JPS6329388A - テ−プカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分■】

本発明は、テープカセットに関するものである。

【従来技術とその問題点】

本願出願人は１例えば標準タイプの記録再生装＝に装着
して用いる標準タイプのテープカセットより小型のテー
プカセットを提案（実公昭６０−３７７４４号公報）し
ている。 このテープカセットＡは、第１１図に示す如く、その枠
体が上ハーフ１、下ハーフ２及びテープ保護用の厚みの
薄い前で３とから構成されている。 この小型のテープガイドｌ−Ａ内には、供給測り−ル４
と巻取側リール５とが配設されており、この供給側リー
ル４と巻取側リール５との語間は、この小型のテープカ
セットＡのみでは装着できない標準タイプの記録再生装
置の供給側リールディスクと巻取側リールディスクとの
互層より短いように設定されている。 そして、供給側リール４と巻取側リール５との間におい
て、テープガイド６．７にガイドされて所定の走行径路
を走行する磁気テープ８が配されている。 この磁気テープ８の走行は、テープカセットＡが専用の
記録再生装置に装着されると、記録再生装置の供給側リ
ールディスクが供給側リール４のリールディスク挿入穴
９に嵌合し、又、記録再生装置の巻取側リールディスク
が巻取側リール５の下フランジに構成した歯車１０に噛
合し、そしてこれら供給側リールディスク及び巻取側リ
ールディスクの駆動によって供給側リール４は磁気テー
プ送り出し方向に回転させられ、又、巻取側リール５は
磁気テープ巻き取り方向に回転させられ、磁気テープ８
は供給側リール４からテープガイド６゜フを経て巻取側
リール５に巻き取られるようになる。 尚、このテープカセットＡの記録再生装置への装着時に
おいては、供給側リール４及び巻取側リール５を下ハー
フ２ｒｓに当接している板バネ（口承せず）の力に抗し
て供給側リール４は上ハーフ１側に供給側リールディス
クによって持ち上げられているので、供給側リール４の
下フランジの下面に形成した凹凸状部と下ハーフ２の上
面に形成した凹凸状部との噛合によるロックは解除され
、供給側リール４は回動可能状態となる。 又、記録再生装置への装着時に、巻取側リール５の下フ
ランジの歯車１０に対する爪（図示せず）の１、ｆ＋止
が解除されるようになり、これまた巻取側リール５は回
動可能状態となる。 尚、このテープカセットＡが記録再生に使用されない状
宕にあっては、上記の板バネの力による凹凸状部同士の
噛合及び爪による歯車１０の係正によって、供給側リー
ル４及び巻取側リール５はロックされ、これらに巻かれ
ている磁気テープ８の弛みを防いでいる。 供給側リール４の回転は、供給側リールディスクがリー
ルディスク挿入穴９に挿入されて行なわれるものである
から、これに対応する位＝の下ハーフ２の下面には孔１
１が形成されており、又、巻取側リール５の回転は、巻
取側リール５の下フランジの周側部に形成された歯車１
０に装＝の巻取側リールディスクが噛合することによっ
て行なわれるものであるから、これに対応する位置の下
ハーフ２には切欠部１２が形成されており、又、巻取側
リール５はスクリュー１３によって固定した軸（図示せ
ず）を中心として回転するようにこの軸に支持されてい
る。 １４はテープカセットＡの上ハーフ１の側部に形成され
た略Ｕ字状に形成された凹部、１５はこの凹部１４と前
蓋３との間の溝内に配されたスライダ、１６は略Ｕ字状
の凹部１４に０３Ｕ字状に挿入配設された板バネであり
、前蓋３の開蓋時には開蓋方向の回転モーメントを前で
３に作用させ、もって前蓋３が第１１図に示す如く開状
態を維持できるようになっており、又、前蓋３の閏で時
には閉蓋方向の回転モーメンＩ・を前Ｍ３に作用させ、
前Ｍ３は開状態を維持できるようになっている。 尚、この前蓋３の開蓋時及び開蓋時には、前蓋３の一端
がテープカセットＡの上ハーフ１又は下ハーフ２の一端
に当接し、前蓋３に開閉モーメンＩ−が作用してもそれ
以上は回動しないようになっている。 すなわち、閉惹状悪にある前蓋３に開蓋方向の回転力を
付与し、前で３をヒンジピン１７を中心として回動させ
ると、これによってスライダ１５は後方側に押し遺られ
、板バネ１６は撓み、そしである回動位置を越えるとス
ライダ１５は板バネ１６の弾撥力によって前方側に押し
遣られ、スライダ１５の力によって前で３は開で方向に
付勢されるようになり、そして第１１図に示す開塁状層
から前蓋３に閉蓋方向の回転力を付与すると、前Ｍ３、
スライダ１５は前記の場合と逆に動作し、前蓋３は開蓋
方向に付勢されるようになっている。 しかし、上記構成のテープガイドｌ−Ａにおいては、前
Ｍ３の開状態が板バネ１６の力によって維持されるとは
言え、充分なものでない欠点がある。 すなわち、前２２３が筒単に指等で開けることができる
ため、磁気テープ８に傷を付けたり、ホコリ等が付着し
ゃずいという問題が考えられる。

