JPS63297338A - カルボン酸またはそのエステルの製造方法 - Google Patents

カルボン酸またはそのエステルの製造方法

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JPS63297338A JP63112689A JP11268988A JPS63297338A JP S63297338 A JPS63297338 A JP S63297338A JP 63112689 A JP63112689 A JP 63112689A JP 11268988 A JP11268988 A JP 11268988A JP S63297338 A JPS63297338 A JP S63297338A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカルボン酸またはそのエステルの製造方法に関
するものである1本発明はまた新規な組成物に関するも
のである。
〔発明の背景〕 米国特許第3.168.553号明細書には、コバルト
、ルテニウム、ロジウムまたはイリジウムとともにトリ
アルキルホスフィンを含む錯体の存在下でオレフィンを
カルボニル化する方法が開示されている。しかしながら
、この方法は高い圧力の使用を必要とするうえに、その
所望の生成物への選択性は屡々満足なものとはならない
0例えば、エタノールと、触媒としてのCot(Go)
aの存在下におけるエチレンのカルボニル化反応は、プ
ロピオン酸エチルばかりでなく、大量のジエチルケトン
およびアセトアルデヒドのような副生物の生成を導く。
(研究に基づく知見事項〕 驚くべきことには、それぞれ水またはアルコールの存在
下に、かつルテニウム化合物および以下に倉入りに定義
される化合物の存在下にオレフィン状不飽和化合物を一
酸化炭素と接触させることによって、比較的低い圧力の
下でカルボン酸またはそのエステルが極めて高い選択率
をもって生成することが、ここに発見された。
〔発明の構成並びに発明の詳細な説明〕したがって本発
明は、それぞれ、水またはアルコールの存在下に、かつ
次の成分、すなわち成分(a)−ルテニウム化合物、お
よび成分(b)−水溶液中25℃で測定して、0.5未
満のpKaを有する酸の非配位陰イオ ンを含む化合物 を混ぜ合わせることによって調製できる触媒系の存在下
にオレフィン状不飽和化合物を一酸化炭素と接触させる
ことからなる、カルボン酸またはそのエステルの製造方
法を提供するものである。
百分率で表わした酸化合物への選択率とは、ここでは1
00Xc:dと定義され、この式の中でrcJはその酸
化合物に転化された出発オレフィン状不飽和化合物の量
守あり、そして「d」は転化された出発オレフィン状不
飽和化合物全体の量である。
触媒系が非常に安定であり、したがって触媒系を長時間
使用できること、すなわち金属ルテニウムのメッキ状の
析出が観察されないことが本発明の特徴である。パラジ
ウム化合物が化合物(a”)と入れ代ることによって金
属パラジウムのメッキ状の析出が起こるものと考えられ
る。
酸は非配位陰イオンを有し、このアニオンはルテニウム
とその陰イオンとの間に共有結合的な相互作用が少しし
か生じないか、あるいは全く生じない陰イオンを意味し
ている。成分(b)は、好ましくは、硫酸イオン、スル
ホン酸イオン、または現場でも起こすことができるルイ
ス酸とブレンステッド酸との相互作用によって形成でき
る酸の陰イオンを有する化合物からなる。このようなル
イス酸の例はBF2.^3FS、 5bFs、 PFs
+ TaF5およびNbFSであり、そしてこのような
ブレンステッド酸の例はハロゲン化水素酸、特にHPお
よびMCIである。化合物(b)は特に、トリフルオロ
メタンスルホン酸(CF3SO!(O)I))の陰イオ
ン、テトラフルオロ硼酸(HBFオ)の陰イオン、また
はヘキサフルオロ燐酸()IPF、)の陰イオンを含む
化合物からなる。成分(b)のその他の例は、過塩素酸
(HCI! Os) 、フルオロ珪酸(HxSiFi)
 、フルオロスルホンM (So□(OH) F)およ
びクロロスルホン酸(SO2(OH)CI )の陰イオ
ンを有する化合物である。
0.5よりも小さいpKaを有する酸の非配位陰イオン
を含む化合物は塩または酸のいずれでもよく、成分(b
