JPS632970Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632970Y2 JPS632970Y2 JP1978121478U JP12147878U JPS632970Y2 JP S632970 Y2 JPS632970 Y2 JP S632970Y2 JP 1978121478 U JP1978121478 U JP 1978121478U JP 12147878 U JP12147878 U JP 12147878U JP S632970 Y2 JPS632970 Y2 JP S632970Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- suspension wire
- wire
- vibration system
- suspension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 30
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 239000007779 soft material Substances 0.000 claims 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 9
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はピツクアツプカートリツジに用いるサ
スペンシヨンワイヤーのストツパーに係り、特に
サスペンシヨンワイヤの固着装置に関する。
スペンシヨンワイヤーのストツパーに係り、特に
サスペンシヨンワイヤの固着装置に関する。
ピツクアツプカートリツジに於てオルトホン型
ピツクアツプカートリツジの振動系支持方法とし
て振動系をサスペンシヨンワイヤーにより１点支
持する様にし、安定に動作させる様にしたものが
知られている。
ピツクアツプカートリツジの振動系支持方法とし
て振動系をサスペンシヨンワイヤーにより１点支
持する様にし、安定に動作させる様にしたものが
知られている。
この様なサスペンシヨンワイヤーの固着装置に
ついて第１図を参照して説明する。
ついて第１図を参照して説明する。
第１図は振動系部とサスペンシヨンワイヤーの
ストツパー部分の要部側面図を示し、カンチレバ
ー２の先端にはスタイラス１が固定され、後部外
周にはアマチユア３を嵌着すると共に、内部には
サスペンシヨンワイヤー６の一端を係止するため
の第１のストツパー４が嵌入され、更に図示せざ
るもホルダに穿つた透孔に挿入固定される第２の
ストツパー５に上記サスペンシヨンワイヤー６の
他端をカシメ付等により第２のストツパー５の前
方７（アマチユア側）で固定している。ところで
最近のカートリツジはハイコンプライアンス化が
進みサスペンシヨンワイヤーの弾性率を小さくす
ることが望まれ、サスペンシヨンワイヤーの材質
は一般に弾性、引張り強さ、伸び率等の関係から
ピアノ線が用いられ線径は80μm前後が限界とさ
れている。この様にピアノ線の線径が細くなる
と、第１のストツパー４はアルミニウムが用いら
れているのに対し、第２のストツパーは黄銅を用
いているため、黄銅の第２のストツパー５をカシ
メ付けた前方部分７に於てサスペンシヨンワイヤ
ー６が第２図に示す如く切断される。この原因は
サスペンシヨンワイヤー６のカシメ付時に上記サ
スペンシヨンワイヤーを変形させ、更にカートリ
ツジ振動系の振動中心がこの部分に集中するため
に繰り返して曲げ応力が加えられるためである。
ストツパー部分の要部側面図を示し、カンチレバ
ー２の先端にはスタイラス１が固定され、後部外
周にはアマチユア３を嵌着すると共に、内部には
サスペンシヨンワイヤー６の一端を係止するため
の第１のストツパー４が嵌入され、更に図示せざ
るもホルダに穿つた透孔に挿入固定される第２の
ストツパー５に上記サスペンシヨンワイヤー６の
他端をカシメ付等により第２のストツパー５の前
方７（アマチユア側）で固定している。ところで
最近のカートリツジはハイコンプライアンス化が
進みサスペンシヨンワイヤーの弾性率を小さくす
ることが望まれ、サスペンシヨンワイヤーの材質
は一般に弾性、引張り強さ、伸び率等の関係から
ピアノ線が用いられ線径は80μm前後が限界とさ
れている。この様にピアノ線の線径が細くなる
と、第１のストツパー４はアルミニウムが用いら
れているのに対し、第２のストツパーは黄銅を用
いているため、黄銅の第２のストツパー５をカシ
メ付けた前方部分７に於てサスペンシヨンワイヤ
ー６が第２図に示す如く切断される。この原因は
サスペンシヨンワイヤー６のカシメ付時に上記サ
スペンシヨンワイヤーを変形させ、更にカートリ
ツジ振動系の振動中心がこの部分に集中するため
に繰り返して曲げ応力が加えられるためである。
第３図に従来の第２のストツパー５とサスペン
シヨンワイヤー６のカシメ付状態を示す。
シヨンワイヤー６のカシメ付状態を示す。
この様にサスペンシヨンワイヤー６は前部カシ
メ付部７近傍でくびれ６ａを生ずる。例えば線径
80μmφのピアノ線より成るサスペンシヨンワイ
ヤー６としては内径が０，１〜０，2φのパイプ
形状を有する第２のストツパー５中に挿入されて
カシメられるがこれらの隙間には接着剤８が介在
されているも第１のストツパーの前部カシメ付部
分７近傍では接着剤層がなくなり、黄銅の第２の
ストツパーとサスペンシヨンワイヤーが直接対接
するのでこの部分の緩衝作用も無くなる欠点を生
ずる。
メ付部７近傍でくびれ６ａを生ずる。例えば線径
80μmφのピアノ線より成るサスペンシヨンワイ
ヤー６としては内径が０，１〜０，2φのパイプ
形状を有する第２のストツパー５中に挿入されて
カシメられるがこれらの隙間には接着剤８が介在
されているも第１のストツパーの前部カシメ付部
分７近傍では接着剤層がなくなり、黄銅の第２の
ストツパーとサスペンシヨンワイヤーが直接対接
するのでこの部分の緩衝作用も無くなる欠点を生
ずる。
本考案は叙上の欠点を除去したサスペンシヨン
ワイヤーストツパーを提供するものである。
ワイヤーストツパーを提供するものである。
尚第１図〜第３図に示す従来例と同一部分には
