JPS63293002A - 化粧合板の製造方法 - Google Patents
化粧合板の製造方法Info
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- JPS63293002A JPS63293002A JP13030687A JP13030687A JPS63293002A JP S63293002 A JPS63293002 A JP S63293002A JP 13030687 A JP13030687 A JP 13030687A JP 13030687 A JP13030687 A JP 13030687A JP S63293002 A JPS63293002 A JP S63293002A
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- decorative plywood
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野］
この発明は、樹脂によって表面強化した化粧単板の耐ク
ラツク性を向上させた化粧合板の製造方法に関するもの
である。
ラツク性を向上させた化粧合板の製造方法に関するもの
である。
従来より、木質化粧合板を強化するために、樹脂を含浸
させる、いわゆるＷＰＣ処理が行われているが、得られ
た化粧合板には樹脂の残留歪があり、時間の経過と共に
化粧合板の表面にクランクが生じるという問題があった
。
させる、いわゆるＷＰＣ処理が行われているが、得られ
た化粧合板には樹脂の残留歪があり、時間の経過と共に
化粧合板の表面にクランクが生じるという問題があった
。
とくに、木質化粧合板の表面にポリエステル系樹脂等を
塗布し加熱加圧する、いわゆる塗布式ＷＰＣ処理では、
乾燥工程がないため、残留歪の影響が大きく、化粧合板
の表面にクラックが生じやすかった。第２図はかかる塗
布式ＷＰＣ処理によって得られた化粧合板の断面図であ
り、合板等の基材１０の表面に接着剤層１１によって木
質化粧単板１２（突板）が貼着され、その表面にはポリ
エステル樹脂等のＷＰＣ用樹脂１１１３、下塗り用塗膜
１４および上塗り用塗膜１５が順に積層される。
塗布し加熱加圧する、いわゆる塗布式ＷＰＣ処理では、
乾燥工程がないため、残留歪の影響が大きく、化粧合板
の表面にクラックが生じやすかった。第２図はかかる塗
布式ＷＰＣ処理によって得られた化粧合板の断面図であ
り、合板等の基材１０の表面に接着剤層１１によって木
質化粧単板１２（突板）が貼着され、その表面にはポリ
エステル樹脂等のＷＰＣ用樹脂１１１３、下塗り用塗膜
１４および上塗り用塗膜１５が順に積層される。
ｗｐｃ用の樹脂は硬化収縮を起こすカ（、硬化後もその
歪は残留している。この残留歪は時間の経過と共に集中
歪となって、第３図に示すように化粧合板の表面に割れ
１６（クラック）を生じさせる。また、化粧合板の小さ
な寸法変化を拡大して表面の塗膜１４．１５に伝達して
クラックを発生させる原因とならたりする。
歪は残留している。この残留歪は時間の経過と共に集中
歪となって、第３図に示すように化粧合板の表面に割れ
１６（クラック）を生じさせる。また、化粧合板の小さ
な寸法変化を拡大して表面の塗膜１４．１５に伝達して
クラックを発生させる原因とならたりする。
この発明の目的は、耐クランク性の向上した化粧合板の
製造方法を提供することである。
製造方法を提供することである。
この発明の化粧合板の製造方法は、基材の表面に木質化
粧単板を貼着しついで樹脂含浸処理して化粧合板本体を
得る工程と、前記化粧合板本体の表面に物理的にクラッ
クを発生させる工程と、クランクを発生させた化粧合板
本体の表面塗装を行う工程とを含むものである。
粧単板を貼着しついで樹脂含浸処理して化粧合板本体を
得る工程と、前記化粧合板本体の表面に物理的にクラッ
クを発生させる工程と、クランクを発生させた化粧合板
本体の表面塗装を行う工程とを含むものである。
この発明によれば、前記化粧合板本体の表面に物理的に
クランクを発生させであるので、製品状態で集中歪によ
り化粧合板の表面にクラックが発生するのが防止され、
耐クラツク性が向上するとともに、物理的にクラックを
発生させた化粧合板本体は表面が塗装されているため、
外観が損なわれることがない。
クランクを発生させであるので、製品状態で集中歪によ
り化粧合板の表面にクラックが発生するのが防止され、
耐クラツク性が向上するとともに、物理的にクラックを
発生させた化粧合板本体は表面が塗装されているため、
外観が損なわれることがない。
前記基材としては３ブライまたは５ブライ程度の合板な
