JPS63288603A - クランクシャフト切削機 - Google Patents

クランクシャフト切削機

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JPS63288603A
JPS63288603A JP12456987A JP12456987A JPS63288603A JP S63288603 A JPS63288603 A JP S63288603A JP 12456987 A JP12456987 A JP 12456987A JP 12456987 A JP12456987 A JP 12456987A JP S63288603 A JPS63288603 A JP S63288603A
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crankshaft
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cutting machine
hand
moving
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Tetsuya Ito
哲也 伊藤
Masanori Hazama
狭間 正則
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Komatsu Ltd
Toyota Motor Corp
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Komatsu Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クランクシャフト切削機に関するもので、詳
しくはワークの搬入、搬出に関わるものである。
〔従来技術〕
未加工のクランクシャフトC以下、ワークと称する)の
クランクビン等を切削加工するこの種の切削機において
は、ワーク搬送路(コンベア)上を流れるワークを、ロ
ーダのハンドで把み上げ、切削機本体に搬入し、ここで
ワークの切削加工を行なったのち、再び上記ローダによ
って加工済みのワークを切削機本体から上記ワーク搬送
路へ搬出するという一連の動作が自動的に行なわれる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記ローダのハンドは2つの把持爪を持ち、
ワークのセンタジャーナルを中心とした対称位置にある
各ジャーナル部を、それぞれ一方の把持爪と他方の把持
爪とで把持するように作用する。
上記各把持爪の間隔は、ワークの種類に応じて調整する
必要があるので、従来はワークの種類が変わる度に切削
作業を停止して、爪間隔を人為的に調整していた。この
ため、多品種少量生産を行なった場合、爪間隔を調整す
るための作業停止時間が長くなって生産効率が著しく低
下するという問題を生じていた。
また従来は、ワークの一方端面を基準面に合わせること
によって該ワークの位置決めを行なっているので、ワー
クの種類が変化した場合、上記基準面に対するセンタジ
ャーナルの位置も変化することとなる。そこで従来の切
削機では、ワークの長手方向に対しても自由度を持つロ
ーダを使用して、個々のワークのセンタジャーナル位置
にハンドが位置されるようにハンドの位置決めを行なっ
ており、このため、ローダの構成および制御が複雑にな
るという不都合を生じていた。
〔問題点を解決するための手段および作用〕そこで本発
明に関わるクランクシャフト切削機では、それぞれ進退
自在に配設された一対のチャックヘッドと、クランクシ
ャフトのセンタジャーナルを支承すべく上記各チャック
ヘッド間に固定配置されたワークレストとを有する切削
機本体を設け、かつクランクシャフトの種類を判別する
ワーク判別手段と、上記各チャックヘッドに設けられた
ワークチャック同志を結ぶ軸線に沿った状態で上記クラ
ンクシャフトを保持するとともに、上記クランクシャフ
トを上記軸線に沿って移動させるワーク移動手段と、」
二足クランクシャフトの位置を検出するワーク位置検出
手段とを有するクランクシャフト位置決め装置を設け、
さらに、上記クランクシャフトを把持する一対の把持爪
