JPS63299807A - 鋼板の熱間圧延における板幅制御方法 - Google Patents

鋼板の熱間圧延における板幅制御方法

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JPS63299807A
JPS63299807A JP62133726A JP13372687A JPS63299807A JP S63299807 A JPS63299807 A JP S63299807A JP 62133726 A JP62133726 A JP 62133726A JP 13372687 A JP13372687 A JP 13372687A JP S63299807 A JPS63299807 A JP S63299807A
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Katsuhiro Kato
勝弘 加藤
Tetsuya Nakamuta
中牟田 哲也
Satoshi Shimazu
島津 智
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鋼板の熱間圧延における板幅制御方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
日本塑性加工学会誌「塑性と加工」νo1.25 No
277  (1984−2)の第109〜114頁には
最近の仕上ミルにおける幅制御技術、第115〜122
頁には、熱延粗ロール列における自動板幅制御がそれぞ
れ紹介されている。
また特許公報にも数多くの自動板幅制御の提案がなされ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の技術のそれぞれは、一定の効果を奏するもの
であるが、それらのいずれにおいても、仕上板クラウン
量と板幅変動量の関係には全くふれていない。
すなわち、板幅制御には仕上圧延における板幅波がり量
の正確な予測が重要であり、この板幅波がり量が仕上板
クラウン量と密接な関係にあるにもかかわらず、それを
考慮していないために制御精度が悪いという難点があっ
たのである。
本発明は、熱間圧延における板クラウン制御の研究過程
において得た、仕上圧延後の板クラウン量の小さい材料
が、大きい材料に較べて仕上圧延機群での板幅波がり量
が小さいという知見にもとづき、従来の幅制御精度を更
に向上させようというものである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕最終巻取板
幅精度を向上させるには、 (1)仕上前面板幅を適正にし、仕上圧延機でのエツジ
ング量を適正に保つこと。
(2)仕上圧延過程での板幅挙動を正確に予測し、それ
にもとづくたて型圧延機(エツジヤ−)による板幅制御
を行なうこと。
(3)仕上圧延機と巻取機との間の板張力を適正に保ち
、その張力によるネッキング量を仕上板幅目標値に反映
させること。
の三点が重要である。
本発明は、上記(1)、(2)を精度良〈実施すること
によって最終巻取板幅精度を向上させようというもので
ありその要旨は、幅圧下用たてロールを有する粗圧延機
と幅圧下用たてロールを有する仕上圧延機とよりなる熱
間圧延設備における板幅制御において、仕上板クラウン
目標値の関数として粗圧延機の目標板幅を設定するとと
もに粗圧延機の実績板幅と上記仕上板クラウン目標値を
用いて仕上圧延機のエツジング量を設定することを特徴
とする鋼板の熱間圧延における板幅制御方法にある。
以下本発明を図面に従い詳細に説明する。
第1図は、本発明で用いる熱間圧延設備の全体構成を説
明するもので、図面左側から所定温度に加熱した連続鋳
造されたスラブ(鋳片)が供給されて右方向へ熱間圧延
が進行する。
図中1はスラブ幅調整用大径たてロール圧延機(ロール
径2.2m)、2は粗圧延機群で、シングルレバース圧
延機の前後にエツジヤ−ERを配したものである。3は
仕上圧延機群で、タンデムミル(F+−Fs)の前面に
エツジヤ−EPを配したものである。また、4,5.6
は幅計であり、それぞれの位置で幅計測を行なう。7は
巻取機(コイラー)を示す。10は粗圧延機群板幅制御
演算部で、仕上前面目標幅演算部8とエツジヤ−(ER
)の開度(V+)演算部9を含んでおり、仕上出側クラ
ウン量Crを入力データとして仕上圧延機群3における
板幅変動量を演算して仕上前面目標幅を決定するととも
にこの仕上前面目標幅に基づきエツジヤ−(ER)の開
度■」を演算する。13は仕上圧延機群板幅制御演算部
で、仕上後面目標幅演算部11と仕上前エフジャー開度
演算部12を含んでおり、仕上出側クラウン量Crと粗
後面幅計4より得られる仕上前面板幅実績wR”を入力
データとして仕上圧延機群での板幅変動量を演算して仕
上後面目標幅を決定し、更にこの仕上後面目標幅に基づ
き仕上前エツジヤ−EFの開度■2を演算する。
第2図は各圧延機群の板幅制御目標値設定の説明図であ
る。巻取前面目標幅Wcは式+1)で求められる。
Wc =Wp+ΔW m           = ・
・・(1)Wp:成品幅 ΔWm:マージン 次に、仕上後面目標幅wFは式(2)で求められる。
W p = W c+ΔW t          −
・−・(2)WC:巻取前面目標幅 ΔWt:巻取張力変動幅 次に、仕上前面目標幅wRは式(3)で求められる。
wR=WF +(1−η)・ΔE−ΔB ・・・・・・
(3)WF:仕上後面目標幅 71幅戻り率 へE:仕上圧延機群におけるエツジング量ΔB:仕上圧
延機群における板幅変動量式(3)中のΔBは仕上圧延
機群でのスタンド間張力および水平圧下量の関数となる
