JPS63290226A - 熱処理炉における炉内雰囲気ガス温度の制御方法 - Google Patents

熱処理炉における炉内雰囲気ガス温度の制御方法

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JPS63290226A
JPS63290226A JP12486387A JP12486387A JPS63290226A JP S63290226 A JPS63290226 A JP S63290226A JP 12486387 A JP12486387 A JP 12486387A JP 12486387 A JP12486387 A JP 12486387A JP S63290226 A JPS63290226 A JP S63290226A
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Japan
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cooler
chamber
furnace
heat treatment
temp
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JP12486387A
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Yoshiyuki Hashizume
良幸 橋爪
Hiroshi Tawara
俵 博
Atsushi Maeda
淳 前田
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は炉内雰囲気ガス(循環ガス)を循環ファンによ
って強制的に循環させる様に設けられる(強制)対流式
の熱処理炉において、炉内の設定温度を自由に変化させ
る事が出来る様にした設定温度の可変機構に関する。
〔従来の技術〕
一般に間接加熱方式の熱処理炉においては、直火式の様
な燃焼ガスのモーメンタムを利用する事が出来ないので
、循環ファンを用いて炉内雰囲気ガスを強制的に循環さ
せる様に設けられる。そしてこの様に循環ファンを用い
て炉内雰囲気ガス(循環ガス)を強制的に循環させる対
流式の熱処理炉においては、 ■ パッチ式の場合 炉内にて予め設定された熱風を循環させて加熱を行なっ
た後、同一炉内にて或いは別の冷却室に移して予め設定
された冷風(循環ガス)を循環させて冷却を行なう方法 ■ 連続式の場合 炉内を処理材の送り方向に沿って複数の熱処理室に区画
形成し、各熱処理室毎に予め設定された熱風(循環ガス
)或いは冷風(循環ガス)を循環させて加熱と冷却を連
続して行なう方法が用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかして上記の様な方法にあっては、炉内或いは各熱処
理室内にて予め設定された熱風或いは冷風を循環させて
いる事により、ヒートパターンが固定されてしまい、処
理材に応じて任意にヒートパターンを設定する事が困難
である点に問題点を有する。
本発明は上記の様な従来の問題点を解決するためにその
改善を試みたものであって、炉内の温度を自由に設定す
る事が出来る様にする点に本発明が解決すべき問題点を
有する。即ち、本発明はクーラーによる熱風の冷却度合
を変化させる事により、炉内における循環ガスの温度を
任意に設定する事が出来る様にした事、換言すれば加熱
と冷却の選択に加えて温度調整を介して徐冷、均熱を行
なう事が出来る様にした事を特徴とするものであって、
その具体的な手段と作用は次の通りである。
〔問題点を解決するための手段〕
炉体内に循環ファンを設け、加熱された炉内雰囲気ガス
を同循環ファンによって循環させる様に設けられる熱処
理炉において、 炉体内に形成する循環ガスの循環通路に臨ませてクーラ
ーを出し入れ自在に設け、同循環通路におけるクーラー
の引出し量によって循環ガスの冷却度合を変化させて熱
処理温度の設定を行なう。
〔作 用〕
クーラーを循環ガス通路に引き出す事により、同クーラ
ーの冷却作用を介して循環ガスが冷却され、炉体内の設
定温度を冷却状態に設定する作用が得られる。又、同ク
ーラーの引出し量をWR整する事により、同クーラーの
冷却作用を介して循環ガスが冷却され、炉体内の設定温
度を徐冷状態或いは均熱状態等任意の状態に設定する作
用が得られる。そして又、同クーラーを循環ガス通路よ
り引っ込める事により、クーラーによる冷却作用がなく
別途加熱源により加熱された循環ガスを加熱状態のまま
で循環させる作用、即ち、炉体内の設定温度を加熱状態
に設定する作用が得られる。
〔実施例〕
以下に本発明の具体的な実施例を例示の図面について説
明する。
第1図乃至第3図の各図面において1はフローティング
炉であって、同フローティング炉1は複数の熱処理室2
