JPS63286329A - 紙製容器の成形装置 - Google Patents

紙製容器の成形装置

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JPS63286329A
JPS63286329A JP62122279A JP12227987A JPS63286329A JP S63286329 A JPS63286329 A JP S63286329A JP 62122279 A JP62122279 A JP 62122279A JP 12227987 A JP12227987 A JP 12227987A JP S63286329 A JPS63286329 A JP S63286329A
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molding
container
paper
mold
shape
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JP62122279A
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下村 清雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の名称 し産業上の利用分野] 本発明は、紙製容器の成形装置に関するものである。
[従来の技術とその問題点」 従来の紙の抄造法では、比較的緩傾斜の側面を有する皿
形等の紙製容器は抄造により製作できないではないが、
特に側面が底面に対して直立状もしくは急勾配をなす容
器は抄造によって製作することはぐきない。
そのため、紙箱等の紙製容器は平板状に抄造された板紙
を箱の展開形状に打ら抜き、これをさらにトムソン加工
して折り目を型押し形成し、その後打ち抜いた板紙を箱
形状等に組立てることにより製作していた。それゆえ紙
製容器の製造に要する作業工程が多くなり、工程削減に
よるコストダウンを図ることができないものであった。
殊に円筒形状や平面多角形状をなす箱等の紙製容器の場
合には、展開形状が非常に複雑になる上、組立てにも手
間がかかり、大量生産できず、生産単価が著しく高価な
ものとなった。
そこで本発明者は、側面が直立状もしくは急勾配をなし
て底面と交、わる立体形状の紙製容器を、特殊な抄造装
置を用いて最終製品に略対応した形状に抄造し、この後
水分をある程度除去して生乾きの状態にしておいて、プ
レス成形手段により完全乾燥するとともに最終形状に成
形することにより製作せんとしたものであり、この方法
については既に特許用III(特願昭62−57575
1 L、た。
しかして、前記の抄造後の成形においては、第6図およ
び第7図に示すように、成形対象製品である容器形状に
対応する内型(10°)と外型(2G’)とよりなる成
形装置を使用して成形するが、抄造後の水分をある程度
除去上だ生乾き状態の半製品(a)はプレス成形による
圧縮を考慮して通常は側部(al)が最終形状よりもや
や長い寸法に抄造されるため、この半製品(a)を内型
(10’)および外型(20’)のいずれかにセットし
て成形した場合、内型(10°)と外型(20’)との
接合面(16°)(24°)が同図のように対象製品に
相応する成形面(12°)(22°)に連続して設けら
れているものであると、半製品(a)中の紙料分が両型
の接合面からはみ出し、第8図のように成形品の側部上
縁に7ランジ状のパリ(^°)を有した形状となる。こ
のため第5図のごとき最終製品の容器形状に形成するた
めには、この7ランジ状のパリ(A゛)を2次加工によ
りカーブドし除去しなければならなかった。したがって
この2次加工のために製造工程が増しコスト高となるば
かりか、その切断端部が製品容器の側部上縁に現れ、見
栄えが悪く不体裁なものとなり、また当触感も良くなく
、成形による紙製容器としての製品価値が低下する結果
となる。
本発明は、上記に鑑み、紙製容器をこれに略対応した形
状に抄造して成形する場合において、抄造後の水分ある
程度除去された半製品からの成形を、接合部からのはみ
出しによるパリを生じさせることな(行なえ、成形のみ
によって最終形状になし得る紙製容器の成形装置を提供
しようとするものである。
[問題点を解決するための手段J 上記の問題点を解決する本発明の成形装置は、成形対象
の容器外面に相応する成形面を凹部内周に有する成形用
外型と、この外型に嵌入し得るコア部外周に容器内面に
相応する成形面を有する成形用内型とからなり、前記内
型のコア部は成形面の基部側端部に容器側部の厚みに相
当する段部が設けられるとともに、この段部より基部側
