JPS63292543A - 消弧装置 - Google Patents

消弧装置

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Publication number
JPS63292543A
JPS63292543A JP13030387A JP13030387A JPS63292543A JP S63292543 A JPS63292543 A JP S63292543A JP 13030387 A JP13030387 A JP 13030387A JP 13030387 A JP13030387 A JP 13030387A JP S63292543 A JPS63292543 A JP S63292543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
magnetic body
fins
passage
circulative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13030387A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Matsuda
純一 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP13030387A priority Critical patent/JPS63292543A/ja
Publication of JPS63292543A publication Critical patent/JPS63292543A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゛ 〔技術分野〕 この発明は、回路しゃ断器等に適用される消弧装置に関
するものである。
〔背景技術〕
消弧室から排気されるアークガスによる悪影響を避ける
ため、排気部に熱吸収体を配置してアークガスを冷却す
るものが公知である(たとえば、実開昭59−1788
52号、実開昭59−170361号、実開昭59−1
32144号)。
ところで、接点部に発生したアークを略U字形の磁性体
で磁気吸引することによりアークを伸長する場合、磁性
体の外表面と消弧室の壁面との間に還流通路を形成し、
アークガスの一部を接点部に還流させることによりアー
クの伸長を促進することができる。
しかしながら、還流するアークガスは熱吸収体で冷却さ
れず高温であるため、アークガス中のカーボンや溶融金
属粉が接点部イ」近に付着して接点部の近傍の絶縁劣化
を発生ずるという欠点があった。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、アークの伸長を促進するとともに接
点部まわりの絶縁劣化を防止することができる消弧装置
を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の消弧装置は、アークが発生ずる接点部を有す
る消弧室と、この消弧室内に配設されて前記接点部に発
生したアークを伸長する状態に磁気吸引するとともにア
ークが伸長する側のアークガスの一部を前記接点部に還
流する還流通路を外表面と前記外表面の対面する前記消
弧室の壁面との間に形成した略U字形の磁性体と、この
磁性体の内表面を被覆する絶縁体゛と、前記磁性体の前
記外表面に前記環流通路の環流方向と平行に設けられて
前記環流通路を環流するアークガスを冷却する複数のフ
ィンとを備えたものである。
この発明の構成によれば、アークガスの一部が還流通路
を還流するとき、フィンによりアークガスが冷却される
とともにカーボンや溶融金属粉がフィンに吸着される。
このため、アークの伸長を促進するとともに接点部まわ
りの絶縁劣化を防止することができる。また部品点数が
増加しないので組立が複雑にならない。
実施例 この発明の第1の実施例を第1図および第2図に基づい
て説明する。すなわち、この消弧装置は、アークが発生
する接点部1を有する消弧室3と、この消弧室3内に配
設されて接点部1に発生したアークを伸長する状態に磁
気吸引するとともにアークが伸長する側のアークガスの
一部を接点部lに還流する還流通路7を外表面と前記外
表面の対面する消弧室3の壁面との間に形成した略U字
形の磁性体8と、この磁性体8の内表面を被覆する絶縁
体4と、磁性体8の前記外表面に環流通路7の環流方向
と平行に設けられて環流通路7を環流するアークガスを
冷却する複数のフィン9とを備えている。
前記接点部1は、固定接点11を有する固定接触子12
と、可動接点13を有する可動接触子14とで構成され
、開閉機構部(図示せず)を介してハンドル(図示せず
)により開閉されるとともに短絡等の異常電流が流れた
場合に開閉機構部のトリップ動作により開極しする。通
常は異常電流によるトリップ開極時に可動接点13と固
定接点11との間にアークが発生する。
前記消弧室3は′、第2図に示すように、回路しゃ断器
の器台22の底部に溝23を形成することにより形成さ
れ、消弧室3の上部に前記開閉機構部が配設され、開閉
機構部に連結された接点部lが消弧室3の一端側から消
弧室3内に延び出している。この消弧室3は磁性体8を
間にして接点部1と反対側に排気孔2を形成している。
この排気孔2は第2図に示すように、負荷側端子15と
連通し、また排気穴を有する排気板19で負荷側端子1
5と排気室3とが仕切られている。20は端子ねじであ
る。
前記磁性体8は、一対の側板5と側板5を連接する中間
板16とからなり、可動接触子14の開極側に中間板1
6が位置するように配置し、また還流通路7は側板5の
外表面と側板5に対面する消弧室3の壁面6との間に形
成している。磁性体8はアークのまわりに発生ずる磁束
が磁性体8内を流れて側板5間にアークに鎖交する磁束
が発生し、これによりアークを伸長状態に排気孔2側に
吸引する。またアークの発生に伴いアークガスが排気孔
2側に流れ、かつアークガスの一部が還流通路7を還流
する。
前記絶縁体4は、磁性体8の形状に沿うようにU字形に
形成されるとともに、両端にフランジ18を有してフラ
ンジ18を磁性体8の開口の縁部に係止している。
前記フィン9は、側板5の縁部に一体形成されて、側板
5の外表面側に折り返すことにより側板5の外表面に配
