JPH0596421A - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工装置

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JPH0596421A
JPH0596421A JP27895091A JP27895091A JPH0596421A JP H0596421 A JPH0596421 A JP H0596421A JP 27895091 A JP27895091 A JP 27895091A JP 27895091 A JP27895091 A JP 27895091A JP H0596421 A JPH0596421 A JP H0596421A
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JP
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power supply
wire electrode
wire
electric discharge
electrode
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JP27895091A
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Akiyoshi Imanaga
昭慈 今永
Takeshi Araya
雄 荒谷
Hitoshi Miyahara
斉 宮原
Masakazu Kishi
雅一 岸
Yasuo Suzuki
靖夫 鈴木
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Hitachi Seiko Ltd
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤ電極と給電子との間の放電を抑制して
給電子の消耗を抑え、放電加工の安定を図ること。 【構成】 給電子9aの近辺にワイヤ電極押付けガイド
19を設け、このワイヤ電極押付けガイド19によりワ
イヤ電極3を給電子9aに充分に押付ける。これにより
ワイヤ電極3の振動が抑えられ、振動による給電子9a
との間の放電が抑えられる。又、ワイヤ電極3と給電子
9a間の接触不良は検出回路21で検出され、加工電源
17の放電エネルギが抑制され、振動による放電が抑え
られる。さらに、断線時の張力急減を捉えることにより
迅速に断線を検出して給電を停止し、断線放電による給
電子9a、9bの損傷を減少せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加工物とワイヤ電極
との間に放電を発生させて当該被加工物を加工するワイ
ヤ放電加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤ放電加工装置は、ワイヤ電極を被
加工物に所定の間隙を介して対向せしめ、当該間隙に放
電を発生させることにより被加工物を任意の形状に加工
する装置である。このようなワイヤ放電加工装置を図3
により説明する。図3は従来のワイヤ放電加工装置の構
成図である。図で、1は被加工物、2はこの被加工物1
を載置しX軸およびY軸方向に移動可能なXYテーブ
ル、3は被加工物1の加工部分と対向し垂直方向に走行
せしめられるワイヤ電極、4はワイヤ電極3が巻回収納
されたワイヤリールである。5a、5bはワイヤ電極3
に所定の張力を与えるテンションローラおよびその支持
ローラ、6a、6b、6cはワイヤ電極3を案内するガ
イドローラを示す。7は張力調整器であり、テンション
ローラおよび支持ローラを駆動してワイヤ電極3の張力
を調整する。
【0003】8a、8bは走行するワイヤ電極3を案内
支持する上下一対のダイスガイドであり、絶縁性、耐摩
耗性および耐変形性に優れた材料が用いられる。9a、
9bは上下のダイスガイド8a、8bの近傍にそれぞれ
配置された給電子であり、走行しているワイヤ電極3に
給電する機能を有する。10a、10bは給電子9a、
9bを支持するホルダ、11a、11bは加工液を通す
ノズル、12は加工液を貯蔵しこれをノズル11a、1
1bに供給する加工液供給装置、13は加工液の流路を
