JPS63286079A - 記録映像信号再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮五立１ 本発明は、ビデオディスクプレーヤ、ＶＴＲなどの記録
映像信号再生装置に関するものである。

背ｍ 記録映像信号再生装置では、文字や文字の背景などの画
像信号を装置内で生成し、この画像信号を記録媒体から
得られる再生映像信号に適宜合成することによって表示
画面への文字挿入などを行なうことが可能になっている
。

ところで、記録映像信号再生装置である“例えばビデオ
ディスクプレーヤにおいて、静止画再生などの特殊再生
はトラックジャンプによって行なわれるが、ビデオディ
スクには１トラツクに１フレームの画像情報が記録され
ているとすると、隣接トラックではカラーバーストの位
相が１８０°ずれているので、トラックジャンプのとき
に再生映像信号のカラーバーストの位相が反転する。こ
のようにカラーバーストの位相が反転した再生映像信号
により画像表示を行なうと色相が乱れることがある。

このため、従来は、トラックジャンプを行なったとき、
再生映像信号をカラーバーストの位相１８０°に相当す
る時間だけ時間シフトし、時間シフトした再生映像信号
から再生水平同期信号及び再生垂直同期信号を分離し、
これら同期信号を基準にして先述した合成画像信号を発
生することにより、再生映像信号に対する合成画像信号
の相対的な時間ずれが生じないようにしていた。

しかし、再生映像信号に代えて画像表示を行なうために
基準水平同期信号及び基準垂直同期信号に基づいて装置
内で生成した映像信号に合成画像信号を合成する場合に
は、基準水平同期信号及び基準垂直同期信号を基準にし
て合成画像信号を発生しなければならないので、これら
の切換えを行なう必要があり、回路構成が複雑になると
いう欠点があった。

１豆立且１ 本発明は、上記のような従来のものの欠点を除去すべく
なされたもので、簡単な回路構成にて再生映像信号に対
する合成画像信号の相対的な時間を維持し得る記録映像
信号再生装置を提供することを目的とする。

本発明による記録映像信号再生装置は、画像合成するた
めの合成画像信号を固定基準信号に基づいて発生し、こ
の合成画像信号を記録媒体から得られた再生映像信号に
合成する際に、再生映像信号に時間シフトが生じたとき
には合成画像信号も同じ時間だけ時間シフトさせる構成
となっている。

東−」Ｌ−１ 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。

第１図は、例えばビデオディスクプレーヤに適用された
本発明の一実施例を示すブロック図である。図において
、ビデオディスク１はスピンドルモータ２によって回転
駆動され、その記録情報はピックアップ３によって読み
取られる。ピックアップ３の読取信号であるＲＦ信号は
Ａ／Ｄ変換器４でディジタル化された後、再生信号処理
回路５においてＦＭ検波などの処理がされて時間軸補正
回路６に供給される。再生信号処理回路５はフィルタリ
ング、ＦＭ検波、ドロップアウト補正、信号分離などを
行なうものであり、その詳細については本出願人に係る
特願昭６０−２８０７１１号明細書を参照されたい。

時間軸補正回路６はＲＡＭ　（ランダム・アクセス−メ
モリ）とこのＲＡＭをＦ　Ｉ　ＦＯ（Ｆｉｒｓｔ　Ｉｎ
／Ｆｉｒｓｔ　０ｕｔ）メモリとして動作させるための
メモリ制御回路とからなり、再生信号処理回路５を経た
再生映像信号がＲＡＭに書き込まれる。この再生映像信
号をＲＡＭ１．：ＩＩき込むまでの処理に用いられるク
ロックは、再生信号処理回路５で再生映像信号から分離
された再生水平同期信号（ＰＢＨ）あるいはカラーバー
スト信号（ＣＢ）に基づいてＰＬＬ回路７で生成された
ものであり、再生映像信号に同期している。時間軸補正
回路６のＲＡＭに書き込まれたデータは、基準クロック
発生器８で発生される水晶精度の基準クロックで読み出
される。

時間軸補正回路６を経た再生映像信号は信号切換回路９
の一人力となる。信号切換回路９は基準クロックなどに
基づいて信号発生回路１０で生成される映像信号を他人
力としており、再生映像信号又は生成映像信号を選択的
に出力する。信号切換回路９で選択された映像信号は合
成回路１１に供給される。合成回路１１は信号発生回路
１０で生成される文字や文字の背景などの画像信号を信
号切換回路９から入力される再生映像信号又は生成映像
信号に合成する。合成回路１１を経た再生映像信号又は
生成映像信号はＤ／Ａ変換器１２でアナログ化されて映
像信号出力となる。

信号発生回路１０は基準クロックに基づいて生成映像信
号及び合成画像信号と共にＭｔ＄水平同期信号をも発生
するものであり、その具体的な構成については後述する
。この基準水平同期信号はスピンドルサーボ回路１３の
一人力となる。スピンドルサーボ回路１３は再生信号処
理回路５で再生映像信号から分離された再生水平回期信
号を他人力とし、基準水平同期信号と再生水平同期信号
とが同期するようにスピンドルモータ２を制御する。