外周面が外型との嵌合面として形成され、外型における
前記成形面に連続する開口端側内局面が前記コア部の嵌
合面に対し摺接嵌合可能に設けられてなることを特徴と
するものである。
[作 用] 上記の構成を有する本発明の成形装置によれば、底面と
側面とからなる最終製品の容器に略対応した形状に抄造
されて、かつ水分がある程度除去された生乾きの状態の
半製品を、外型内部あるいは内型コア部の成形面に嵌合
するようにしてセットした状態で、内外両型を嵌合する
とともに前記半製品を圧縮するようにさらに嵌合を進め
ると、前記半製品の側部端縁が内型コア部の成形面の端
部に有する段部に当接した状態に保持されるとともに、
外型の開口端側内周面が内型のコア部基部側の嵌合面に
隙間なく摺接嵌合することとなり、そのため両型の成形
面間に位置する前記半製品中の繊維質の紙料がはみ出す
ことがなく、両型の成形面による所定の成形空隙内にお
いて確実に圧縮され、これと同時に乾燥されて、所定の
最終形状に確実に成形される。
[実施例] 次に本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図〜第3図において、(10)および(20)は本
発明に係る成形装置を構成する成形用内型と外型を示す
。内fi (10)は外型(20)に嵌入し得るコア部
(11)を有しており、このコア部(11)の外周に成
形対象製品である容器(A)の内側底面および側面に相
応する成形面(12)が形成されてぃる。前記コア部(
11)は基部(13)上において容器(A)の深さより
若干高く形成され、このコア部(11)における成形面
(12)の基部側端部に容器側部の厚みに相当する段部
(14)が設けられるとともに、この段部(14)より
基部側外周面が前記成形面(12)と段部(14)によ
る段差を有しかつ基部(13)に対し略垂直面をなす嵌
合面(15)として形成されている。前記コア部(11
)よりフランジ状に突出した基部(13)の周縁部が外
型(20)との接合面(16)となる。
他方、外型(20)は前記コア部(1旬に対応して対象
製品の容器(^)の深さより深く形成された成形用凹部
(21)を、有し、この凹部(21)の開口端側内周面
を除く内面が容器(A)の外側底面および側面に相応す
る成形面(22)として形成されるとともに、この成形
面(22)に連続する開口側端側内周面(23)が前記
コア部(11)の基部側嵌合面(15)に対して摺接嵌
合可能な嵌合面として形成されている。また外型(20
)の開口側端面(24)が内型(10)の接合面(16
)と対接する接合面となる。
したがって外型(20)の嵌合面(23)が内型(10
)の嵌合面(15)と嵌合しかつ接合面(16H24)
同士が対接した状態において、内外両型(10)(20
)の成形面(12H22)間に対象製品の容器(A)の
肉厚に相応する成形用空隙を保有できるようになってい
る。
また上記の内外両型(10)(20)の少なくとも一方
は、その内部または近傍にヒータその他の加熱手段(図
示省略)が装備され、抄造侵の水分がある程度除去され
た生乾き状態の半製品(a)を乾燥するのに好適な温度
に加熱可能に設けられる。さらに前記内外両型(10)
(20)の一方、例えば図のように外型(20)が油圧
シリンダー等により上下動可能に設けられ、両型による
嵌合プレス作用および分離作用を行なうように栴成され
る。図の(25)は外型(20)の所要個所に設けられ
た脱気孔であり、繊維質の紙料分が流出しない程度の比
較的径小の孔よりなり、加熱による蒸気等を排出できる
ように設けられている。この脱気孔を内型に設ける場合
もある。
第4図は側面が底面に対し傾斜したテーバ状をなす容器
を成形する装置における実施例を示しており、この場合
、内型(10)のコア部(11)および外型(20)内
部の容器側部に相当する成形面(12a)および(22
a)がそれぞれ前記容器側部の傾斜に対応した角度の傾
斜面に形成され、さらに上記と同様に、内型(10)の
コア部(11)における成形面(12a)の基部側端部
に段部(14)が設けられるとともに、この段部(14
)より基部側外周面が外型との嵌合面(15)とじで形
成され、外型(20)における成形面(22a)に連続
する開口側端側内周面(23)が前記嵌合面(15)と
摺接嵌合可能に設けられている。
成形対象となる容器(A)は、平面5角形その他の多角
形あるいは平面円形の容器等、図のような平面4角形を
なすものに限らない。また底部が湾曲状をなして側部に
連続する容器の成形も可能になる。
しかして上記の成形装置による成形においては、底面と
側面とからなる成形対象製品である容器(A)に略対応
した形状に抄造され、さらに繊維質の紙料中の水分があ