どが使用可能である。また、前記木質化粧単板は天然木
（松、杉、桧等）をロータリスライスするなどして得ら
れる突板である。
どが使用可能である。また、前記木質化粧単板は天然木
（松、杉、桧等）をロータリスライスするなどして得ら
れる突板である。
前記樹脂含浸処理は、基材表面に木質化粧単板を貼り合
わせたのち、これに樹脂を減圧下または加圧下で含浸処
理するようにしてもよく、あるいはポリエステル樹脂等
の樹脂を表面に塗布し加熱加圧して含浸させる、いわゆ
る塗布式ＷＰＣ処理であってよい、いずれの場合も、化
粧単板の表面に樹脂層が形成される。
わせたのち、これに樹脂を減圧下または加圧下で含浸処
理するようにしてもよく、あるいはポリエステル樹脂等
の樹脂を表面に塗布し加熱加圧して含浸させる、いわゆ
る塗布式ＷＰＣ処理であってよい、いずれの場合も、化
粧単板の表面に樹脂層が形成される。
前記クラックの生成は、とくに化粧合板本体の表面の樹
脂層にクランクを発生させて、集中歪の発生を防止する
ためのものである。クラックを発生させるには、たとえ
ば化粧合板本体を引伸ばし、曲げる等の物理的手段が採
用可能である。第１図は曲げによって化粧合板本体１に
クラックを発生させる状態を示している。第１図におい
て、ｌａが樹脂層形成面であり、曲げは幅方向に行われ
る。
脂層にクランクを発生させて、集中歪の発生を防止する
ためのものである。クラックを発生させるには、たとえ
ば化粧合板本体を引伸ばし、曲げる等の物理的手段が採
用可能である。第１図は曲げによって化粧合板本体１に
クラックを発生させる状態を示している。第１図におい
て、ｌａが樹脂層形成面であり、曲げは幅方向に行われ
る。
表面塗装は、通常下塗りと上塗りとに別れる。
下塗り塗装では、作成したクランクに塗料樹脂が充分に
埋まるように塗料を押し込むことが必要である。
埋まるように塗料を押し込むことが必要である。
か（して得られる化粧合板は、と（に表面の樹脂層にク
ラックが形成されているため、樹脂の集中歪が発生する
のが防止され、耐クラツク性が向上する。また、クラッ
ク生成処理後に発生する程度のクランクは表面の塗膜に
よって抑えられ、表面に現れることがない。
ラックが形成されているため、樹脂の集中歪が発生する
のが防止され、耐クラツク性が向上する。また、クラッ
ク生成処理後に発生する程度のクランクは表面の塗膜に
よって抑えられ、表面に現れることがない。
次に実施例および比較例をあげてこの発明の化粧合板の
製造方法を説明する。
製造方法を説明する。
実施例二 基材として５ブライの合板（厚さ１２麟慟）
を用い、この基材の表面に松の化粧単板（厚さ０．３＋
ｇｎ＋）をゴム・ラテックス系接着剤を用いて貼り合わ
せた。ついで、表面にポリエステル樹脂（大日本インキ
■製の「ポリラックＮ−１２２７」、開始剤として日本
油脂■製の「パーキュアー〇」を添加）を塗布量７０〜
８０ｇ／ｎｆで塗布し、１３５°Ｃ，６ｋｇ／ｃｄで３
分間加熱加圧して表面強化された化粧合板本体を得た。
を用い、この基材の表面に松の化粧単板（厚さ０．３＋
ｇｎ＋）をゴム・ラテックス系接着剤を用いて貼り合わ
せた。ついで、表面にポリエステル樹脂（大日本インキ
■製の「ポリラックＮ−１２２７」、開始剤として日本
油脂■製の「パーキュアー〇」を添加）を塗布量７０〜
８０ｇ／ｎｆで塗布し、１３５°Ｃ，６ｋｇ／ｃｄで３
分間加熱加圧して表面強化された化粧合板本体を得た。
この化粧合板本体を化粧単板の繊維方向に直交する幅方
向に曲率半径７ｍで曲げ、表面に伸びを与えて強制的に
クランクを生成させた０曲げは上記曲率半径の型にて１
５秒間プレスして行った。クランク生成後、紫外線硬化
型のウレタン系樹脂（中国塗料■製の「オーレックス
６４０−３９Ｊ）で下塗り塗装し、さらに通常のウレタ
ン系塗料で上塗り塗装して化粧合板を得た。下塗り塗装
はナチユラル・リバースコータにて塗布量６０〜８０ｇ
／ｒｒｒで行った。
向に曲率半径７ｍで曲げ、表面に伸びを与えて強制的に
クランクを生成させた０曲げは上記曲率半径の型にて１
５秒間プレスして行った。クランク生成後、紫外線硬化
型のウレタン系樹脂（中国塗料■製の「オーレックス
６４０−３９Ｊ）で下塗り塗装し、さらに通常のウレタ
ン系塗料で上塗り塗装して化粧合板を得た。下塗り塗装
はナチユラル・リバースコータにて塗布量６０〜８０ｇ
／ｒｒｒで行った。
比較例： 強制的にクランクを生成させなかったほかは
実施例と同様にして化粧合板を製造した。
実施例と同様にして化粧合板を製造した。
得られた各化粧合板について、寒熱繰り返し試験を行い
、クラックの発生を有無を調べた。試験は（８０℃、２
時間）→（−２０℃、２時間）→（８０℃、２時間）→
