JPS63297180A - 接着構造による自転車フレ−ム - Google Patents

接着構造による自転車フレ−ム

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JPS63297180A
JPS63297180A JP13087287A JP13087287A JPS63297180A JP S63297180 A JPS63297180 A JP S63297180A JP 13087287 A JP13087287 A JP 13087287A JP 13087287 A JP13087287 A JP 13087287A JP S63297180 A JPS63297180 A JP S63297180A
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JP
Japan
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frame
pipe
strength
bicycle frame
alloy
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JP13087287A
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English (en)
Inventor
菊地 茂幸
宮手 幸裕
竹内 益美
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Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は自転車用フレーム、とくに接着によって相互
に相手部材と接合され組立てられたアルミニウム合金製
の自転車フレームに関スル。
なお、この明細書において「%」はいずれも重量基準に
よるものである。
従来の技術 従来、アルミニウム合金製の自転車フレームは、そのフ
レーム材料として、溶接適性の面からA3052、A3
056等のAl−Mg−Cr系合金とか、A700B、
A7N01等のAl−Mn −Mg−Zn系合金が一般
に用いられている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような種類のアルミニウム合金製
フレームは、アルミニウム合金の中でも必ずしも最高強
度のものとはいえず、軽量化の要請に対する対応に充分
な満足を得ることができなかった。また特に7003.
7N01合金では、立パイプやシートポストによるサド
ルの締付部とかギヤーの切換えレバー装着部等において
引張の残留応力の生じ、応力腐食割れを招くおそれがあ
った。
問題点を解決するための手段 この発明は、上記のような従来品の問題点に対し、フレ
ーム材相互の接合を接着の方法によって行うものとし、
これによって溶接適性に関する材料選択上の制限を取除
き、アルミニウム合金としては最も強度と対応力腐食割
れ性のバランスに優れたAl−Zn −Mg−Cu系の
合金の使用をもって一層の軽量化を可能としたアルミニ
ウム合金製の自転車フレームを提供するものである。
即ち、この発明は少なくともフレームの主部を構成する
上パイプ、前パイプ、下パイプ、立パイプ等を含むフレ
ーム部材が、 Zn:3〜12% Mg:0.3〜5% Cu:0.05〜3% を必須成分として含有するAl−Zn −Mg −Cu
系合金からなり、 上記フレーム部材が相互に相手部材と接着により接合連
結されてなることを特徴とする、接合構造による自転車
フレームを要旨とする。
自転車フレーム(F)は、添附図面に示すように、上パ
イプ(1)、下パイプ(2) 、前パイプ(3)、立パ
イプ(4)を主部とし、その他バックホーク(5)、チ
ェーンステー(6)、ラグ(7)、ボトムブラケット(
8)、前ホーク(9)、リャホークエンド(10)等を
含んで構成されるが、この発明においては少なくとも上
記上パイプ(1)、下パイプ(2)、前パイプ(3)お
よび立パイプ(4)を含むフレームの主部を構成するフ
レーム材について前記Al−Zn −Mg−Cu系合金
が用いられ、更に好ましくは、図面中に多数の点を付し
てあられした部材以外のフレーム材、即ち上パイプ(1
)、下パイプ(2)、前パイプ(3)、立バイブ(4)
、バックホーク(5)、チェーンステー(6)、ラグ(
7)、ボトムブラケット(8)、前ホーク(9)、リャ
ホークエンド(10)についても上記合金が用いられる
ものである。
この発明によるフレーム材は、前記のようにAl−Zn
 −Mg−Cu系合金をもって構成されるが、その合金
の成分組成の限定理由は次のとおりである。
Znは、主としてフレーム材の強度向上に寄与するもの
であり、その含有量が3%未満では充分な強度が得られ
ず、12%をこえると耐応力腐食割れ性が劣化する。特
に好適なZn含有量は5〜10%である。
