JPS63291947A - 防火加工した熱可塑性成形材料及びその製法 - Google Patents

防火加工した熱可塑性成形材料及びその製法

Info

Publication number
JPS63291947A
JPS63291947A JP9849388A JP9849388A JPS63291947A JP S63291947 A JPS63291947 A JP S63291947A JP 9849388 A JP9849388 A JP 9849388A JP 9849388 A JP9849388 A JP 9849388A JP S63291947 A JPS63291947 A JP S63291947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
polyester
groups
aromatic
molding material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9849388A
Other languages
English (en)
Inventor
グラハム、エドムント、マッケー
ペーター、イテマン
ゲオルク、ニコラウス、ズィモン
フリードリヒ、クレーバー
カール、シュリヒティング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPS63291947A publication Critical patent/JPS63291947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08L67/03Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds the dicarboxylic acids and dihydroxy compounds having the carboxyl- and the hydroxy groups directly linked to aromatic rings

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、芳香族ポリエステルをベースとする防火加工
した熱可塑性成形材料において、主成分として、 A)芳香族ジカルボン酸と脂肪族又は芳香族グリコール
とのポリエステル20〜90重量%B)防火剤5〜30
重量%、 C)相乗作用する、周期系の第5属の金属の金属化合物
0−15重量%、 D)成形材料内に均一分散されて存在しかつ平均粒度(
数平均)0.05〜101mを有する、弗素原子含有エ
チレン重合体0.01〜3重量%、 並びに更に E)耐衝撃性変性ゴム0〜50重量%、F)繊維又は粒
子状充填剤又はそれらの混合物0〜50重量%、 G)ポリカーボネート又はポリアミド0〜70重量%′ を含有することを特徴とする、防火加工した熱可塑性成
形材料に関する。
更に、本発明は前記の熱可塑性成形材料の製法、該成形
材料を成形体を製造するために使用すること並びに本発
明による熱可塑性成形材料を主成分とし5て含有する成
形体に関する。
従来の技術 米国特許第3671487号明細書から、ガラス繊維で
補強したポリエステル成形材料が公知であり、該成形材
料は防火剤と少量の、有利には0.5〜2.5重量%の
ポリテトラフルオルエチレン(PTFE)を含有する。
該特許明細書の第5m、75行目から第611114行
目の記載によれば、PTFEは比較的大きな粒子で使用
するのが有利である、それというのもこれは直径0.0
5〜0.5μ■を有する粒子を使用する場合よりも良好
な結果をもたらすからである。これらの成形材料は、低
いPTFE濃度、特に0.5重量%未満ではその滴下特
性が十分には満足されない。
米国特許第4344878号明細書には、ポリエステル
、防火剤及びPTFEから成るガラス繊維不含の成形材
料が記載された。有利なPTFEとしては、前記の米国
特許第3671487号明細書に記載されているような
、DuPont社のTerlon”’−6、即ち大きな
粒度を有するPTFEが記載されている。この理由から
、これらの成形材料も又米国特許第3671487号明
細書に記載された生成物と同じような欠点を有する。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2615071号明細
書には、熱可塑性ポリエステル成形材料の製法が記載さ
れており、該方法はポリエステルと防火剤及び水性PT
FE分散液を混合しかつ引き続き該ポリエステルを溶融
させることよりなる。この場合も、最終生成物中のPT
FEの粒度の持つ意味に関する示唆は記載されていない
。更に、該方法では場合によりポリエステルにPTFE
を均質に配合する際に問題が生じる。
発明が解決しようとする課題 従って、本発明の課題は、前記欠点を有しておらずかつ
簡単な、安全技術の点で懸念の無い方法で製造される、
芳香族ポリエステルをベースとする防火加工した熱可塑
性成形材料を提供することであった。
課題を解決するための手段 前記課題は、本発明により1:7頭に定義した防火加工
した熱可塑性成形材料によって解決される。
発明の作用及び効果 本発明による成形材料は、成分へとして芳香族ジカルボ
ン酸と脂肪族又は芳香族グリコールから成るポリエステ
ルを含有する。
有利なポリエステルの第1の群は、アルコール成分中に
2〜10個の炭素原子を有するポリアルキレンテレフタ
レートである。
この種のポリアルキレンテレフタレートは自体公知であ
りかつ文献に記載されている。これらは芳香族ジカルボ
ン酸から惹起される主鎖中に芳香族環を含有する。芳香
族環は又、例えばハロゲン原子例えば塩素もしくは臭素
原子、又はC,−C,−アルキル基例えばメチル基、エ
チル基、i−又はn−プロピル基、又はn−1i−又は
t−ブヂル基によって置換されていてもよい。
これらのポリアルキレンテレフタレートは、芳香族ジカ
ルボン酸、そのエステル又はその別のエステル形成誘導
体と脂肪族ジヒドロキシ化合物とを自体公知方法で反応
させることにより製造することができる。
特に有利なジカルボン酸としては、ナフタリンジカルボ
ン酸、テレフタル酸及び特にイソフタル酸又はそれらの
混合物が挙げられる。該芳香族ジカルボン酸の30モル
%まで、有利には10モル%まで、脂肪族又は脂環式ジ
カルボン酸例えばアジピン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ドデカンニ酸及びシクロヘキサンジカルボン酸を代
用することができる。
脂肪族ジヒドロキシ化合物のうちでも、2〜6個の炭素
原子を有するジオール、特に1.2−エタンジオール、
1.4−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、
1.4−ヘキサンジオール、l、4−シクロヘキサンジ
オール及びネオペンチルアルコールもしくはそれらの混
合物が有利である。
特に有利なポリエステルA)としては、2〜6個の炭素
原子を有するアルカンジオールから誘導されるポリアル
キレンテレフタレートが挙げられる。これらのうちでも
特にポリエチレンテレフタレート及びポリブチレンテレ
フタレートが有利である。
ポリエステルA)の相対粘度は、フェノール10−ジク
ロルベンゼン混合物(25℃で重量比1:l)中の0.