)はこのような塩と酸との混合物でもよい、成分(b)
として使用される塩は非宿に多くの種類の陽イオンを含
むことができる。遷移金属、特に亜鉛および銅の陽イオ
ンによって極めて満足な結果が得られ、ウラニル塩によ
っても極めて満足な結果が得られた。成分(a)と(b
)は同じでもよく、すなわちRu(PFJ3の場合のよ
うにルテニウム化合物が非配位陰イオンを含むとき、成
分(a)と(b)は同一になることができる。
好適なルテニウム化合物の例はルテニウム酸化物および
前に具体的に述べたように、非配位陰イオンを有する酸
のルテニウム塩であり、トリスアセチルアセトン酸ルテ
ニウムによって極めて満足な結果が得られた。
成分(a)の使用量は広い範囲内で変化することができ
、一般に出発オレフィン状不飽和化合物1モルに付きル
テニウム10−−〜10−I、好ましくは10−S〜1
0−tグラム原子である。
成分(b)の使用量も広範囲に変化することができ、成
分(b)は好ましくはルテニウム1グラム原子に付き0
.1〜100、特に0.5〜20当量の量で存在する。
本発明方法は、臨界的でなく、かつ広範囲に変化できる
温度および圧力の下で遂行することができる0本方法は
100〜250℃の温度および5〜200バールの圧力
において好ましく遂行されるが、上記範囲よりも高いか
、または低い温度、あるいは上記範囲よりも高いか、ま
たは低い圧力も使用することができる。
オレフィン状不飽和化合物は、好ましくは2〜30個、
そして特に2〜20個の炭素原子を含み、かつ好ましく
は1〜3個の二重結合を有する、置換されていないか、
または置換されているアルケンまたはシクロアルケンで
あり得る。アルケンまたはシクロアルケンは、例えば1
個または2個以上のハロゲン原子、あるいはシアノ基、
エステル基、ヒドロキシ基、カルボキシ基またはアリー
ル基で置換されていてもよい、置換基が反応条件下で不
活性でないと、カルボキシル化反応は他の反応を伴うこ
ともあり得、例えばアリルアルコールのカルボニル化反
応はヒドロキシ基のエステル化を伴う、好適なオレフィ
ン状化合物の例はエテノ、プロペン、l−ブテン、2−
ブテン、イソブチン、異性体のペンテン、ヘキセン、オ
クテンおよびドデセン、シクロオクタジエン−(1,5
)、シクロドデセン、シクロドデカトリエン−(1,5
,9)、アリルアルコール、アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリロニトリル、
アクリルアミド、N、N−ジメチルアクリルアミド、塩
化ビニル、塩化アリル、アクロレイン、オレイン酸、メ
チル了りルエーテルおよびスチレンである。
本発明方法において使用されるアルコールは脂肪族、脂
環式または芳香族であり得、そして出発原料として使用
すべきオレフィン状不飽和化合物に関連して前に述べた
ような1個または2個以上の置換基で置換されていても
よい、したがってこのアルコールはフェノールでもよい
、アルコールは好ましくは20個以下の炭素原子を含ん
でおり、好適なアルコールの例はメタノール、エタノー
ル、プロパツール、イソブタノール、第三ブチルアルコ
ール、ステアリルアルコール、ベンジルアルコール、シ
クロヘキサノール、アリルアルコール、クロルカプリル
アルコール、エチレングリコール、1.2−プロパンジ
オール、l、4−ブタンジオール、グリセロール、ポリ
エチレングリコール、1.6−ヘキサンジオール、フェ
ノールおよびクレゾールである。
1分子中に1〜10個の炭素原子を有するアルカノール
が特に好ましい、アルコールが1個よりも多いヒドロキ
シ基を有する場合には、反応剤の間に存在するモル比に
よって種々の生成物が形成され、例えば、オレフィン状
不飽和化合物の使用量によって、グリセロールからモノ
エステルまたはジエステルのいずれかを製造することが
できる。
本方法は水とアルコールとを同時に存在させながら遂行
することができる、その場合はカルボン酸とエステルが
同時に生成する0本発明方法はエチレン、−酸化炭素お
よびメタノールから出発するプロピオン酸メチルの製造
に特に適しており、このプロピオン酸メチルは重要な溶
剤である。
本発明方法においては、−酸化炭素は純粋な形で、ある
いは窒素、貴ガスまたは二酸化炭素のような不活性ガス
で希釈して使用できる。一般に一酸化炭素または5容量
