JPS63287530A - 結露防止機 - Google Patents

結露防止機

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Publication number
JPS63287530A
JPS63287530A JP62124459A JP12445987A JPS63287530A JP S63287530 A JPS63287530 A JP S63287530A JP 62124459 A JP62124459 A JP 62124459A JP 12445987 A JP12445987 A JP 12445987A JP S63287530 A JPS63287530 A JP S63287530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
membrane
dew condensation
water vapor
room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62124459A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Maruo
勝彦 丸尾
Hideo Iwata
岩田 秀雄
Jiro Koshijima
次郎 越島
Harumasa Furuya
古谷 治正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP62124459A priority Critical patent/JPS63287530A/ja
Publication of JPS63287530A publication Critical patent/JPS63287530A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、室内等の結露の防止に用いられる結露防止
機に関する。
〔背景技術〕
室内等の結露を防止するため、水蒸気は通すが空気は通
さない膜を利用した結露防止機が用いられている。この
ような水蒸気のみを通す膜としては、単に透湿作用を有
するだけの透湿膜、あるいは、水蒸気を選択的に分離す
ることのできる水蒸気分離膜等が用いられる。従来の結
露防止機を第3図に示′す。図にみるように、この結露
防止機は、箱状のケース1内が水蒸気のみを通す膜2に
より前部と後部に分けられている。この結露防止機のケ
ース1の前面は、室内に向けられ、後面は室外に向けら
れるようになっている。ケース1の後面の下部には湿度
の低い室外空気の入口laが設けられており、上部には
室外空気の出口1bが設けられている。ケース1の前面
の下部には湿度の高い室内空気の入口ICが設けられて
おり、上部には室内空気の出口1dが設けられている。
ケース1内の前部下方には横長の板状のヒータ3が設け
られている。
この結露防止機は、つぎのようにして結露を防ぐ。ヒー
タ3を発熱させると、膜2の室内側ではヒータ3により
直接加熱された空気が自然対流により上昇する。膜2の
室外側においても、ヒータ3により加熱された膜2の熱
を受けて自然対流により空気が上昇する。この結果、膜
2の室内側においては、入口1cより供給された室内空
気(湿潤空気)4が膜2の室内側を上昇し出口1dから
出て行き、膜2の室外側においては、入口1aより供給
された室外空気(乾燥空気)7が膜2の室外側を上昇し
て出口1bから出て行く。これら室内外の空気は並行流
となって上昇する。湿潤空気4と乾燥空気7が膜2の両
側を上昇する間に、湿潤空気4内の水蒸気は、両空気4
.7の間の水蒸気分圧の差を推進力として、水蒸気分圧
の高い湿潤空気4から水蒸気分圧の低い乾燥空気7に向
かって膜2を透過し、乾燥空気7に含まれるようになる
。このようにして室内側の空気4は、水蒸気が除かれ、
除湿された空気6となって、出口1dから出ていく、他
方、室外側の空気7は、加湿された空気9として出口1
bから出ていく。このようにして、室内の空気が除湿さ
れるため、室内においては結露が発生しにくくなるので
ある。
しかしながら、前記従来の結露防止機は、除湿能力が低
く、結露を充分に防止することができないという問題が
あった。
〔発明の目的〕
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、除湿能力が高く、結露を充分に防止することので
きる結露防止機を提供することを目的としている。
〔発明の開示〕
前記のような目的を達成するため、発明者らは、まず、
前記従来の結露防止機の除湿能力が低い原因を調べた。
その結果、つぎのようなことがわかった。すなわち、湿
潤な空気と乾燥空気が最後まで同じ方向に流れるため、
湿潤な空気の除湿が進むにつれて膜の反対側の乾燥空気
の加湿が進む状態が最後まで続き、湿潤な空気と乾燥空
気との間の水蒸気分圧差が小さくなり続ける。このため
、湿潤な空気中の水蒸気が乾燥空気に移ろうとする推進
力が次第に小さくなり、水蒸気が乾燥空気の側に移りに
くくなるのである。そこで、発明者らは、湿潤な空気と
乾燥空気とが逆方向に流れるようにしようとして研究を
重ねた。その結果、ヒータと膜との間に板体を設け、膜
からみてヒータ側の空気が前記板体のヒータ側を一旦上
昇したのち板体と膜との間を下降するようにすればよい
ということを見出し、ここに、この発明を完成したした
がって、この発明は、水蒸気は通すが空気は通さない膜
を備えていて、この膜により湿度の高い空気の流路と湿
度の低い空気の流路とが遮断されており、かつ、この膜
