JPS6329257Y2 - - Google Patents

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JPS6329257Y2
JPS6329257Y2 JP1982009918U JP991882U JPS6329257Y2 JP S6329257 Y2 JPS6329257 Y2 JP S6329257Y2 JP 1982009918 U JP1982009918 U JP 1982009918U JP 991882 U JP991882 U JP 991882U JP S6329257 Y2 JPS6329257 Y2 JP S6329257Y2
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sides
hole
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permanent magnet
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JP1982009918U
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JPS58189969U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内部磁石形計器、さらに詳しくは、
内部磁石形計器において、可動コイルが装着され
た永久磁石、ヨーク、テンシヨンばね等を支持す
るフレームの構造に関する。
内部磁石形計器のフレームは、周知のように可
動コイルが装着された永久磁石、ヨーク、張帯を
懸張するテンシヨンばね(又は尖軸を支承する軸
受)等を支持するもので、従来から各種のものが
提案され実施に供されている。
第1図は従来の内部磁石形計器のフレーム等の
一例を示す分解斜視図である。図において、1は
外周に所定の間隔を隔てて円弧状の磁極片11が
とりつけられた永久磁石で、両磁極片11の間に
は取付金具12が接着剤等により装着されてい
る。13は金属材からなるコ字状のフレームで、
一方の取付金具12にねじ又は接着剤等により固
定されている。14は円筒状のヨーク、15はヨ
ーク14の内周に対向して設けた有底溝、16は
ヨーク14の外周の対向位置に設けた突出部であ
る。なお、図には可動部、テンシヨンばね等は省
略してある。
上記のような各部からなる内部磁石形計器にお
いては、永久磁石1に可動部を装着したのち、永
久磁石1、フレーム13及び可動部を含むアツセ
ンブリをヨーク14内に挿入し、取付金具12及
びフレーム13をヨーク14の有底溝15に嵌合
する。ついでヨーク14の突出部16上に固定板
17を当接し、ねじ18により一体に固定する。
このような構成の内部磁石形計器においては、
ねじ止めや接着作業が多いため組立作業の工数が
増加するばかりでなく、構造上各部品の中心を一
致させることが困難である。また張帯形計器の場
合は、一端が可動コイルの上下面の中心に固定さ
れた張帯の他端を、フレーム13の上下に設けた
穴13aからとり出さなければならないので、作
業に熟練を要する等、多くの問題があつた。
本考案は、このような従来の問題点を解決する
ため、接着やねじ止め作業をなくし、嵌合により
組立るように構成したことにより、組立作業が容
易で作業工数を大幅に低減した内部磁石形計器を
提供することを目的とするものである。以下図面
により本考案を説明する。
第2図は本考案実施例の分解斜視図である。な
お、図には可動部は示していない。図において、
2は永久磁石で、両側に溝21,21が設けられ
ている。3,3は合成樹脂製のフレームで、両者
は同一構造なので以下一方のフレームについてそ
の構造を説明する。31はフレーム3の本体で、
内側には平坦部32aと上下の突出部32bとか
らなる嵌合部32が設けられており、外側は後述
のヨーク6の内周と整合する円弧状に形成されて
いる。33は本体31の上部に設けた計器ケース
への固定部、34は半環状のばね座受けで、中心
部に半円状の貫通穴35が形成されており、また
貫通穴35の両側にはそれぞれ突起36及び穴3
7が設けられている。38はばね座4の嵌合溝で
ある。
4,4は合成樹脂製の上下のばね座で、上部の
ばね座には零調アーム41が設けられている以外
は、両者はほゞ同じ構造である。42はばね座4
の本体40の両側に設けた突起、43は有底の穴
で、その底部の中心には小穴44が設けられてお
り、すり割り45により一方に開口している。4
6はすり割り45の両側に設けたテンシヨンばね
5のストツパで、その内側には四角形の穴(図示
せず)が明けられている。47はストツパ46の
両側に設けた小突起である。
5,5はばね材からなるテンシヨンばねで、両
者は同一構造なので、以下上部テンシヨンばねに
ついて説明する。中央部は外側に折曲げられて張
帯固定部51が設けられており、その両側には舌
片52が形成されている。53はばね座4の小突
起47に係合する小穴である。6は円筒状のヨー
クである。
次に上記のような各部からなる内部磁石形計器
の組立順序の一例を、第2図、第3図及び第4図
を参照して説明する。
(1) 永久磁石2に、可動コイル71、ボス72、
指針73及び張帯8等からなる可動部7を装入
する。
(2) 永久磁石2の溝21,21に、2個のフレー
ム3,3の嵌合部32を嵌合する。このとき、
フレーム3の本体31は溝21内に嵌入され、
突起32bは永久磁石2を上下から挾持し、さ
らに突起36はそれぞれ他方のフレームの穴3
7と嵌合する。このとき、張帯8,8はあらか
じめばね座受け34の穴35から外部にとり出
しておく。
(3) フレーム3,3の本体31の外側にヨーク6
を嵌合する。これにより、永久磁石2、フレー
ム3,3及びヨーク6は、所定の位置に一体か
つ自動的に固定される。
(4) テンシヨンばね5,5の舌片52をそれぞれ
ばね座4,4のストツパ46に設けた穴(図示
せず)に差込み、小穴53をばね座4,4の小
突起47に嵌合して、両者を一体に結合する。