（−２０℃、２時間）の順序で寒熱の繰り返しを行った
。その結果、寸法が１５０ＣＩＸ ｌ ５０ＣＩＩの各
試験体（ｎ−１０）におけるクラック全長は比較例では
１０〜２５０ｍ−であっだのに対して、実施例ではクラ
ックの発生はまったく認められなかった。
、クラックの発生を有無を調べた。試験は（８０℃、２
時間）→（−２０℃、２時間）→（８０℃、２時間）→
（−２０℃、２時間）の順序で寒熱の繰り返しを行った
。その結果、寸法が１５０ＣＩＸ ｌ ５０ＣＩＩの各
試験体（ｎ−１０）におけるクラック全長は比較例では
１０〜２５０ｍ−であっだのに対して、実施例ではクラ
ックの発生はまったく認められなかった。
この試験結果から、この実施例における化粧合板は耐ク
ラツク性が著しく向上していることがわかる。
ラツク性が著しく向上していることがわかる。
この発明によれば、前記化粧合板本体の表面に物理的に
クラックを発生させであるので、製品状態で集中歪によ
り化粧合板の表面にクランクが発生するのが防止され、
耐クラツク性が向上するとともに、物理的にクラックを
発生させた化粧合板本体は表面が塗装されているため、
外観が損なわれることがない。
クラックを発生させであるので、製品状態で集中歪によ
り化粧合板の表面にクランクが発生するのが防止され、
耐クラツク性が向上するとともに、物理的にクラックを
発生させた化粧合板本体は表面が塗装されているため、
外観が損なわれることがない。
第１図はこの発明におけるクランク生成方法の一例を示
す説明図、第２図は通常の化粧合板の概略断面図、第３
図はその化粧合板におけるクラックの発生状態を示す断
面図である。 １−・・化粧合板本体 第２図 第３図
す説明図、第２図は通常の化粧合板の概略断面図、第３
図はその化粧合板におけるクラックの発生状態を示す断
面図である。 １−・・化粧合板本体 第２図 第３図
Claims (2)
- （１）基材の表面に木質化粧単板を貼着しついで樹脂含
浸処理して化粧合板本体を得る工程と、前記化粧合板本
体の表面に物理的にクラックを発生させる工程と、クラ
ックを発生させた化粧合板本体の表面塗装を行う工程と
を含む化粧合板の製造方法。 - （２）前記樹脂含浸処理が少なくとも前記基材表面に貼
着した前記木質化粧単板の表面に樹脂を塗布し加熱加圧
して行われるものであり、前記木質化粧単板の表面に樹
脂層が形成される特許請求の範囲第（１）項記載の化粧
合板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13030687A JPS63293002A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 化粧合板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13030687A JPS63293002A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 化粧合板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63293002A true JPS63293002A (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=15031168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13030687A Pending JPS63293002A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 化粧合板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63293002A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020179613A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 木質建材 |
-
1987
- 1987-05-25 JP JP13030687A patent/JPS63293002A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020179613A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 木質建材 |
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