JPS6329920B2 - - Google Patents

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JPS6329920B2
JPS6329920B2 JP57116587A JP11658782A JPS6329920B2 JP S6329920 B2 JPS6329920 B2 JP S6329920B2 JP 57116587 A JP57116587 A JP 57116587A JP 11658782 A JP11658782 A JP 11658782A JP S6329920 B2 JPS6329920 B2 JP S6329920B2
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JP
Japan
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detergent
molecular weight
cloth
formula
additive
Prior art date
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Expired
Application number
JP57116587A
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English (en)
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JPS596299A (ja
Inventor
Takenobu Sakatani
Shigeru Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
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Publication of JPS596299A publication Critical patent/JPS596299A/ja
Publication of JPS6329920B2 publication Critical patent/JPS6329920B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、粉粒状洗剤に配合して使用される粒
状洗剤用添加剤の製造方法に関するものであり、
さらに詳しくは、粉粒状洗剤、特にアニオン界面
活性剤を含む粉粒状洗剤に添加することにより、
洗濯時に洗浄と同時に、被洗布に対して優れた柔
軟性を与え、かつ、優れた再汚染防止効果を付与
した粒状洗剤用添加剤の製造方法に関する。 従来、家庭において衣類を洗浄して柔軟性を与
える場合、通常洗剤で洗浄した後、多量の水で洗
剤成分をすすぎ落とし、その後に4級アンモニウ
ム塩等のカチオン活性剤を主成分とする柔軟仕上
げ剤を添加して処理する方法が採られている。 しかしながら、このように洗濯と柔軟仕上げを
別々に行なうことは余分の時間と手間を要するも
のであり、消費者から洗浄と柔軟化とを兼ね備え
た洗剤が要望されている。 そこで、一般の家庭で使われているアニオン界
面活性剤を主成分とした粒状洗剤に4級アンモニ
ウム塩を粉体化して混合使用することが注目され
ており、これによれば洗浄と同時に柔軟性を付与
できる。なかでも、水難溶性のジ長鎖アルキルタ
イプの4級アンモニウム塩は、水溶性のモノ長鎖
アルキルタイプの4級アンモニウム塩と比較し
て、柔軟仕上げ効果に優れている。 しかしながら、この種の洗剤の場合、被洗布に
対して柔軟化作用を示すと同時に汚垢が再汚染を
生じるという問題が生じた。これはポリエステル
やナイロンなどの合成繊維に対して特に顕著であ
つた。 本発明者らは、アニオン界面活性剤共存下での
カチオン界面活性剤の合成繊維製被洗布等への汚
垢の吸着機構に関して鋭意研究を重ねた結果、カ
チオン界面活性剤と特定の高分子化合物を併用す
ることにより、洗浄と同時に柔軟化するという目
的を達成するとともに再汚染性をも改良されるこ
とを見出し、この知見に基いて本発明を完成する
に至つた。 すなわち、本発明は、下記の一般式()で示
される(a)カチオン界面活性剤を加熱溶融状態で、
(b)分子量100〜100000のポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、エチレンオキサイド
−プロピレンオキサイド共重合体もしくはポリビ
ニルアルコールまたは分子量10000〜1000000のポ
リビニルピロリドンとを、重量比で(a)/(b)=
199/1〜1/1の割合で添加混合し、その後噴
霧冷却または冷却固化し、粉砕造粒することを特
徴とする粒状洗剤用添加剤の製造方法に関する。 (式中、R1、R2はC12〜C26のアルキル基を示し、 R3、R4はC1〜C4のアルキル基、ベンジル基、
C2〜C4のヒドロキシアルキル基またはポリオキ
シアルキレン基を示し、 Xはハロゲン、CH3SO4、C2H5SO4または
【式】を示す。) 上記一般式()で表わされる4級アンモニウ
ム塩の具体例としては、 (1) ジステアリルジメチルアンモニウム塩 (2) ジ水添牛脂アルキルジメチルアンモニウム塩 (3) ジ水添牛脂アルキルベンジルメチルアンモニ
ウム塩 (4) ジステアリルメチルベンジルアンモニウム塩 (5) ジステアリルメチルヒドロキシエチルアンモ
ニウム塩 (6) ジステアリルメチルヒドロキシプロピルアン
モニウム塩 (7) ジステアリルジヒドロキシエチルアンモニウ
ム塩 などが例示でき、また、対イオンとしてはクロリ
ド、ブロミドが挙げられる。なお、市販の4級ア
ンモニウム塩はエタノール、プロパノール等の低
級アルコールや水分を含有するが、得られる洗剤
用添加剤の物性(フリーフロー性、保存安定性)
の面から、なるべく少ない方が好ましい。 (b)成分の高分子化合物としては (i) ポリエチレングリコール(PEG) (ii) ポリプロピレングリコール(PPG) (iii) エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド
共重合体(EO−PO共重合体) (iv) ポリビニルアルコール(PVA)または (v) ポリビニルピロリドン(PVP) が用いられる。PEG、PPG、EO−PO共重合体、
PVAは分子量が110〜100000であり、特に分子量