5重量%の溶液中で測定して、一般に1.2〜1.8の
範囲内にある。
この値は、ウッペローデ(Llbbelodc)粘度計
を用いて、25℃でDIN53726/8に基づきフェ
ノール10−ジクロルベンゼン混合物(重r工1比l:
1)中の0.5重量%の溶液中で測定した場合の、約8
0〜170、特に110〜150の粘度数に相当する。
もう1つの群としては、芳香族ジカルボン酸及び芳香族
ジヒドロキシ化合物から誘導される完全芳香族ポリエス
テルが挙げられる。
芳香族ジカルボン酸としては、既にポリアルキレンテレ
フタレートで記載した化合物が好適である。イソフタル
酸5〜100モル%及びテレフタル酸0〜95モル%か
ら成る混合物、特にこれら両者の酸のほぼ等量の混合物
が有利に使用される。
芳香族ジヒドロキシ化合物は、有利には一般式: [式中、Zは8個まで炭素原子を有するアルキレン基又
はシクロアルキレン基、12個までの炭素原子を有する
アリーレン基、式: で示される基又は化学結合を表しかつmは0又は1の数
字を表すコを有するか、又はそのアルキレン−又はハロ
ゲン誘導体が有利である。
例えば ジヒドロキシジフェニル、 ジー(ヒドロキシフェニル)アルカン、ジー(ヒドロキ
シフェニル)シクロアルカンジー(ヒドロキシフェニル
)スルフィド、ジー(ヒドロキシフェニル)エーテル、
ジー(ヒドロキシフェニル)ケトン、 ジー(ヒドロキシフェニル)スルホキシド、α、α゛−
ジー(ヒドロキシフェニル)−ジアルキルベンゼン、 レゾルシン及び ヒドロキノン並びにそれらの核置換された又は核ハロゲ
ン置換された誘導体が挙げられる。
これらのうちでも、 4.4°−ジヒドロキシジフェニル、 2.4−ジー(4゛−ヒドロキシフェニル)−2−メチ
ルブタン、 α、α゛−ジー(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイ
ソプロピルベンゼン、 ”2.2−ジー(3゛−メチル−4′−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン及び 2.2−ジー(3°−クロル−4゛−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、特に 2.2−ジー(4゛−ヒドロキシフェニル)プロパン、 2.2−ジー(3°、5°−ジクロルジヒドロキシジフ
ェニル)プロパン、 1.1−ジー(4°−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン及び 2.2−ジー(3’、5’−ジメチル−4゜−ヒドロキ
シフェニル)プロパン又はそれらの混合物が有利である
勿論、ポリアルキレンテレフタレートと完全芳香族ポリ
エステルの混合物を使用することもできる。これらは一
般にポリアルキレンテレフタレート20〜98重量%及
び完全芳香族ポリエステル2〜80重量%を含有する。
防火剤B)の割合は、成形材料の全重量に対して5〜3
0ii量%、有利には7〜25重量%である。使用され
る量は、防火剤の種類に左右される。一般にハロゲン含
有防火剤の場合には3〜lO重量%の全ハロゲン含量が
生じるべきである。赤燐を使用する際には、一般に2〜
lO重量%を使用する。相応して燐含有化合物を使用す
る際には、11)記に匹敵する燐含量が生じるように決
定すべきである。
防火剤B)は、公知群の化合物を包含する。
一般に、これらの化合物の重要なものは、その能力に基
づき耐燃性を付与する化学元素、例えば臭素、塩素、ア
ンチモン、燐及び窒素を包含する。
使用可能なハロゲン含有化合物には、以下の式: で示されるものが該当する。
上記式中、RはC8〜Cl0−アルキレン基、アルキリ
デン基又は脂環式基、例えばメヂレン、エチレン、プロ
ピレン、イソプロピレン、イソプロピリデン、ブチレン
、イソブチレン、アミレン、シクロヘキシレン、シクロ
ペンチリデンである。更に、Rはエーテル基、カルボニ
ル基、アミノ基又は硫黄含有基、例えばスルフィド、ス
ルホキシド、スルホン、又は燐含有基であってよい。更
に、Rは又、芳香族アミノ基、エーテル基、カルボニル
基、スルフィド基、スルホキシド基、スルポン基又は燐
含有基によって相互に結合された2個以上のアルキレン
基又はアルキリデン基から成っていてもよい。
Ar及びAr’は、同じか又は異なったモノ−又はポリ
炭素環式芳香族基、例えばフェニレン、ビフェニレン、
ターフェニレン及びナフチレンである。
Yは有機、無機及び有機金属基から選択される。Yによ
って表される置換基は、 1、ハロゲン原子、例えば塩素、臭素、ヨウ素又は弗素
、又は 2、一般式二〇E(該式中、EはX−類似1価の炭化水
素残基である)で示されるエーテル基又は 3、Rによって表される種類の1価の炭化水素残基、又
は 4、その他の置換基、例えばニトロ及びシアノ(この場
合にはこれらの置換基は実質的に不活性である) を包含し、但しアリール核1個当り少なくとも1個、有
利には2個のハロゲン原子が存在すべきである。
Xは1価の炭化水素残基であり、談話には例えば以下の
ものが該当する: Cl”” C+。−アルキル基例え
ばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
デシル、アリール基例えばフェニル、ナフチル、ビフェ
ニル、キシリル及びトリル、アルアルキル基例えばベン
ジル及びエチルフェニル、シクロアルキル基例えばシク
ロペンチル及びシクロヘキシル、並びに不活性置換基を
有する1価の炭化水素残基。複数の置換基Xが存在する
場合には、それらは同じか又は異なっていてもよい。
パラメータdは、lから芳香族環Ar及びAr’の置換
可能な水素原子の最大原子価までの整数である。パラメ
ータeは0から置換基Rの置換基可能な水素原子の数ま
での整数である0パラメータa、b及びCはOを含む整
数である。bが0でない場合には、aもCも0ではない
。bがOである場合には、芳香族基は直接的炭素−炭素
結合によって相互に結合されている芳香族基Ar及びA
