JPS63292775A - 水平偏向回路 - Google Patents

水平偏向回路

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JPS63292775A
JPS63292775A JP12585687A JP12585687A JPS63292775A JP S63292775 A JPS63292775 A JP S63292775A JP 12585687 A JP12585687 A JP 12585687A JP 12585687 A JP12585687 A JP 12585687A JP S63292775 A JPS63292775 A JP S63292775A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、CRT (陰極線管)を用いたディスプレイ
装置に用いて好適な水平偏向回路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のテレビジョン受信機などに用いられている水平偏
向回路では、水平発振周波数を制御する水平発振周波数
制御回路(水平偏向回路の一部分を構成する回路)用の
位相比較器として、一般にアナログ乗算回路が用いられ
ている。このアナログ乗算回路で構成された位相比較器
は、検波感度が低いため、水平引込範囲は中心周波数に
対して一±5%程度が限度であった。
一方、コンピュータ端末等に用いられるディスプレイ装
置には、複数の水平周波数の仕様に対して、同一回路で
対応すること、即ち、多周波対応が要求されるため、水
平引込範囲は±lO%以上に拡大することが求められて
いる。
これに対して、フリップフロップを組み合せたエツジト
リガ方式のディジタル位相比較器は検波感度が高いため
、水平引込範囲を拡大する上で有力である。しかしなが
ら、このディジタル位相比較器を用いた水平発振周波数
制御回路は、水平同期信号の欠落に対して弱いという欠
点がある。このため、この様なディジタル位相比較器を
用いた水平発振周波数制御回路を、テレビジョン受信機
の水平偏向回路内で用いた場合には、電波が弱く水平同
期信号の欠落が生じる弱電界状態では映像画面が大きく
乱れてしまう。これに対し、同期信号が信号源とケーブ
ルで接続されているディスプレイ装置では、上記の弱電
界状態を無視できるため、上記ディジタル位相比較器を
用いた水平発振周波数制御回路の採用が有効となる。
しかしながら、この様なディスプレイ装置においても、
水平同期信号と垂直同期信号が混在するOR(オア)タ
イプの複合同期信号が入力される場合には、垂直同期信
号における垂直同期期間(即ち、垂直同期パルスの存在
する期間)、水平同期信号が欠落するため、とりわけ画
面上部の画像が乱れてしまう。
この問題を解決するための従来技術としては、例えば、
特開昭48−90134号公報に示された回路がある。
この回路では、水平同期信号が欠落している垂直同期信
号の垂直同期期間に、無安定マルチバイブレータを発振
させ、この無安定マルチバイブレータの出力信号を水平
同期信号の代わりに利用している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術により、水平同期信号が欠落した垂直同期
信号の垂直同期期間でも、位相比較器の出力電圧の変動
を小さくし、画像乱れを防止することが可能と考えられ
る。
しかしながら、上記従来技術では、水平周期と前記無安
定マルチバイブレータの出力信号の周期とが若干具なる
ため、前記ディジタル位相比較器などのように検波感度
の高い位相比較器を用いた際には、水平同期信号と前記
無安定マルチパイプレークの出力信号との切り換わり直
後(即ち、垂直同期期間の開始直後と終了直後)に、こ
の位相比較器の出力電圧が変動し、特に垂直同期期間終
了直後の変動は映像表示期間まで及ぶため、画面上部に
おいて画像が乱れてしまうという問題があった。また、
上記無安定マルチパイプレークの発振周波数はほぼ一定
であるので、該無安定マルチハイブレークを用いる際は
、その値を予め成る水平周波数に設定しておくわけであ
るが、最初に設定したその水平周波数と異る仕様の水平
同期信号が入力された場合には、やはり画像乱れが生じ
てしまうという問題が、あった。
この様な画像の乱れを補正するためには、無安定マルチ
バイブレータに発振周波数の調整機能を持たせれば良い
が、その調整のための調整時間増加による生産性の低下
や、調整ばらつきによる性能劣化は避けられない。
そこで、本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を
