JPS63290722A - 凹面付軟材表皮製品の製造方法 - Google Patents

凹面付軟材表皮製品の製造方法

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JPS63290722A
JPS63290722A JP62125828A JP12582887A JPS63290722A JP S63290722 A JPS63290722 A JP S63290722A JP 62125828 A JP62125828 A JP 62125828A JP 12582887 A JP12582887 A JP 12582887A JP S63290722 A JPS63290722 A JP S63290722A
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JP
Japan
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skin
soft material
material skin
softwood
recessed surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP62125828A
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English (en)
Inventor
Katsumi Taguchi
勝美 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一体化された凹面構造の芯材、弾性体に、
皮革等の軟材表皮を被覆し、合体させて凹面付軟材表皮
製品を製造する方法に関する。
〔従来技術およびその問題点〕
芯材上の弾性体に、牛皮革等の天然皮革、織物、編物、
不a布等の軟材表皮を被覆した軟材表皮製品が、ドアパ
ネル、インスツルーメントパネルのような車両の内装部
品や応接セットのような家具等に広く使用されている。
このような軟材表皮製品において、把手や物通しなどの
ための凹面をその一部に設けることが多い。
このような凹面構造の軟材表皮製品は、通常、以下のよ
うにして作られる。まず、硬質材料より成る芯材に、軟
質材料から成る弾性体が、接着材等によって接着され、
一体化される。ここで、弾性体の一部を切欠いたり、芯
材の一部に弾性体を接着しないことによって、凹面が表
面に設けられる。そして、軟材表皮が、芯材、弾性体上
に被覆され、合体されて、凹面構造の軟材表皮製品が作
られる。
このような凹面構造の軟材表皮製品を量産する方法とし
ては、熱可塑性樹脂材料よりなるシートを軟材表皮の裏
面に積層させて行なう方法が、よく知られている。この
方法では、裏面に熱可塑性シートの積層された軟材表皮
を加熱しながら、成形する。そして、成形された。軟材
表皮が、芯材、弾性体に、接着材等によって接着され、
被覆、合体される。
しかし、このような公知の製造方法では、第6図に示す
ように、通常、熱可塑性シート50が裏打ち材として軟
材表皮110の全面に積層されるため、軟材表皮は全面
的に硬化する。そのため、軟材表皮110の持つ、やわ
らかさ、なめらかな肌触り、伸縮性といった特性が著し
く低下する。従って、軟材表皮の持つ特性を十分に生か
した凹面付軟材表皮製品134が得られない、なお、参
照符号128は芯材、130は弾性体を示す。
他方、芯材、弾性体の表面に軟材表皮を接着したり、型
で、軟材表皮を芯材、弾性体に押し付けたり、または、
真空圧で、軟材表皮、弾性体、芯材を型に引き付けて行
なう製造方法も知られている。この方法では、熱可塑性
シートを使用しないため、軟材表皮の特性を失う虞れが
ない、しかし、この方法では、接着材の塗布、型への押
し付け、引き付けに多くの時間を要し、量産に適しない
、そして、手作業工程が多いため、バラツキが生じやす
く、均一な品質の製品が得難い。
〔発明の目的〕
この発明は、牛皮革等の天然皮革、織物、編物、不織布
等の軟材表皮の特性を低下させることなく、容易に量産
できる凹面付軟材表皮製品の製造方法に関する。
〔発明の概略〕
この目的を達成するため、この発明によれば、まず、成
形用型によって、皮革等の軟材表皮が凹面形状に成形さ
れる。それから、軟材表皮を成形用型上に残したまま、
軟材表皮の凹面の裏面に、保形溶剤を塗布する。そして
、硬化を待って、軟材表皮が成形用型から取外される。
ここで、硬化によって、軟材表皮はその成形形状に保持
され、成形用型から取外された後も型崩れしない、最後
に、上記の軟材表皮が、芯材、弾性体に被覆され、合体
されて凹面付軟材製品が完成する。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する。
この発明に係る凹面付軟材表皮製品の製造方法によれば
、天然皮革、織物、編物、不織布等の軟材表皮10は、
真空成形、プレス成形等によって、所定の形状、つまり
、凹面12を有する形状に成形される。たとえば、第1
図に示すように、真空成形においては、対応する形状の
表面14を持つ成形用型16上に、軟材表皮lOがのせ
られる。そして、多岐波路18に真空圧(−P)が作用
し、軟材表皮10を吸引し、型面14に密着させて、軟
材表皮を所望の凹面形状に成形する。ここで、織物、不
織布などの通気性のある軟材表皮10に対しては、所定
の通気止め加工が予め施される。なお、第1図かられか
るように、成形した段階では、表裏逆に成形され、凹面
12が送出した形状に、軟材表皮10は成形される。
真空圧(−P)を継続して作用させ、軟材表皮lOを型
面14に密着したまま、保形溶剤20が軟材表皮に塗布
される。ここで、型崩れすることなくその成形形状に軟