時間軸補正回路６及び信号発生回路１０には、静止画再
生などの特殊再生におけるトラックジャンプ毎にシステ
ムコントローラ（図示せず）から時間シフト指令信号が
供給される。

第２図は信号発生回路１０の具体的な構成の一例を示す
ブロック図である。同図において、基準信号発生回路２
１は基準クロックに基づいて基準水平同期信号、基準垂
直同期信号、複合同期信号、カラーバースト信号、画像
信号などの種々の信号を発生する。合成画像信号生成回
路２２は基準クロック、基準水平同期信号及び基準垂直
同期信号に基づいて合成画像信号を生成し、映像信号生
成回路２３は基準信号発生回路２１からの複合同期信号
、カラーバースト信号、画像信号などにより再生映像信
号の代わりに表示するための１８１！像信号を生成する
。合成画像信号生成回路２２で生成された合成画像信号
はシフトレジスタ２４を介してセレクタ２５の一人力と
なると共に、直接セレクタ２５の一他入力となる。シフ
トレジスタ２４は所定クロック数、例えば色副搬送波の
周期をＴｓｃとすると、Ｔｓｃ／２に相当する時間だけ
入力信号を時間シフト（遅延）する。セレクタ２５は先
述した時間シフト指令信号に基づいて、時間シフトのと
きはシフトレジスタ２４の出力を、時間シフトしないと
きはシフトレジスタ２４の入力をそれぞれ選択し、合成
画像信号として第１図における合成回路１１に供給する
。

なお、第２図に示した回路は、合成画像信号そのものを
遅延して時間シフトを実現する構成のものであるが、第
３図に示すように、合成画像信号を発生する基準となる
基準水平同期信号を遅延して合成画像信号の時間シフト
を実現する構成とすることも可能である。

次に、かかる構成の信号発生回路１０を有するビデオデ
ィスクプレーヤの動作について説明する。

ＡＤ変換された再生映像信号は再生信号処理回路５でＦ
Ｍ検波されて時間軸補正回路６のＲＡＭに書き込まれる
が、ここまでの処理に用いられるクロックはＰＬＬ回路
７によって生成されたものであり、再生映像信号に追従
しているので、ＲＡＭからの読出し以降の処理を水晶精
度の安定な基準クロックで行なうことにより、時間軸誤
差が補正され、ジッタのない再生映像信号が得られるこ
とになる。また、基準水平同期信号と再生水平同期信号
とが同期するようにスピンドルモータ２が制御され、合
成画像信号は基準水平同期信号及び基準垂直同期信号を
基準に生成されているので、時間軸補正回路６から出力
された時間軸誤差のない再生映像信号と合成画像信号と
の相対的な時間関係は固定され、合成後の映像信号によ
る表示画像も安定なものとなる。

静止画再生などの特殊再生状態では、トラックジャンプ
が行なわれ、１トラツクに１フレームの画像情報が記録
されているとすると、隣接トラックではカラーバースト
の位相が１８０°ずれているので、先述したように、ト
ラックジャンプのときに再生映像信号のカラーバースト
の位相が反転し、このまま画像表示を行なうと色相が乱
れることになる。このため、システムコントローラ（図
示せず）から時間軸補正回路６及び信号発生回路１０に
対してトラックジャンプ毎に時間シフト指令信号が供給
される。これにより、時間軸補正回路６はＲＡＭのアド
レスを操作して、第４図に示すように、再生映像信号を
カラーバースト信号の１／２波長（Ｔｓｃ／２＞だけ時
間シフトする。

その結果、カラーバースト信号の位相の連続性が保たれ
ることになる。

また、このまま再生映像信号に合成画像信号を合成とす
ると、合成画像信号との時間関係もシフトしてしまい、
トラックジャンプする度に表示画面上で合成画像が横に
ゆれることになるので、信号発生回路１０においてシフ
トレジスタ２４及びセレクタ２５の作用により、時間シ
フト指令信号が供給されたときに合成画像信号も同時に
同じ時間だけシフトする。これにより、再生映像信号と
合成画像信号との相対的な時間関係が常に一定となり、
表示画面上での合成画像の横ゆれを防止できることにな
る。

このように、静止画再生などの特殊再生において、再生
映像信号を時間軸補正した後、固定基準信号に基づいて
生成した文字などの画像信号を合成する際に、再生映像
信号をトラックジャンプ毎にカラーバーストの位相１８
０°に相当する時間だけ時間シフトすることにより、カ
ラーフレーミングを維持することができると共に、再生
画面に合成する文字などの画像信号も同じ時間だけ時間
シフトすることにより、表示画面上で合成画像の横ゆれ
が発生することもないのである。なお、シフトする時間
の長さは、ｎを整数として、（ｎ＋（１／２）ｌ）Ｔｓ
ｃであれば良いが、シフトによる同期信号の時間の変動
は少ない方が良いので、ｎ＝±１によって与えられる時
間長が最も望ましい。