置している。またフィン9の突出量は環流通路7の幅に
等しくフィン9の外縁は消弧室3の壁面6に接触する程
度にして、環流通路7を環流するアークガスがすべてフ
ィン9の間を通過するようにしている。
この消弧装置は、たとえば電路に短絡事故が発生し、開
閉機構部のトリップ動作により可動接触子14が開極動
作して可動接点13と固定接点11との間にアークが発
生ずると、アークのまわりに発生した磁束が磁性体8に
集中して側板5間にアークに鎖交する磁束が発生し、ア
ークを排気孔2側へ駆動し伸長させる。このとき、発生
したアークガスは矢印のように排気孔2に排気されると
ともに、アークガスの一部は負圧となる接点部1側へ環
流通路7を通して矢印のように環流して負圧となること
によるアークの伸長の妨げを防止してアークの伸長を促
進する。
この実施例によれば、アークガスの一部が還流通路7を
還流するとき、フィン9によりアークガスが冷却される
とともにカーボンや溶融金属粉がフィンに吸着される。
このため、アークの伸長を促進するとともに接点部1ま
わりの絶縁劣化を防止することができる。また部品点数
が増加しないので組立が複雑にならない。
この発明の第2の実施例を第3図に示す。すなわち、こ
の消弧装置は、磁性体8の内面に絶縁体4を付着すると
ともに、一対の側板5の接点部1の近傍に切欠部21を
形成して可動接点13および固定接点11の消耗粉が飛
散付着するのを避けたものであり、その他は第1の実施
例と同様である。
なお、前記実施例は排気孔2に熱吸収体を配置していな
いが、アークガスの悪影響を避けることができない場合
に設ければよい。またこの発明においては排気孔2がな
くても発明の効果を達成することができる。さらに実施
例はフィン9を側板5の縁部に一体形成しているが、フ
ィン9を磁性体8の外表面に直接溶接することにより取
付けてもよい。
〔発明の効果〕
この発明の消弧装置によれば、アークガスの一部が還流
通路を還流するとき、フィンによりアークガスが冷却さ
れるとともにカーボンや溶融金属粉がフィンに吸着され
る。このため、アークの伸長を促進するとともに接点部
まわりの絶縁劣化を防止することができる。また部品点
数が増加しないので組立が複雑にならないという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の概略斜視図、第2図
はその平面図、第3図は第2の実施例の要部斜視図であ
る。 1・・・接点部、3・・・消弧室、4・・・絶縁体、7
・・・環流通路、8・・・磁性体、9・・・フィン第1
図 −I   \ 第3因 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アークが発生する接点部を有する消弧室と、この
    消弧室内に配設されて前記接点部に発生したアークを伸
    長する状態に磁気吸引するとともにアークが伸長する側
    のアークガスの一部を前記接点部に還流する還流通路を
    外表面と前記外表面の対面する前記消弧室の壁面との間
    に形成した略U字形の磁性体と、この磁性体の内表面を
    被覆する絶縁体と、前記磁性体の前記外表面に前記環流
    通路の環流方向と平行に設けられて前記環流通路を環流
    するアークガスを冷却する複数のフィンとを備えた消弧
    装置。
  2. (2)前記フィンは、前記磁性体の縁部に一体に形成さ
    れて折返しにより前記磁性体の外表面に配置されている
    特許請求の範囲第(1)項記載の消弧装置。
JP13030387A 1987-05-25 1987-05-25 消弧装置 Pending JPS63292543A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13030387A JPS63292543A (ja) 1987-05-25 1987-05-25 消弧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13030387A JPS63292543A (ja) 1987-05-25 1987-05-25 消弧装置

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Publication Number Publication Date
JPS63292543A true JPS63292543A (ja) 1988-11-29

Family

ID=15031093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13030387A Pending JPS63292543A (ja) 1987-05-25 1987-05-25 消弧装置

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JP (1) JPS63292543A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6288354B1 (en) * 1997-12-22 2001-09-11 Siemens Aktiengesellschaft Switching device with an arc extinguishing device
GB2421119A (en) * 2004-12-08 2006-06-14 Hess Trading Sr Spol S R O Extinguishing chamber of a circuit chamber

Cited By (3)

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GB2421119A (en) * 2004-12-08 2006-06-14 Hess Trading Sr Spol S R O Extinguishing chamber of a circuit chamber
GB2421119B (en) * 2004-12-08 2009-02-04 Hess Trading Sr Spol S R O Extinguishing chamber of a circuit breaker

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