解決し、複合同期信号(垂直同期信号における垂直同期
期間に水平同期信号が欠落するORタイプ)を入力とす
る際、ディジタル位相比較器などの検波感度の高い位相
比較器を用いた場合でも、常に良好な画像が得られ、ま
た、異った水平周波数の仕様に対しても、無調整で良好
な画像を得ることが可能な水平偏向回路を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明では、水平偏向
回路内の水平発振周波数制御回路を、入力される信号か
ら水平同期信号と垂直同期信号とを分離する分離回路と
、水平偏向出力回路から出力された水平フライバックパ
ルスを入力し波形整形を行う波形整形回路と、分離され
た前記水平同期信号と前記波形整形回路からの出力信号
とを入力し、分離された前記垂直同期信号により、該垂
直同期信号における垂直同期期間は前記波形整形回路か
らの出力信号を、それ以外の期間は前記水平同期信号を
、それぞれ切り換えて出力する同期制御回路と、該同期
制御回路からの出力信号と前記波形整形回路からの出力
信号との位相を比較する位相比較器と、で構成するよう
にした。
〔作用〕
本発明の水平偏向回路では、前記水平発振周波数制御回
路において、前記同期分離回路に、垂直同期期間に水平
同期信号が欠落するORタイプの複合同期信号が入力さ
れた際、前記同期制御回路の働きにより、垂直同期期間
では水平同期信号の代わりに、水平フライバックパルス
を前記波形整形回路により波形整形して得られた信号が
、前記位相比較器に入力される。この結果、該位相比較
器として、検波感度の高い位相比較器(例えば、フリッ
プフロップを利用したエツジトリガ方式のディジタル位
相比較器)を用い、水平引込範囲を拡大した場合でも、
垂直同期期間における水平同期信号欠落による画像乱れ
を防止することができる。
また、本発明によれば、垂直同期期間において水平同期
信号の代わりに位相比較器に入力される信号(水平フラ
イバックパルスを波形整形して得られた信号)の周期は
、水平同期信号の周期と一致している。従って、異った
水平周波数の仕様に対しても無調整で対応できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。
なお、各図共、同じ働きをするものには、同じ番号を付
けて表わす。
第1図は、本発明の第1の実施例としての水平偏向回路
を示すブロック図である。
第1図中、1は同期信号入力端子、3は水平フライバッ
クパルス入力端子、4は水平発振周波数制御回路、5は
同期分離回路、6は同期制御回路、7は波形整形回路、
8は位相比較器、9はチャージポンプ、10はローパス
フィルタ(L P F)、11は電圧制御発振器(VC
O) 、12は水平偏向ドライブ回路、13は水平偏向
出力回路、14は水平偏向コイル(DY) 、21.2
2はそれぞれ位相比較器8の出力端子、55は水平同期
信号検出回路、56は垂直同期信号検出回路、である。
また、第2図は、第1図における水平発振周波数制御回
路4の一具体例を示す回路図である。第2図中、51は
単安定マルチバイブレータ、54はDフリップフロップ
、61,63,64,81゜82.83,84.85.
86,87.88.89はそれぞれNANDゲート、6
2.70はそれぞれインバータ、72.73.79はそ
れぞれトランジスタ、52.71.74.75,76.
77はそれぞれ抵抗、53はコンデンサ、78は定電流
回路である。
なお、第2図に示す様に、同期分離回路5は単安定マル
チバイブレータ51.抵抗52.コンデンサ53より成
る水平同期信号検出回路55と、Dフリップフロップ5
4より成る垂直同期信号検出回路56とによって構成さ
れ、同期制御回路6はNANDゲート61,63.64
とインバータ62とによって構成され、波形整形回路7
はトランジスタ?2,73.79と抵抗?1,74,7
5.76.77と定電流回路78とインバータ70とに
よって構成され、位相比較器8はNANDゲート81,
82,83,84,85,86,87.88.89によ
って構成されている。
また、第3図は、第1図及び第2図中の各部信号波形を
示す波形図である。第3図において、(a)の波形V1
は同期信号入力端子1から入力される複合同期信号波形
を、(b)の波形Vbは同期分離回路5から出力される
擬似水平同期信号波形を、(c)の波形■。は同期分離
回路5から出力される擬似垂直同期信号波形を、(d)
の波形v4は波形整形回路7の出力信号波形を、(e)
の波形V、は同期制御回路6内のNANDゲート63の
出力信号波形を、(f)の波形Vfは同期制御回路6の