ことは従来より知られていたが、本発明においてはこの
板幅変動量ΔBが坂クラウン量の関数となることを新た
に見出した。従ってスタンド間張力および水平圧下量を
一定に保った場合、ΔBと板クラウン量Crとの関係は
第3図で示されるようになる。よって、ΔBは式(4)
で表わすことができ、板クラウン量Crの変化によるΔ
Bの変化を従来より、より正確に求めることが可能とな
った。
仕上圧延機群における板幅変動量 ΔB=ΔBo+α・Cr       ・・・・・・(
4)ΔBo:板クラウン量以外の要因による仕上圧延機
群における板幅変動量 α:調整係数 Cr:仕上出側の坂クラウン量 そこで、式(4)を式(3)に代入することにより、仕
上前面目標幅wRは新らたに式(5)で求められる。
WR=vtp + (1−η)・ΔE−(ΔBO+α・
Cr)    ・・・・・・(5)尚、実際に式(5)
で使用する板クラウン量Crは仕上圧延機群後面で得ら
れる板クラウン量の実績値を使用すると時間的遅れが有
り、現実的でないため、板クラウンの制御目標値あるい
は板クラウンの制御子測値とするのが妥当である。又、
仕上圧延機群堅型圧延機のエツジング能力等の制限によ
り、ΔBはある適正な範囲内におさめる必要があり、こ
のためには仕上前面目標幅wRを板クラウンの制御目標
値あるいは予測値に応じて変化させねばならない。
以上をまとめると、次のようになる。
第1図の仕上前面目標幅演算部8において、仕上圧延機
群のエツジング量ΔEをエツジング能力の制限を超えな
い適正な値に設定し、式(5)により仕上前面目標幅w
Rを決定する。このwRを目標値として粗圧延機群にお
ける幅制御を行う。
粗圧延機群での圧延を終了後、粗後面幅計4によって仕
上前面実績板幅wR”を計測したのち、第1図の仕上後
面目標幅演算部11において、式(5)中のwRをWR
oに置きかえてΔBを決定し、仕上圧延機群における幅
制御を行なう。
〔実施例〕
6スタンドタンデム式連続熱間圧延設備により、厚さ2
.82鶴、幅1231tm (材質はTS30にクラス
)のホットストリップを製造する際に仕上出側目標クラ
ウンを80μと20μの2水準に設定した場合の板幅制
御実績データを表1に示す。No。
1〜5が本発明法である@  No、1 +  2 +
 および5の材料はクラウン目標が80μであり、No
、3 +4の材料はクラウン目標が20μであった。ク
ラウン実績は全ての材料についてクラウン目標に対して
±6μの範囲に入っており、前述の式(5)で使用する
クラウン量はクラウン目標としても差し支えないと言え
る。仕上後面目標幅wFは式(2)で演算し、その結果
はNo、1〜5の全ての材料で1235鶴である。仕上
圧延機群における板幅変動量ΔB表1.実施例 は式(4)で演算し、板クラウン量Crにクラウン目標
を代入したことから、クラウン目標が80μであるNo
、1.2.5の材料はOtlであり、クラウン目標20
μのNo、3. 4の材料は4flとなった。
よって仕上前面目標幅wRは式(5)で演算され、右辺
第3項はΔBそのものであることから、目標クラウンが
80μと20μの材料では結果が異なり、目標クラウン
が80μであるNo、1.2.5の材料は1231m、
目標クラウンが20μであるNo、 3 。
4の材料は1235mとなった。
これらの演算結果をもとに、粗圧延機群、仕上圧延機群
での幅制御を行なった結果仕上後面実績幅は目標幅に対
して一1〜±0鶴の範囲に入った。
このことから、仕上圧延機群での板幅変動量に板クラウ
ン量を加味することにより高精度の板幅制御が実現でき
ることがわかる。
一方、従来のように仕上圧延機群での板幅変動量の演算
において坂クラウン量が加味されない場合は、式(4)
においてクラウン量が含まれる第2項が無視され、No
、6〜10に示すようにクラウン目標が80μと20μ
の場合でもΔBは同じ値となることからwRは同じ値と
なる。これらの演算結果をもとに幅制御を行なうと、ク
ラウン目標が80μの材料は仕上後面実績幅が目標幅に
対して一1±0++nの範囲に入るが、クラウン目標が
20μの材料は−5〜−4nとなり幅不足が発生する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によると、仕上圧延機群での圧延過
程における板幅挙動の正確な予測に基づく仕上板幅制御
が可能となり、更には仕上圧延機群堅型圧延機のエツジ
ング能力の制限を超えない適正なエツジング量の実現が
可能となり、最終巻取板幅精度の向上が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体構成の説明図、第2図
は板幅制御目標値設定の説明図、第3図は仕上圧延機に
おける板幅変動量と仕上出側板クラウンの関係を示す図
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 幅圧下用たてロールを有する粗圧延機と幅圧下用たてロ
    ールを有する仕上圧延機とよりなる熱間圧延設備におけ
    る板幅制御において、 仕上板クラウン目標値の関数として粗圧延機の目標板幅
    を設定するとともに粗圧延機の実績板幅と上記仕上板ク
    ラウン目標値を用いて仕上圧延機のエッジング量を設定
    することを特徴とする鋼板の熱間圧延における板幅制御
    方法。
JP62133726A 1987-05-29 1987-05-29 鋼板の熱間圧延における板幅制御方法 Expired - Lifetime JPH07121405B2 (ja)

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