JPS6329271Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6329271Y2 JPS6329271Y2 JP1982049655U JP4965582U JPS6329271Y2 JP S6329271 Y2 JPS6329271 Y2 JP S6329271Y2 JP 1982049655 U JP1982049655 U JP 1982049655U JP 4965582 U JP4965582 U JP 4965582U JP S6329271 Y2 JPS6329271 Y2 JP S6329271Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- front cover
- outer covering
- end faces
- clock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 8
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は時計の枠組構造に関するものである。
従来より木枠時計があるが、木材は元来耐湿性
に劣り、寸法安定性が悪い材料であるため、枠組
後において枠材の結合部に隙間ができて見苦しく
なつたり、前面カバーの保持にガタを生じること
がある。またこのような問題点を解消しつつ木質
感のある時計枠を得るために、プラスチツクにて
形成した枠材の表面に木目模様を施したり、ツキ
板を貼り合わせたりしたものがあるが、枠材をプ
ラスチツクにて形成すると端面同志を接合する枠
組構造が取りづらく、枠組が複雑になつてしまう
という欠点がある。
に劣り、寸法安定性が悪い材料であるため、枠組
後において枠材の結合部に隙間ができて見苦しく
なつたり、前面カバーの保持にガタを生じること
がある。またこのような問題点を解消しつつ木質
感のある時計枠を得るために、プラスチツクにて
形成した枠材の表面に木目模様を施したり、ツキ
板を貼り合わせたりしたものがあるが、枠材をプ
ラスチツクにて形成すると端面同志を接合する枠
組構造が取りづらく、枠組が複雑になつてしまう
という欠点がある。
そこで本考案の目的は、枠材同志の結合部や前
面カバーの保持に隙間やガタを生じることが無い
ようにするとともに、枠組を容易にするところに
ある。
面カバーの保持に隙間やガタを生じることが無い
ようにするとともに、枠組を容易にするところに
ある。
第2図および第3図は、掛時計の前枠1の枠組
構造例を示すものであつて、複数の棒状枠材2が
その端面同志で接合されて枠組みされている。各
枠材2の構造を第1図について説明すると、枠材
2は、プラスチツクにて一体に押出形成された中
空状の外被材3と、その外表面に貼り合せてある
ツキ板などの化粧板4と、外被材3の中空部に挿
入された木製の芯材5とからなつている。外被材
3の後面には、ねじ止め用の孔部2aが開設して
ある。また外被材3の背面の内周部には、前面カ
バー6の押え面2bが形成してある。このような
構造の枠材2がその切断端面同志で付き合わさ
れ、端面より露出した芯材5同志を接着剤で接合
固着することによつて第2,3図の如く枠組して
ある。このように枠組された前枠1に対して取付
板7が木ねじ8を介して固着され、この木ねじ8
は、外被材3の後面のねじ孔2aを介して芯材5
に螺合してある。取付板7の内縁部には、前カバ
ー6の外周部と係合する受け7aが形成してあ
り、受け7aと外被材3の押え面2bとによつて
前面カバー6の外周部が弾性的に挾持されてい
る。なお9は時計文字板である。
構造例を示すものであつて、複数の棒状枠材2が
その端面同志で接合されて枠組みされている。各
枠材2の構造を第1図について説明すると、枠材
2は、プラスチツクにて一体に押出形成された中
空状の外被材3と、その外表面に貼り合せてある
ツキ板などの化粧板4と、外被材3の中空部に挿
入された木製の芯材5とからなつている。外被材
3の後面には、ねじ止め用の孔部2aが開設して
ある。また外被材3の背面の内周部には、前面カ
バー6の押え面2bが形成してある。このような
構造の枠材2がその切断端面同志で付き合わさ
れ、端面より露出した芯材5同志を接着剤で接合
固着することによつて第2,3図の如く枠組して
ある。このように枠組された前枠1に対して取付
板7が木ねじ8を介して固着され、この木ねじ8
は、外被材3の後面のねじ孔2aを介して芯材5
に螺合してある。取付板7の内縁部には、前カバ
ー6の外周部と係合する受け7aが形成してあ
り、受け7aと外被材3の押え面2bとによつて
前面カバー6の外周部が弾性的に挾持されてい
る。なお9は時計文字板である。
以上詳細に説明した本考案によれば、加工精度
が高く、耐湿性および寸法安定性に優れたプラス
チツクにて外被材3を形成し、外被材3の背面に
よつて前面カバー10を挾持するようにしたた
め、当該挾持部に極めて高い寸法精度と寸法安定
性を付与することができ、前面カバー6の保持に
ガタが生じることがない。また外被材3が芯材5
を覆つているため、芯材5の吸湿による寸法変化
が防止され、枠材2同志の結合部に隙間が生じる
ことがない。また芯材5の端面同志を接着材を介
して結合固着することによつて枠材2同志を結合