,3.4に区画形成されると共に。
各熱処理室2,3.4内には夫々適宜な間隙を存して上
下に対峙する如くプレナムチャンバ5・・・が収納され
、同プレナムチャンバ5・・・の相対向面より噴出する
ガスを介して金属帯状材料(処理材)6を浮揚させる事
が可能な如く設けられる。更に具体的には、同フローテ
ィング炉1において2は加熱室(熱処理室)、4は冷却
室(熱処理室)であって、同加熱室2と冷却室4間に介
在させて温度可変室(熱処理室)3が設けられる。同温
度可変室3には炉体7の一部に収納空間8が連設され。
同収納空間8内には隔壁9を存して吸入通路10Aと吐
出通路10Bが形成されると共に、同吸入通路10Aと
吐出通路10B間に介在させて循環ファン18が取付け
られ、同循環ファン18を介して炉内雰囲気ガスを吸入
通路10Aと吐出通路10Bを経て循環させる事が出来
る様に設けられる。即ち、同吸入通路10Aと吐出通路
10Bにより循環ガスの循環通路10が形成される。又
、同吐出通路10Bと上記プレナムチャンバ5間を連通
させて送風管11が設けられ、同送風管11を介して循
環ガスをプレナムチャンバ5に供給する事が出来る様に
設けられる。一方、炉体7には吸入通路10Aと直交す
る方向にその側壁部の一部を外方に向けて突出させて収
納ケース12が連設され、同収納ケース12内にはクー
ラー13が循環通路を横断して水平方向に出し入れ自在
に嵌挿されると共に、上記隔壁9には同クーラー13の
前端部と対応させて係合凹部17が凹設される。
そして同クーラー13の後端部より収納ケースト2の側
壁部を貫通して給排水管15が延設され、同給排水管1
5を介してクーラー13に対する給排水を行なう事が出
来る様に設けられると共に。
収納ケース12の後端部と同給排水管15との間には蛇
腹状に形成するシール材16が取付けられ、同シール材
16を介して収納ケース12部分におけるガス漏れを防
止する事が出来る様に設けられる。又、クーラー13の
前後両端部には断熱材14.14’が固着され、同断熱
材14.14’ を介して収納ケース12部分における
熱の逃げを防止する事が出来る様に設けられる。
その他1図面において19は加熱源を示す。
次にその作用について説明する。
金属帯状材料(処理材)6をプレナムチャンバ5・・・
の相対向面より噴出するガスを介して浮揚させ乍ら加熱
室2.21i度可変室3、冷却室4内を順次搬送させる
事により、同金属帯状材料(処理材)6に熱処理が施さ
れるのであるが、同温度可変室3において金属帯状材料
(処理材)6を冷却する場合(温度可変室3を冷却ゾー
ンとして使用する場合)には、第1図に表わす様にシー
ル材16の収縮作用を介してクーラー13を収納ケース
12内より前方に向けて出す事により、その前端部に固
着する断熱材14が吸入通路10Aを横切って係合凹部
17に係合する状態が得られると共に、後端部に固着す
る断熱材14゛が収納ケース12の入口を遮蔽する状態
が得られる。即ち、クーラー13が循環通路10を横切
って炉体7の側壁と隔壁9間に亘って延在する状態が得
られる。この様にクーラー13が循環通路10を横切っ
て炉体7の側壁と隔壁9間に延在する状態において、上
記循環ファン18によって温度可変室3内にて循環ガス
を循環させる事により、金属帯状材料(処理材)6と熱
交換し温度上昇した循環ガス(熱ガス)が同クーラー1
3を通過する際に熱を奪われて冷却し、冷風となってプ
レナムチャンバ5より噴出する状態が得られる。即ち、
クーラー13が循環ガスを冷却して温度可変室3内を冷
却ゾーンに設定する作用が得られる。
温度可変室3において金属帯状材料(処理材)6を徐冷
或いは均熱する場合(温度可変室3を徐冷ゾーン或いは
均熱ゾーンとして使用する場合)には、第2図に表わす
様にクーラー13の一部を収納ケース12より引き出し
、同クーラー13の前端部を循環通路10内に臨ませる
事により、同クーラー13が循環通路10を流れる熱ガ
スの一部を冷却する作用、即ち、クーラー13の引出し
量を調整する事により、温度可変室3を徐冷ゾーン或い
は均熱ゾーンとして選択的に設定する作用が得られる。
換言すれば、クーラー13の引出し量を大きく設定する
事により、温度可変室3を徐冷ゾーンとして設定する作
用が、又、同クーラー13の引出し量を小さく設定する
事により、温度可変室3を徐冷ゾーンとして設定する作
用が得られる。
温度可変室3において金属帯状材料(処理材)6を加熱
する場合(温度可変室3を加熱ゾーンとして使用する場
合)には、第3図に表わす様にクーラー13を循環通路
lOより引っ込めて収納ケース12内に収納させる事に
より、同クーラー13の前端部に固着する断熱材14が
収納ケース12の入口を遮蔽して断熱する状態(断熱作
用)が得られると共に、同断熱材14の断熱作用を介し
て熱ガスがクーラー13によって冷却されることなく循