【問題点を解決する為の手段】

本発明は前記の間運点に２みてなされたものであり、テ
ープカセット本体部と、回動開閉式の前着と、この前蓋
に当接して開閉モーメントを作用させるため前記テープ
カセット本体部に設けた溝に配した摺動部材と、この摺
動部材を前記前蓋に当接させるために前記テープカセッ
ト本体部に設けた凹部に折り曲げて配した叔バネと、こ
の折り曲げられた板バネの間の凹部内に退避可能に設け
た前記溶動部材の摺動を規制するロック部材と、このロ
ック部材を退避させて前記摺動部材の摺動を可能にする
ため前記テープカセット本体部よりその一部を突出させ
て設けた３ｒ１避補助部材とを備えたテープカセットを
提供するものである。

【実施例】

第１図〜第３図は本発明に係るテープカセットの第１実
施例を示すもので、第１図はこのテープカセッ１−の要
部の側面図、第２図は第１図中■−■線での断面図、第
３図は前１ａｉｖｒ能時における第１図中■−■線での
断面図である。 尚、本実施例におけるテープカセットの大部分の構成は
、従来技術として述べたテープカセットＡの構成と略同
様であるので、同一部分には同一符号を付してその詳細
な説明は省略する。 各図中、２０は、略Ｕ字状に折り曲げられた板バネ１６
の間の凹部１４内に退避可能に配されたロック部材であ
り、　こつロック部材２０はスタッド２１によって回動
可能に支持されたロックアーム２２の先端上部に設けら
れたものである。 尚、このロックアーム２２はトーションバネ２３によっ
て第２図中時Ｓ１方向に付勢されており、通常時にあっ
ては、このｌ・−ジョンバネ２３の力によって、ロック
部材２０は略Ｕ字状の板バネ１６の間に進入していて、
スライダ１５が後ｍ（第２区中上方向ｔ・、の移動）で
きないようになっている。 特に、前蓋３に開蓋方向の大きな力を加えても、すなわ
ちスライダ１５に第２図中左方向の大きな力が作用して
も、ロック部材２０は板バネ１６を配設している四部１
４の壁によって第２図中左右方向の動きを規制されてい
るから、つまりテープカセットのケース自体によって規
制されることになるから、スライダ１５は第２図中左方
向へは移動できず、前蓋３の開蓋は不可能になっている
。 尚、このような状態時においても、すなわち前蓋３の閉
ｚロック時においても、スライダ１５の前進動作は規制
されていないようになっているから、板バネ１６の弾撥
力を受けてスライダ１５は第２図中８劇に付勢されてお
り、従って前蓋３には板バネ１６からスライダ１５を介
して閉方向のモーメントが作用しており、前蓋３がガタ
ックことはない。 ２４は、ロックアーム２２の先端下部の位置においてテ
ープカセットＡの四部１４からその先端部が突出するよ
うに設けられた釦であり、この釦２４はロック部材２０
をスライダ１５の後部位置から退避させてスライダ１５
をスライド可能にするものである。 すなわち、釦２４に第２区中上方向の力が作用すると、
第３図に示す如く、ロックアーム２２はトーションバネ
２３の力に抗して第３図中反時計方向に回動し、これに
よってロック部材２０はスライダ１５の後部から退避し
、スライダ１５のスライドが可能になる。 尚、この釦２４の凹部１４からの突出している四方の側
面は傾斜面に構成されている。 上記のようにテープカセットを構成させると、このテー
プカセットＡと使用しない状態にあっては、板バネ１６
の反発力より大きな力が前で３に作用しても、前で３が
開ですることはなく、従って磁気チーブ８に対する保護
安全性が一段と高くなる。 特に、前Ｍ３のＥＨを阻止することになるスライダ１５
の後退を阻止するロック部材２０は、その位τがロック
アーム２２を支持しているスタッド２１によって規制さ
れていると言うよりも、このロック部ｔｔ２０が量大し
ている凹部１４の璧、すなわちテープカセットＡのケー