r’の置換基Yは、オルト、メタ又はバラ位に存在する
ことができる。
前記式の範囲内にはビフェニルも包含される、それらの
うちから以下に例を挙げる:2.2−ビス−(3,5−
ジクロルフェニル)プロパン、 ビス−(2−クロルフェニル)メタン、ビス−(2,6
−ジブロムフェニル)メタン1.1−ビス−(4−ヨー
ドフェニル)エタン、 1.2−ビス=(2,6−ジクロフェニル)エタン、 t、I−ビス−(2−クロル−4−ヨードフェニル)エ
タン、 1.1−ビス−(2−クロル−4−メチルフェニル)エ
タン、 1.1−ビス−(3,5−ジクロルフェニル)エタン、 2.2−ビス−(3−フェニルーブロムフヱニル)エタ
ン、 2.6−ビス−(4,6−ジクロルナフチル)プロパン
、 2.2−ビス−(2,6−ジクロルフェニル)ペンタン
、 2.2−ビス−(3,5−ジクロルフェニル)ヘキサン
、 ビス−(4−クロルフェニル)フェニルメタン、 ビス−(3,5−ジクロルフェニル)シクロヘキシルメ
タン、 ビス−(3−ニトロ−4−ブロムフェニル)メタン、 ビス−(4−ヒドロキシ−2,6−ジクロル−3−メト
キシフェニル)メタン、 2.2−ビス=(3,5−ジクロル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン、 2.2−ビス−(3−ブロム−4−ヒドロキシフェニル
)プロパン。
前記式に包含される別の化合物は、2.2゛−ジクロジ
フェニル、2.4’−ジクロル−又は2,4°−ジブ台
ムシフェニル、ヘキサオクタ−又はドデカブロモジフェ
ニル及びハロゲン化されたジフェニルエーテル、特にオ
クタブロム−及びドデカブロムジフェニルエーテルであ
る。
これらのかつその他のビフェニルの製造法は公知である
。前記側内に存在する2価の脂肪族基の代わりに、スル
フィド基、スルホキシ基又は類似した別の基が存在する
ことができる。
有利な燐化合物は、元素燐又は有機燐酸、ホスホネート
、ホスフィネート、ホスホネート、ホスフィニット、ホ
スフェツキシト、ホスフェン、ホスフィツト又はホスフ
ェートである。例としては、トリフェニルホス7エンオ
キシドが挙げられる。これらは個々に又はヘキサブロム
ベンゼン又は塩素化されたピッフェニル及び選択的に三
酸化アンチモンと混合して使用することができる。
本発明で使用することができる有利な燐化合物の典型的
な例は、以下の一般式: %式% [式中、Qは同じか又は異なっており、炭化水素残基、
例えばアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ア
ルキル置換されたアリール基又はアリール置換されたア
ルキル基、更にハロゲン原子、水素原子又はそれらの組
合せを表し、但しQに関して挙げた基の少なくとも1つ
はアリール基である]で示されるものである。このよう
な適当なホスフェートの例は、例えば以下のもの、即ち
フェニルビスドデシルポスフェート、フェニルビスペン
チルホスフェート、フェニルエチレン水素ホスフェート
、フェニル−ビス−(3,5,5°−トリメチルへキシ
ルホスフェート)、エチルジフェニルホスフェート、2
−エチルヘキシル(p−トリル)−ホスフェート、ジフ
ェニル水素ホスフェート、ビス=(2−エチルヘキシル
)フェニルホスフェート、トリ(ノニルフェニル)ホス
フェート、フェニルメチル水素ホスフェート、ジ(ドデ
シル)−p−トリルホスフェート、トリクレジルホスフ
ェート、トリフェニルホスフェート、ジブチルフェニル
ホスフェート、ジフェニル水素ホスフェートである。有
利なホスフェートは、それぞれのQがアリールであるも
のである。更に、トリフェニルホスフェートとへキサブ
ロミベンゼン及び三酸化アンチモンとの組合せが有利で
ある。
防火剤としては、燐−窒素結合を含有するような化合物
、例えばホスホニトリルクロリド、燐酸エステルアミド
、燐酸アミド、ホスホン酸アミド、ホスフィン酸アミド
、トリス(アジリジニリル)−ホスフィンオキシト又は
テトラキス(ヒドロキシメチル)ホスホニウムクロリド
も適当である。これらの引火抑制添加物は市販されてい
る。
その他のハロゲン含有防火剤は、市販されているような
テトラブロムベンゼン、ヘキサクロルベンゼン及びヘキ
サブロムベンゼン並びにハロゲン化されたポリスチレン
又はポリフェニレンエーテルである。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第1946924号明細
書に記載されたハロゲン化されたフタルイミドも使用す
ることができる。これらのうちでも、商品名“5ayt
ex”’ BT 93”で市販されているN、N’−エ
チレンビステトラブロムフタルイミドが特に重要である
最後に、燐不含のハロゲン含有防火剤の例としては、一
般式: [式中、R1及びR″は水素原子、01〜C4−アルキ
ル基又はアリール基を表し、xl及びx3は塩素原子又
は臭素原子を表し、m及びnはl。
2.3又は4の値を表しかつpは2〜20の範囲内の値
を有するコで示される臭素化されたオリゴカーボネート
も挙げられる。
これらのオリゴマーの添加物は、又200℃以上の温度
で低い揮発性を有する。
本発明による成形材料は、成分Cとして相乗効果する、
周期系の第5属の金属の金属化合物0〜15重量%、有
利には3〜12重量%含有する。ここにはその1例とし
て、特に有利に使用される三酸化アンチモンのみを挙げ
る。
成形材料内に均一に分散されて存在する弗素含有エチレ
ン重合体りとしては、弗素含量約55〜76重量%、有
利には70〜76重量%を有するエチレンの重合体が該
当する。このための例は、ポリテトラフルオルエチレン
(PTFE)である。テトラフルオロエチレン−ヘキサ
フルオロエチレン共重合体又は低い割合(一般には50
重M%以下)の共重合可能なエチレン系不飽和単量体を
有するテトラフルオロエチレン−共重合体である。これ
らは例えば 5childknecht著、”Vinyl and 
Re1ated Polymers”、 Tilcy−
Verlag、 1952年、484〜494頁 及び