示す。14aはワイヤ電極3を走行させるワイヤ駆動ロ
ーラ、14bはその支持ローラ、15はワイヤ駆動ロー
ラ14aを駆動するワイヤ駆動モータ、16は使用済み
のワイヤ電極3を収納するバケットである。17は被加
工物1と給電子9a、9bを介してワイヤ電極3に給電
する加工電源、18はこの放電加工装置の種々の制御を
行うNC装置である。
【0004】放電加工時、ワイヤ電極3は、ワイヤ駆動
ローラ14aの駆動によりワイヤリール4から引き出さ
れ各ガイドローラ6a、6b、6cおよびダイスガイド
8a、8bに案内されて走行移動し、その走行速度はN
C装置18の制御下にあるワイヤ駆動モータ15により
所定の速度に制御され、又、その張力はNC装置18の
制御下にある張力調整器により所定の張力に保持され
る。さらに、走行移動中のワイヤ電極3は、加工電源1
7に接続された給電子9a、9bと摺動接触することに
より給電され、当該ワイヤ電極3と被加工物1との間に
繰返し放電を発生させることにより被加工物1の放電加
工が行われる。この放電加工の放電エネルギの大きさは
加工電源17において任意に設定することができる。な
お、ガイドローラ6a、6bはワイヤ電極3を各給電子
9a、9bに接触させる機能をも有している。上記放電
加工中、加工液供給装置12から供給される加工液はノ
ズル11a、11bにより被加工物1の加工部分に向け
て上下から噴出せしめられ、ワイヤ電極3および被加工
物1の加工部分を冷却するとともに、放電加工によって
生じた加工屑を外部へ排出せしめる。さらに、加工液の
一部はホルダ10a、10bの内部に流入し、各ダイス
ガイド8a、8bおよび各給電子9a、9bをも冷却せ
しめる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記放電加工装置にお
いて、給電子9a、9bは、放電加工中常時ワイヤ電極
3と摺動接触しているので、加工時間が経過するにした
がってその消耗も進行する。そして、消耗が増大すると
正常な給電が困難となって加工に支障を生じ、さらに消
耗が進行して給電子表面の荒れがひどくなるとワイヤ電
極3の断線を惹起し加工不能となる。このため、給電子
9a、9bには耐摩耗性に優れた材料が用いられるが、
それでも長時間の使用によって生じる消耗を避けること
はできず、特に、高エネルギ高速加工を実施した場合消
耗が著しい。このような消耗がある程度進行すると給電
子9a、9bの交換が必要となる。ところで、給電子9
a、9bの消耗の原因には上記摺動接触による摩耗の他
に、給電子9a、9bの酸化や劣化、および放電(給電
子とワイヤ電極との間の放電)による消耗がある。この
うち、摺動接触による摩耗と酸化、劣化による消耗は徐
々に進行してゆくが、放電による消耗は短時間で進行
し、給電子9a、9bの寿命を急速に縮める。これを図
4に示す。図4は上記消耗原因別の給電子消耗量の特性
図である。図で横軸には給電子の使用時間、縦軸には給
電子の消耗量がとってある。図中、曲線Aは低負荷加工
時の摺動摩擦による消耗量、曲線Bは高負荷加工時の摺
動摩擦による消耗量を示し、これら摺動摩擦による給電
子の消耗の進行は緩やかであることが判る。なお、酸化
や劣化による消耗量は、冷却が充分に行われている状態
では極めて少なく、これらの消耗が摺動摩擦による消耗
と同時進行していても、曲線A、Bの特性にはほとんど
影響を与えない。曲線Cは放電による消耗を示す。この
特性曲線から明らかなように、放電による消耗は摺動摩
擦による消耗に比較してはるかに大きい。曲線Dは摺動
摩擦による消耗から放電による消耗に移行した場合、又
は摺動摩擦による消耗と放電による消耗とが混合して生
じている場合の特性曲線である。この場合も消耗が著し
いことが判る。以上のように、放電が給電子9a、9b
に与える悪影響は極めて大きく、放電が連続して発生す
ると給電子9a、9bは短時間で消耗して直ちに交換を
必要とするばかりでなく、その給電子9a、9bの使用
中には正常な給電が行えないので安定した加工が実施で
きず、結局、被加工物の品質に悪影響を及ぼすこととな
る。
【0006】このような放電発生の原因は、給電子9
a、9bとワイヤ電極3との接触が悪化して両者が遊離
するためであり、この遊離の原因はワイヤ電極3が振動