出力信号波形を、それぞれ示している。
では、本実施例の動作について、先ず、第1図及び第3
図を用いて説明する。
第1図中の水平発振周波数制御回路4では、同期信号入
力端子1から、垂直同期信号における垂直同期期間に水
平同期信号が欠落するORタイプの複合同期信号V、(
第3図(a))を入力し、該信号より得られる水平同期
信号と、水平偏向出力回路13で発生する水平フライバ
ックパルスとの位相比較を位相比較器8において行い、
そして、その比較結果を位相比較器8の出力端子21,
22から出力する。
次に、チャージポンプ9は、入力される位相比較器8か
らの出力に応じて、ローパスフィルタlO内のコンデン
サ(図示せず)に充電、放電を行うことにより、ローパ
スフィルタ10の出力として、前述の位相比較結果に対
応した直流電圧を得る。
次に、電圧制御発振器11は、ローパスフィルタ10か
らの直流電圧によって、その発振周波数が制御され、そ
の発振出力を水平偏向ドライブ回路12に出力している
。水平偏向ドライブ回路12では入力された信号を増幅
すると共に、波形整形して出力する。
次に、水平偏向出力回路13では、入力された信号によ
って水平偏向コイル14内に水平偏向電流を流すと共に
、後段のフライバックトランス(図示せず)に水平フラ
イバ・ツクパルスを供給する。
そして、この水平フライバックパルスは前述の如く、水
平発振周波数制御回路4に入力される。
このようにして、AFC(自動周波数制御)ループを形
成して、電圧制御発振器11における水平発振周波数と
水平同期信号の周波数とが常に一致するように、制御を
行っている。
この第1図に示す水平偏向回路において、水平引込範囲
を広げるためには、位相比較器8のゲインである検波感
度を上げればよい(例えば、第2図に示すエツジトリガ
方式のディジタル位相比較器8を用いる。)。しかしな
がら、このように検波感度の高い位相比較器を用いた場
合には、前述した如く、垂直同期期間において水平同期
信号が欠落した際、位相比較結果の出力電圧が大きく変
動じてしまう。
そこで、本実施例では、まず、同期信号入力端子lより
入力された複合同期信号■、を、同期分離回路5に入力
し、水平同期信号と垂直同期信号とに分離した後、擬似
水平同期信号vb(第3図(b))と擬似垂直同期信号
vc(第3図(C))として同期制御回路6に入力する
。次に、水平偏向出力回路13より入力される水平フラ
イバックパルスを波形整形回路7により波形整形した後
、出力信号Va(第3図(d))として位相比較器8の
一方の入力と同期制御回路6とにそれぞれ供給する。そ
して、同期制御回路6では、入力された擬似垂直同期信
号VC(第3図(C))により、垂直同期期間以外の期
間では、同期分離回路5からの擬似水平同期信号vb(
第3図(b))を、垂直同期期間(水平同期信号欠落時
)では、波形整形回路7からの信号Va(第3図(d)
)を、それぞれ出力信号VtC第3図(f))として切
り換えて出力し、位相比較器8のもう一方の入力に供給
している。
この結果、位相比較器8では、垂直同期期間以外の期間
は、水平同期信号(即ち、擬似水平同期信号vb)と水
平フライバンクパルス(即ち、波形整形回路7の出力信
号Va)との位相比較が行われるが、水平同期信号の欠
落する垂直同期期間は、水平フライバックパルス(即ち
、波形整形回路7からの出力信号Va )同士の位相比
較が行われる。
こうすることによって、垂直同期期間の水平同期信号欠
落に伴う位相比較器8の出力信号の変動を防止し、画像
の乱れをなくすことができる。
また、水平同期信号(即ち、擬似水平同期信号vb)と
水平フライバックパルス(即ち、波形整形回路7からの
出力信号Va)とはその周期が等しいため、同期制御回
路6において、信号V、と信号v4とが切り換った直後
(即ち、垂直同期期間の開始直後及び終了直後)も、信
号V、としては第3図(f )に示す様に、周期が変わ
ることがな(、位相比較器8からの出力電圧は安定とな
り、画面上部における画像の乱れも起らない。
また、水平フライバンクパルスの周波数は、当然の事な
がら、水平同期信号の周波数に伴って変化するため、異
った水平周波数の仕様に対しても、無調整で良好な画像
を得ることができる。
では、第1図の水平発振周波数制御回路4の具体的な構
成について第2図を用いt説明する。
第2図において、同期分離回路5では、複合同期信号V
、のフロントエツジをトリガとして得られる擬似水平同
期信号Vbを単安定マルチバイブレーク51のQ出力端
子から出力し、擬似垂直同期信号VCをDフリップフロ
ップ54の百出力端子から出力している。
