JPS63298517A - 文字入力制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は文字入力制御方式に関し、特にＪＩＳ規格の情
報処理系鍵盤配列に基づく鍵盤の如く、一つのキーで複
数の種類の文字を入力可能な鍵盤を用いる場合に、入力
を効率的に行うことを可能とする文字入力制御方式に関
する。

従来技術 仮名漢字変換機能を有する処理装置への入力装置として
、例えば、ＪＩＳ規格の情報処理系鍵盤配列（第４図参
照）に基づく鍵盤を用いる場合、入力モードの操作によ
って、一つのキーで４種類までの文字・記号、すなわち
、ＢＯ９キーを例にとると、英数モードで「、」、英記
号モードでｒ〉」、仮名モードで「る」、そして、仮名
記号モードで「。」の４種類の文字・記号を入力できる
。

この鍵盤を用いて、例えば、現在、英数モードで入力を
行っているものとして、ここで、上記Ｂ０９キーの英数
モード「、」の代りに、仮名記号モードｒ。」を入力し
たい場合、上述の如き従来の文字入力方式においては、
入力モードを英数モードから仮名記号モードに変更し、
上記ＢＯ９キーの仮名記号モード「。」を入力して、そ
の後、入力モードを仮名記号モードから英数モードに戻
すという操作が必要であり、これは、非常に煩わしいこ
とであり、また、入力速度を低下させる原因ともなって
いた。

目　　　　　的 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の文字入力制御方式における上述の
如き問題を解消し、操作者が、入力モードを意識するこ
となしに、すべての文字を入力可能とする文字入力制御
方式を提供することにある。

構　　　成 本発明の上記目的は、一つのキーの、複数の異なる入力
モードにより、複数の種類の文字を入力可能な鍵盤を用
いる文字処理装置において、キー入力後に該入力済み文
字を異なる入力モードの文字に修正した場合に該修正内
容を記憶する手段を設け、以後、該記憶手段の内容が再
修正されるまでは、修正前のキー入力文字を前記記憶手
段の内容に基づき修正して入力することを特徴とする文
字入力制御方式によって達成される。

本発明においては、前記ＢＯ９キーを例にとった場合、
同時にｒ、　Ｊ、ｒ）Ｊ、ｒる」および「。」の４種類
の文字を変換し、後述する「学習」がなされていない状
態では、従来と同様に、英数モードにおいてＢＯ９キー
が押下されると、「、」を入力文字として扱う。その後
、一度入力した「、」をＢＯ９キーの仮名記号モード「
。」に修正するという操作を行うことによって、この修
正を「学習」し、以後、英数モードにおけるＢＯ９キー
の入力対して、ＢＯ９キーの仮名記号モード「。」が入
力されたものと判断をして、処理を進めて行くものであ
る。

上述の処理の状況を第３図、第５図に示した。

第５図は学習されていない状態での、ＢＯ９キーが押下
された場合の入力文字と処理文字との対応を表わしてお
り、その後、修正操作によって、「、」が「。」に修正
された後での、すなわち、学習された状態での、Ｂ０９
キーが押下された場合の入力文字と処理文字との対応を
表わしたものが、第３図である。

以下、本発明の構成を、実施例に基づいてより詳細に説
明する。

第２図は本発明の一実施例である文字入力装置のブロッ
ク構成図である。図において、１は文字入力用の鍵盤を
有し、文字記号等の入力を行う入力装置、２は入力装置
１からの入力を基に、次にどの処理を行うかを決定する
入力制御回路、３は文字コードを受取りその文字コード
に対応するすべての入力モードの文字コードを候補とし
て表示するための制御を行う文字候補作成制御回路、４
は文字コードに対するすべての入力モードの文字を得る
ために、後述する文字コード表記憶部１１を検索するた
めの文字コード表検索回路、５は文字候補の中から選択
されたものを学習登録するための制御を行う文字候補選
択制御回路、６は後述する学習データ記憶部１２に対す
る登録・検索を行う学習データ登録・検索回路、７は入
力された文字に対し学習データと照合して、学習されて
いれば入力された文字を学習されている文字に変換する
文字変換回路、８は入力された仮名文字列を漢字混じり
文に変換し、編集等の処理を行う仮名漢字変換編集処理
回路、９は表示装置１０に表示するためのデータ（文字
パターン等）を作成し、出力する表示データ作成回路、
　１１は一つのキーに対応するすべての入力モードの文
字コードが、全キーについて格納されている文字コード
表記憶部、１２は学習したデータが格納されている学習
データ記憶部を、それぞれ示している。

