507197A (ja) * | 1973-05-22 | 1975-01-24 | ||
JPS53106997A (en) * | 1977-03-01 | 1978-09-18 | Inoue Japax Res Inc | Wire-cut discharge system processing apparatus |
-
1984
- 1984-05-14 JP JP9623884A patent/JPS60238232A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS507197A (ja) * | 1973-05-22 | 1975-01-24 | ||
JPS53106997A (en) * | 1977-03-01 | 1978-09-18 | Inoue Japax Res Inc | Wire-cut discharge system processing apparatus |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6362616A (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-18 | Inoue Japax Res Inc | ワイヤカツト放電加工装置 |
JPH01177921A (ja) * | 1988-01-09 | 1989-07-14 | Fanuc Ltd | ワイヤ送り制御装置 |
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