、およびこれらの把持爪を上記軸線に沿って移動させる
爪移動手段を備えたハンドと、上記軸線に直交し、かつ
上記ワークレストを包含する基準面内で、上記クランク
シャフト位置決め装置と上記切削機本体間における上記
ハンドの移動を行なうハンド移動手段とを有するクラン
クシャフト搬送装置を設け、併せて上記判別手段で判別
されたクランクシャフトの種類と上記ワーク位置検出手
段で検出されたクランクシャフトの位置とに基づいて、
上記基準面に対するクランクシャフトのセンタジャーナ
ルの位置ずれ量を演算し、この位置ずれ量がなくなるよ
うに上記ワーク移動手段を制御する制御手段を設けると
ともに上記ハンドの各把持爪を、上記基準面を中心とし
た対称位置に移動させて、上記各把持爪が上記クランク
シャフトの種類に応じた間隔となるように上記爪移動手
段を制御する制御手段とを設けることによって、上記不
都合を解消した。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図および第2図に示すように、本発明に関わるクラ
ンクシャフト切削機は、切削機本体1、クランクシャフ
ト位置決め装置20、およびクランクシャフト搬送装置
80を具備している。
切削機本体1は、ヘッド2および左右カッタヘッド3,
4を備えており、さらにベッド2上には、左チャックへ
ラド5と右チャックヘッド6とが配設されている。これ
ら両チャックへラド5,6は、それぞれ図示していない
駆動モータにより、第2図中の左右方向に沿って移動さ
れる。これにより、各チャックヘッド5.6に設置され
ている左ワークチャック7、および右ワークチャック8
は、矢印VおよびWで示すごとく、同一軸線上をそれぞ
れ独立して移動する。
−に記両ワークチャック7.8間には、ワークのセンタ
ジャーナルを支承するワークレスト9がベッド2に固定
配置されている。このワークレスト9は、上記両ワーク
チャック7.8を結んだ軸線と11!交し、かつベッド
2のほぼ中央に位置する基弗面A上に設置されている。
上記ワークレスト9は、ベッド2に固設された枠体10
と、実際にセンタジャーナルを挟んで保持する一対のア
ーム11.12とから構成されている。
クランクシャフト位置決め装置20(以下、位置決め装
置20と称する)は、切削機本体1の前方(第2図中下
方)に設置されており、左ホルダ21、シュート板22
および右ホルダ23を備え、さらにワーク搬送路(コン
ベア)24を挾んで設けられたワーク搬入シリンダ25
を備えている。
第3図に明示する如く、上記左ホルダ21、シュート板
22、右ホルダ23はそれぞれスライドブロック26に
設置されている。スライドブロック26は床面27上に
固設されたベースブロック28に、ガイドレール2つを
介して図中左右方向に沿って移動自在に設置されている
上記ベースブロック28には駆動モータ30が固設され
ている。上記モータ30のスクリュー軸30aはスライ
ドブロック26に螺合しており、したがって上記モータ
30の回動によってスライドブロック26が移動動作さ
れる。上述した左ホルダ21、右ホルダ23、スライド
ブロック26、および駆動モータ30は、ワーク移動手
段30′を構成している。なお、スクリュー軸30aの
端部には、該スクリュー軸30aの回転量つまりスライ
ドブロック26の移動量に対応した数のパルス信号を発
生するパルスエンコーダ31が設けられている。
一方、上記スライドブロック26の左端には、油圧シリ
ンダ32が設けられ、そのロッド32aの先端部には支
持板33が固設されている。この支持板33には図中右
方へ延びるスリーブ34が固設されており、さらにこの
スリーブ34にホルダブロック35が軸方向に沿って移
動自在に設置されている。またホルダブロック35の右
端には、コーン36が上記スリーブ34、ホルダブロッ
ク35に対して回転自在に設けられている。このコーン
36には、テーパ形状の四部37が形成されており、こ
の四部37内に上記スリーブ34の先端部34aが突出
している。また上記ホルダブロック35とスリーブ34
の基部34bとの間には圧縮ばね38が介装され、上記
コーン36を右方に付勢している。上記スリーブ34に
はロッド39が挿通されており、その基端39aは、支