第１図（ａ）、（ｂ）は、本実施例の文字入力装置の動
作を示す処理フローチャートである。第１図（ａ）にお
いて、操作者の入力装置１からのキー人力が文字コード
であれば（ステップ２１および２４）、学習デー°夕登
録・検索回路６により、上記入力文字コードが既に学習
されているか否かを判別する（ステップ３２．３３）。

入力文字コードが学習されていれば学習されている文字
コードで（ステップ３６）、学習されていなければ入力
された文字コードで、それぞれ、文字変換回路７．仮名
漢字変換編集処理回路８により文字入力処理を行い（ス
テップ３４）、結果を表示データ作成回路９を介して、
表示装置ｉ１０に表示する（ステップ３５）。

また、キー人力（ステップ２１）の内容が「修正」であ
るときは（ステップ２３）、文字コード表検索回路４に
より、修正前の文字コードで文字コード表記憶部１１を
検索（ステップ２５）シて、その文字コードに対応する
すべての入力モードの文字コード、前述の例では、ＢＯ
９キーに対しｒ　、　Ｊ　、　ｒ　）　Ｊ　、　ｒる」
および「。」の４種類の文字コードを、文字候補作成制
御回路３により、表示データ作成回路９を介して表示装
置１０に表示する（ステップ２６．２７）。

次に、どの文字コードに修正するのかの選択を待ち、選
択入力があれば（ステップ２１および２２）、文字候補
選択制御回路５．学習データ登録・検索回路６により、
修正前の文字コードを選択された文字コードとして学習
し、学習データを更新して（ステップ２８）候補表示を
クリアしくステップ２９）、仮名漢字変換編集処理回路
８により、修正後の文字コードを入力として再編集し、
文字入力処理を行う（ステップ３０．３１）。

なお、前記ステップ２１における入力が上記以外であれ
ば、その他の処理に移る。

上記実施例によれば、入力の際の操作性が、格段に向上
するという効果がある。

なお、上記実施例は一例として示したものであす、本発
明はこれに限定されるべきものではないことは言うまで
もないことである。

効　　　果 以上述べた如く、本発明によれば、一つのキーの、複数
の異なる入力モードにより、複数の種類の文字を入力可
能な鍵盤を用いる文字処理装置において、キー入力後に
該入力済み文字を異なる入力モードの文字に修正した場
合に該修正内容を記憶する手段を設け、以後、該記憶手
段の内容が再修正されるまでは、修正前のキー入力文字
を前記記憶手段の内容に基づき修正して入力するように
したので、操作者が、入力モードを意識することなしに
、すべての文字を入力可能とする文字入力制御方式を実
現できるという顕著な効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）は本発明の一実施例である文字入
力装置の動作を示す処理フローチャート、第２図は実施
例の文字入力装置のブロック構成図、第３図、第５図は
それぞれ実施例における学習した状態および学習してい
ない状態での、ＢＯ９キーが押下された場合の入力文字
と処理文字との対応を表わす図、第４図はＪＩＳ規格の
情報処理系鍵盤配列を示す図である。 １：入力装置、２：入力制御回路、３：文字候補作成制
御回路、４：文字コード表検索回路、５：文字候補選択
制御回路、６：学習データ登録・検索回路、７：文字変
換回路、８：仮名漢字変換編集処理回路、９：表示デー
タ作成回路、１０：表示装置、１１：文字コード表記憶
部、１２：学習データ記憶部、２１〜３６：処理ステッ
プ。 ゛へ、〃 第　　　１　　　図（ａ） 第　　　１　　　図（ｂ） 第　　　３　　　図 第　　　５　　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）一つのキーの、複数の異なる入力モードにより、
   複数の種類の文字を入力可能な鍵盤を用いる文字処理装
   置において、キー入力後に該入力済み文字を異なる入力
   モードの文字に修正した場合に該修正内容を記憶する手
   段を設け、以後、該記憶手段の内容が再修正されるまで
   は、修正前のキー入力文字を前記記憶手段の内容に基づ
   き修正して入力することを特徴とする文字入力制御方式
   。