一方、波形整形回路7では、水平フライバンクパルス入
力端子3から入力される水平フライバックパルスを整形
し、インバータ70より同期制御回路6と位相比較器8
へ出力している。そして、同期制御回路6では、同期分
離回路5から出力される擬似水平同期信号V、と波形整
形回路7の出力信号■4とを、擬似垂直同期信号vcに
基づいて切換え、垂直同期期間(水平同期信号欠落時)
に、擬似水平同期信号Vbの代わりに信号■4を、NA
NDゲート64の出力端子から位相比較器8に供給して
いる。尚、この時、NANDゲート63の出力信号V、
の波形は第3図(e)に示す如くになっている。
次に、位相比較器8では、入力端子23から入力される
擬似水平同期信号vb(垂直同期期間は信号Va)の立
ち下がりエツジと、入力端子24から入力される信号v
4の立ち下りエツジとが一致するように、出力端子21
.22から出力する電圧を制御している。ここで、擬似
水平同期信号vbは、前述した同期分離回路5内の単安
定マルチバイブレーク51において、複合同期信号■。
の立ち上がりエツジをトリガとして得ているが、その信
号V、のパルス幅は単安定マルチバイブレータ51の遅
延量によって決定される。従って、単安定マルチバイブ
レーク51の遅延量を変化させると、信号V5のパルス
幅が変化して、信号Vbの立ち下がりエツジの位相が変
化するが、位相比較器8は前述の如く、その信号vbの
立ち下がりエツジに、信号V4の立ち下がりエツジが一
致するように働くので、信号■4の立ち下がりエツジの
位相も変化する。
従って、単安定マルチバイブレーク51の遅延量を変化
させることにより、入力端子lからの複合同期信号V、
の立ち上がりエツジの位相に対し、信号v4の立ち下が
りエツジの位相が変化する、即ち、言い換えれば、入力
端子1から入力される水平同期信号の位相に対し、水平
フライバックパルスの位相が変化するので、画像の水平
表示位置を調整することができる。
次に、第4図、第5図、第6図を用いて、本発明の第2
の実施例について説明する。
第4図は、本発明の第2の実施例としての水平偏向回路
を示すブロック図である。第4図中、15は遅延回路、
16は波形合成回路である。
また、第5図は、第4図における水平発振周波数制御回
路4の一具体例を示す回路図である。第5図中、151
は単安定マルチバイブレータ、152はコンデンサ、1
53は抵抗、161はリセット機能付Tフリップフロッ
プである。
なお、第5図に示す様に、遅延回路15は単安定マルチ
バイブレータ151.コンデンサ152゜抵抗153に
よって構成され、また、波形合成回路16はリセット機
能付Tフリップフロップ161によって構成されている
また、第6図は、第4図及び第5図中の各部信号波形を
示す波形図である。第6図において、(a)の波形V、
は同期信号入力端子1から入力される複合同期信号波形
を、(b)の波形V、は同期分離回路5から出力される
擬似水平同期信号波形を、(c)の波形vcは同期分離
回路5から出力される擬似垂直同期信号波形を、(d)
の波形Vdは波形整形回路7の出力信号波形を、(e)
の波形V、は同期制御回路6内のNANDゲート63の
出力信号波形を、(f)の波形Vfは同期制御回路6の
出力信号波形を、(g)の波形■9は遅延回路15の出
力信号波形を、(h)の波形vhは波形合成回路16の
出力信号波形を、それぞれ示している。
本実施例の特徴は、インターレース走査の場合でも、垂
直同期期間の前後における水平発振周波数の変動をなく
した点にある。
前述の第1図、第2図に示した第1の実施例では、同期
信号入力端子lから入力される複合同期信号vaの立ち
上りエツジを利用して擬似水平同期信号vbを形成し、
信号V、として位相比較器8へ入力しているが、インタ
ーレース走査の場合は、■フィールドおきに、垂直同期
信号の垂直同期パルスが、水平同期信号の、水平同期パ
ルスと次に来るはずの水平同期パルスとの中間で立ち上
がるため(第6図(a)参照)、擬似水平同期信号■5
の周期が−になり(第6図(b)参照)、水平発振周波
数が変動し、画像が乱れてしまう。そこで、本実施例で
は、以下に述べる働きによってこの問題を解決している
第4図において、遅延回路15では、同期信号入力端子
1から入力される複合同期信号V、をトリガとして、二
水千周期よりも長く、1水平周期よりも短い遅延量を有
する遅延パルス■、が発生している。また、波形合成回
路16では、水平同期信号検出回路55から出力される
擬似水平同期信号■ゎと、遅延回路15から出力される
遅延パルスV、とを入力として、第6図(h)に示すよ
うな信号■h (擬似水平同期信号Vbの立ち上がりエ