Wall著ごFluorpolysers”(lile
y Interscience、 1972)に記載さ
れている。重要なことは、成分りが均一に分散されて成
形材料内に存在しかつ0゜05〜!Oμ−1有利には0
.1〜5μmの範囲内の粒度d、。(数平均)を有する
ことである。これらの低い粒度は特に有利には弗素含有
エチレン重合体の水性分散液を使用しかつ該重合体をポ
リエステル溶融物内に配合することにより達成すること
ができる。このことについては以下に尚詳細に記載する
。成分りの割合は、成形材料の全重量に対して0.O1
〜3、有利には0゜1〜2.0重量%である。
本発明による成形材料は、もう1つの成分Eとして衝撃
強さを変性するゴムを、その都度成形材料の全重量に対
して0〜50重量%、有利には5〜40重量%、特に5
〜35重量%を含有する。
この場合、ごく一般的には有利には、以下の単量体、エ
チレン、プロピレン、ブタジェン、イソブチン、イソプ
レン、ビニルアセテート、スチレン、アクリルニトリル
及びアルコール成分中に1〜18個の炭素原子を有する
アクリル−又はメタクリル酸エステルの少なくとも2種
類から成る共重合体が該当する。
この種の重合体は、例えば’ Houben−1ey1
MeLhoden  der  Organische
n  Chafe”  、 Bd、  14/1(Ga
org−Ticse−Vcrlag、StuLtgar
t、196i)、392−406頁及びC,B、 Bu
cknall著の論文 “ToughendPlast
ics”  (Applied  5cience  
Publischers。
London、 1977)に記載されている。
以下には、このような若干の有利な種類のエラストマー
を挙げる。
第1の有利な群としては、有利にはエチレン基とプロピ
レン基の比が40:60〜65:35の範囲内にある、
エチレン−プロピレン(EPM)もしくはエチレン−プ
ロピレン−ジエン(EPDM)ゴムが挙げられる。
このような未架橋EPMもしくはEPDMゴム(ゲル含
量一般に1重量%未満)のムーニー粘度(ML I +
4/100℃)は、有利には25〜100、特に35〜
90 (DIN53523に基づき100℃で大きなロ
ータで4分間の回転後に測定)の範囲内にある。
EPMゴムは一般に実質的にもはや二重結合を有してい
ないが、一方EPDMゴムは1〜20個の二重結合/1
00個の炭素原子を有することができる。
EPDMゴムのためのジエン単量体としては、例えば共
役ジエン例えばイソプレン及びブタジェン、非共役ジエ
ン例えば5〜25個の炭素原子を有するジエン例えば1
.4−ブタジェン、1.4−ヘキサジエン、1.5−ヘ
キサジエン、2.5−ジメチル−1,5−へキサジエン
及び1.4−オクタジエン、環式ジエン例えばシクロペ
ンタジェン、シクロへキサジエン、シクロオクタジエン
及びジシクロペンタジェン並びにアルケンノルボルネン
例えば5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−ブチリ
デン−2−ノルボルネン、2−メタリル−5−ノルボル
ネン、2−イソプロピニル−5−ノルボルネン及びトリ
シクロジエン例えば3−メチル−トリシクロ(5,2,
1,0,2,6)−3,8−デカジエン又はそれらの混
合物が挙げられる。ヘキサジエン−1,5−エチリデン
−ノルボルネン及びジシクロペンタジェンが有利である
。EPDMゴムのジエン含量は、ゴムの全重量に対して
、有利には0.5〜IO重量%、特に1〜8重量%であ
る。
EPM又はEPDMゴムは、反応性カルボン酸又はそれ
らの誘導体とグラフトされていてもよい。この場合には
、代表的なものを挙げれば、アクリル酸、メタクリル酸
及びそれらの誘導体並びに無水マレイン酸が挙げられる
その他の有利なゴムの群は、エチレンとアクリル酸−及
び/又はメタクリル酸エステルとの共重合体、特に付加
的に尚エポキシ基を含有するものである。これらのエポ
キシ基は、一般式: [式中、n I 、 n *、 R3,n 4及びR6
は水素原子又は1〜6個の炭素原子を有するアルキル基
を表し、mは0〜20の整数であり、nは0〜IOの整
数でありかつpはθ〜5の整数である]で示される、エ
ボ、キシ基を含有する単量体を添加することによりゴム
内の単量体混合物の導入するのが゛有利である。
前記式中、有利には、R1,R*及びR3は水素原子で
あり、mはO又はlの値でありかつnはIである。相応
する化合物は、アルキルグリシジルエーテル又はビニル
グリシジルエーテルである。
式Iの化合物の有利な例は、アクリル酸及び/又はメタ
クリル酸のエポキシ基を含有するエステルであり、これ
らのうちでも又グリシジルアクリレート及びグリシジル
メタクリレートが特に有利である。
共重合体のエチレン含量は、一般にエポキシ基を含有す
る単量体の割合の50〜98重量%の範囲内にありかつ
アクリル酸−及び/又はメタク1ノル酸エステルの割合
はそれぞれ1〜49重量%の範囲内にある。
特に有利には、共重合体は エチレン50〜98、特に60〜95重量%グリシジル
アクリレート及び/又はグリシジルメタクリレートl〜
40、特に3〜20重量%、 n−ブチルアクリレート及び/又は2−エヂルヘキシル
アクリレート1〜45、特(こ10〜35重量% から成る。
その他の有利なアクリル−及び/又はメタクリル酸のエ
ステルは、メチル−、エチル−、プロピル−及びi−又
はt−ブチルエステルである。
更に又、ビニルエステル及びビニルエーテルをコモノマ
ーとして使用することができる。
前記のエチレン共重合体は、自体公知の方法に基づき、
有利には高圧及び高温下での統計的共重合により製造す
ることができる。相応する方法は文献に記載されている
エチレン共重合体のメルトインデックスは、一般に1〜
80y/10m1n(190℃及び荷重2.16に9で
測定)の範囲内にある。
更に、有利なエラストマー(ゴム)C)は、ドイツ連邦
共和国特許出願公開第1694173号及び同第234