するためである。この振動は放電加工部における振動に
より生じる。即ち、放電加工部では、放電エネルギの大
きさに応じてワイヤ電極3が振動しているが、その振動
が大きくなると当該振動はダイスガイド8a、8bを介
して給電子9a、9bの部分のワイヤ電極3に伝播す
る。このような振動は、特に、高エネルギ高速加工時、
ワイヤ電極3の張力不足時、又は放電および加工状態の
不安定時に発生し易いことが判明した。そして、振動に
よる上記遊離が生じると、その遊離部分で微小放電が生
じ、この放電によって給電子9a、9bが著しく消耗す
ることとなる。放電発生原因の特殊な例としてワイヤ電
極3の断線がある。ワイヤ電極3が断線すると、ワイヤ
電極3はそれまで加えられていた張力により給電子9
a、9bの近辺で跳躍振動し、ワイヤ電極3と給電子9
a、9b間に大きな放電電流を生じ、この放電は給電停
止まで継続され給電子9a、9bを極度に消耗する。
【0007】上記放電による給電子の消耗は、図3に示
す形状(凸状の片面にワイヤ電極を接触させて給電する
形状)の給電子以外の給電子においても免れることはで
きないばかりでなく、放電により他の不都合な事態を生
じる。。例えば、特公昭62−14374号公報記載の
中空柱状給電子は放電により中空穴内壁が荒れワイヤ電
極の挿入が困難になり、特開昭63−278725号公
報記載の屈曲中空筒形給電子もワイヤ電極の挿入困難と
ともに局部放電が生じ易く、特開昭63−283820
号公報記載の位置決めダイス使用の給電子もワイヤ電極
の挿入困難とともに、本来、ある程度消耗が進行すると
放電が急増するという問題を有する。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、ワイヤ電極と給電子間の放電を抑制して給
電子の消耗を抑えることができ、ひいては加工の安定を
図ることができるワイヤ放電加工装置を提供するにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、被加工物と放電間隙を介して対向せしめ
られるワイヤ電極と、このワイヤ電極と前記被加工物と
の間に放電電圧を印加する電源と、この電源に接続され
るとともに前記ワイヤ電極に摺接する給電子とを備えた
ワイヤ放電加工装置において、前記給電子に接近した位
置に前記ワイヤ電極を前記給電子に押圧するワイヤ電極
押付けガイドを設けたことを特徴とする。さらに、本発
明は、上記構成に加えて、当該ワイヤ電極押付けガイ
ド、前記ワイヤ電極および前記給電子を経由する回路を
備え前記ワイヤ電極と前記給電子との接触状態を検出す
る接触状態検出手段とを設けたことも特徴とする。さら
に又、本発明は、被加工物と放電間隙を介して対向せし
められるワイヤ電極と、このワイヤ電極と前記被加工物
との間に放電電圧を印加する電源と、この電源に接続さ
れるとともに前記ワイヤ電極に摺接する給電子とを備え
たワイヤ放電加工装置において、前記ワイヤ電極の張力
を検出する張力検出手段と、この張力検出手段により張
力が所定値以下に低下したことが検出されたとき前記電
源からの給電を停止する給電停止手段とを設けたことも
特徴とする。
【0010】
【作用】上記最初の発明では、ワイヤ電極押付けガイド
が給電子の近くでワイヤ電極を給電子に押付けているの
で、振動によるワイヤ電極と給電子との遊離が防止され
両者間の放電が防止される。又、次の発明では、ワイヤ
電極押付けガイド、前記ワイヤ電極および前記給電子を
経由する回路において、ワイヤ電極と給電子との間に放
電が生じると、当該回路の電位差が検出されワイヤ電極
と給電子との接触悪化が把握される。さらに、上記最後
の発明では、ワイヤ電極が断線してその張力が所定値以
下に低下すると迅速にこれが検出され、給電が停止され
てそれ以上の大きな放電を防止する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明のワイヤ放電加工装置の構成図であ
る。図で、図3に示す部分と同一又は等価な部分には同
一符号を付して説明を省略する。19は給電子9aの直
上でこれに接近した位置に配置されたワイヤ電極押付け
ガイドであり、タングステンが使用されている。このワ
イヤ電極押付けガイド19には貫通孔が形成されてお
り、ワイヤ電極3は当該貫通孔を経由して給電子9aの