ツジで立ち下り、遅延パルス■9の立ち上りエツジで立
ち上がる。)を形成し、同期制御回路6に供給している
。この結果、インターレース走査の場合でも、垂直同期
期間の前後において、同期制御回路6から位相比較器8
に入力する信号■。
の立ち下りエツジの周期を水平周期一致させることがで
き、水平発振周波数を安定に保つことができる。
次に、第7図を用いて本発明の第3の実施例について説
明する。
第7図は、本発明の第3の実施例における水平発振周波
数制御回路の一興体例を示す回路図である。
この第7図に示す水平発振周波数制御回路は、第5図に
示した第2の実施例の場合と比較して、抵抗171.コ
ンデンサ172.Ex−ORゲート173から成る極性
統一回路17を付加した点が異なる。
この極性統一回路17では、抵抗171.コンデンサ1
72から成る極性検出回路の働きにより、同期信号入力
端子1から入力される複合同期信号の極性を検出し、E
x−ORゲート173からは常に正極性の複合同期信号
が出力される。従って、第5図に示す第2の実施例の場
合には、正極性の複合同期信号のみが入力可能であった
が、第7図に示す第3の実施例では、正極性、負極性の
いずれの極性の複合同期信号でも入力が可能となる。
以上の実施例では、同期信号入力端子1に複合同期信号
(垂直同期期間に水平同期信号が欠落するORタイプ)
が入力されるものとして説明したが、言うまでもなく、
同期信号入力端子1に単なる水平同期信号のみが入力さ
れた場合でも、各実施例とも正常に動作することは明ら
かである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複合同期信号(垂直同期信号入力期間
に水平同期信号が欠落するORタイプ)を入力とする際
、ディジタル位相比較器など検波感度の高い位相比較器
を用いた場合でも、常に良好な画像が得られ、また、異
った水平周波数の仕様に対しても、無調整で良好な画像
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例としての水平偏向回路を
示すブロック図、第2図は第1図における水平発振周波
数制御回路の一具体例を示す回路図、第3図は本発明の
第1の実施例における各部信号波形を示す波形図、第4
図は本発明の第2の実施例としての水平偏光回路を示す
ブロック図、第5図は第4図における水平発振周波数制
御回路の一興体例を示す回路図、第6図は本発明の第2
の実施例における各部信号波形を示す波形図、第7図は
本発明の第3の実施例における水平発振周波数制御回路
の一具体例を示す回路図である。 符号の説明 4・・・水平発振周波数制御回路、5・・・同期分離回
路、6・・・同期制御回路、7・・・波形整形回路、8
・・・位相比較器、15・・・遅延回路、16・・・波
形合成回路、17・・・極性統一回路 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 第3図 (t)VJLJLILJ LJ LJ LJ LJE−
第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水平発振周波数制御回路と、該制御回路から出力さ
    れる制御出力に応じてその発振周波数が制御される水平
    発振回路と、該発振回路からの発振出力を増幅し波形整
    形する水平偏向ドライブ回路と、該ドライブ回路からの
    出力信号を入力して、水平偏向コイルに水平偏向電流を
    流すと共に、フライバックトランスに供給するための水
    平フライバックパルスを出力する水平偏向出力回路と、
    を具備した水平偏向回路において、 前記水平発振周波数制御回路は、入力される信号から水
    平同期信号と垂直同期信号とを分離する分離回路と、前
    記出力回路から出力された水平フライバックパルスを入
    力し波形整形を行う波形整形回路と、分離された前記水
    平同期信号と前記波形整形回路からの出力信号とを入力
    し、分離された前記垂直同期信号により、該垂直同期信
    号における垂直同期期間は前記波形整形回路からの出力
    信号を、それ以外の期間は前記水平同期信号を、それぞ
    れ切り換えて出力する同期制御回路と、該同期制御回路
    からの出力信号と前記波形整形回路からの出力信号との
    位相を比較する位相比較器と、から成り、該位相比較器
    による位相比較結果を前記制御出力として出力すること
    を特徴とする水平偏向回路。
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