8377号明細書に記載されているような、ブタジェン
、ブタジェン/スチレン−、ブタジェン/アクリルニト
リル及びアクリルエステルとのグラフト共重合体である
これらのうちでも特に、例えばドイツ連邦共和国特許出
願公開第2035390号及び同第2248242号明
細書及びヨーロッパ公開特許第22216号明細書に記
載されているような、いわゆるABS重合体が挙げられ
、この場合には後者に記載のものが特に有利にはである
ゴムC)としては又、 グラフト基体として、−20℃未満のガラス転移温度を
有するアクリレートゴム25〜98重ち【%、及び グラフト基体として、その単独又は共重合体が25℃よ
り高いガラス転移温度を有する、共重合可能なエチレン
系不飽和単量体2〜75重量% から成るグラフト重合体を使用することができる。
グラフト基体はアクリレート又はメタクリレートゴムで
あり、この場合40重量%まで別のコモノマーを含有し
ていてもよい。アクリル酸又はメタクリル酸のCI−C
s−エステル並びにそのハロゲン化された誘導体並びに
又芳香族アクリル酸エステル及びそれらの混合物が有利
である。グラフト基体中のコモノマーとしては、アクリ
ルニトリル、メタクリルニトリル、スチレン、α−メチ
ルスチレン、アクリルアミド、メタクイルアミド並びに
ビニル−C5〜C3−アルキルエーテルが挙げられる。
グラフト基体は、架橋されていなくてもよく文゛は一部
分又は完全に架橋されていてもよい。
架橋は1個よりも多い二重結合を有する架橋性単量体有
利には0.02〜5重量%、特に0.05〜2重量%の
共重合により達成される。適当な架橋性単量体は、例え
ばドイツ連邦共和国特許出願公開第2726256号明
細書及びヨーロッパ公開特許第50256号明細書に記
載されている。
有利な架橋性単量体は、トリアリルシアヌレート、トリ
アリルイソシアヌレート、トリアクリロイルヒドロ−s
−トリアジン及びトリアルキルベンゼンである。
架橋性単量体が2個よりも多い重合可能な二重結合を含
有する場合には、その量はグラフト基体に対して11v
fa%以下に制限するのが有利である。
特に有利なグラフト基体は、L)IofrIlan、 
R。
Kuhn著、  ”PolymeranalyLik″
、Georg−Tieme−Ver−1ag、 Stu
ttgart、 1977に記載に基づいて測定して、
60重量%よりも多いゲル含量を有するエマルジョン重
合体である。
同様に、グラフト基体として適当であるのは、例えばヨ
ーロッパ公開特許第50262号明細書に記載されてい
るような、ジエン核を有するアクリレートゴムである。
グラフト単量体としては、特にスチレン、α−メチルス
チレン、アクリルニトリル、メタクリルニトリル及びメ
チルメタクリレート又はそれらの混合物、特に90/1
0〜50150の重量比のスチレン/アクリルニトリル
から成るものである。
グラフト収率、即ちグラフトした単量体の量を使用した
グラフト単量体の量で割った商は、一般には20〜80
%の範囲内にある。
本発明で使用することができるアクリレートをベースと
するゴムは、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第
2444584号明細書及びドイツ連邦共和国特許出願
公開第2726256号明細書に記載されている。
ゴムCは一30℃未満、特に−40℃未満のガラス転移
温度を有し、このことは低い温度においてら良好な衝撃
強さをもたらす。
前記ゴム類型の混合物も使用することができると理解さ
れるべきである。
繊維又は粒子状充填物としては、炭素繊維、ガラス繊維
、ガラス球、無定形珪酸、アスベスト、珪酸カルシウム
、メタ珪酸カルシウム、カルボン酸マグネシウム、カオ
リン、白亜、粉末化石英、雲母、硫酸バリウム及び長石
が挙げられ、これらは50重量%まで、特に5〜50重
奄%の量で使用することができる。
本発明による成形材料は、成分Gとしてポリカーボネー
ト又はポリアミド0〜70重量%、特に0〜40重量%
、有利には5〜40重量%を含有する。これらは自体公
知でありかつ文献に記載されている。
有利には、これらのポリカーボネートは炭酸誘導体例え
ばホスゲン又はジフェニルカーボネートとジフェノール
とを反応させることにより製造することができる。原則
的には、例えばH1Schnell& ’Chemis
try and Physics of Po1y−c
arbonates@、InLerscience  
Publischers、1964並びに米国特許第2
999835号明細書及びドイツ連邦共和国特許出願公
開第2248817号明細書に記載されているような総
てのジフェノールが使用可能である。ジヒドロキシジフ
ェニル、ジー(ヒドロキシジフェニル)−アルカン及び
ジー(ヒドロキシジフェニル)エーテル又はそれらの混
合物が特に有利なジフェノールである。
特に有利なフェノールは、2.2−ジー(4゛−ヒドロ
キシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)である。
これは別のジフェノール例えば2,2−ジー(4°−ヒ
ドロキシフェニル)ペンタン、2.6−シヒドロキシフ
エニルナフタリン、4.4’−ジヒドロキシフェニルス
ルホン、ジー(4−ヒドロキシフェニル)エテール、ジ
ー(4−ヒドロキシフェニル)スルフイツト、ジー(4
−ヒドロキシフェニル)メタン、l、1−ジー(4゛−
ヒドロキシフェニル)エタン又は4.4−ジヒドロキジ
シフェニルンと混合して使用することができる。この種
の混合物中のビスフェノールへの割合は、一般に70〜
98重量%の範囲内にある。
この種のポリカーボネートを製造する方法は自体公知で
あり、かつ例えば既に記載した米国特許第299983
5号細書及びドイツ連邦共和国特許出願公開第2248
817号明細書並びにドイツ連邦共和国特許出願公開第
1495730゛号明細書に記載されている。
ポリカーボネー)B)の相対粘度は、25℃でジクロル
メタン中の 0.5%の溶液中で測定して、一般に1.
