JPS63290725A - 凹面付軟材表皮製品およびその製造方法 - Google Patents

凹面付軟材表皮製品およびその製造方法

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JPS63290725A
JPS63290725A JP62125827A JP12582787A JPS63290725A JP S63290725 A JPS63290725 A JP S63290725A JP 62125827 A JP62125827 A JP 62125827A JP 12582787 A JP12582787 A JP 12582787A JP S63290725 A JPS63290725 A JP S63290725A
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JP
Japan
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skin
softwood
soft material
holder
material skin
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JP62125827A
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Katsumi Taguchi
勝美 田口
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Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一体化された凹面構造の芯材、弾性体に、
皮革等の軟材表皮を被覆し、合体させた凹面付軟材表皮
製品およびその製造方法に関する〔従来技術およびその
問題点〕 芯材上の弾性体に、牛皮革等の天然皮革、織物。
、編物、不織布等の軟材表皮を被覆した軟材表皮製品が
、ドアパネル、インスツルーメントパネルのような車両
の内装部品や応接セットのような家具等に広く使用され
ている。このような軟材表皮製品において、把手や物通
しなどのための凹面をその一部に設けることが多い。
このような凹面構造の軟材表皮製品は、通常、以下のよ
うにして作られる。まず、硬質材料より成る芯材に、軟
質材料から成る弾性体が、接着剤等によって接着され、
一体化される。ここで、弾性体の一部を切欠いたり、芯
材の一部に弾性体を接着しないことによって、凹面が表
面に設けられる。そして、軟材表皮が、芯材、弾性体上
に被覆され、合体されて、凹面構造の軟材表皮製品が作
られる。
このような凹面構造の軟材表皮製品を量産する方法とし
ては、熱可塑性樹脂材料よりなるシートを軟材表皮の裏
面に積層させて行なう方法が、よく知られている。この
方法では、裏面に熱可塑性シートの積層された軟材表皮
を加熱しながら、成形する。そして、成形された軟材表
皮が、芯材、弾性体に、接着剤等によって接着され、被
覆、合体される。
しかし、このような公知の製造方法では、第9図に示す
ように、通常、熱可塑性シー)50が裏打ち材として軟
材表皮111の全面に積層されるため、軟材表皮は全面
的に硬化する。そのため、軟材表皮111の持つ、やわ
らかさ、なめらかな肌触り、伸縮性といった特性が著し
く低下する。従って、軟材表皮の持つ特性を十分に生か
した凹面付軟材表皮製品110が得られない、なお、参
照符号128は芯材、130は弾性体を示す。
他方、芯材、弾性体の表面に軟材表皮を接着したり、型
で、軟材表皮を芯材、弾性体に押し付けたり、または、
真空圧で、軟材表皮、弾性体、芯材を型に引き付けて行
なう製造方法も知られている。この方法では、熱可塑性
シートを使用しないため、軟材表皮の特性を失う虞れが
ない、しかし、この方法では、接着剤の塗布、型への押
し付け、引き付けに多くの時間を妻し、量産に適しない
、そして、手作業工程が多いため、バラツキが生じやす
く、均一な品質の製品が得難い。
〔発明の目的〕
この発明は、牛皮革等の天然皮革、織物、編物、不織布
等の軟材表皮の特性を低下させることなく、容易に量産
できる凹面付軟材表皮製品およびその製造方法に関する
〔発明の概略〕
この目的を達成するため、この発明によれば、軟材皮革