材表皮10を保持するように、凹面の裏面13(図では
表裏逆のため、裏面が上面となる)にのみ、保形溶剤2
0を塗布すれば足りる。保形溶剤20としては、たとえ
ば、常温硬化型エポキシ樹脂の溶剤が利用され、保形溶
剤は、へケ22によるへヶ塗り、または、噴霧器24に
よる吹付は等によって、凹面の裏面13に均一に塗布さ
れる(第2図参照)。
なお、噴霧器24による吹付けでは、保形溶剤20の塗
布が迅速、均一に行なえる。また、プレス成形では、上
型を除去すると、軟材表皮lOの弾性によって、型崩れ
の生じる虞れがあるのに対し、真空成形では、真空圧を
継続して作用させることによって、型崩れが防止され、
成形形状を完全に保持できる。
軟材表皮10の硬化を待って、軟材表皮は、成形用型1
6から取外される。成形用型IBから取外されても、軟
材表皮lOは、凹面12を持つ所定の成形形状に保持さ
れる。
他方、硬質材料より成る芯材28と、軟質材料から成る
弾性体30とは、通出な方法、たとえば、接着剤や、ポ
リウレタンフォームの一体発泡の自己接着力によって一
体化され、軟材表皮10と別個に用意される(第3図参
照)。熱論、軟材表皮の凹面12に対応する凹面31が
、弾性体30の一部を切欠いたり、芯材28の一部に弾
性体を接着しないことによって、弾性体、芯材の表面に
設けられる。
そして、芯材28、弾性体30と、成形用型1Bから取
外された軟材表皮10とが合体されて、凹面構造を持つ
所望の軟材表皮製品が完成される0合体は、たとえば、
第4図に示すように、上面に接着剤32を塗布した芯材
28、弾性体30に、軟材表皮10をかぶせて、行なわ
れる。また、ポリウレタンフォームの一体発泡による自
己接着力を利用して、芯材28、弾性体30と軟材表皮
10とを合体してもよい、この方法によって製造された
凹部材軟材表皮製品34を第5図に示す。
上記のように、この発明の方法によれば、軟材表皮10
を凹面形状に成形した後、軟材表皮を成形用型に残した
まま、保形溶剤20を軟材表皮の凹面の裏面13に塗布
している。そのため、硬化後、軟材表皮10を成形用型
16から取外しても、凹面12を持つ成形形状が、型崩
れせず保持される。成形形状を保持する軟材表皮10は
、次工程において、特別な型崩れ防と策を講じることな
く、芯材28、弾性体30に被覆され、合体される。そ
のため、合体工程が、迅速、容易に行なえるとともに、
バラツキなく均一に行なえ、低コストで、均一、高品質
の凹部付軟材表皮製品34が量産される。
また、熱可塑性シートを軟材表皮の裏面全面に積層させ
た従来の方法に対して、この発明の方法では、軟材表皮
の凹面の裏面13にのみ、保持溶剤20を塗布して硬化
させているにすぎない、そのため、軟材表皮の凹面12
を除いて、軟材表皮の特性、たとえば、やわらかさ、な
めらかな肌触り、伸縮性孝が維持され、軟材表皮の特性
を十分に生かした凹面付軟材表皮製品34が得られる。
また、保持溶剤20の塗布によって、硬化された軟材表
皮の凹面12も、裏打ち材としての熱可塑性シートに比
較すれば、軟材表皮10の特性をそれほど低下させるも
のでない、そのため、凹面12においても、軟材表皮の
特性が残存し、生かされる。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明
に包含されることはいうまでもない。
たとえば、軟材表皮の成形方法、軟材表皮へ保形溶剤の
塗布方法、軟材表皮と芯材、弾性体との合体方法は、実
施例の方法に限定されず、他の方法を適宜利用できる。
〔発明の効果〕
上記のように、この発明の製造方法によれば、成形後、
次工程で、特別な型崩れ防止策を講じることなく、軟材
表皮は、芯材、弾性体に合体される。そのため、合体工
程が、迅速、容易に行なえるとともに、均一に行なえ、
低コストで、均一、高品質の凹部材軟材表皮製品が量産
できる。
また、軟材表皮の凹面の裏面にのみ、保形溶剤を塗布し
、硬化させたにすぎない、そのため、一部(軟材表皮の
凹面)を除いて、やわらかさ、なめらかな肌触り、伸縮
性等といった軟材表皮の特性が、十分維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、真空成形による軟材表皮の成形を示す縦断面
図、 第2図は、成形用型に残された軟材表皮への保形溶剤の
塗布を示す縦断面図、 第3図は、一体化された芯材、弾性体の縦断面図、 第4図は、合体前での軟材表皮、芯材、弾性体の縦断面
図、 第5図は、合体後の完成品としての凹面付軟材表皮製品
の縦断面図、 第6図は、熱可塑性シートを裏打ち材として使用した公
知の凹面付軟材表皮製品の縦断面図である。 lO:軟材表皮、12:軟材表皮の凹面、13:凹面の
裏面、18:成形用型、20:保形溶剤、22:保形溶
剤塗布用ハケ、24:保形溶剤塗布用噴霧器、28:芯
材、30:弾性体、32:接着剤、34:凹面付軟材表
皮製品。 第1図 P 第2図 2フ ービ 第 3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一体化された凹面構造の芯材、弾性体に皮革等の軟材表
    皮を被覆して凹面構造の軟材表皮製品を製造する方法に
    おいて、 成形用型によって、軟材表皮を凹面形状に成形し、 軟材表皮を成形用型に残したまま、軟材表皮の凹面の裏
    面に保形溶剤を塗布し、 硬化を待って、軟材表皮を成形用型から取外し芯材、弾
    性体に、軟材表皮を被覆し、合体させた凹面付軟材製品
    の製造方法。
JP62125828A 1987-05-25 1987-05-25 凹面付軟材表皮製品の製造方法 Pending JPS63290722A (ja)

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