2〜1.5、有利には1.28〜1.40dl/gの範
囲内にある。
ポリカーボネートの代わりに、熱可塑性ポリアミド、例
えばポリカプロラクタム、ポリへキサメチレンアジピン
酸アミド又はポリへキサメチレンセバシン酸アミドを使
用することもできる。
本°発明による成形材料は、成分A)〜G)の他に、通
常の添加物及び加工助剤を含有することができる。その
割合は、成分A)〜G)の全型!itの対して、一般に
60重量%以下、有利には50重、!’+1%以下であ
る。
常用の添加物は、例えば安定剤及び酸化遅延剤、熱分解
及び紫外線による分解防止剤、滑剤及び離型剤、着色剤
例えば染料及び顔料、繊維及び粉末状充填材及び強化材
、芽品形成剤及び軟化剤である。
本発明による熱可塑性成形材料に添加することができる
酸化遅延剤及び熱安定剤は、例えば周期系の第1属の金
属のハロゲン化物、例えばナトリウム−、カリウム−、
リチウム−ハロゲン化物を、場合によりハロゲン化銅(
I)、例えば塩化物、臭素化物又はヨウ素化物と混合し
たものである。更に、立体障害フェノール、ヒドロキノ
ン、これらの群の置換された代表的物質及びそれらの混
合物を、有利には混合物の重量に対して1重量%の濃度
で使用可能である。
UV安定剤の例は、種々異なった置換されたレゾルシン
、サリシレート、ベンゾトリアゾール及びベンゾフェノ
ンであり、これらは一般に2.0重量%までの量で使用
することができる一般に熱可塑性成形材料の1重量%ま
での量で添加される滑剤及び離型剤は、ステアリン酸、
ステアリルアルコール、ステアリン酸エステル及び−ア
ミド並びにペンタエリトリットの脂肪酸エステルである
更に、有機染料例えばニグロシン、顔料例えば二酸化チ
タン、硫化カドミニウム、フタロシアニン、ウルトラマ
リンブルー又はカーボンブラックを添加することができ
る。
本発明による成形材料は、成分A−D及び場合によりF
−Gを自体公知の混合装置で混合することにより行うこ
とができ、この際に留意すべきことは、弗素含有エチレ
ン重合体が相応する粒度を有しかつ均質に成形材料内に
分散させることである。
この場合、成分りを固体含量5〜50、特に10〜50
重量%を有する水性分散液の形で装入しかつこれらの分
散液をポリエステルAの溶融物に混入するのが有利であ
ることが判明したこの操作は、残りの成分B、C及び場
合によりE、F及びDの添加前又は後で行うことができ
る。
若干の場合には、PTPE含有ポリエステルの濃縮物(
バッチ)を製造しかつ次いで該バッチを溶融状態の別の
成分と混合するのが有利であることが判明した。
PTFEの混入は有利には押出機で実施する、この際2
40〜330、特に240〜300℃の温度を適用する
。押出機で混合する際に発生する水は、押出機に設けら
れたガス抜き装置を介して除去することができる。
押出機で混合した後に、該成形材料を自体公知の方法で
、例えば成形体又はシートに加工することができる。
本発明による成形材料は、良好な耐燃性によって優れて
おりかつ低い割合のPTFE又は弗素含有エチレン重合
体でも滴下しない。
更に、該成形材料は簡単なかつ安全技術的に懸念のない
方法で製造することができ、しかも健康上の危険を恐れ
る必要がない。
実施例 ポリテトラフルオロエチレン−ポリブチレンテレフタレ
ート先駆物質(バッチ)の製造、相対粘度1.6(25
℃でフェノール/ o −ジクロルベンゼン1:I中の
0.5重量%の溶液として測定)を有するポリブチレン
テレフタレート(PBTP、 Fa、 BASF A(
i社のTyp UltradurB 4500) 98
重量%を、Firs+a ferner undPf 
1eidcrerのZSK 53−押出機で溶融させた
。重合体溶融物中に、ポリテトラフルオロエチレン2重
量%(分散液中の固体成分に対して)を水性分散液の形
で圧入した。Terlon”)分散液は、Firam 
DuPont社のTel 30 Nでありかつ圧送前に
水で固体金fllO重量%に希釈した。
押出す際に、水を除去した。
押出機温度は270℃に、回転数は250rps+にか
っ流Idは50 kg/hに調整した。
押出し後に、重合体ストランドに冷却し、造粒しかつ乾
燥した。
実施例25では、PTFEバッチを製造するためにポリ
ブチレンテレフタレートの代わりにポリエチレンテレフ
タレート(P E T F 、FirsaBASF社の
Typ 1JItradur A)を使用した。
分散液中のPTEF (数平均)の平均粒度は、0.2
5〜5μ論の範囲内にあった。
本発明による成形材料を製造するために、前記バッチを
別のポリエステル(A)及び成分B、C及び場合により
E、F及びGと押出機で溶融させ、押出しかつペレット
に加工した。燃焼特性を測定するために、“Under
vrigters Labo−ratoricsのUL
 94規格の仕様の基づきl/16インチのブロック棒
を射出成形した。
ポリエステルAとしては、又バッチ内で使用したポリブ
チレンテレフタレートを使用した(例外:実施例25、
この場合には、ポリエステルAとして、Fa、 BAS
F AGのTyp Ultradur A 3700の
ポリブチレンテレフタレートを使用した)防火剤B)と