このような効果は、第５図に示すように、合成回路１１
の後段にシフトレジスタ５１と、このシフトレジスタ５
１の入力又は出力を選択するセレクタ５２とを設け、画
像合成後の再生映像信号を時間シフトする構成によって
も得られる。しかしながら、第５図の回路構成では、シ
フトレジスタ５１及びセレクタ５２として再生映像信号
のビット数（例えば、８ビツト）の幅のものが必要とな
るのに対し、第２図、第３図の回路構成では、シフトレ
ジスタ２４及びセレクタ２５として合成画像信号又は基
準水平同期信号のビット数（例えば、１〜２ビツト）の
幅だけのもので良い。また、時間軸補正回路６における
ＲＡＭのアドレス操作は容易であるので、第１図の構成
の方が全体として少ないハードウェアで実現できること
になる。

なお、第１図に示した実施例では、静止画再生などの特
殊再生はトラックジャンプによって行なうものとして説
明したが、時間軸補正回路６と信号切換回路９の間にフ
ィールドあるいはフレームメモリを置き、これを用いて
特殊再生する場合にも、本発明は同様に適用できる。こ
の場合は、フィールドあるいはフレームメモリへの書込
みを行なうか否かを制御し、読出しは常に行なうことに
より、静止画再生などの特殊再生が行なえるが、読み出
された再生映像信号にトラックジャンプの場合と同様に
不連続点が生じるためにカラーフレーミングが維持され
ないことがある。そこで、時間軸補正回路６におけるＲ
ＡＭの代りにフィールドあるいはフレームメモリのアド
レスを操作し、再生映像信号を時間シフトすると共に合
成画像信号も同じ時間だけ時間シフトすることにより、
上記実施例の場合と同様の効果が得られる。

また、上記実施例においては、映像信号の再生処理をデ
ィジタル的に行なうビデオディスクプレーヤに適用した
場合について説明したが、映像信号の再生処理をアナロ
グ的に行なうビデオディスクプレーヤにも適用可能であ
る。しかしながら、ディジタル的処理の方が時間シフト
、画像合成などを正確に行ない得るので、本発明は映像
信号の再生処理をディジタル的に行なうビデオディスク
プレーヤに特に適している。更には、ビデオディスクプ
レーヤに限らず、ＶＴＲなどの記録映像信号再生装置の
再生信号処理にも適用できる。

１且五豆玉 以上説明したように、本発明による記録映像信号再生装
置によれば、画像合成するための合成画像信号を固定基
準信号に基づいて生成し、この合成画像信号を記録媒体
から得られた再生映像信号に合成する際に、再生映像信
号に時間シフトが生−じたときには合成画像信号も同じ
時間だけ時間シフトさせることにより、簡単な回路構成
にて再生映像信号に対する合成画像信号の相対的な時間
を維持し得るので、再生映像信号に時間シフトが生じて
も表示画面上で合成画像の横ゆれが発生することはない
のである。

また、再生映像信号に対する合成画像信号の相射的な時
間を合成画像信号の時間シフトによって維持でき、しか
もこの時間シフトを容易に行ない得るので、少ないハー
ドウェアで実現できることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図はビデオディスクプレーヤに適用された本発明の
一実施例を示すブロック図、第２図及び第３図は第１図
における信号発生回路の構成の具体例を示すブロック図
、第４図は映像信号出力のタイミングチャート、第５図
は本発明の実施例に対する参考例を示すブロック図であ
る。 主要部分の符号の説明

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録媒体を演奏して読取映像信号を得る演奏手段
   と、前記読取映像信号を再生処理して再生映像信号を出
   力する信号処理手段と、画像合成するための合成画像信
   号を固定基準信号に基づいて発生する合成画像信号発生
   回路と、前記再生映像信号に前記合成画像信号を合成す
   る合成回路とを備え、前記合成画像信号発生回路は前記
   再生映像信号に時間シフトが生じたとき前記合成画像信
   号を前記再生映像信号と同じ時間だけ時間シフトさせる
   ことを特徴とする記録映像信号再生装置。
2. （２）前記再生映像信号の時間シフトは、カラーフレー
   ミングを維持するために必要に応じて所定時間だけ行な
   われることを特徴する特許請求の範囲第１項記載の記録
   映像信号再生装置。
3. （３）前記合成画像信号発生回路は、生成された合成画
   像信号を入力とするシフトレジスタを含み、前記シフト
   レジスタの入力又は出力を選択することによつて前記合
   成画像信号の時間シフトを行なうことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項又は第２項記載の記録映像信号再生装
   置。
4. （４）前記合成画像信号発生回路は、前記固定基準信号
   を入力とするシフトレジスタを含み、基準信号として前
   記シフトレジスタの入力又は出力を選択することによっ
   て前記合成画像信号の時間シフトを行なうことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項又は第２項記載の記録映像信
   号再生装置。