環通路10を流れる状態が得られる。即ち。
温度可変室3を加熱ゾーンとして設定する作用が得られ
る。
この様にクーラー13を出し入れする事により、金属帯
状材料(処理材)の熱処理条件に応じてそのヒートパタ
ーンを適宜選択する事が出来る。
尚、本実施例においてはフローティング式の連続式炉に
ついて説明したが、これに限定されることなく他の連続
式炉(例えばローラーハース型等)についても適用出来
る事はいうまでもなく、バッチ式炉についても適用可能
である。又、連続式炉に適用する場合において、上記実
施例においては加熱室2と冷却室4間に介在させて温度
可変室3が設けられるが、同温度可変室3は加熱室2の
一部に介在させて設ける事が可能である。そしてこの様
に加熱室2の一部に温度可変室3を介在させて設ける事
により、熱処理炉の温度を任意のヒートパターンに設定
する事が出来る。
〔発明の効果〕
本発明は以上の様に構成されるものであって、上記の様
に炉体内に加熱源と循環ファンを設け。
炉内雰囲気ガスを同循環ファンによって循環させると共
に、同炉体内に循環ガスの循環通路に臨ませてクーラー
を出し入れ自在に設け、同循環通路におけるクーラーの
引出し量によって循環ガスの冷却度合を変化させたり、
クーラーを引っ込めて加熱源を作用させたりする事によ
って熱処理温度の設定を自在に行なう様にした事により
、従来の様に処理材のヒートパターン毎に炉の構造を変
える必要もなくクーラーの引出し量を変化させるだけで
任意のヒートパターンに対応させる事が出来るに至った
。即ち、汎用性に優れた熱処理炉を得る事が出来るに至
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る熱処理炉の断面図であって、クー
ラーを収納ケースより引き出してその前端部を係合凹部
と係合させた状態を表わす断面図。 第2図は同クーラーを収納ケースより少しだけ引き出し
た状態を表わす熱処理炉の断面図、第3図は同クーラー
を収納ケース内に収納させた状態を表わす熱処理炉の断
面図である。 1・・・フローティング炉、2・・・加熱室(熱処理室
)。 3・・・温度可変室(熱処理室)、4・・・冷却室(熱
処理室)、5・・・プレナムチャンバ、6・・・金属帯
状材料(処理材)、7・・・炉体、8・・・収納空間、
9・・・隔壁、10・・・循環通路、IOA・・・吸入
通路。 10B・・・吐出通路、11・・・送風管、12・・・
収納ケース、13・・・クーラー、14.14’・・・
断熱材、15・・・給排水管、16・・・シール材、1
7・・・係合凹部、18・・・循環ファン、19・・・
加熱源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炉体内に循環ファンを設け、炉内雰囲気ガスを同
    循環ファンによって循環させる様に設けられる熱処理炉
    において、上記炉体内に循環ガスの循環通路に臨ませて
    クーラーを出し入れ自在に設けた事を特徴とする熱処理
    炉。
JP62124863A 1987-05-21 1987-05-21 熱処理炉における炉内雰囲気ガス温度の制御方法 Expired - Lifetime JPH0819473B2 (ja)

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JP62124863A JPH0819473B2 (ja) 1987-05-21 1987-05-21 熱処理炉における炉内雰囲気ガス温度の制御方法

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JPS63290226A true JPS63290226A (ja) 1988-11-28
JPH0819473B2 JPH0819473B2 (ja) 1996-02-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0554540U (ja) * 1991-12-26 1993-07-20 大同特殊鋼株式会社 金属ストリップ用雰囲気炉における冷却帯
CN107630137A (zh) * 2017-10-31 2018-01-26 二重集团(镇江)重型装备厂有限责任公司 一种内径可调的局部热处理炉

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53130219A (en) * 1977-04-20 1978-11-14 Nippon Kokan Kk <Nkk> Method and apparatus for continuously annealing cold rolled steel strip

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