方へ延びている。20はワイヤ電極押付けガイド19の
支持およびこれをワイヤ電極3の走行方向に対して垂直
方向に変位させる押圧機構である。この押圧機構20
は、図ではばね力を用いた構造で表されているが、ばね
力でなく水圧や空気圧を用いた構造とすることもでき
る。21はワイヤ電極3と給電子9aとの接触状態の良
否を検出する検出回路であり、図示のように端子T1
2 を備えている。端子T1 はワイヤ電極押付けガイド
19に接続され、端子T2 は給電子9aに接続されてい
る。検出回路21の検出信号は加工電源17およびNC
装置18に入力されるようになっている。
【0012】次に、本実施例の動作を説明する。ワイヤ
電極押付けガイド19は押圧機構20によりワイヤ電極
3を充分な力で給電子9aに押付けるように変位せしめ
られる。これにより、ワイヤ電極3と給電子9aとの接
触が長時間確実に保持され、ワイヤ電極3の接触不良や
遊離は発生しにくくなり、又、加工部分に相当の振動が
発生してもその給電子9a部分への伝播を抑制すること
ができ、結局、放電の発生を抑えて給電子9aの消耗を
少なくし、安定な給電、ひいては安定な放電加工を行う
ことができる。さらに、ワイヤ電極3を上下のダイスガ
イド8a、8bに挿通する場合、ワイヤ電極押付けガイ
ド19の中心を上下のダイスガイドのセンタに合わせ、
ワイヤ電極3の案内ガイドとして用いればその挿通作業
を容易に行うことができる。なお、ガイドローラ6aは
ワイヤ電極3を給電子9aに押付ける機能を有している
が、当該ガイドローラ6aの直径が大きいので、給電子
9aに接近して設けることはできず、このため、ガイド
ローラ6aによってはワイヤ電極3を給電子9aに充分
な力で押付けることはできない。
【0013】一方、検出回路21は常時、端子T1 、T
2 間の電圧を監視している。ワイヤ電極3と給電子9a
とが正常な接触状態にある場合、両端子T1 、T2 間の
電圧はほぼ0である。しかし、ワイヤ電極押付けガイド
19の存在にもかかわらず種々の原因により接触不良が
生じた場合には、両端子T1 、T2 間の電圧は接触状態
に応じて0より大きい値に変化する。検出回路21は、
この変化を検出したとき加工電源17およびNC装置1
8に検出信号を出力する。加工電源17では、この検出
信号の入力によりワイヤ電極3に給電する給電エネルギ
を抑制し、これにより加工部分における振動を抑制し、
給電子9a部分への振動の伝播を抑えてワイヤ電極3と
給電子9aの遊離による放電を防止する。又、NC装置
18では、当該検出信号の入力により表示部の表示面に
接触不良を表示し、作業者に適宜の処置を促す。
【0014】なお、上記実施例の説明では、上部の給電
子9a近辺にのみワイヤ電極押付けガイド19、押圧機
構20を設置する例について説明したが、下部の給電子
9b近辺にもワイヤ電極押付けガイドおよび押圧機構を
設置し、かつ、検出回路を設けることができるのは当然
である。
【0015】図2は本発明の他の実施例に係るワイヤ放
電加工装置の構成図である。図で、図1に示す部分と同
一又は等価な部分には同一符号が付してある。22はテ
ンションローラ5aの近くに配置されてワイヤ電極3の
張力を検出する張力検出器であり、検出した張力をこれ
に応じた電気信号に変換して出力する。23は断線判別
回路であり、張力検出器22からの検出信号を入力して
予め設定されている張力設定値と比較する。放電加工
中、加工部分において、加工屑による放電の悪化、放電
の局部集中、冷却不足による局部加熱や過電流等が発生
すると、ワイヤ電極3に断線が生じ易くなる。ワイヤ電
極3が断線するとその張力は急速に低下し、断線判別回
路23により張力が張力設定値以下になったことが検出
される。この検出により断線判別回路23は加工電源1
7に信号を出力し、加工電源17はこの信号により直ち
に給電を停止する。このように、本実施例では、張力低
下の瞬間(断線の瞬間)にこれが検出されて即座に給電
が停止されるので、他の接点スイッチ式の断線検出器に
比較して検出の時間遅れを大幅に短縮することができ、
断線放電による給電子9a、9bの極度の消耗を回避す
ることができる。なお、本実施例ではワイヤ電極押付け
ガイド19が図示されているが断線放電に対する対処の