しては、以下の化合物を使用した: Bl:フェノール末端基を有する臭素化されたテトラブ
ロムビスフェノールA−ポリカーボネート (Fa、 
 Great LakasのBC52)B、:N、N’
−エチレン−ビス(テトラブロムフタルイミド)  (
5aytex BT 93.5aytechInc、) B、:オクタブロムジフヱニルエール B4二デカブチルジフェニルエーテル B、:臭素化されたポリスチレン(Pyrocheck
68 PB、 Fa、 Ferro Chew、、臭素
含量68重量%) B6:トリブロムフェノール末端基を有する臭素化され
たテトラブロムビスフェノール(BC58、Pa、 G
reat Lakes)B7:ペルブロムー1.4−ジ
フェノキシベンゼン(BT 120. Ethyl C
orporation)B、:エチレンビスージブロム
ーノルボルネンージカルボキシイミド(BN 451 
、5aytechInc、) B、:無水テトラブロムフタル酸 (RB49゜5ay
tech Inc、) B、。:テトラブロムフタル酸−ポリエーテル(RB 
79.5ayLech Inc、)Bll:テトラブロ
ムスフエノールA (RB 100、5aytech 
inc、) I3+*:4,4’−ジ(2,3−ジブロムポリビルオ
キシ)−3,3°、5.5’−テトラブロムビスフェノ
ールA: (PH88,Great Lakes)B13:ポリ(
2,6−ジブロムフェニレン)オキシド(PO64P、
 Great Lakes)n+a:1,3−ジ(トリ
ブロムフェノキシ)プロパン(FF 680. Gre
at Lakes)B4:エビクロルヒドリン/テトラ
ブロムビスフェノールAをベースとする臭素化されたエ
ポキシ樹脂(F 2310. Fa、 Makhtes
him Cheai−cals) Bts:ポリ(ペンタブロムベンジル)アクリルニトリ
ル(FR1025,Fa、 Dead Sea Bro
mine)B、7:1,2−ジ(ペンタブロムフェノキ
シ)エタン: (Pyrocheck 77 B、 Fa、 Perr
o Chew、)B1.:ヘキサブロムベンゼン B、。:臭素台g160重量%を有する臭素化されたポ
リスチレン(Pyrocbeck 60 PB、 Pa
Ferro  Ches、) 衝撃強さ変性エラストマーとしては、以下の成分を使用
した: El:架橋したn−ブチルアクリレートから成るグラフ
ト基体75重量%及び重量比3/1のスチレン及びアク
リルニトリルから成るグラフト外皮25重量%から成る
グラフトゴム(ドイツ連邦共和国特許出願公開第244
4548号明細書記載の方法に基づき製造) Et:架橋したポリブタジェンから成るグラフト基体7
0重量%、スチレンから成る第1のグラフト外皮8重量
%及びメチルメタクリレートから成る第2のグラフト外
皮22重量%を有するグラフトゴム 成分Fとしては、以下のものを使用した二F、ニガラス
繊維 F、ニガラス球 F3:珪灰石 成分Gとしては、以下のものを使用した二61:相対粘
度1.36(25℃でジクロルメタン中の0.5重量%
の溶液中で測定した)を有するビスフェノールAをベー
スとするポリカーボネート G、:相対粘度2.7(25℃で9611ff1%の硫
酸(19/100a+2)中で測定した)を有するポリ
アミド−6(ポリ−ε−カプロラクタム)(BASFA
Gの旧Lramid B3)個々の材料の組成は、以下
の第1表にまとめて示す。
この場合には、PTEF含mに関する記載は常に純粋な
PTEF成分を基準としていることに配慮されるべきで
ある。PTEF’はバッチの形で加えたので、PTEF
含量は加えられたバッチの量には一致しない。
実施例2について説明する。
全組酸二 ポリブチレンテレフタレート 82.75重量% B、            13.0  重量%Sb
*Os          4.0  重量%PTEP
           0.25重量%これらの材料は
、 ポリブチレンテレフタレート 70.5 重量% B、             I3.O重量%Sb*
03         4.0  重量%ポリブチレン
テレフタレート中の2%のPTEFバッチ      
   12.5 重量%相応して又、残りの実施例の成
形材料に関しても考慮されるべきである。第1表には、
欄D*の下には使用したPTEFバッチの量が記載され
ている。
1111    II    IIIIWcI  1r
il+    11    II  □ +  C:I
 C:l  1tlL 94に基づく燃焼試験によれば
、統べての場合、評価■0(即ち滴下しない)であるこ
とが判明した。
比較例1 ポリブチレンテレフタレート 82.75重量% 平均粒度0.3〜0.7xg+を*t6PTEF (F
a、 DuPontのTerlon 6)    0.
25重量%B、            13.0  
重量%Sb、03        4.0  重量%か
ら、実施例1〜27に記載と同様に押出機で混合するこ
とにより成形材料を製造した。
UL 94に基づく燃焼試験によれば、評価■2(即ち
一部分滴下しながら燃焼する)が得られた。
比較例2 ポリブチレンテレフタレート 79.1重量% 13、          16.0重量%Sb、0.