同一符号を符して重復説明を省略するも、第４図
は本考案の一実施例を示すもので第４図に示すも
のは第２のストツパー５の構成を２重パイプ構造
と成し、内側にアルミニウムパイプを用いその上
に黄銅パイプを用いる様にしたものである。
同一符号を符して重復説明を省略するも、第４図
は本考案の一実施例を示すもので第４図に示すも
のは第２のストツパー５の構成を２重パイプ構造
と成し、内側にアルミニウムパイプを用いその上
に黄銅パイプを用いる様にしたものである。
第２のストツパー５を第１のストツパーと同様
にアルミニウムを用いれば第２のストツパー５の
材質がサスペンシヨンワイヤーに喰込み、くびれ
等を生ずることはないが、第２のストツパーの外
径をホルダーの透孔に挿通して振動系のダンピン
グを調整するために螺子止するためにある程度の
硬さが必要であり、アルミニウムでは強度不足と
成る。
にアルミニウムを用いれば第２のストツパー５の
材質がサスペンシヨンワイヤーに喰込み、くびれ
等を生ずることはないが、第２のストツパーの外
径をホルダーの透孔に挿通して振動系のダンピン
グを調整するために螺子止するためにある程度の
硬さが必要であり、アルミニウムでは強度不足と
成る。
第４図により本考案の具体例を説明するにサス
ペンシヨンワイヤー６は先づアルミニウムパイプ
９の中軸を貫通し、更にアルミニウムパイプ９を
黄銅パイプ５に挿通しカシメ付部７でサスペンシ
ヨンワイヤーを第２のストツパーに固定する、勿
論カシメ付部７は第４図の如く第２のストツパー
の前方に限らずどの位置でカシメてもよい。
ペンシヨンワイヤー６は先づアルミニウムパイプ
９の中軸を貫通し、更にアルミニウムパイプ９を
黄銅パイプ５に挿通しカシメ付部７でサスペンシ
ヨンワイヤーを第２のストツパーに固定する、勿
論カシメ付部７は第４図の如く第２のストツパー
の前方に限らずどの位置でカシメてもよい。
この様に構成させるとサスペンシヨンワイヤー
のピアノ線はアルミニウムパイプを介してカシメ
付の力が加えられるので、ピアノ線はアルミ内に
喰込み、ピアノ線にくびれ部６ａを生ずることは
なく、切断等の事故を大巾に減少し得てその実用
的効果は大きい。
のピアノ線はアルミニウムパイプを介してカシメ
付の力が加えられるので、ピアノ線はアルミ内に
喰込み、ピアノ線にくびれ部６ａを生ずることは
なく、切断等の事故を大巾に減少し得てその実用
的効果は大きい。
第１図は従来の振動系とストツパー部分の側面
図、第２図は従来のストツパーとサスペンシヨン
ワイヤーの断線状態を示す側面図、第３図は従来
のストツパーとサスペンシヨンワイヤーのカシメ
付部分の拡大断面図、第４図は本考案のストツパ
ーとサスペンシヨンワイヤーの固定装置を示す側
面図である。 １はスタイラス、２はカンチレバー、３はアマ
チユア、４は第１のストツパー、５は第２のスト
ツパー、６はサスペンシヨンワイヤー、７は第２
のストツパーの前方カシメ部、７ａは第２のスト
ツパーの後方カシメ部、７ｂは第２のストツパー
の中間カシメ部、９はアルミパイプである。
図、第２図は従来のストツパーとサスペンシヨン
ワイヤーの断線状態を示す側面図、第３図は従来
のストツパーとサスペンシヨンワイヤーのカシメ
付部分の拡大断面図、第４図は本考案のストツパ
ーとサスペンシヨンワイヤーの固定装置を示す側
面図である。 １はスタイラス、２はカンチレバー、３はアマ
チユア、４は第１のストツパー、５は第２のスト
ツパー、６はサスペンシヨンワイヤー、７は第２
のストツパーの前方カシメ部、７ａは第２のスト
ツパーの後方カシメ部、７ｂは第２のストツパー
の中間カシメ部、９はアルミパイプである。
Claims (1)
- ピツクアツプカートリツジの振動系を支持する
サスペンシヨンワイヤーを上記振動系とホルダ間
に係止する第１及び第２のストツパーを有し、上
記サスペンシヨンワイヤーを上記第２のストツパ
ー固着時に上記第２のストツパーの内側に軟い材
料を外側を硬い材料を用いた二重構造として上記
サスペンシヨンワイヤを傷つけず硬い外側材料に
よつて強固にカシメ付けてなることを特徴とする
サスペンシヨンワイヤーストツパー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978121478U JPS632970Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978121478U JPS632970Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5539560U JPS5539560U (ja) | 1980-03-13 |
| JPS632970Y2 true JPS632970Y2 (ja) | 1988-01-25 |
Family
ID=29078655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978121478U Expired JPS632970Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS632970Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5122402B2 (ja) * | 1971-11-02 | 1976-07-09 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5122402U (ja) * | 1974-08-08 | 1976-02-19 |
-
1978
- 1978-09-04 JP JP1978121478U patent/JPS632970Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5122402B2 (ja) * | 1971-11-02 | 1976-07-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5539560U (ja) | 1980-03-13 |
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