JPS63289674A - 取引処理装置の表示制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、銀行等の金融機関において用いられる、銀行
員用（主）ディスプレイと顧客用（副）ディスプレイと
を備えた取引処理装置の表示制御方式に関し、特に、銀
行員が取引画面を選択した際、画面表示終了までの待ち
時間を短縮させるようにした取引処理装置の表示制御方
式に関する。

〔従来の技術〕

従来の、ディスプレイを１台だけ備えた通常の取引処理
装置においては、オペレータが取引画面を選択した際、
選択された取引画面がディスプレイに完全に表示終了す
るまで、オペレータのキー操作を無効とするようにして
いる。

一方、ディスプレイを２台備えた取引処理装置としては
、例えば、特開昭６０−１６８２６６号公報に開示され
た装置が知られている。

〔発明がＭ決しようとする問題点〕

上記公報に開示された技術では、ディスプレイを銀行員
用と顧客用との２台備えた取引処理装置において、各デ
ィスプレイに取引画面を表示する際、オペレータは、従
来のディスプレイが１台の装置に比べて、取引画面表示
終了まで２倍の時間待たされるという問題があった。

上記取引処理装置において、銀行員がキーボードから入
力したデータは、銀行員用ディスプレイのみでなく、顧
客用ディスプレイにも表示されるようになっている。こ
のため、銀行員が取引画面を選択後、データを入力でき
るようになるためには、入力データが、銀行員用のみで
なく顧客用ディスプレイ内の取引画面にも表示できるよ
うに準備されている必要がある。従って、銀行員は、銀
行員用ディスプレイだけでなく、顧客用ディスプレイに
も取引画面が表示され終わるまで、待たなければならな
くなる。つまり、画面を２台としたために、従来は、１
画面のみ表示される時間待てば良かったものが、２画面
表示に要する時間、待たなければならなくなったという
問題である。

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、従来の表示制御方式における上述の如き問題を解消し
、２台のディスプレイを有しながら、取引画面を選択し
た際の画面表示終了までの待ち時間を短縮させるように
した取引処理装置の表示制御方式を提供することにある
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の上記目的は、主副２個の表示手段と、前記主表
示手段に接続された、データ入力用のキーおよび取引画
面を選択するためのキーを備えたキーボードと、取引画
面の情報を格納する記憶装置と、前記主表示手段に入力
されたデータを副表示手段に表示する表示制御手段を有
する取引処理装置において、オペレータが取引画面を選
択した際、前記主表示手段に該取引画面を表示した後、
オペレータのキー操作を可能としてから、前記副表示手
段に前記取引画面の表示を開始し、副表示手段への表示
動作終了後、前記主表示手段に入力されたデータを副表
示手段にコピーすることを特徴とする取引処理装置の表
示制御方式によって達成される。

〔作用〕

本発明においても、従来と同様に、銀行員が取引画面を
選択し、取引画面が銀行員用ディスプレイに表示され終
わるまでは、キーボード入力を不可としている。しかし
、顧客用画面の表示中、つまり、顧客用ディスプレイに
画面が表示されつつあるときは、入力データを銀行員用
ディスプレイにのみ表示するようにしている。そして、
顧客用画面が表示中でなくなれば、銀行員用ディスプレ
イに入力されたデータを、顧客用ディスプレイに一括転
送するようにしている。

これにより、顧客用画面表示中も、銀行員用ディスプレ
イにはデータを入力でき、かつ、そのデータが最終的に
顧客用ディスプレイにも表示されるため、銀行員は、取
引画面１個分の表示時間待つだけで、顧客用ディスプレ
イも表示できるようになる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第２図は本発明の一実施例を示す取引処理装置の制御構
造図である。図において、１は制御プログラム等を有す
名マイクロプロセッサ（μＰ）、２は画面制御用等の制
御用メモリ領域を含む主記憶部（ＭＥＭ）、３は銀行ｎ
用画面を表示するディスプレイ（ＣＲＴＩ）、５は顧客
用画面を表示するディスプレイ（ＣＲＴ２）、４および
６は上記銀行員用および顧客用ディスプレイ制御部（Ｃ
ＲＴＣ）、７はキーボード８（ＫＢ）の制御部（ＷＢＣ
）、９は磁気ディスク（ＤＫ）１０の制御部（Ｄ　Ｋ　
Ｃ）を、それぞれ、示している。

第３図は上記キーボード８上のキーを示す図である。１
１はテンキー、１２は画面選択を行うためのガイドキー
、１３はデータ入力を行うためのエンタキーである。ま
た、第４図は、銀行員用画面上のフィールド内データを
、顧客用画面上のフィールドに転送するためのフィール
ド対応テーブルを示しており、本フィールド対応テーブ
ルは、前記ディスク１０内に格納されている。

以下、上述の如く構成された本実施例の動作を第１図に
示すフローチャートに従って説明する。

銀行員が、取引画面を選択するため、キーボード８上の
テンキー１１から画面番号を入力すると、押下されたキ
ーの信号が、キーボード制御部７を介してマイクロプロ
セッサ１に伝えられる。マイクロプロセッサ１は、第１
図（ｂ）に示す処理フローに従い、銀行員用ディスプレ
イ３の制御部４を介して、データを銀行員用ディスプレ
イ３の置数エリア１４（第５図参照）に表示する（ステ
ップ３１）。