ス壁臼体によって規制されているものであるから、この
ロック部材２０によるスライダ１５の後退を阻止する力
は極めて大きく、前蓋３の開蓋は不可能になっている。 そして、このように前＝３の閉２０ツクカ３大きくした
ものであるにもかかわらず、ロック部材２０が設けられ
ているロックプレート２２の支持部には大きな力が作用
しないようになっており、従って前蓋３に大きなｒＴ４
ｆｉ力を加えてもロックプレート２２の支持部が損傷す
ることも起きない。 そして、テープカセットＡを専用の記録再生装＝に装着
、又は漂準タイプの記録再生装置で使用するためこのテ
ープカセットＡ３アダプタに装着すると、記録再生装置
又はテープカセット用アダプタのカセットハウジング２
５によって、第３図に示す如＜、ｊ０２４が押し込まれ
るようになり、ロックプレート２２は反時計方向の回動
力を受けるからロック部材２０はスライダ１５の後部か
ら退避し、スライダ１５はスライド可能になって、前蓋
３にＧＷ力方向力が作用すると前蓋３は開くようになる
。 すなわち、前蓋３に対するロック及びロック解除は、特
別な動作を行なわなくてもすむようになっており、そし
てこのロック及びロック解除機構は極めて簡単であり、
すなわち従来のテープカセットＡの大巾な改変なく、単
にロック部材２０及び釦２４が設けたロックプレート２
２のロック部材２０及び釦２４が凹部１４の位置に存す
るようにするのみで構成できる。 さらに、前Ｍ３にロック部材を設けたりしていると、テ
ープ引出時に磁気テープ８がこのロック部材・に当接し
て損傷する危険があるが、上記実施例にあっては前Ｍ３
に特別なロック部材を設ける必要がないので、磁気テー
プの損傷といった危険もない。 第４図〜第６図は本発明に係るテープカセットの第２実
施例分示すもので、第４図はこのテープカセットの要部
の側面図、第５図は第７図中Ｘ−Ｘ線での断面図、第６
は前ＨＩＸＩ　Ｎ可能時における第４図中Ｖ−■線での
断面図である。 本実施例のテープカセットは前記実施例のテープカセッ
トＡと基本的には同一であるので、同一部分には同一符
号を付してその詳細な説明は省略する。 但し、本実施例においては、釦２４の突出部における後
部側及び上部側には傾斜面を形成していないので、前記
実施例の場合に比べるとカセットハウジング２５と５０
２４との当接部（カセットハウジング２５から釦２４が
力を受ける作用点）はロックプレー１−２２の回動中心
に近くなっており、従ってｔｃＪ２４の突出長が同じと
すればロックアーム２２の回動スＩ・ローフは本実施例
の方が大きくなり、よってロック部材２０のスライダ１
５の後部からの退避に必要な回動ストロークを同じとす
れば、本実施例の場合は前記実施例の場合よりも釦２４
の突出長が短かくてもよく、釦２４をより小さくできる
特長がある。 又、本実施例の如（、ｊ［］２４の突出部における上部
側及び後部側を傾斜面としてなくても、カセッ）・ハウ
ジング内への装着時にｊ０２４が押し込まれるのに不都
合はない。 第７図〜第１０図は本発明に係るテープカセットの第３
実施例を示すもので、第７図は要部の側面図、第８図は
第７図中Ｘ−Ｘ線での断面口、第９図は第７図中Ｘ−Ｘ
線での断面図、第１０図は前蓋開蓋可能時における第７
図中Ｘ−Ｘ線での断面図である。 本実施例のテープ力センｌ−Ａは、前記第１及び第２実
施例のテープカセットＡにおけるロックプレー１・２２
が回動式に取り付けられていたのに対し、ロック部材２
０及びｊ０２４ｔ！−一体構成した口！クプレート２２
をスライド式に取り付け、そしてロックプレー１・２２
をコイルスプリング等の弾撥材２６で外側に付勢した点
が異なるのみで、その基本的な技術思想は同一であるの
で、同一部分には同一符号を付してその詳細な説明は省
略する。