る程度除去されて形が容易に崩れない程度の保形性を有
する生乾き状態になった半製品(a)を、第2図のよう
に内型(10)のコア部(11)の成形面(12)に被
着するか、あるいは外型(20)の凹部内に嵌合してセ
ットする。この生乾きの半製品(a)は、通常成形によ
る圧縮を考慮して最終形状より僅かに厚くかつ側部(a
l)がやや長く形成されている。
そして前記のようにセットした状態において、内外両型
(10)(20)を嵌合するとともに前記半製品(a)
を圧縮するようにざらに嵌合を進めてプレスすると、前
記半製品(a)は内型(10)のコア部(11)に有す
る成形面(12)の端部に有する段部(14)に当接し
て保持されるとともに、外型(20)の開口端側内周面
(23)がコア部(11)における基部側外周の嵌合面
(15)に隙間なく溶接嵌合することとなる。そのため
両型の成形面(12H22)間に位置する前記半製品(
a)中のItIi質の紙料がはみ出すことなく、両型の
成形面(12)(22)による所定の成形空隙内に保持
されて確実に圧縮され、これと同時に内型(10)の内
部等に装備された加熱手段により、加熱されて乾燥され
、所定の容器形状に確実に成形される。
したがってこれによって成形された紙製容器(A)は第
5図に示すように両型の接合部におけるはみ出しによる
パリを有さず、そのためパリをカットする2次加工の必
要もなく、仕上がりが綺麗になる。しかもやや長くした
側部(al)の紙料成分がそのまま圧縮されるため、側
部上縁の紙料成分の密度が高く、強度が増す。
なお前記の内外両型の成形面に、布目、なし地゛、縮み
模様あるいはマーク等を形成しておけば、前記の成形と
同時に前記の加工を製品表面に施すことができる。
また、底面に対し直立状もしくは傾斜した側面を有する
立体形状の容器等を抄造する手段の1例としては、製造
対象の容器等と略対応形状をなすように形成した抄造用
の型網を用い、この型網を紙料溶液中に浸漬した状態に
おいて内部からの吸引手段により濾水しながら紙利分を
前記型網表面に付着させで抄造する方法が考えられる。
[発明の効果] 上記したように本発明によれば、内外両型の接合部分”
にパリが生じないので、成形のみによって最終製品形状
の容器を得ることができ、成形後のパリを取り除(加工
処理が不要であり、紙製容器のIf造上のコストダウン
を図ることができる。また成形された容器の側部上縁等
に切断面が生じないので、仕上りが美麗でかつ体裁良好
なものとなり、当触感も良好なものとなる。
しかもこの容器側部の紙料密度が高く強度が増し、全体
が一体成形されたものであることとも相俟って、紙製容
器として耐久性に優れ、商品価値の非常に高い製品が得
られる。特に立体形状の紙製容器を、これに略対応した
形状に抄造して成形する製造方法を好適に実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す内外両型を分離した斜
視図、第2図は同上の成形前の拡大断面図、第3図は成
形時の断面図、第4図は他の実施例を示す一部の断面図
、第5図は成形された紙製容器を示す斜視図、第6図は
従来方式の成形装置の斜視図、第7図は同上装置による
成形状態を示す断面図、第8図は同上装置によって成形
された製品の斜視図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、成形対象の容器外面に相応する成形面を凹部内周に
    有する成形用外型と、この外型に嵌入し得るコア部外周
    に容器内面に相応する成形面を有する成形用内型とから
    なり、前記内型のコア部は成形面の基部側端部に容器側
    部の厚みに相当する段部が設けられるとともに、この段
    部より基部側外周面が外型との嵌合面として形成され、
    外型における前記成形面に連続する開口端側内周面が前
    記コア部の嵌合面に対し摺接嵌合可能に設けられてなる
    ことを特徴とする紙製容器の成形装置。
JP62122279A 1987-05-18 1987-05-18 紙製容器の成形装置 Pending JPS63286329A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4884178A (ja) * 1972-02-12 1973-11-08
JPS60127123A (ja) * 1983-12-15 1985-07-06 Matsushita Refrig Co 樹脂プレス成形装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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