Mgは、これも強度向上に役立つものであり、0.3%
未満では充分な効果が得られず、5%をこえると加工性
が劣化する。好適な含有量の範囲は0.6〜3%程度で
ある。
Cuは、強度の向上とともに耐応力腐食割れ性の改善に
有効に作用するものであり、0.05%未満ではそれら
の効果に不充分であるが、3%をこえて含有してもかえ
って強度、耐応力腐食割れ性が劣化する。最も好適な含
有量の範囲は0.1〜2%程度である。
この発明による上記アルミニウム合金は、上記の必須成
分として諸元歯のほかに、結晶粒形状を制御して強度、
耐腐食割れ性の更なる改善を目的として、必要に応じて
Z r 、M n % Cr sTi、Bなどの結晶粒
微細化元素を1種または2種以上添加含有せしめるもの
としても良い。
この場合各元素の含有許容範囲は Zr : 0. 05〜0.3% Mn : 0. 05〜0.8% Cr : 0. 05〜0.4% Ti  :0.05〜0.5% B  :Q、001〜0.05% であり、いずれも下限値未満では効果がなく、上限値を
こえると粗大な晶出物が生じ靭性、加工性劣化などの欠
点が派生する。
この発明によるフレーム(F)は、上記フレーム材を互
いに相手部材と接着剤を用いて接着することにより組構
されるものである。ここに用いる接着剤としては、アル
ミニウム合金の接着用として既知の接着剤中から任意に
選択使用うるが、なかでもエポキシ樹脂系の接着剤を好
適に用いうる。
発明の効果 この発明による自転車フレームは、少なくともその主部
を構成する上バイブ、下パイプ、前パイプ、立パイプ等
を含むフレーム材について、前記特定組成のAl−Zn
 −Mg−Cu系合金を用いるものであるから、該合金
の有する優れた機械的強度(σB−30/(yf/−以
上)と、耐応力腐食割れ性、及びそれらの好適なバラン
スにより、フレーム材の一層の薄肉化、小径化をはかる
ことができ、ひいては軽量化を達成しつる。また、フレ
ーム材を接着によって相互に相手部材と接合したものと
していることにより、従来の溶接方式によるものに較べ
、溶接ビードの排除によって外観的な体裁を良好なもの
となしうる。更には、前記アルミニウム合金は他のアル
ミニウム合金に較べ、焼付塗装時の加熱による強度低下
が少なく、塗装後においても良好な強度を保持せしめう
ることから、愈々軽量化を支障なく達成しうる。
実施例 上パイプ(1)、下パイプ(2)、前パイプ(3)、立
パイプ(4)、バックホーク(5)、チェーンステー(
6)、ラグ(7)、及びボトムブラケット(8)、前ホ
ーク(9)、リャホークエンド(10)の各フレーム材
につき、それらを下記第1表に示す各種のアルミニウム
合金で構成した。
第  1  表 (注) 従来 Na4:A3056 従来 Nα5 : A7003 そして、上記フレーム材の素管の耐力、耐SCC性を調
べると共に、該フレーム材をもって26インチ用の自転
車フレームを作製し、フレーム材相互の継手強度、フレ
ーム全体重量を測定した。それらの結果を第2表に示す
なお、本発明によるNo、1〜3のフレーム材を用いた
ものは、相互に相手部材をエポキシ樹脂系接着剤(コニ
シボンド社製 E−40)を用いて接着構造により組立
て、従来品相当のNo、4.5のフレーム材を用いたも
のについては溶接により部材相互を接合して組立てた。
〔以下余白〕
第  2  表 (注1)−−−−Cr 03 : 36 g/n、K2
 Cr2O7: 30g/fl、NacQ : 39/
Qの溶液の沸騰液中で20に9 f /m4の引張応力
を負荷し、割れが生じるまでの時間であられした。
(注2)・・・・・・材料破断によるものである。
上記第2表に示すように、この発明によるフレームは、
フレーム材自体が高強度と優れた耐SCC性を有し、継
手強度にも優れたものとなしうることにより、従来の溶
接構造によるフレームに較べて、一段と軽量化を達成し
うるちのであることを確認し得た。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す自転車フレームの側面
図である。 (F)・・・フレーム、(1)・・・上バイブ、(2)
・・・下パイプ、(3)・・・前パイプ、(4)・・・
立パイプ、(5)・・・バックホーク、(6)・・・チ
ェーンステー、(7)・・・ラグ、(8)・・・ボトム
ブラケット。 以上 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくともフレームの主部を構成する上パイプ、前パイ
    プ、下パイプ、立パイプ等を含むフレーム部材が、 Zn:3〜12% Mg:0.3〜5% Cu:0.05〜3% を必須成分として含有するAl−Zn−Mg−Cu系合
    金からなり、 上記フレーム部材が相互に相手部材と接着 により接合連結されてなることを特徴とする、接合構造
    による自転車フレーム。
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