持板33に固設された油圧シリンダ40のロッド40a
と連結板41を介して連設されている。上記油圧シリン
ダ40の作動によってロッド39はスリーブ34に対し
て進退移動を行なう。
ロッド39と支持板33との間には、ロッド39が初期
位置、つまりロッド先端部39bの端部とスリーブ先端
部34aの端部とが面一となる位置に在ることを検出す
るロッド用リミットスイッチ42(以下、ロッドLS4
2と称する)が設けられている。さらに上記連結板41
と支持板33との間には、たとえば磁気を利用して、ロ
ッド39の移動口に対応した数のパルス信号を出力する
センサ43が設けられている。上述したスリーブ34、
ロッド39、油圧シリンダ40、連結板41、ロッドL
S42、およびセンサ43はワークの種類を検出するワ
ーク判別手段44を構成している。
上記油圧シリンダ32には、ヘッド圧を検出する油圧セ
ンサ45が設けられている。そして上述した各構成要素
、32.33.・・・45から上記左ホルダ21が構成
されている。
一方、上記スライドブロック26の右端には、油圧シリ
ンダ46が設けられ、そのロッド46aの先端には支持
板47が固設されており、この支持板47には図中左方
へ延びるホルダブロック48が固設されている。このホ
ルダブロック48は、スライドブロック26の右端上面
に設けられたガイドブロック49に遊嵌されており、そ
の左端には、テーパ形状の四部51を有したコーン50
が回転自在に設置されている。上記支持板47とスライ
ドブロック26との間には油圧シリンダ46の作動に基
づくコーン50の位置を検出するワーク位置検出手段と
してのリニアポテンショメータ52が設けられている。
上述した各構成要素、46,47.・・・52から上記
右ホルダ23が構成されている。
シュート板22は、第4図に明示する如く、その左端部
22aがスライドブロック26に軸支され、その中央部
22bには、スライドブロック26に固設された油圧シ
リンダ55のロッド55aがピン結合されている。した
がって、」二足油圧シリンダ55を伸張させることによ
り、上記シュート板22が実線で示す常態位置から鎖線
で示すワーク搬出位置へ傾動される。
ワーク搬入シリンダ25は、第4図に示す如く、前方側
ロッド25aの端部にワーク押圧用のプレート57が固
設され、また後方側ロッド25bとシリンダ本体25c
との間には、上記プレート57が所定の位置まで前進し
、ワークが搬入されたことを検出するリミットスイッチ
58(以下、搬入LS58と称する)が設けられている
第4図、および第5図に示す如く、シュート板22の下
方域には、ワークの姿勢矯正手段60が設置されている
。壁61に設けられたガイドレール62には、シフトブ
ロック63が移動可能に支持され、このシフトブロック
63には上下方向に延びるロッド64が遊嵌されている
。このロッド64の上端にはフォーク65が固設され、
下端には連係板66が固設されており、さらにこの連係
板66には、シフトブロック63に固定された油圧シリ
ンダ67aのロッド67aが嵌通し、該ロッド67aの
先端と連係板66との間には緩衝ばね68が介装されて
いる。上記油圧シリンダ67の作動により、フォーク6
5が第4図中実線および鎖線で示す如く上下移動する。
上記シフトブロック63は、壁61に固定された油圧シ
リンダ69のロッド69aに連結しており、該油圧シリ
ンダ69の作動により、フォーク65が第5図中左右方
向、言い換えれば、上記左ホルダ21と右ホルダ23と
を結んだ軸線方向に沿って移動する。また、壁61とシ
フトブロック63との間には、フォーク65の移動量、
および現在位置を検出するリニアポテンショメータ70
が設けられている。
第1図に明示するように、クランクシャフト搬送装置8
0(以下、搬送装置80と称する)は、切削機本体】の
上方領域を基準面A(第2図参照)に沿って前後方向に
架設されたガイドレール81と、このガイドレール81
に移動自在に支持されたガイドブロック82とを有して
いる。このガイドブロック82には油圧シリンダ83が
上下方向に沿って配設され、そのロッド83aの下端に
は支持板84が固設されている。そして支持板84の左
端には、ハンド85が設けられている。上記支持板84