の片側にはヒータが設けられていて、このヒータにより
前記膜の両側で自然対流による空気の流れを生じさせ、
前記膜を介して高湿度側の空気より低湿度側の空気へ水
蒸気を移す結露防止機であって、高湿度側の空気の流路
には、前記ヒータと前記膜との間に板体が設けられてい
て、前記高湿度側の空気が前記板体のヒータ側を一旦上
昇したのちこの板体と膜との間を下降するようになって
いることを特徴とする結露防止機をその要旨としている
以下に、この発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明にかかる結露防止機の第1の実施例
をあられす。図にみるように、この結露防止機は、箱状
のケース1内が水蒸気を通す膜2により前部(高湿度空
気の流路)と後部(低湿度空気の流路)に分けられてい
る。前記のように、水蒸気のみを通す膜2としては、単
に過湿作用を有するだけの透湿膜、あるいは、水蒸気を
選択的に分離することのできる水蒸気分離膜等が用いら
れる。水蒸気分離膜としては、非多孔質高分子膜または
多孔質複合膜が適している。非多孔質高分子膜としては
、ポリジメチルシロキサン膜、ポリジメチルシロキサン
−ポリカルボナートブロック共重合体膜、ポリアルキル
スルホン膜、酢酸セルロース膜、ポリイミド膜、ポリエ
ーテルスルホン膜、ポリスルホン膜等があげられる。多
孔質複合膜としては、高分子多孔質基材、セラミック多
孔質基材等の多孔質膜上にポリメチルシロキサン。
ポリエーテルスルホン、ポリスルホン等の薄膜を塗布等
により設けたもの等があげられる。この結露防止機のケ
ース1の前面は、室内に向けられ、後面は室外に向けら
れるようになっている。ケース1内の前部たる高湿度空
気流路の下方には横長の板状のヒータ3が設けられてお
り、ヒータ3と膜2の間には仕切りとなる板体(平板)
10が設けられている。ケース1の後部たる低湿度空気
流路の下部には室外空気の入口1aが設けられており、
上部には室外空気の出口1bが設けられている。ケース
1の前面の下部には室内の空気の入口ICが設けられて
いる。ケース1の下面の膜2と板体10の間の部分には
室内の空気出口1dが設けられている。
この結露防止機は1.つぎのようにして結露を防ぐ。ヒ
ータ3を発熱させると、板体2の室内側ではヒータ3に
より直接加熱された空気が上昇する。この空気は、ケー
ス1内の最上部に達したのち、外気に接触している膜2
により冷やされ、板体10と膜2の間を下降する。膜2
の室外側においは、前記板体10と膜2の間を下降する
空気によって温められた膜2の熱を受けて空気が上昇す
る。この結果、膜2の室内側においては、入口ICより
供給された空気が板体10の室内側を上昇してケース1
内の最上部に達したのち、板体10と1!i! 2の間
を下降して出口1dから出て行き、膜2の室外側におい
ては、入口1aより供給された空気が膜2の室外側を上
昇し出口1bから出て行く空気の流れ(自然対流)が生
じる。したがって、入口ICから入った除湿すべき室内
の湿潤な空気4は、板体10の室内側を一旦上昇してケ
ース1内の最上部に達したのち、板体10と膜2の間を
下降する。他方、入口1aから入った室外の乾燥空気7
は、膜2の室外側を上昇する。空気4が膜2の室内側を
下降し、空気7がM5!2の室外側を上昇する間に、空
気4内の水蒸気は、両空気4.7の間の水蒸気分圧の差
を推進力として、水蒸気分圧の高い空気4から水蒸気分
圧の低い空気7に向かって膜2を透過して、空気7に含
まれるようになる。空気4は水蒸気が除かれたのち、除
湿された空気6となって、出口1dから出ていく。他方
、空気7は、加湿された空気9として出口1bから出て
いく。
この結露防止機では、湿潤な空気と乾燥空気が膜を挟ん
で逆方向に流れるようになっているので、湿潤な空気の
除湿が進んでも、膜の反対側の乾燥空気は加湿が進んで
おらず、湿潤空気と乾燥空気との間の水蒸気分圧差が常
に大きい。したがって、湿潤な空気中の水蒸気が乾燥空
気の側へ移ろうとする推進力が常に高く、湿潤な空気中
の水蒸気を効率よく除くことができる。このため、この
結露防止機は除湿能力が高く、結露を充分に防止するこ
とができる。
第2図は、この発明にかかる結露防止機の第2の実施例
をあられす。図にみるように、この結露防止機は、板体
10の室内側面に縦長の板状フィン11が所定数並設さ
れており、各フィン11の下部を貫通するようにしてヒ
ー′夕3が設けられている。ここのところ以外の構造は
、前記第1の実施例と同じである。したがって、第1図
と共通する番号は、同じものを指している。フィン11
同志間の間隔およびフィン11の奥行き幅は、板体10
の高さの5分の1以下とするのが好ましい。
しかし、これに限定されるものではない。
この結露防止機も前記実施例と同様に除湿能力が高く、
結露を充分に防止することができる。しかも、板体にフ
ィンが設けられているので、結露防止機内に供給された
室内の湿潤な空気は流速分布の幅が小さくなって、流速
がほぼ均一となり、膜を全体にわたって有効に除湿に利
用することができ、膜の水蒸気を通す能力を充分に引き
出すことができるようになる。このため、一層除湿能力
が高いものとなっている。
〔発明の効果〕
この発明にかかる結露防止機は、水蒸気は通すが空気は
通さない膜を備えていて、この膜により湿度の高い空気
の流路と湿度の低い空気の流路とが遮断されており、か
つ、この膜の片側にはヒータが設けられていて、このヒ
ータにより前記膜の両側で自然対流による空気の流れを
生じさせ、前記膜を介して高湿度側の空気より低湿度側
