JPS63294478A - 冷凍冷蔵ショ−ケ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は冷気循環路内に備えるファンによって、庫内
空気を冷却器で冷却して循環させ、この冷却空気により
庫内を冷却する冷凍冷蔵ショーケースに関する。

〔従来の技術〕

この種の冷凍冷蔵ショーケースとして断面略コ字形の本
体ケース内に形成された冷気循環路内に１台の冷却器、
およびファンを備え、このファンによって庫内空気を冷
却器で冷却して循環させ、本体ケース内方に形成される
庫内を冷却するものが知られている。一方冷凍冷蔵シヨ
ーケースは冷蔵温度の異なる商品に共用できるように、
庫内を広い温度帯から選択的に冷却温度を調節できるこ
とが望まれる。しかしてこの場合従来の冷凍冷蔵ショー
ケースは、サーモスタットにより圧縮機をＯＮ、ＯＦＦ
制御して庫内を所望の冷却温度に調節するのが普通であ
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで前記圧縮機を頻繁にＯＮ、ＯＦＦすることは好
ましくなく、ＯＮ、ＯＦＦ回数の制限から従来の冷凍冷
蔵ショーケースでは広い温度帯からの冷却温度の選択が
困難である欠点があった。

この発明は、幅広い温度帯からの温度調節が可能で冷蔵
温度の異る商品それぞれに使い分け、共用することので
きる冷凍冷蔵ショーケースを提供することを目的とする
。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、この発明によれば、断面略
３学形の本体ケース内方に庫内を形成しかつ前記本体ケ
ース内に形成された冷気循環路内にファンおよび冷却器
を備え、前記ファンによって庫内空気を前記冷却器を通
して循環し前記庫内を冷却する冷凍冷蔵ショーケースに
おいて、前記冷却器を２台配設するとともに、これらの
冷却器に冷媒を案内する配管の途中に電磁弁を設け、こ
の電磁弁の操作によりｉ！［的に、前記２台の冷却器、
および任意に選択した１台の前記冷却器のいずれかに冷
媒を循環供給できるようにするものとする。

〔作用〕

冷却器を１台あるいは２台運転することによって、ある
いは冷却能力を異ならせた２台の冷却器のうち１台を選
択して運転することにより庫内の冷却温度を大幅に変え
ることができて、冷蔵温度の選択対象となる温度帯を幅
広く設定することが可能となる。

〔実施例〕

この発明の第１の実施例を第１図および第２図に示す。

図において、１は前面に商品取出用開口部を有する断面
略３学形の本体ケースで、外箱２と内箱３とによって構
成されるとともに、内箱３の内方に庫内４をまた外箱底
部に機械室５を形成している。６は断熱壁でなる前記外
箱２と内箱３との間に形成された冷気循環路でその上下
両端が前記開口部に臨み吹出口６ａおよび吸込口６ｂを
なしている。７は大きなガラス窓を有し前記開口部を開
閉する扉、８は庫内４を上下多段に仕切る棚である。１
１は庫内空気を矢印の如（循環させるファン、１２およ
び１３は互いに異る冷却能力をもち共に冷気循環路６内
に配設された２台の冷却器、１５．１６および１７は機
械室５に設置され前記冷却器１２．１３と冷凍サイクル
を構成する圧縮機、凝縮器およびファンである。

前記冷却機１２．１３．圧縮機１５および凝縮器１６は
、第２図に示す如く配管１７によって結ばれ冷媒回路を
構成する。１８は凝縮器１６からの配管１７が途中で冷
却器１２．１３に向けて配管１７ａ、１７ｂに分岐する
この分岐部に設けられ、配管１７ａおよび１７ｂと接続
される開口のいずれか一方を開放するとともに他方を閉
成する電磁三方弁である。また圧縮機１５には圧縮機１
５を負荷に相応した状態に運転制御するためのインバー
タ１５Ａが付設されている。

前述の構成において、庫内４に冷凍、冷蔵温度の低い商
品を収納する時には、電磁三方弁１８の操作によって配
管１７ａ側が開放、配管１７ｂが閉成され、凝縮器１６
からの冷媒はキャピラリーチューブ１２Ａを通り大きい
冷却能力をもった冷却器１２へ送られ、第２図に示す冷
媒回路を実線で示す矢印の如く循環する。一方フアン１
１によって庫内空気が吸込口６ｂから冷気循環路６へ吸
い込まれ、冷却器１２で冷却されて極く低温の冷却空気
となり第１図に示す矢印の如く循環する。