10000〜100000の高分子量のものが好ましい。EO
−PO共重合体はランダム重合、グラフト重合な
どその共重合形式は問わない。たとえば、EO、
POモノマーをあらかじめ混合してから重合を行
なつてもよく、また、一定の長さにEOを重合し、
その両端のOHにPOを重合させてもよいし、そ
の逆を行なつてもよい。PVAは完全ケン化物と
不完全ケン化物のいずれでもよく、好ましくはケ
ン化度80〜99のものであり、特にケン化度の低い
80付近のものが効果的である。 PVAとしては分子量10000〜1000000のものが
用いられ、特に100000〜1000000の分子量の高い
ものが効果的である。 洗剤用添加剤中の(a)4級アンモニウム塩と(b)高
分子化合物との割合は、(a)/(b)=199/1〜1/
1である。この値が199/1よりも大きいと、再
汚染防止効果を発揮できず、また、1/1よりも
小さくなると帯電防止効果および柔軟性付与効果
が劣化する。 添加剤粒子は平均粒径500μm以下が好ましい。
粒径が大きくなると被洗物表面に均一に柔軟効果
を与えることが困難になるばかりでなく、時には
洗浄終了後に、被洗物に添加剤粒子がそのままの
形で付着することがあり、好ましくない。 本発明の添加剤の洗剤に対する添加量は、洗剤
に対して4級アンモニウム塩として0.1〜20重量
%、好ましくは0.5〜10重量%の範囲がよい。0.1
%よりも少ないと柔軟効果が十分でなく、20重量
%を越えると洗浄力、泡立ちが低下する。 本発明の洗剤用添加剤は、粉粒状洗剤、特にア
ニオン界面活性剤を主成分とする粉粒状洗剤にあ
らかじめ添加混合して使用されるものであるが、
洗剤と併用することなく単独で使用することもで
きる。 本発明の洗剤用添加剤によれば、アニオン界面
活性剤と共に使用しても、再汚染を生じることな
く、柔軟仕上げ効果、帯電防止効果を得ることが
できる。 実施例 ジ水添牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロ
リド(アーカード2HT、純分91%)粉末を100℃
で溶融し、以下の第1表に示す各種の高分子化合
物を加え、10分間混練した。その後、室温まで冷
却し、得られたブロツクを粉砕して平均粒径
250μの粒状物を製造して、本発明の洗剤用添加
剤を得た。 次に、これらの洗剤用添加剤を下記の組成の粒
状洗剤に配合して洗濯を行ない、布に対する柔軟
性の付与効果および再汚染性を測定した。 粒状洗剤の組成 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ(C12
アルキル) 20wt% 珪酸ソーダ 10wt% 炭素ソーダ 10wt% ゼオライト(A型、平均粒径2μ) 20wt% カルボキシメチルセルロース 0.7wt% 石けん(牛脂脂肪酸) 0.8wt% 硫酸ソーダ、水 バランス 柔軟性付与効果の検定 ナイロントリコツト布(30デニール)
30g×4枚 アクリルジヤージ布 90g×2枚 綿タオル 80g×2枚 綿晒布 50g×4枚 綿メリヤス布 85g×4枚 からなる試験布を前記の粒状洗剤と60℃の水道水
を用いて15分間洗浄した後、60℃の水道水を用い
て3分間ずつ3回濯いで試験布を前処理する。次
いでこの試験布を噴流式家庭用電気洗濯機に収
め、前記の粒状洗剤と各添加剤組成物と25℃の水
道水を用いて、洗剤濃度0.13%、浴比30倍の条件
下に10分間洗浄し1分間脱水した後、25℃の水道
水で3分間濯いでから1分間脱水する操作を2回
繰り返した。しかる後、試験布を24時間風乾し、
次に25℃、65%RHの条件下に風乾試験布をコン
デイシヨニングした。 こうして得られた試験布のなかからナイロント
リコツト布を取り出し、その感触を5人の判定者
に判定させ、判定者5人の平均から添加剤組成物
の柔軟性付与効果を評価した。尚、この感触判定
は添加剤組成物を使用しなかつた以外は上記と全
く同一の手順で得られたナイロントリコツト布の
感触をゼロとし、これとの比較から下記の基準で
行なつた。 著しく柔らかい 5点 かなり柔らかい 4点 柔らかい 3点 やや柔らかい 2点 僅かに柔らかい 1点 再汚染性の測定 ミニミニ洗濯(25℃水道水5)中に人工汚垢
56g(有機汚垢/カーボン)、泥0.15g、洗剤
6.67gを取り1分間撹拌した。そこに、反射率計
で最初の白度(R1)を測定したポリエステル、
ナイロン、綿の各布と重量合せの綿布を加え167
g(綿/合繊=7/3)としたものを入れ、洗浄
(10分)−脱水(1分)−バツチすすぎ(3分)−脱
水(1分)−バツチすすぎ(3分)−脱水(1分)
を行ない各布を風乾後、白度(R2)の変化を反
射率計より求め、汚染度(ΔR)を算出した。
【表】 (2) 配合量は粒状洗剤に対する4級アンモニウム塩
基準の洗剤用添加剤の配合量である。
(3) No.2は(b)成分である高分子化合物を含まない
添加剤を配合したものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)一般式() (式中、R1、R2はC12〜C26のアルキル基を示し、
    R3、R4はC1〜C4のアルキル基、ベンジル基、C2
    〜C4のヒドロキシアルキル基またはポリオキシ
    アルキレン基を示し、Xはハロゲン、CH3SO4
    C2H5SO4または【式】を示す。) で表わされるカチオン界面活性剤を加熱溶融状態
    で、(b)分子量100〜100000のポリエチレングリコ
    ール、ポリプロピレングリコール、エチレンオキ
    サイド−プロピレンオキサイド共重合体もしくは
    ポリビニルアルコールまたは分子量10000〜
    1000000のポリビニルピロリドンとを、重量比で
    (a)/(b)=199/1〜1/1の割合で添加混合し、
    その後噴霧冷却または冷却固化し、粉砕造粒する
    ことを特徴とする粒状洗剤用添加剤の製造方法。
JP11658782A 1982-07-05 1982-07-05 粒状洗剤用添加剤の製造方法 Granted JPS596299A (ja)

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JPS596299A JPS596299A (ja) 1984-01-13
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