には、ガイドロッド86が立設され、このロッド86は
ガイドブロック82の案内突起87.87に貫通してい
る。したがって上記油圧シリンダ83を作動することに
より、ハンド85が矢印Yで示す如く上下方向に移動す
る。
上記ガイドレール81には油圧シリンダ88が設けられ
、そのロッド88aの先端はガイドブロック82に連結
されている。したがって上記油圧シリンダ88を作動さ
せることにより、ガイドブロック82、言い換えればハ
ンド85が矢印Xで示す如く前後方向に移動する。上述
したガイドレール81、ガイドブロック82、油圧シリ
ンダ83.88および支持板84は、ハンド移動手段8
0′を構成している。
ハンド85は、第7図(a)、(b)に示す如く、枠体
86および一体の把持爪87,88を備えてこれらの爪
87と88は、切削機本体1における基準面A(第2図
参照)を挾んで互いに対称な位置に配置されている。ま
た、爪87.88は、それぞれ相対的な87a、87b
および88a。
88bから構成されている。そして、ハンド85は、指
部材開閉用の油圧シリンダ89と、爪87゜88間の間
隔を設定するための油圧シリンダ90とを備えている。
第8図および第9図に示す始<、上記各指部材87a、
87b、88a、88bは枠体86に回動自在に支承さ
れたスプライン軸91.92に、軸方向移動自在かつ回
転不可能に嵌設されている。
またスプライン軸91.92の中央部には、アーム部材
93.94がそれぞれ固設されており、第8図に明示す
る如く、アーム部材93.94の間にはテーパブロック
95が配設されている。該テーバブロック95は上記油
圧シリンダ89のロッド89aの先端に固設されており
、該ロッド89aを伸張して上記テーパブロック95を
鎖線位置から実線位置へ下降させると、アーム部材93
と94とが割り開かれて、指部材87aと87b1およ
び指部材88aと88bとが、それぞれ鎖線で示す開成
位置から実線で示す閉成位置へ揺動する。またテーバブ
ロック95を上昇させると、図示していない復帰ばねの
作用によって指部材87aと87b1および88aと8
8bがそれぞれ開成位置から開成位置へ揺動する。
第9図に示す如く、油圧シリンダ90のロッド96は、
枠体86における案内部86aに遊嵌され、その先端9
6aには、指部材87a (87b)に係合したシフタ
ブロック97が固設されている。
油圧シリンダ90の本体90aの左端にはシフタブロッ
ク98が固設され、このシフタブロック98は指部材8
8a (88b)に係合している。
上述した油圧シリンダ90、およびシフタブロック97
.98は、爪移動手段90′を構成している。
油圧シリンダ90のヘッド側油室に油室を加えると、爪
87が矢印Jで示す如く移動するとともに、爪88が矢
印にで示す如く移動し、鎖線で示す如く爪87.88の
間隔が狭くなる。なお、上記爪87.88が移動した場
合でも、両爪87゜88は、基準面Aを挾んで対象位置
に占位していることはもちろんである。   ・ 一方、油圧シリンダ90のボトム側油室100に油室を
加えると冬瓜87.88は鎖線位置から実線位置へと移
動する。油圧シリンダ90の後方側0ツド101にはブ
0−/り102a、102bが固設されており、爪87
.88がリミットスイッチ103(以下、L5103と
称する)を付勢し、爪87.88が鎖線位置に在る場合
、ブロック102bがリミットスイッチ104(以下、
LS104と称する)を付勢することによって、爪87
.88の位置が検出される。
第7図(a)に示すように、爪87.88の間には保持
爪105が設けられている。この保持爪105は第10
図に示す如く枠体86に支承された指部材105a、1
05bは、支軸106a。
106bに固設され、かつ互いに噛合するギヤ107a
、107bの作用により、共働して示す開成位置との間
を揺動する。また、枠体86の側板86aと指部材10
5 a、および側板86bと指部材105bとの間には
圧縮ばね108aおよび108bが介装されており、上
記指部材105a、105bは、それぞれ常時、開成位
置へ付勢されている。
第11図は、前記切削機本体1、クランクシャフト位置
決め装置20およびクランクシャフト搬送装置f80を