しかして吹出口６ａから吹出す前記冷却空気によって庫
内４は所要の冷蔵温度に冷却される。

また庫内４に冷蔵温度の比較的高い商品を収納する場合
には、電磁三方弁１８の冷却器１３に連なる配管１７ｂ
との接続側が開放され、凝縮器１６からの冷媒はキャピ
ラリーチューブ１３Ａを通り破線矢印で示す如く小さい
冷却能力をもった冷却器１３を通る冷媒回路を循環する
。しかしてファン１１によって冷気循環路６を循環する
庫内空気は冷却器１３によって冷却され、前述の冷却空
気より比較的温度の高い冷却空気となり、吹出口６ａか
ら吹出し庫内４を冷却する。しかして庫内４は前記比較
的高い冷蔵温度の商品に適した温度に冷却される。

さらに冷却器１２あるいは１３の冷却運転の選択に対応
して、圧縮機１５のモータ回転数がインバータ１５Ａに
よって制御され、冷却器１２および１３にはその冷却能
力に応じた最適容量の冷媒が圧縮機１５から送り出され
る。

このように庫内４の冷却温度は、冷却器１２および１３
のいずれか一方の選択運転によって極めて幅広い温度帯
から選定することが可能であり、また選定された冷却温
度において冷却器１２．１３および圧縮機１５が効率よ
く運転される。

第３図および第４図はこの発明の第２の実施例を示すも
ので、前述の実施例と異る点は同等の冷却能力をもった
２台の冷却器２１が冷気循環路６内に配設され、かつ凝
縮器１６と冷却器２１とを結ふ配管１７の各冷却器２１
に向けて分岐した各配管に１７ａ、１７ｂそれぞれキャ
ピラリーチューブ２２と共に電磁開閉弁２３が介挿設置
されＹいる点である。しかしてこの実施例では、両方の
電磁開閉弁２３を開弁じて２台の冷却器２１により庫内
空気を冷却するか、または一方の電磁開閉弁２３のみを
開弁じて１台の冷却器２１によって庫内空気を冷却する
かによって、庫内４の冷却温度を幅広い温度帯から選定
することが可能となり前述の実施例と同様の効果が得ら
れ、加えて２台の冷却器２１が同一仕様となり量産メリ
ット等冷却器製作上の利点が得られる。

前記第２の実施例において、２台の冷却器２１を第１の
実施例における冷却器１２．１３の如く互いに冷却能力
の異るものを使用することによって、庫内空気を冷却す
るのに、２台の冷却器によって冷却、冷却能力の大きな
１台の冷却器によって冷却、あるいは冷却能力の小さな
１台の冷却器によって冷却する等選択範囲が更に拡大さ
れ庫内４の冷却温度選定の対象となる温度帯の幅をさら
に広げることができる。

前記第１および第２の実施例では２台の冷却器をそれぞ
れ別体に構成して説明しているが、前記２台の冷却器を
１体的に形成することも可能で、前述と同様の作用によ
り同じ効果を得ることができる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、冷気循環路内に冷却器を２台配設す
るとともに、これらの冷却器に冷媒を案内する配管の途
中に電磁弁を設け、この電磁弁の操作により選択的に、
２台の冷却器、および任意に選択した１台の冷却器のい
ずれかに冷媒をＷ１環供給できるようにしたので、庫内
の冷却温度を幅広い温度帯から選定することが可能とな
り、冷凍、冷蔵温度がかなり異なる商品の冷蔵に共用可
能な冷凍冷蔵ショーケースを提供することができる。

【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明の第１の実施例を示す冷凍冷蔵ショー
ケースの断面図、第２図は同じく冷媒回路図、第３図は
この発明の第２の実施例を示す冷蔵ショーケースの断面
図、第４図は同じく冷媒回路図である。 １・・・本体ケース、４・・・庫内、６・・・冷気循環
路、１１・・・ファン、１２．１３・・・冷却器、１５
・・・圧縮機、１５Ａ・・・インバータ、１８・・・電
磁三方弁、２１・・・冷却器、２３・・・電磁開閉弁。 二輪 一二ノ ン１ ン 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）断面略コ字形の本体ケース内方に庫内を形成し、か
   つ前記本体ケース内に形成された冷気循環路内にファン
   および冷却器を備え、前記ファンによって庫内空気を前
   記冷却器を通して循環し前記庫内を冷却する冷凍冷蔵シ
   ョーケースにおいて、前記冷却器を２台配設するととも
   に、これらの冷却器に冷媒を案内する配管の途中に電磁
   弁を設け、この電磁弁の操作により選択的に、前記２台
   の冷却器、および任意に選択した１台の前記冷却器のい
   ずれかに冷媒を循環供給できるようにしたことを特徴と
   する冷凍冷蔵ショーケース。 ２）特許請求の範囲第１項記載の冷凍冷蔵ショーケース
   において、冷却器への冷媒回路を構成する圧縮機にイン
   バータ等による制御手段を設け、圧縮機から送り出され
   る冷媒量を制御できるようにした冷凍冷蔵ショーケース
   。