の凹面立上り部の裏面周辺に、ホルダーを配設して、凹
面付軟材表皮製品が構成される。
また、この発明の製造方法によれば、まず、軟材表皮は
、凹面形状に成形される。それから、成形用型に軟材表
皮を残したまま、軟材表皮の凹面立上り部の裏面周辺に
、ホルダーを配設して、軟 。
材表皮をその成形形状に保持する。その後、軟材表皮は
成形用型から取外され、ホルダーを内方にして、軟材表
皮を凹面構造の芯材、弾性体に被覆し、合体すれば、所
望の凹部材軟材表皮製品が完成する。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する。
この発明に係る凹面付軟材表皮製品10を第1図に示す
、この凹面付軟材表皮製品lOは、以下のようにして製
造される。まず、天然皮革、織物、編物、不織布等の軟
材表皮11は、真空成形、プレス成形等によって、所定
の形状、つまり、凹面12を有する形状に成形される。
たとえば、第2図に示す真空成形においては、対応する
形状の表面14を持つ成形用型lB上に、軟材表皮11
がのせられる。
そして、多岐流路18に真空圧(−P)が作用し、軟材
表皮11を吸引し、蓋面14に密着させて、軟材表皮を
所望の凹面形状に成形する。また、第3図に示すプレス
成形では、上下の成形用型20.22間に、軟材表皮1
1が配設され、型20.22に荷重(F)を加えること
によって、軟材表皮は凹面形状に成形される。なお、第
2図、第3図かられかるように、成形した段階では、表
裏逆に成形され、凹面12が延出した形状に、軟材表皮
11は成形される。その後、たとえば、プレス成形の下
型22に軟材表皮11を残したまま、上型20が離反さ
れる(第4図参照)。
そして、下型22上に残されて、成形形状を保つ軟材表
皮の凹面立上り部13の裏面13a(図では表裏逆のた
め、裏面が上面となる)に、ホルダー24が取付けられ
る。このホルダー24は、軟材表皮11の弾性による成
形形状の崩れを防止して、軟材表皮を成形形状に保持す
るように機能する。そのために、ホルダー24は、型崩
れに抗した抗力を生じ得る材料、たとえば、プラスチッ
ク、金属等から、凹面12の全周を取り囲む形状、たと
えば、環形または矩形に形成される(第5図参照)、こ
のような構成のホルダー24の内面25、軟材表皮の凹
面の立ヒリ部の裏面13aのいずれか一方、または、両
方に、接着剤26を塗布し、軟材表皮11、ホルダー2
4を重ねて、ホルダーを軟材表皮に取付ける(第6図参
照)、軟材表皮11へのホルダー24の取付けは、通常
、接着剤を使用してなされるが、接着剤を使用せず 合
等によって行なってもよい。
このように、ホルダー24を軟材表皮11の凹面立上り
部の裏面13a周辺に取付けることによって、軟材表皮
は、成形用型22から取外した後も、型崩れせず、成形
形状に保持される。
他方、硬質材料より成る芯材28と、軟質材料から成る
弾性体30とは、適当な方法、たとえば、接着剤や、ポ
リウレタンフォームの一体発泡の自己接着力によって一
体化され、軟材表皮11と別個に用意される(第7図参
照)、熱論、軟材表皮の凹面12に対応する凹面31が
、弾性体30の一部を切欠いたり、芯材28の一部に弾
性体を接着しないことによって、弾性体、芯材の表面に
設けられる。
そして、成形用型22から取外された軟材表皮!lと、
芯材28、弾性体30とが合体されて、凹面構造を持つ
所望の軟材表皮製品10が完成される0合体は、たとえ
ば、第8図に示すように、下面に接着剤26を塗布した
芯材28、弾性体30を、ホルダー24、軟材表皮11
上にかぶせて、行なわれる。また、ポリウレタンフォー
ムの一体発泡による自己接着力を利用して、芯材28、
弾性体30とホルダー付軟材表皮11とを合体してもよ
い、このようにして、第1図に示す凹面付軟材表皮製品
10が得られる。
上記のように、この発明の方法によれば、軟材表皮成形
後、成形用型22に残された軟材表皮の凹面立上り部の
裏面13a周辺に、ホルダー24を取付けている。その
ため、成形用型22から取外した後も、軟材表皮11は
、型崩れせず、成形形状に保持される。成形形状に保持
される軟材表皮11は、次工程において、特別な型崩れ
防止策を講じることなく、芯材28、弾性体30に合体
できる。そのため、合体工程が、迅速、容易に行なえる
とともに、バラツキなく均一に行なえ、低コストで、均