%未清の水素を含む一酸化炭素分圧ガスを使用するのが
好ましい。
オレフィン状不飽和化合物対水またはアルコールのモル
比は臨界的でない、ヒドロキシ基とオレフィン状二重結
合とのモル比は、例えば0.1:1〜10:lの間にあ
ることができる。モノオレフィンと水または一部アルコ
ールのいずれかとを使用するときには、普通前述のヒド
ロキシ化合物を過剰に使用するが、ポリエステルを製造
するために多価アルコールを使用するときには1.一般
に過剰のオレフィン状化合物を使用する必要がある。
本発明方法はバッチ式、連続式または半連続式で遂行す
ることができる。普通溶媒としても役立つことができる
反応剤の1つ、例えばアルコールが存在するので、一般
に溶剤の使用は必要でない。
しかしながら、必要ならば溶剤、例えばジメチルスルホ
キシド、ジイソプロピルスルホン、テトラヒドロチオフ
ェン1.1〜ジオキシド(これはスルホランともいう)
、アセトン、クロロホルム、メチルイソブチルケトン、
ジグライム(ジエチレングリコールのジメチルエーテル
)またはジイソプロピルエーテルを使用することができ
る。カルボニル化反応の主要な反応生成物も溶剤として
使用できる。
得られた反応混合物には、例えば層別 (stratificatlon) 、溶剤抽出、蒸留
、分留または吸着のような1つまたは2つ以上の段階を
含む、触媒と生成物との好適な分離手段を施すことがで
きる。触媒形並びに、もし存在するならば、未転化の出
発化合物または溶剤の一部または全部を反応帯域に再循
環させてもよい。
前に取上げた新規な組成物は次の成分、すなわち 成分(a)−ルテニウム化合物、および成分(b)−水
溶液中25℃で測定して、0.5未満のpKaを有する
酸の非配位陰イオ ンを含む塩 からなる。
〔実 施 例〕
以下の実施例は本発明をさらに詳しく説明しており、実
験は磁気的に攪拌される容量300I11のハステロイ
C(「ハステロイ」は商標)オートクレーブの中で遂行
した。得られた反応混合物は気液クロマトグラフィーに
よって分析した。
実施例1〜14 オートクレーブにメタノール(50+aj!。
’   1.23モル)、ルテニウム(アセチルアセ]
・ネー))、(0,5ミリモル)および0.5未満のp
Kaを有する酸の陰イオンを含む化合物を装入し、−酸
化炭素でフラッシュし、密閉し、25バールの一酸化炭
素分圧が得られるまで一酸化炭素を供給し、25バール
のエチレン分圧が得られるまでエチレンを供給し、そし
て加熱した。5時間の反応時間が経過した後に、オート
クレーブを室温まで調整してから、反応混合物を分析す
るためにオートクレーブを開いた。
下記の第1表は、「成分(b)」と称する、0.5未満
のpKaを有する酸の陰イオンを含む化合物を使用した
各実施例、この化合物の使用量およびオートクレーブの
加熱温度を示している。第1表はまた反応速度およびプ
ロピオン酸メチルへの選択率も示している。
(以下余白) 比較実験A−C 第1表中に示した成分(b)を、0.5を越すpKaを
存する酸の陰イオンを含む化合物と入れ代えたことを除
いて、これらの3つの実験を実施例1〜14で述べた方
法と同様な手順で遂行し、上記化合物と実験温度を第2
表に示した。これらの実験において観察されたプロピオ
ン酸メチルへの選択率は、0.5未満のpKaを有する
酸の陰イオンを含む化合物を使用した実施例から導かれ
た、第1表中の選択率よりもかなり低かった。
(以下余白) 比較実験D uo、so、を存在させなかった点を相違させて実施例
1の手順を繰り返したところ、反応は観察されなかった
実施例15 0.5ミリモルの1.3−ジ(ジフェニルホスフィノ)
プロパンも存在させた点を相違させて実施例8の手順を
繰り返した0反応速度は15モルエチレン/グラム原子
ルテニウム/hであり、一方ブロピオン酸メチルへの選
択率は81%であった。
これらを実施例8の結果と比較すると、1.3−ジ(ジ
フェニルホスフィノ)プロパンが存在しなければ反応速
度と選択率が増大することがわかる。
実施例16 オートクレープにメタノール(50mjl>、ルテニウ
ム(アセチルアセトネート)s(0,5ミリモル)およ
びヘキサフルオロ燐酸第二銅(2ミリモル)を装入し、
−酸化炭素でフラッシュし、密閉し、40バールの一酸
化炭素分圧が得られるまで一酸化炭素を供給し、プロピ
レン(30IIIl)を供給し、ついで175℃の温度