みを考えた場合、必ずしも必要ではない。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、給電子
の近辺にワイヤ電極押付けガイドを設けてワイヤ電極を
給電子に充分に押付けるようにし、又は当該ワイヤ電極
押付けガイドによっても接触不良が生じている場合には
接触状態検出手段で接触不良を検出して放電エネルギを
抑制するようにし、或いはワイヤ電極の張力を監視する
ことによりその断線を迅速に検出するようにしたので、
ワイヤ電極と給電子間の放電を抑えて給電子の消耗を抑
制することができ、ひいては放電加工の安定を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るワイヤ放電加工装置の構
成図である。
【図2】本発明の他の実施例に係るワイヤ放電加工装置
の構成図である。
【図3】従来のワイヤ放電加工装置の構成図である。
【図4】給電子の消耗量の特性図である。
【符号の説明】
1 被加工物 3 ワイヤ電極 8a、8b ダイスガイド 9a、9b 給電子 17 加工電源 18 NC装置 19 ワイヤ電極押付けガイド 21 検出回路 22 張力検出器 23 断線判別回路
フロントページの続き (72)発明者 岸 雅一 神奈川県海老名市上今泉2100番地 日立精 工株式会社内 (72)発明者 鈴木 靖夫 神奈川県海老名市上今泉2100番地 日立精 工株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物と放電間隙を介して対向せしめ
    られるワイヤ電極と、このワイヤ電極と前記被加工物と
    の間に放電電圧を印加する電源と、この電源に接続され
    るとともに前記ワイヤ電極に摺接する給電子とを備えた
    ワイヤ放電加工装置において、前記給電子に接近した位
    置に前記ワイヤ電極を前記給電子に押圧するワイヤ電極
    押付けガイドを設けたことを特徴とするワイヤ放電加工
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ワイヤ電極押付
    けガイドは、前記ワイヤ電極の進行方向に対して垂直方
    向の押圧力を調整する押圧力調整手段を備えていること
    を特徴とするワイヤ放電加工装置。
  3. 【請求項3】 被加工物と放電間隙を介して対向せしめ
    られるワイヤ電極と、このワイヤ電極と前記被加工物と
    の間に放電電圧を印加する電源と、この電源に接続され
    るとともに前記ワイヤ電極に摺接する給電子とを備えた
    ワイヤ放電加工装置において、前記給電子に接近した位
    置に前記ワイヤ電極を前記給電子に押圧するワイヤ電極
    押付けガイドと、このワイヤ電極押付けガイド、前記ワ
    イヤ電極および前記給電子を経由する回路を備え前記ワ
    イヤ電極と前記給電子との接触状態を検出する接触状態
    検出手段とを設けたことを特徴とするワイヤ放電加工装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記接触状態検出手
    段は、前記ワイヤ電極と前記給電子との接触状態不良を
    検出したとき、これを表示するための表示信号および前
    記電源の給電子エネルギを抑制するためのエネルギ抑制
    信号のうちの少なくとも一方を出力することを特徴とす
    るワイヤ放電加工装置。
  5. 【請求項5】 被加工物と放電間隙を介して対向せしめ
    られるワイヤ電極と、このワイヤ電極と前記被加工物と
    の間に放電電圧を印加する電源と、この電源に接続され
    るとともに前記ワイヤ電極に摺接する給電子とを備えた
    ワイヤ放電加工装置において、前記ワイヤ電極の張力を
    検出する張力検出手段と、この張力検出手段により張力
    が所定値以下に低下したことが検出されたとき前記電源
    からの給電を停止する給電停止手段とを設けたことを特
    徴とするワイヤ放電加工装置。
JP27895091A 1991-10-01 1991-10-01 ワイヤ放電加工装置 Pending JPH0596421A (ja)

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