【効果】

本発明に係るテープカセットは、テープカセット本体部
と、回動開閉式の前蓋と、この前蓋に当接して開閉モー
メント分作用させるため前記テープ力七ノド木木部に設
けた溝に配した摺動部材と、この摺動部材な前記前蓋に
当接させるために前記テープカセット本木部に設けた四
部に折り曲げて配した板バネと、この折り曲げられた仮
バネの間の凹部内に退避可能に設けた前記摺動部材の２
動と規制するロック部材と、　このロック部材を退避さ
せて面上摺動部材の摺動を可能にするため前記テープカ
セット本体部よりその一部を突出させて設けた′ＪＪ１
避補助部材とを備えたので、このテープカセットが記録
再生に用いられない通常の状πにあっては、前での１′
７１塁状慧を確実に維持でき、磁気テープに対する保護
安全性は高く、特に前での閉蓋状Ｒ３ｔｊ１持するため
に摺動部材の摺動を規制するロック部材はテープカセッ
ト本体部に設けられた凹部の壁、すなわちチーブ力セン
ト不体のケース璧自体で規制されるものであるから、前
でので塁状１の維持は碍実であり、又、このロック部材
を規制する四部は前蓋に開閉モーメントを作用させる板
バネを配設する凹部でもあるからその構成は簡単であり
、前Ｎに対するロック機構及びロック解除機構の構成は
簡単であり、又、前蓋に直接ロック機構を設けるもので
ないから、テープカセットよりのテープの繰り出し等に
障害が起きにくい等の特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明に係るテープカセットの第１実
施例を示すもので、第１図は要部の側面口、第２図は第
１図中［１−Ｈ線での断面図、第３図は前蓋開蓋可能時
での第７図中Ｘ−Ｘ線での断面図、第４図〜第６区は本
発明に係るテープカセットの第２実施例を示すもので、
第４図は要部の側面図、第５図は第４図中■−■線での
断面図、第６図は前蓋開蓋可能時での第４図中■−■線
での断面図、第７図〜第１０図は本発明に係るテープカ
セットの第３実施例３示すもので、第７区は要部の劇面
図、第８図は第７図中Ｙ−）′線での断面図、第９図は
第７図中Ｘ−Ｘ線での断面図、第１０図は面Ｎ開で可能
時での第７図中Ｘ−Ｘ線での断面図、第１１図は従来の
テープ力セッＩ・の斜視図である。 Ａ・・テープカセット、１・・上ハーフ、２・下ハーフ
、３・面惹、１４・・凹部、１５・１．スライダ（店劫
部０）、１６　　板バネ、２０　　ロック部材、２２・
・ロンファーム、２３トーシヨンバネ、２４・ｊＤ（退
避補助部材）、２５・カセットハウジング、２６・・弾
（７材。 ン 第１図 第２図 第３図 ］ 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図　　　第９図 第１０図 第１１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テープカセット本体部と、回動開閉式の前蓋と、この前
   蓋に当接して開閉モーメントを作用させるため前記テー
   プカセット本体部に設けた溝に配した摺動部材と、この
   摺動部材を前記前蓋に当接させるために前記テープカセ
   ット本体部に設けた凹部に折り曲げて配した板バネと、
   この折り曲げられた板バネの間の凹部内に退避可能に設
   けた前記摺動部材の摺動を規制するロック部材と、この
   ロック部材を退避させて前記摺動部材の摺動を可能にす
   るため前記テープカセット本体部よりその一部を突出さ
   せて設けた退避補助部材とを備えたことを特徴とするテ
   ープカセット。