(5) 環状に結合されたフレーム3,3のばね座受
け34にばね座4,4の穴43を嵌合すると共
に、ばね座4,4を回動して突起42をそれぞ
れフレーム3,3の嵌合溝38と係合させる。
これにより、永久磁石2と2個のフレーム3,
3はさらに強固に結合固定され、かつ中心位置
が自動的に位置決めされる。
(6) 最後に、一端が可動コイル71のボス72に
固定された上下の張帯8を、ばね座4のすり割
り45からテンシヨンばね5,5の折曲げ部に
沿つて上下にとり出し、可動部7を正しい位置
に懸張して端部を張帯固定部51にそれぞれハ
ンダ着けする。
上記の説明では、フレーム及びばね座を合成樹
脂で成型した場合を説明したが、金属材料で形成
してもよい。また実施例では、永久磁石、フレー
ム、ばね座、テンシヨンスプリング及びヨークの
一例を示したが、本考案はこれに限定するもので
はなく、各部品の形状、寸法などは必要に応じて
種々変更しうることは云う迄もない。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば次のような顕著な効果を挙げることができる。
(1) ねじや接着剤を用いることなく、すべて嵌合
により組立てるようにしたので作業工数を大幅
に低減できる。
(2) 嵌合により組立てるようにしたので、各部品
の中心を自動的に一致させることができる。
(3) 張帯の端部を半円形の穴及びすり割りからテ
ンシヨンばねに取出すようにしたので、作業が
きわめて容易である。
(4) フレーム及びテンシヨンばねは、同一構造の
ものを対向配置して使用するので、部品管理が
容易であり、モールドやプレスの型代も節減で
きる。
(5) 以上のことからコストの低減に大きく寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の内部磁石形計器のフレーム等の
一例を示す分解斜視図、第2図は本考案実施例の
分解斜視図、第3図は本考案実施例の縦断面図、
第4図はその平面図である。 2:永久磁石、21:溝、3:フレーム、3
2:嵌合部、34:ばね座受け、38:ばね座の
嵌合溝、4:ばね座、42:突起、45:すり割
り、5:テンシヨンばね、51:張帯固定部、
6:ヨーク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両側に縦方向の溝21,21を有する永久磁石
    2と、該永久磁石2の溝21,21に嵌合する嵌
    合部32と、該嵌合部32の上下に内側に突出し
    て設けられ中心部に半円状の貫通穴35及び該貫
    通穴35の両側に設けられた突起36と穴37と
    を有する半環状のばね座受け34と、嵌合部38
    とを備えてなる左右一対のフレーム3,3と、 中心部に形成されすり割り45により一方に開
    口した小穴44と、該小穴44の周囲に形成され
    前記フレーム3,3のばね座受け34に嵌合する
    有底穴43と、前記すり割り45の両側に形成さ
    れ中心部側に開口する穴が設けられたストツパ4
    6,46と、該ストツパ46,46の両側に突設
    された小突起47,47と、前記フレーム3,3
    の嵌合部38に係合する係合部42,42とを備
    えてなる上下一対のばね座4,4と、 中心部を外方に折曲げて形成された張帯の固定
    部51と、該固定部51の両側に設けられ前記ば
    ね座4の穴に挿入される舌片52,52と、スリ
    ツトを介して該舌片52,52の両側に設けられ
    前記ばね座4,4の小突起47,47と係合する
    小穴53,53とからなる上下一対のテンシヨン
    ばね5,5と、 前記フレーム3,3の外側に嵌合される円筒状
    のヨーク6とからなる内部磁石形計器。
JP991882U 1982-01-29 1982-01-29 内部磁石形計器 Granted JPS58189969U (ja)

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JP991882U JPS58189969U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 内部磁石形計器

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Publication Number Publication Date
JPS58189969U JPS58189969U (ja) 1983-12-16
JPS6329257Y2 true JPS6329257Y2 (ja) 1988-08-05

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ID=30022522

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JP991882U Granted JPS58189969U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 内部磁石形計器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5546578A (en) * 1978-09-30 1980-04-01 Toshiba Corp Method of mounting integrated circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5546578A (en) * 1978-09-30 1980-04-01 Toshiba Corp Method of mounting integrated circuit

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JPS58189969U (ja) 1983-12-16

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