制御するための制御系を概念的に示している。また第1
2図は、第11図に示したコントローラ150の処理手
順を示したフローチャートである。
フローチャートに示す如く、コントローラ150は例え
ばTVカメラ151等のワーク検出手段によって位置決
め装置80aの前方、具体的にはワーク抑圧用のプレー
ト57とシュート板22との間にワークが到来したか否
かを常時検出している(ステップ201)。
いま第1図に示したワーク搬送路24上をワーク110
(第5図参照)が搬送されてきて、上記カメラ151が
該ワーク110をとらえると、電磁弁152を介してワ
ーク搬入シリンダ25が伸張され(ステップ202)、
これによってワーク110がシュート板22上を摺動し
て第2、第3図に示す左ホルダ21と右ホルダ23との
間に位置される。そして搬入LS58の作動によってス
テップ203で、ワーク110の所定位置への搬入が判
断されると、ワーク搬入シリンダ25縮退作動される(
ステップ204)。
次に電磁弁153および154を介してそれぞれ第3図
に示した左ホルダ21および右ホルダ23に係る油圧シ
リンダ32および46が縮退作動され(ステップ205
)、これによってコーン36と501J(ワーク110
の一端と他端に向かってそれぞれ移動される。
第2図に示した圧力センサ45は、油圧シリンダ32の
ヘッド圧Pを検出するものであり、コーン36.50に
よってワーク110が挾まれるとこのヘッド圧が予設低
圧P よりも高くなる。そ「 してステップ206で上記ヘッド圧PがP 以上である
と判断されると、シリンダ32.46の縮退動作が停止
される(ステップ207)なお、このときワーク110
の両端部はコーンの中心に案内され、これによってワー
クの中心軸線がコーン36.50の中心軸線と一致する
ワーク110には、種類判別用の穴111がその左端面
に穿設されている。ステップ208では、第3図に示し
たロッド進退用の油圧シリンダ40が電磁弁155を介
して伸張作動される。これによりロッド39の揺動スト
ローク長、つまり穴111の深さに対応した数のパルス
信号がセンサ43より出力される。なお、上記パルス信
号が停止した段階でロッド39の先端39bが孔111
の終端に当接したことになる。
ステップ209では、次のステップ210でパルス信号
の停止が判断されるまで該信号がカウントされ、そのカ
ウント値はワークの種類の判別情報として図示されてい
ないメモリにストアされる。
なお、この実施例では2種類のワークを識別しており、
以下、一方のワークをAワーク、他方のワークをBワー
クという。
ワークの判別が終了すると、シリンダ40が縮退され(
ステップ211)、この縮退作動はステップ212でロ
ッド39の復帰が判断されるまで続行される。なお、ロ
ッド39の復帰はロッドLS42で検出される。
ついで第7図〜第9図に示したハンド85の爪87.8
8の間隔が決定される(ステップ213)。すなわち、
第9図に示した爪間隔調整用の油圧シリンダ90が電磁
弁156を介して作動されて基準面Aを中心とする爪8
7.88の間隔がセンタジャーナルを挾んで位置するク
ランクピン間の幅に決定される。
なお、爪87.88の間隔決定は、前述したワーク判別
情報に基づいて行われる。そしてその設定の完了は、例
え、ばワーク110がAワークの場合にリミットスイッ
チ103で、またBワークの場合にリミットスイッチ1
04でそれぞれ確認される。
上記爪間隔の決定が終了すると、次に前記切削機本体1
のワークチャック7.8の位置決めが行われる(ステッ
プ214)。すなわち、該にワークの種類が判別されて
いるので、ワークレスト9にそのワーク110のセンタ
ジャーナル7.8が所定の位置となるようにモータ15
7および158によってそれぞれチャックヘッド5.6
が移動される。なお、チャック5.6の位置確認は、例
えばパルスエンコーダの出力パルスに基づいて行われる
次のステップ215では、第3図に示すリニアポテンシ
ョメータ52の出力に基づいてシリンダ46の位置、つ
まりコーン50の位置が検出され、ついで前記71而A
に対するワーク110のセンタジャーナルの位置ずれE
ikLが検出される(ステップ216)。すなわち、コ
ントローラ150は、第3図に示したパルスエンコーダ