一、高品質の凹部付軟材表皮製品10が量産される。
また、熱可塑性シートを軟材表皮の裏面全面に積層させ
た従来の方法に対して、この発明の方法では、軟材表皮
の凹面立上り部裏面13aの周辺にのみ、別部材(ホル
ダー24)を取付(すたにすぎない、そのため、軟材表
皮の凹面立上り部周辺を除いて、軟材表皮11の特性、
たとえば、やわらかさ、なめらかな肌触り、伸縮性等が
維持され、軟材表皮の特性を十分に生かした凹面付軟材
表皮製品10が得られる。
そして、この発明の凹面付軟材表皮製品10においては
、軟材表皮の凹面立上り部の裏面13a周辺にホルダー
24を配設しているため、成形用型22から取外した後
も、軟材表皮11は、型用れせず、成形形状に保持され
る。そのため、次工程において、特別なを崩れ防止策を
講じることなく、芯材28、弾性体30への軟材表皮1
1の合体が行なえる。従って、このような構成の凹面付
軟材表皮製品10は、容易に量産できる。
また、軟材表皮の凹面立上り部13の周辺を除いて、軟
材表皮11の特性が、失すれることなく、維持される。
ト述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り、この発明を何等限定するものでなくこの発明の技術
範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に
包含されること−はいうまでもない。
たとえば、軟材表皮11の成形方法、軟材表皮へ1のホ
ルダー24の取付は方法、ホルダー付軟材表皮と芯材2
8、弾性体30との合体方法は、実施例の方法に限定さ
れず、他の方法を適宜利用できる。
〔発明の効果〕
上記のように、この発明の製造方法によれば、成形後、
次工程で、特別な型崩れ防止策を講じることなく、軟材
表皮は、芯材、弾性体に合体される。そのため、合体工
程が、迅速、容易に行なえるとともに、均一に行なえ、
低コストで、均一、高品質の凹部付軟材表皮製品が量産
できる。
また、軟材表皮の凹面立上り部の周辺にのみ、別部材(
ホルダー)を取付けたにすぎない、そのため、一部(軟
材表皮の凹面立上り部の周辺)を除いて、やわらかさ、
なめらかな肌触り、伸縮性等といった軟材表皮の特性が
、十分維持される。
そして、この発明の凹面付軟材表皮製品では、軟材表皮
の特性が十分に生かされる。また、特別な型層れ防止策
を講じることなく、軟材表皮が、芯材、弾性体に合体で
き、容易に量産できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、完成品としての凹部付軟材表皮製品の縦断面
図、 第2図は、真空成形による軟材表皮の成形を示す縦断面
図、 第3図は、プレス成形による軟材表皮の成形を示す縦断
面図、 第4図は、プレス成形用下型に残された軟材表皮の縦断
面図、 第5図は、ホルダーの縦断面図、 第6図は、下型上の軟材表皮に取付けられたホルダーの
縦断面図、 第7図は、一体化された芯材、弾性体の縦断面図、 第8図は、合体前での軟材表皮、芯材、弾性体の縦断面
図、 第9図は、熱可塑性シートを裏打ち材として使用した公
知の凹面付軟材表皮製品の縦断面図である。 lO:凹面付軟材表皮製品、11:軟材表皮、12:軟
材表皮の凹面、13:凹面立上り部、13a:凹面立上
tJMの3面、18.20.22: 成形用ffi、2
4:*Jl/ダー、28:接着剤、28:芯材、3o:
弾性体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)凹面構造の芯材、弾性体に、皮革等の軟材表皮を
    被覆した凹面付軟材表皮製品において、軟材皮革の凹面
    立上り部の裏面周辺にホルダーを配設して成る凹面付軟
    材表皮製品。
  2. (2)一体化された凹面構造の芯材、弾性体に皮革等の
    軟材表皮を被覆して凹面構造の軟材表皮製品を製造する
    方法において、 凹面形状に軟材表皮を成形した後、 成形用型に軟材表皮を残したまま、軟材表皮の凹面立上
    り部の裏面周辺にホルダーを配設して、軟材表皮の成形
    形状を保持し、 成形用型から取外した軟材表皮を、ホルダーを内方にし
    て、芯材、弾性体に、被覆し、合体させた凹面付軟材製
    品の製造方法。
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