できるため、枠組が極めて容易であるなどの効果
がある。
が高く、耐湿性および寸法安定性に優れたプラス
チツクにて外被材3を形成し、外被材3の背面に
よつて前面カバー10を挾持するようにしたた
め、当該挾持部に極めて高い寸法精度と寸法安定
性を付与することができ、前面カバー6の保持に
ガタが生じることがない。また外被材3が芯材5
を覆つているため、芯材5の吸湿による寸法変化
が防止され、枠材2同志の結合部に隙間が生じる
ことがない。また芯材5の端面同志を接着材を介
して結合固着することによつて枠材2同志を結合
できるため、枠組が極めて容易であるなどの効果
がある。
図面は本考案の一実施例に関するものであつ
て、第1図はその要部断面図、第2図および第3
図はそれぞれ時計の前枠の枠組構造の一例を示す
正面図である。 1……前枠、2……枠材、3……外被材、4…
…化粧板、5……芯材、6……前面カバー、7…
…取付板。
て、第1図はその要部断面図、第2図および第3
図はそれぞれ時計の前枠の枠組構造の一例を示す
正面図である。 1……前枠、2……枠材、3……外被材、4…
…化粧板、5……芯材、6……前面カバー、7…
…取付板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 時計の前枠が複数の棒状枠材によつて枠組みさ
れており、 上記各枠材は、プラスチツクにて中空に形成さ
れその外側に化粧板が貼り合せてある外被材と、
その中空部に挿入してある木製の芯材とからな
り、 上記各枠材は、その端面で上記芯材同志を接着
剤を介して結合固着し、 上記外被材の背面と、上記前枠の背後に固着し
た取付け板とによつて前面カバーの外周部を挾持
している ことを特徴とする時計の枠組構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4965582U JPS58151875U (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 時計の枠組構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4965582U JPS58151875U (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 時計の枠組構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58151875U JPS58151875U (ja) | 1983-10-12 |
JPS6329271Y2 true JPS6329271Y2 (ja) | 1988-08-05 |
Family
ID=30060495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4965582U Granted JPS58151875U (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | 時計の枠組構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58151875U (ja) |
-
1982
- 1982-04-06 JP JP4965582U patent/JPS58151875U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58151875U (ja) | 1983-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6329271Y2 (ja) | ||
JPS635019Y2 (ja) | ||
US2782541A (en) | Wooden picture frame with metal trim and method of making the same | |
JPS635025Y2 (ja) | ||
JP2562234Y2 (ja) | カーテンウォールの枠材 | |
JPH0355707Y2 (ja) | ||
JPS6113676Y2 (ja) | ||
JPS59162591A (ja) | 竪型ピアノにおける響板体の支持構造 | |
JP2515791B2 (ja) | ド ア | |
KR900004813Y1 (ko) | 스피카케이스용 전면커버 | |
JPS6330292Y2 (ja) | ||
JPH03191192A (ja) | ドア構造 | |
JPS58168787A (ja) | 襖 | |
JPS635021Y2 (ja) | ||
JPH0216301Y2 (ja) | ||
JP3105754U (ja) | 額 | |
JPH0247691Y2 (ja) | ||
JPH0312155Y2 (ja) | ||
JPS5849670Y2 (ja) | 電気機器のケ−ス構造 | |
JPS62170681U (ja) | ||
JPS60219352A (ja) | フラツシユパネル用複合枠材 | |
JPS6338514B2 (ja) | ||
JPH0475353B2 (ja) | ||
JPS62125187A (ja) | ドアパネルの製造方法 | |
JPH0238893U (ja) |