ー31の出力パルスに基づいてスライドブロック26の
左右軸方向位置を検出しており、ステップ216ではこ
のスライドブロック26の位置と上記ポテンショメータ
52で検出されるコーン50の位置とに基づいて上記U
卓面Aからのワーク110の右端位置が求められるとと
もに、この右端位置と該に検出されているワーク110
の種類とに基づいて基準面Aに対する該ワーク110の
センタジャーナル位置のズレff1Lが演算される。そ
して次のステッブ217では、演算されたズレfi1L
が零となるように、つまりセンタジャーナルの位置と基
準面A(ワークレストの位置)とが一致するようにモー
タ30によってスライドブロック26が移動される。
次のステップ218では、第5図に示したフォーク65
の位置決めが行われる。すなわち、同図に示した油圧シ
リンダ69が電磁弁157を介して作動され、これによ
ってフォーク65が図示するようにワーク110のクラ
ンクビンlldの下方に位置される。なお、シリンダ6
9の位置検出は、ワークの判別情報に基づ−(で与えら
れ、その作動位置の確認はポテンショメータ70によっ
ておこなわれる。
次に、第4.5図に示したリフト用油圧シリンダ67が
電磁弁158を介して作動され、これによってフォーク
65が第6図(a)、(b)に示す如く常道および稼動
されてワーク110の姿勢台(クランクビンの移送各)
矯正される(ステップ219)。
次のステップ220では、ハンド85によるワーク11
0の把持が行われる。すなわち搬送装置80の上下用油
圧シリンダ83が電磁弁159を介して伸張され、これ
によって、ハンド85が下降される。そして第7.8図
に示したハンド開閉用油圧シリンダ89が電磁弁160
を介して作動され爪87.88がこれによって開成され
てワーク110が把持される。なお、同ステップ220
では、左右のホルダ21.22の各シリンダ32゜46
の退避動作も合わせて実行される。
ワーク110の把持が終了すると、搬送装置80におけ
る上下用油圧シリンダ83および前後用油圧シリンダ8
8が電磁弁159および161を介してそれぞれ縮退作
動され、これによってワーク110が切削機本体1側に
搬送される(ステップ222)。
ワーク110の把持が解かれると、該ワーク110のセ
ンタジャーナルがワークレスト9上に位置されるととも
に、該ワーク110の一端部および他端部がそれぞれワ
ークチャック7および8の上部開口部よりそれらのチャ
ック内に落とし込まれる。そこでチャックヘッド7およ
び8にそれぞれ設けられたシリンダ7aおよび8aが作
動され、これによってワークチャック7および8により
ワーク1]0の両端部が締着されるとともに、図示され
ていない駆動源によりワークレスト9のアーム11.1
2が作動されてワーク110のセンタジャーナル110
dがこのワークレスト9にクランプされる(ステップ2
23)。
次のステップ224では、判別されたワークについての
NC加工データに基づく切削加工処理が実行され、これ
によってワークの各クランクビンが順次切削加工される
。なお、この加工はカッタを内臓する左、右のカッタヘ
ッド3.4の双方もしくはそれらの一方を矢印v、W方
向に稼動させながら行われる。
ステップ225で加工終了が判断されると、ワ珈 一クチャック7.8によるワークの締着およびワークレ
スト9によるワークのクランプが解除され(ステップ2
26)、ついでハンド85による加工済みワーク110
の把握が行われる。そして、ハンド85によってワーク
110が前記シュート板22上まで搬送される(ステッ
プ228)。ついで電磁弁162を介して第3.4図に
示したシュート用油圧シリンダ55が作動され、これに
よりシュート板22が稼動されて加工済みのワーク11
0が搬送路24上に移動される。
なお、本例では、AワークとBワークとの2種類のワー
クについての搬入、搬出を例示したが、ハンド85にお
ける爪87.88の相互移動を、たとえばリニアポテン
ショメータ等のアナログ的なセンサによって検出するこ
とにより、クランクビン間隔の異なる様々な種類のワー
クに対しても本発明の適用が可能になることは言うまで
もない。
[発明の効果〕 以上、詳述した如く、本発明に係わるクランクシャフト