まで加熱した。
5時間の反応時間が経過した後にオートクレーブを室温
に調整してから、反応混合物を分析するためにオートク
レーブを開いた。
反応速度は40モルプロピレン/グラム原子ルテニウム
/hであり、それぞれ58 : 42の比にある酪酸メ
チルとイソ酪酸メチル全体への選択率は96%であった
実施例17 オートクレーブにジグライム(40モル)、ルテニウム
(アセチルアセトネート)!(0,5ミリモル)、ヘキ
サフルオロ燐酸(1,5ミリモル)および水(10sJ
りを装入し、−酸化炭素でフラッシュし、密閉し、25
バールの一酸化炭素分圧が得られるまで一酸化炭素を供
給し、25バールのエチレン分圧が得られるまでエチレ
ンを供給し、ついで160℃の温度に加熱した。5時間
の反応時間が経過した後に、オートクレーブを室温に調
整してから、反応混合物を分析するためにオートクレー
ブを開いた。
反応速度は65モルエチレン/グラム原子Ru/hであ
り、そしてプロピオン酸への選択率は95%であった。
実施例18 オートクレーブに水(50sJ)、ルテニウム(アセチ
ルアセトネート)!(0,5ミリモル)およびヘキサフ
ルオロ燐酸第二w4(2ミリモル)を装入し、−酸化炭
素でフラッシュし、密閉し、25バールの一酸化炭素分
圧が得られるまで一酸化炭素を供給し、25バールのエ
チレン分圧が得られるまでエチレンを供給し、ついで1
60℃の温度に加熱した。5時間の反応時間が経過した
後にオートクレーブを室温に調整してから、反応混合物
を分析するためにオートクレーブを開いた。
反応速度は40モルエチレン/グラム原子Ru/hであ
り、そしてプロピオン酸への選択率は90%であった。
この実施例は水を溶削として使用できることを示してい
る。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ、水またはアルコールの存在下に、かつ
    次の成分、すなわち 成分(a)−ルテニウム化合物、および 成分(b)−水溶液中25℃で測定して、0.5未満の
    pKaを有する酸の非配位陰イオ ンを含む化合物 を混ぜ合わせることによって調製できる触媒系の存在下
    にオレフィン状不飽和化合物を一酸化炭素と接触させる
    ことからなる、カルボン酸またはそのエステルの製造方
    法。
  2. (2)成分(a)がトリスアセチルアセトン酸ルテニウ
    ムからなる、特許請求の範囲第(1)項記載の製造方法
  3. (3)成分(b)が、硫酸イオン、スルホン酸イオン、
    またはルイス酸とブレンステッド酸との相互作用によっ
    て形成できる酸の陰イオンを有する化合物からなる、特
    許請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の製造方
    法。
  4. (4)成分(b)が、トリフルオロメタンスルホン酸、
    テトラフルオロ硼酸またはヘキサフルオロ燐酸の陰イオ
    ンを有する化合物からなる、特許請求の範囲第(3)項
    記載の製造方法。
  5. (5)成分(b)が遷移金属の塩である、特許請求の範
    囲第(1)項〜第(4)項のいずれか一つに記載の製造
    方法。
  6. (6)遷移金属が亜鉛または銅である、特許請求の範囲
    第(5)項記載の製造方法。
  7. (7)成分(b)がルテニウム1グラム原子に付き0.
    1〜100当量の量で存在する、特許請求の範囲第(1
    )項〜第(6)項のいずれか一つに記載の製造方法。
  8. (8)100〜250℃の温度および5〜200バール
    の圧力の下で遂行する、特許請求の範囲第(1)項〜第
    (7)項のいずれか一つに記載の製造方法。
  9. (9)オレフィン状不飽和化合物が1分子中に付き2〜
    30個の炭素原子を有するアルケンである、特許請求の
    範囲第(1)項〜第(8)項のいずれか一つに記載の製
    造方法。
  10. (10)次の成分、すなわち 成分(a)−ルテニウム化合物、および 成分(b)−水溶液中25℃で測定して、0.5未満の
    pKaを有する酸の非配位陰イオ ンを含む塩 からなる組成物。
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