次に、銀行員がガイドキー１２を押下すると、テンキー
の場合と同様にして、押下されたキーの信号が、マイク
ロプロセッサ１に伝えられる。マイクロプロセッサ１は
、第１図（ａ）に示す処理フローに従って、まず、主記
憶部２内のキー人力許可フラグをオフにしくステップ２
１）、同数エリア１４の画面番号を持った取引画面とフ
ィールド対応テーブルをディスク１０からロードして、
銀行具用ディスプレイ３に表示しくステップ２２）、キ
ー人力許可フラグをオンにしくステップ２３）、キー人
力を許可する。次に、主記憶部２内の顧客用画面表示中
フラグをオフにして（ステップ２４）、上記フィールド
対応テーブルに示される顧客用画面番号を持った取引画
面をディスク１０からロードし、顧客用ディスプレイ制
御部６を介して顧客用ディスプレイ５に表示する（ステ
ップ２５）。そして、顧客用画面表示中フラグをオフに
し、フィールド対応テーブルに従い、銀行員用画面内の
データを顧客用画面にコピーする（ステップ２６）。

第５図に示した例では、フィールド対応テーブル１７に
は、銀行員用画面１５の第２，３フイールドの内容を顧
客用画面１６の第３，１フイールドに、それぞれ、コピ
ーする指定になっているので、図のようになる。

更に、銀行員がテンキー１１によって置数エリアにデー
タを入力した後、エンタキー１３を押下すると、キー人
力許可フラグがオンならば、置数エリアのデータを銀行
員用画面のカーソルのあるフィールドへ転送する（第１
図（Ｃ）ステップ４１．４２）。

なお、キー人力許可フラグがオフならば、無効音等によ
り入力無効を知らせる（ステップ４５）。

次に、顧客用画面表示中フラグがオフならば、フィール
ド対応テーブルをサーチして、カーソルのあるフィール
ドが、テーブル内にあれば、対応する顧客用画面のフィ
ールドに置数データを表示する（ステップ４３．４４）
。

顧客用画面表示中に、エンタキ−１３を押下した場合は
、顧客用画面表示中フラグがオンとなっているため、第
１図（ｃ）に示す如く、顧客用画面には置数データを表
示しない。しかし、顧客用画面表示処理が終了すれば、
ガイドキー処理が続行され、顧客用画面表示中フラグを
オフし、銀行員用画面に入力されたデータをフィールド
対応テーブルに従い、顧客用画面に表示する。

上記実施例によれば、顧客用画面表示処理中でも、銀行
員用画面には、データを入力することができるため、銀
行員が画面を選択する際、銀行員用画面が表示され終わ
るのを待つだけで、データを画面に入力できるようにな
り、顧客用画面が表示され終わるまでの時間（約１秒）
を、銀行員は待つ必要がなくなる。

上記実施例においては、銀行員用画面と顧客用画面とが
異なる例を示したが、本発明はこれに限定されるべきも
のではなく、両者が同じ画面であっても差支えないこと
は言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上述べた如く、本発明によれば、主副２個の表示手段
と、前記主表示手段に接続された、データ入力用のキー
および取引画面を選択するためのキーを備えたキーボー
ドと、取引画面の情報を格納する記憶装置と、前記主表
示手段に入力されたデータを副表示手段に表示する表示
制御手段を有する取引処理装置において、オペレータが
取引画面を選択した際、前記主表示手段に該取引画面を
表示した後、オペレータのキー操作を可能としてから、
前記副表示手段に前記取引画面の表示を開始し、副表示
手段への表示動作終了後、前記主表示手段に入力された
データを副表示手段にコピーするようにしたので、２台
のディスプレイを有しながら、取引画面を選択した際、
画面表示終了までの待ち時間を短縮させるようにした取
引処理装置の表示制御方式を実現できるという顕著な効
果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）〜（ｃ）は本発明の一実施例の動作を示す
処理フローチャート、第２図は実施例の取引処理装置の
制御構造図、第３図はキーボード上のキーを示す図、第
４図はフィールド対応テーブルの内容例を示す図、第５
図は銀行員用画面に入力されたデータが顧客用画面に転
送される過程を示す図である。 １：マイクロプロセッサ、２：主記憶部、３：銀行員用
ＣＲＴ表示部（ＣＲＴＩ）、４：ＣＲＴ１制御部、５：
顧客用ＣＲＴ表示部（ＣＲＴ２）、６：ＣＲＴ２制御部
、７：キーボード制御部、８：キーボード、９：磁気デ
ィスク制御部、１１：テンキー、１２ニガイドキー、１
３：エンタキー、１４：置数エリア、１５：銀行員用画
面、１６：顧客用画面、１７：フィールド対応テーブル
。 第　　　１　　　図 （ａ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ｂ
）第　　　１　　　図 （Ｃ） 第　　　２　　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、主副２個の表示手段と、前記主表示手段に接続され
   た、データ入力用のキーおよび取引画面を選択するため
   のキーを備えたキーボードと、取引画面の情報を格納す
   る記憶装置と、前記主表示手段に入力されたデータを副
   表示手段に表示する表示制御手段を有する取引処理装置
   において、オペレータが取引画面を選択した際、前記主
   表示手段に該取引画面を表示した後、オペレータのキー
   操作を可能としてから、前記副表示手段に前記取引画面
   の表示を開始し、副表示手段への表示動作終了後、前記
   主表示手段に入力されたデータを副表示手段にコピーす
   ることを特徴とする取引処理装置の表示制御方式。