切削機によれば1、ハンドの各把持爪の間隔がワークの
種類に応じて0動調整される。したがって、ワークの種
類が変化する度切削作業を停止しなければならないとい
う従来の問題点を解消して作業能率を向上することがで
きる。
また、切削機本体に固定配置されたワークレストの位置
を、ワーク長手方向の基準位置とし、この基準位置にワ
ークのセンタジャーナルを位置させるようにしているの
で、ワーク搬送装置に−1−記長手ワーク長手方向につ
いての自由度を持たせる必要がなく、したがって該搬送
装置における構成の簡略化と制御の容品化を図ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるクランクシャフト切削機の概念
的な側面図であり、第2図は同じく概念的な平面図、第
3図はクランクシャフト位置決め装置の正面縦断面図、
第4図は、同じく側面断面図、第5図はクランクシャフ
ト姿勢矯正手段の破談正面図、第6図(a)、(b)は
クランクシャフト姿勢矯正手段によるクランクシャフト
の姿勢弯化を示す断面図、第7図(a)、(b)はクラ
ンクシャフト搬送装置におけるハンドの正面図および側
面図、第8図はハンドの要部縦断面図、第9図は同じく
ハンドの要部横断面図、第10図はハンドにおける保持
爪を示す要部縦断面図、第11図は各装置を制御する制
御系を概念的に示すブロック図であり、第12図は上記
制御系における処理手順を示すフローチャートである。 1・・・切削機本体、5・・・左チャックヘッド、6・
・・右チャックヘッド、7・・・左ワークチャック、8
・・・右ワークチャック、9・・・ワークレスト、20
・・・クランクシャフト位置決め装置、21・・・左ホ
ルダ、22・・・シュート板、23・・・右ホルダ、3
0・・・油圧シリンダ、30′・・・ワーク移動手段、
44・・・ワーク判別手段、52・・・リニアポテンシ
ョメータ(ワーク位置検出手段)、80・・・クランク
シャフト搬送装置、80′・・・ハンド移動手段、85
・・・ハンド、87.88・・・把持爪、90′・・・
爪移動手段、150・・・コントローラ、A・・・基準
面。 第5図 (a)            (b)第6図 第7 図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 それぞれ進退自在に配設された一対のチャックヘッドと
    、クランクシャフトのセンタジャーナルを支承すべく上
    記各チャックヘッド間に固定配置されたワークレストと
    を有する切削機本体と、クランクシャフトの種類を判別
    するワーク判別手段と、上記各チャックヘッドに設けら
    れたワークチャック同志を結ぶ軸線に沿った状態で上記
    クランクシャフトを保持するとともに、上記クランクシ
    ャフトを上記軸線に沿って移動させるワーク移動手段と
    、上記クランクシャフトの位置を検出するワーク位置検
    出手段とを有するクランクシャフト位置決め装置と、 上記クランクシャフトを把持する一対の把持爪、および
    これらの把持爪を上記軸線に沿って移動させる爪移動手
    段を備えたハンドと、上記軸線に直交し、かつ上記ワー
    クレストを包含する基準面内で、上記クランクシャフト
    位置決め装置と上記切削機本体間における、上記ハンド
    の移動を行なうハンド移動手段とを有するクランクシャ
    フト搬送装置と、 上記判別手段で判別されたクランクシャフトの種類と上
    記ワーク位置検出手段で検出されたクランクシャフトの
    位置とに基づいて、上記基準面に対するクランクシャフ
    トのセンタジャーナルの位置ずれ量を演算し、この位置
    ずれ量がなくなるように上記ワーク移動手段を制御する
    制御手段と、上記ハンドの各把持爪を、上記基準面を中
    心とした対称位置に移動させて、上記各把持爪が上記ク
    ランクシャフトの種類に対応した間隔となるように上記
    爪移動手段を制御する制御手段 とを具備して成ることを特徴とするクランクシャフト切
    削機。
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