         4.9重ff1%から、押出機で混
合することにより成形材料を製造した。
この場合にも、UL 94に基づ<V2の評価が得られ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、芳香族ポリエステルをベースとする防火加工した熱
    可塑性成形材料において、主成分として、 (A)芳香族ジカルボン酸と脂肪族又は芳香族グリコー
    ルとのポリエステル20〜90重 量%、 (B)防火剤5〜30重量%、 (C)相乗作用する、周期系の第5属の金属の金属化合
    物0〜15重量%、 (D)成形材料内に均一分散されて存在しかつ平均粒度
    (数平均)0.05〜10μmを有する、弗素原子含有
    エチレン重合体0.0 1〜3重量%、 並びに更に (E)耐衝撃性変性ゴム0〜50重量%、 (F)繊維又は粒子状充填剤又はそれらの混合物0〜5
    0重量%、 (G)ポリカーボネート又はポリアミド0〜70重量% を含有することを特徴とする、防火加工した熱可塑性成
    形材料。 2、請求項1記載の成形材料を製造する方法において、
    弗素原子含有エチレン重合体Dを固体含量10〜50重
    量%を有する水性分散液の形でポリエステルAの溶融物
    内に混入しかつ成分Dの添加前又は添加後に成分B、C
    、E、F及びGを加えることを特徴とする、防火加工し
    た熱可塑性材料の製法。
JP9849388A 1987-04-24 1988-04-22 防火加工した熱可塑性成形材料及びその製法 Pending JPS63291947A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3713747.6 1987-04-24
DE19873713747 DE3713747A1 (de) 1987-04-24 1987-04-24 Flammgeschuetzte thermoplastische polyesterformmassen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63291947A true JPS63291947A (ja) 1988-11-29

Family

ID=6326224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9849388A Pending JPS63291947A (ja) 1987-04-24 1988-04-22 防火加工した熱可塑性成形材料及びその製法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0287953A3 (ja)
JP (1) JPS63291947A (ja)
DE (1) DE3713747A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01223157A (ja) * 1988-03-02 1989-09-06 Polyplastics Co 難燃性ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物及び電気部品用成形品
JPH021758A (ja) * 1987-12-14 1990-01-08 E I Du Pont De Nemours & Co ポリアリーレートの成形用組成物
WO1999027016A1 (fr) * 1997-11-20 1999-06-03 Polyplastics Co., Ltd. Composition de resine retardatrice de combustion

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3729872A1 (de) * 1987-09-05 1989-03-16 Bayer Ag Thermoplastische formmassen aus aromatischem polyester und fluoriertem polyolefin
DE3733570A1 (de) * 1987-10-03 1989-04-20 Bayer Ag Thermoplastische formmassen aus aromatischem polyester, pfropfpolymerisat und fluoriertem polyolefin
US20040072929A1 (en) * 2002-06-27 2004-04-15 De Schryver Daniel A. Flame retardant compositions
WO2006019414A1 (en) * 2004-03-01 2006-02-23 Albemarle Corporation Flame retardant compositions and their use

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3294871A (en) * 1964-09-15 1966-12-27 American Cyanamid Co Poly (tetrafluoroethylene)-thermoplastic resin composition
DE1694217A1 (de) * 1967-11-09 1971-04-08 Hoechst Ag Thermoplastische Formmassen
US3671487A (en) * 1971-05-05 1972-06-20 Gen Electric Glass reinforced polyester resins containing polytetrafluoroethylene and flame retardant additives
DE2419968A1 (de) * 1974-04-25 1975-12-18 Basf Ag Zaehe, waermealterungsbestaendige und verarbeitungsstabile polybutylenterephthalat-formmassen
GB1543557A (en) * 1975-04-10 1979-04-04 Ici Ltd Fire-retardant polyester compositions
US4344878A (en) * 1980-02-27 1982-08-17 General Electric Company Flame retardant, non-dripping linear polyester compositions

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH021758A (ja) * 1987-12-14 1990-01-08 E I Du Pont De Nemours & Co ポリアリーレートの成形用組成物
JPH01223157A (ja) * 1988-03-02 1989-09-06 Polyplastics Co 難燃性ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物及び電気部品用成形品
WO1999027016A1 (fr) * 1997-11-20 1999-06-03 Polyplastics Co., Ltd. Composition de resine retardatrice de combustion

Also Published As

Publication number Publication date
EP0287953A3 (en) 1989-03-08
EP0287953A2 (de) 1988-10-26
DE3713747A1 (de) 1988-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5712336A (en) Flameproofed thermoplastic molding materials
US5627228A (en) Flame-retardant resin composition
EP0520186B1 (en) Flame retardant resin composition
EP0025920A1 (en) High impact resistant polyester compositions, and articles made therefrom
JPH07300552A (ja) 高いトラツキング抵抗をもつ防炎加工した無機充填剤入り熱可塑性成形コンパウンド
US5374675A (en) Thermoplastic molding materials containing inorganic subgroup metal salts
US4880876A (en) Thermoplastic polyester molding materials having low-temperature impact strength
JP3242960B2 (ja) 光老化に安定なポリカーボネート成形材料
ES2228547T3 (es) Mezclas de poliester / policarbonato.
JP2997544B2 (ja) 耐発火性ポリカーボネートブレンド
US20030149145A1 (en) Flameproofed molding compositions
JPH07292233A (ja) 難燃性樹脂組成物
JP2004533532A (ja) 難燃性熱可塑性プラスチック成形材料
JPS63291947A (ja) 防火加工した熱可塑性成形材料及びその製法
JPS63286463A (ja) 難燃性であり、かつ衝撃を改良したポリカーボネート組成物
US4940745A (en) Glass fiber reinforced flameproofed thermoplastic molding compositions based on polyesters and graft polymers
JPS60147469A (ja) ポリエチレンテレフタレート組成物
JP6516753B2 (ja) 難燃性ポリエステル
JP2001502731A (ja) 難燃性成形材料
JPH064755B2 (ja) 難燃性芳香族ポリエステル組成物
JP3190975B2 (ja) 難燃性樹脂組成物
US5464894A (en) Flameproofed thermoplastic polyesters
JP5570117B2 (ja) ポリエステルからの照明要素
JP3030060B2 (ja) 耐燃混合物
JP2015520280A (ja) ポリアクリロニトリルホモポリマーを含有する難燃性ポリエステル