の空気へ水蒸気を移す結露防止機であって、高湿度側の
空気の流路には、前記ヒータと前記膜との間に板体が設
けられていて、前記高湿度側の空気が前記板体のヒータ
側を一旦上昇したのちこの板体と膜との間を下降するよ
うになっているので、除湿能力が高く、結露を充分に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明にかかる結露防止機の第1の実
施例の一部切欠斜視図、第1図(b)は同上の側断面図
、第2図(a)はこの発明にかかる結露防止機の第2の
実施例の一部切欠斜視図、第2図(b)は同上の側断面
図、第3図は従来の結露防止機の一部切欠斜視図である
。 2・・・水蒸気のみを通す膜 3・・・ヒータ 4・・
・室内の湿潤な空気 6・・・除湿された空気 7・・
・室外の乾燥空気 9・・・加湿された空気 10・・
・板体代理人 弁理士  松 本 武 彦 第3図 (b) TRI図 (b) 12図 (a) 1勾げ酵甫正書(自発 昭和62年 7月11−日 1、 羽生の耘 昭和62制話■凍124459号 3、補正をする者 羽生との関係    特許出願人 住   所     大阪府門真市大字門真1048番
地名 称(583”)松下電工株式会社 代表者  (豐綾貨藤井貞夫 4、代理人 な   し 6、補正の対象 明細書 7o  補正の内容 ■ 明細書の特許請求の範囲欄の全文を下記のとおりに
訂正する。 「(1)   芸  °゛   膜を備えていて、この
膜により湿度の高い空気の流路と湿度の低い空気の流路
とが遮断されており、かつ、この膜の片側にはヒータが
設けられていて、このヒータにより前記膜の両側で自然
対流による空気の流れを生じさせ、前記膜を介して高湿
度側の空気より低湿度側の空気へ水蒸気を移す結露防止
機であって、高湿度側の空気の流路には、前記ヒータと
前記膜との間に板体が設けられていて、前記高湿度側の
空気が前記板体のヒータ側を一旦上昇したのちこの板体
と膜との間を下降するようになっていることを特徴とす
る結露防止機。」 ■ 明細書第2頁第2行ないし第3行1第5頁第10行
ないし第11行および第10頁第15行ないし第16行
に、それぞれ、[水蒸気は通すが空気は通さない膜」と
あるを、「水蒸気を透過させる膜」と訂正する。 ■ 明細書第2頁第4行、第2頁第9行、第6頁第9行
および第11頁第15行に、それぞれ、「水蒸気のみを
通す膜」とあるを、「水蒸気を透過させる膜」と訂正す
る。 ■ 明細書第6頁第6行に「水蒸気を通す膜」とあるを
、「水蒸気を透過させる膜」と訂正する■ 明細書第7
頁第20行に「におい」とあるを、「において」と訂正
する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水蒸気は通すが空気は通さない膜を備えていて、
    この膜により湿度の高い空気の流路と湿度の低い空気の
    流路とが遮断されており、かつ、この膜の片側にはヒー
    タが設けられていて、このヒータにより前記膜の両側で
    自然対流による空気の流れを生じさせ、前記膜を介して
    高湿度側の空気より低湿度側の空気へ水蒸気を移す結露
    防止機であって、高湿度側の空気の流路には、前記ヒー
    タと前記膜との間に板体が設けられていて、前記高湿度
    側の空気が前記板体のヒータ側を一旦上昇したのちこの
    板体と膜との間を下降するようになっていることを特徴
    とする結露防止機。
JP62124459A 1987-05-20 1987-05-20 結露防止機 Pending JPS63287530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62124459A JPS63287530A (ja) 1987-05-20 1987-05-20 結露防止機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62124459A JPS63287530A (ja) 1987-05-20 1987-05-20 結露防止機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63287530A true JPS63287530A (ja) 1988-11-24

Family

ID=14886044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62124459A Pending JPS63287530A (ja) 1987-05-20 1987-05-20 結露防止機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63287530A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5665146A (en) * 1993-07-03 1997-09-09 Mizobe; Kunitaka Dehumidifier
US5985005A (en) * 1994-10-13 1999-11-16 Mizobe; Kunitaka Dehumidifying device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5665146A (en) * 1993-07-03 1997-09-09 Mizobe; Kunitaka Dehumidifier
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